善光寺御開帳参拝
数え年で七年に一度、秘仏である御本尊の御身代わり 「前立本尊」を本堂にお迎えして行う「善光寺前立本尊御開帳」に行ってきました。
参拝だけが唯一無二の目的で、行き帰りとも高速路線バス利用という何とも慌ただしいものですが(自嘲)
長野駅から善光寺までは緩やかな坂を上って30分くらい。仁王門から山門にかけての「仲見世」はもちろん、仁王門の前にも延々と土産物屋や飲食店が軒を連ねていて、実に賑やか。
山門に昇っている人もちらほら。
御開帳参拝の手始めは回向柱タッチ!回向柱と前立本尊が綱でつながっていて、回向柱に触れることで前立本尊に触れるのと同じ功徳があるんだとか。
なお回向柱タッチの行列に並んでいる時にたまたま住職が通りかかって御数珠で頭をちょんちょんと、いわゆる「お数珠頂戴」の幸運に浴しました。
その後は内陣に入って前立本尊を参拝。ディズニーランドか!っちゅーくらい延々と並ぶ羽目になりましたが、畳の上だし、暑くも寒くもないので並ぶ環境としては非常に恵まれた部類。
その後は「お戒壇めぐり」。真っ暗闇の回廊を壁伝いに歩きながら「極楽の錠前」を探すものですが、なにせ人が多いので暗闇の中で前の人にぶつかることもしばしば(苦笑)
さらに鍵があるところでは前のほうでガチャガチャと音がするので、判らないまま終わることはまずないかと。
なお「お戒壇めぐり」は御開帳とは関係なくいつでも体験可能なせいか、リピーターっぽい団体さんはここまでは来ないようです。
参拝の後は長野駅前の「油や」で「戸隠おろしそば」を賞味。店の人に麺をひっくり返しながらよく混ぜて食べるようにと指導を受けましたが、おろしそばながら天かすが結構入っているので思いのほかこってりした味わい。
麺は黒っぽい細麺ながらコシがしっかりしていて大満足。
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