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2015.05.28

ごま金@御徒町

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 御徒町駅南口からすぐ。上野松坂屋南館の裏あたりで、駅から近い割には人通りの少なそうなところ。以前「海老だしの哲」があったところで、あっという間に他の店になり、その店もこれまったあっという間に閉店。いずれもTETSUグループの店ですが、目まぐるしく開閉店を繰り返しているところを見ると実験店舗みたいな位置づけなのかも。先客ゼロ、後客5。

 今回の店は担々麺メインで、店内の券売機で基本の「担々麺(800円)」を注文。辛さは5段階あってデフォルトが3とのことなので、3で注文。なおランチタイムはご飯無料サービスあり。最近の担々麺の店には珍しく、「汁なし」がありません。

 店内は従前と大きくは変わっておらず、L字型カウンター15席くらいと、大きめのボックス席が4セット。ラーメン屋にしては明らかに大きすぎで、駅に近い割に人通りも少なくて、この店はどう転んでも採算取れないでしょうなぁ、たぶん。哲資本じゃなかったらまず持たないかと。

 卓上にはいり胡麻、山椒、黒こしょう、ラー油、お酢と、担々麺の店にしては珍しいくらい調味料がゴテゴテ。

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 驚いたことに浅い丼で登場。おまけにドロドロのスープの量が少なく、いかにもあっという間にスープが冷めてしまいそう。辛さ”3”で頼んだはずですが辛さ・痺れともたいしたことはなくて拍子抜け。辛いもの好きな人なら”5”じゃないと物足りないでしょうし、この辛さ・痺れ具合だとスープの少なさと相まって厳冬期には不満を覚えるんじゃないかと。

 ただ良くいえば辛さ、痺れ、そしてゴマだれの甘みのバランスが良く、魚介&鶏ベースのスープがこれまた良い下支えになって、食べやすい仕上がりになっているかと思います。

 麺はカネジン食品製のようですが、細めのほぼストレート、しかも固めでゴワゴワした食感。全く担々麺っぽくなく、これをユニークで面白いと取るか、全く担々麺に合わないと取るか微妙なところ。個人的には担々麺にはダメだと思いましたが。またこの店は大盛りを出さないそうですが、それは店が主張する「麺とスープのバランス」もさることながら、単にこの麺がのびやすいからじゃないかと。

 また具材にニラが目立ちますが、これは台湾まぜそばの影響なのかも。スープが少なく、かつドロドロスープを麺に絡ませて食べる他ないところを見ると担々麺というよりは汁なし担々麺ないし台湾まぜそばに近い気もしますが、その割には麺がしょーもない。

 麺の量も多くはないので麺を食べ終わっても引き肉、ネギ、ニラなどが丼に大量に余ってしまいます。従って無料のライスを台湾まぜそばの「追い飯」的に活用して完食。逆に言えばご飯は無料じゃなかったら割高でしょうなぁ。

 悪くはないのですが、いろんな意味で中途半端な一品だと思いました。

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