【閉店】一力堂@小川町
都営新宿線「小川町」駅から靖国通りを西へ。小川町交差点と駿河台下交差点のほぼ中間で、ヴィクトリアの手前。近隣に「ぱんだ」あり。先客7、後客5。
店内の券売機を見て、基本と思しき「ラーメン(750円)」と「ご飯(50円」を注文。ご飯はタクアン付き。ラーメンは麺の堅さと背脂の量が調整できるようで、麺堅めで注文。
なおご飯は大盛り無料とのことでしたが、並にしました。メニューは醤油ベースの「ラーメン」と「味噌ラーメン」の2本立て。
店はさほど広くないにも関わらず、コの字型カウンター15席ほど。たまたま先客に学生のグループ客がやってきたためかなり待たされましたが、このキャパでスタッフ2人だとちょっとしんどそう。
スープは判りやすい鶏ガラベース。店の能書きから察するに「ますたに」や「魁力屋」を意識したようなスープですが、「ますたに」はスープが三層構造で底に辛み成分を忍ばせてあるのがウリなのに対し、ここは最初からピリ辛でいたって単層的。
背脂は細かく、見た目ほど脂っぽくはありませんが、背脂の甘みを感じさせるほどでもなし。スープに程よいコクを与えてはいますが、背脂多めでも良かったかな。
麺は細めのストレート。固めで注文したせいかややボソボソした食感ですが、すぐにスープに馴染んできました。デフォルトが柔らかすぎる「ますたに」よりははるかに好み。ただ量が少なく、ご飯をつけないと物足りないかと。
チャーシューは薄くてややパサパサした感じでイマイチ。九条ネギはデフォルトだとこの手のラーメンにしてはちょっと量的にもの足りないかな。「ネギ取り放題」どころか「ネギ多め」のオプションもないのは残念。
個人的には近隣の「ぱんだ」よりは好みですが、コストパフォーマンスが良いとは言い難いので場所柄長持ちするかどうか。
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