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2015.06.30

加古川のかつめし@いろはーず

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 「加古川の人帰られへん」で有名な加古川が推しているB級グルメ「かつめし」。加古川駅前のアーケード街にある「いろはーず」で試食してみました。

 ほぼかつめしの専門店のようで、ベースは伝統的な「赤いかつめし」の他にホワイトソースベースの「白いかつめし」やほうれん草やバジル等を加えた上にスパイシーに仕上げた「グリーンかつめし」など。

 かつのほうもビーフ、ポーク、チキン、白身魚等々各種あり。今回は最も基本と思しき「赤」の「ビーフかつめし(880円)」を注文。

 店は外観・内装とも洋食屋さんっぽいのですが、店員はなぜかカウボーイハットを被っています。2人掛けないし4人掛けテーブルがずらずらと並んで全部で20席強。

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 大きなお皿で登場。かつの上にデミグラスソース風のタレがべっとり。酸味は強くなく、スパイシーでもなく、かなり甘めの味わい。それはともかくかつが極端に薄くて拍子抜け。簡単に噛みきれるようにとの配慮なのかもしれませんが、あんまりかつを食べた気がしないんだよなぁ・・・その割には食後はずっしりと重く感じました。

 茹でキャベツが付いてきますが、これにはドレッシングはかかっておらず、かつの上のタレをつけて食べる模様。

 またお皿で出てくるのに「かつめし」は箸で食べるのを前提としているみたい。正直食べづらくて参りました。

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2015.06.29

ごらんアウェー:鳥栖2015(下) ~ 宇佐神宮

ごらんアウェー:鳥栖2015(中)から続く)

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中津からさらに足を伸ばして宇佐へ。宇佐といえば我らが守護神西川周作の出身地ですが、まだ駅前に銅像は建っていません。

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そして宇佐といえば「U・S・A!」。

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駅裏の山にもなぜかU・S・A・・・

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宇佐に来た主目的は宇佐神宮の参拝。宇佐駅から4kmほど離れており、バスの便も良いとは言い難いのでレンタサイクルをあてにしていたのですが、駅前のレンタサイクルを扱っているはずの店はなんと日曜なのに休業。

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境内にはかつて宇佐神宮と宇佐駅を結んでいた宇佐参宮線で使用されていた機関車が保存されていました。公園等で野ざらしになっている機関車と比べるとピカピカで良い感じ。

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境内はかなり広く、しかも途中から緩い丘を登る格好になります。

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西大門。

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八幡様の総本宮である宇佐神宮では左の一之御殿、中央の二之御殿、右の三之御殿の順にお参り。しかもニ拝四拍手一拝が作法。

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麓の下宮も忘れずに。

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2015.06.28

【TV短感】女子W杯準々決勝:日本 1-0 豪州

・終始日本が押し気味ではあるもののなかなか点が入らない。こういう試合展開は往々にして押している側が一発を喰らって負けてしまいがちですが、延長戦突入がちらちらし始めたタイミングでセットプレーの流れから岩渕がゴールをもぎ取って日本がそのまま逃げ切り勝ち。苦しい試合を途中投入の選手が決めてしまうとは佐々木監督恐るべし。

・岩渕は大会直前に故障。過去怪我が多かったこともあってか、岩渕はこれまでなでしこジャパンの主力でもなんでもなく、代わりの選手を招集して然るべきと私個人は考えたのですが、佐々木監督が岩渕復帰に賭けたのが大当たり。

・なかなか点が入らなかったので苦しい試合になってしまいましたが、手数では日本が優勢だったのは間違いありません。時折豪州がカウンターで見せ場を作るものの、雑というか無理やりというか、チャンスになりかかったところであまり可能性のないシュートを撃つだけで日本守備陣にとってさしたる脅威にならず、海堀も枠内シュートを難なくキャッチ。

・というか、カウンターしか攻め手がないので日本は豪州の攻めをスローダウンさせて後方でブロックを作ってしまえば豪州は手も足も出ませんでした。男子みたいな力任せの放り込みは1点取られてから破れかぶれっぽく試行するに留まりました。トリックプレーを多用すると言われたセットプレーのチャンスも前半1回あっただけ。ラウンド16でグループリーグ3戦全勝のブラジルを破ったくらいなので弱いはずはないのですが、豪州は日本が苦手なのかなぁ???

・豪州がこれといった決定機を作れない一方、日本は何度が豪州ゴールに迫るものの、大野が、宮間が、大儀見が決定機でシュートを枠に飛ばせない。セットプレーでも惜しい場面がありましたが豪州守備陣の必死のディフェンスでゴールを割れず。

・両チームにとってこの試合難儀だったのは会場の暑さ。日程上は豪州が有利だったはずですが、先に足が止まったのは豪州で後半半ば過ぎには棒立ちになる選手が続出。延長戦になれば日本も動けなくなる懸念がありましたが、そうなる前に試合を終えられたのは幸いでした。もっとも佐々木監督は延長入りを考えて交代枠を余していたのですが。

---大儀見-大野---
宮間--------川澄
---阪口-宇津木---
鮫島-熊谷-岩清水-有吉
-----海堀-----

得点:87分 岩渕

72分 大野→岩渕
90分 阪口→澤

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【観戦記】15年第17節:浦和 5-2 新潟

・後半半ばを待たずして4点差がついてからは明らかに浦和の選手達に緩みが見え始め、槙野なんか普段なら絶対にしないであろう無謀な攻撃参加をし始める始末。(審判の判定に疑問がつくにせよ)くだらない2点を献上し、おまけにチームのパフォーマンスは選手を代える毎にどんどん悪化するテイタラク。いつも苦戦しがちな新潟相手に久しぶりの大勝だった割には今一つお祭り気分が盛り上がらない試合でした。

・とはいえ、無敗かつホーム全勝でファーストステージ終了。阿部がスピードラーニング効果(?)で劇的に向上した日本語力で、これまた画期的に向上した挨拶力をもって次なる闘いに臨むことを高らかに宣言し、これ以上ないシーズンの中締めに。

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・新潟は驚いたことに第5節以降スタメンどころか出番も少なくなっていた達也を久しぶりにスタメン起用。この策は序盤奏功して悪くはなかったのですが、レオシルバ不在の中盤の面子が固定しないことを合わせ、勝ち点が付いてこないチーム状態を打破すべく柳下監督が試行錯誤を繰り返しているようでもあり、中期的な観点からすればあまり芳しくない話。

・達也が広範囲を走り回るので新潟の守備時のフォーメーションが判りにくかったのですが、基本5-3-2で2トップが浦和の最終ラインからのビルドアップを制限し、浦和がサイドに持ち出したところでボールを奪い取りにゆくような狙いでしょうか。達也が再三全速力で槙野に絡んでゆく姿は圧巻でした。

・序盤はこれが良く機能して浦和苦戦。浦和は祝勝会気分が抜けないのか、出足は概して新潟のほうが良く、浦和は球際での競り負けが目立つ上にパスミスも目立ちました。パスミスから達也→ラファエル・シルバの抜け出しを許す大ピンチがありましたが、西川が果敢に飛び出して防ぎ、こぼれ玉を拾った山崎のシュートは宇宙開発。

・ところが興梠にボールが入りだしてからはレオシルバ不在の新潟の中盤の弱さが明白に。新潟は浦和と同一フォーメーションで至る所でマンツーマンになっているはずなのに、浦和のパス回しに翻弄されて一生懸命走っている割にはボールが取れず、次第に守備が後手に回りがちに。

・森脇→興梠→梅崎がエリア内でPKを得た場面はコステースが後ろから押したものと判定されたのかもしれませんが、そのPKを興梠が決めて浦和がラッキーな形で先制。

・2点目は武藤との壁パスで前に出て来た阿部がシュートを放ったところから。シュートは惜しくもバーに弾かれましたが、その跳ね返りを武藤が蹴りこんでゴール。狙って蹴ったというよりはカウンターを喰らわないようにとりあえず蹴ったみたいな感じでしたが、好調というか持っているというか、そんな選手は何をやってもゴールが入る。

・その前に新潟は浦和CKからのカウンターでチャンスを得ましたが、コステースのシュートは西川がセーブ。そして2点目を取られた新潟は負け癖が染みついたチームそのものに成り果ててしまい、早々に戦意喪失。柳下はもう守備しかできなくなった達也を前半だけで見切りをつけて山本を投入しましたが、当然ながら瓦解している守備のテコ入れには何の効果もありませんでした。

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・興梠にいいようにやられつづけるCB大井の出来は新潟サポから見れば万死に値するのではないかと思うのですが、浦和3点目は武藤のパスを受けて興梠が大井の裏を取ったところから。興梠のシュートはポストに嫌われたものの、跳ね返りをまたもや武藤が詰めてゴール。まるで「さぼらなかった奴のところにボールが転がってくる」との格言(?)の見本。それ以上に中盤でいとも簡単にボールを回される新潟はなんなんだ???

・4点目は阿部が高い位置でボールを奪ってからのショートカウンター。ボールを拾った柏木の前にはぽっかりとスペースが空いており、これまたマークが全く付いていない興梠に簡単にパスを通してあっけなくゴール。

・あまりにも不甲斐ない新潟の出来を見て、ミシャは出場停止の宇賀神に代わって久々出場&無難な働きを見せた平川を労うごとく早々にズラタンと交代。関根が右WBに回って梅崎が左WB、ズラタンは興梠に代えて1トップに入りましたが、このズラタンの出来が良くなかった。

・興梠があれほど好きなようにボールを収めていたのに対し、ズラタンが1トップに入ってから浦和のボールの動きが急速にぎこちなくなってしまいました。4点失ってから新潟がなぜか4-4-2に布陣を変更して勝手が違ったのもあるかもしれませんが。

・世界を驚かせた(苦笑)西村主審の帳尻合わせとしか思えない謎のPKで1点を失ってから、ミシャは武藤に代えて高木を投入。前目の選手で唯一得点がない高木になんとか点を取らせてやろうというミシャなりの親心なのかもしれませんが、高木は気ばかり焦って空回り。加えて武藤の後に出てくると献身性に欠けるのが丸判り。悪く言えば「ボールが来た時にしか動かない」。昔の原口もそんな感じでしたが、それでも使ってもらえた比類なき決定力を高木が持っているわけでもなく、もうそんなにチャンスはもらえないんじゃないかと。

・攻守とも緩々になった浦和は柏木FK→那須が高い打点のヘッドで5点目を奪ったものの、直後に加藤→指宿にあっさりと最終ラインの裏を取られて(といってもオフサイド臭いのですが)やらずもがなの2失点目。ATにズラタンの決定機も寸前で大井にクリアされ、大勝の割には尻すぼみでなんだかなぁな雰囲気のまま試合終了。

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-----興梠-----
--武藤----梅崎--
関根-阿部--柏木-平川
-槙野--那須--森脇-
-----西川-----

得点:21分 興梠(PK)、35分 武藤、50分 武藤、57分 興梠、77分 那須
 
59分 平川→ズラタン
72分 武藤→高木
82分 興梠→李

・橋本は宇賀神出場停止で巡ってきたチャンスにスタメン出場できなかっただけでなく、途中出場の機会すらもらえませんでした。途中から左WBに回った梅崎がヘロヘロだったので最後の交代はてっきり橋本投入だと思ったのですが、なんと最後の交代は興梠→李。夏場の連戦でWBのローテーションは必須と思われますが、ミシャが宇賀神・関根の次は平川、そして梅崎のWB配転で切り盛りする腹積もりだとすると橋本の立場は極めて苦しいものに。神戸戦で渡邉に競り負けてまた印象を悪くしたのかなぁ。

・永田もCBのベンチ入り枠を岡本に奪われてしまいました。これまた仙台戦・柏戦と出場機会を得た試合で失態の連続だった以上やむを得ないかと。最後の挨拶でなんで永田だけ白のポロシャツなのかは謎。

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-----ラファエル-----
--山崎----達也--
コルテース-加藤--小泉-川口
-大野--大井-舞行龍-
-----守田-----

得点:68分 ラファエル シルバ(PK)、81分 指宿

HT 達也→山本康
58分 大野→成岡
58分 山崎→指宿

・2点取られてチームがあっという間に意気消沈してしまうところを見ると、柳下監督はもう全く求心力を持っていないのかも。どんなに「良い試合をしている」と外野に評価されていてもこうも勝ち点が伸びない、しかも今年だけでなく昨年からずっとそうだとさすがに選手がついてこない。レオ・シルバの穴がでかすぎるのは気の毒ですが、更迭されても不思議はないような・・・

・戦術的にはなんで柳下が浦和相手にわざわざ4-3-2-1を採用するのかが非常に不可解。新潟は浦和に全然勝っていないとはいえ、4-4-2で前からガンガンプレッシャーをかけていた時期のほうがはるかに内容が良かったのに、昨年第25節で付け焼刃的に3-4-2-1を採用してから自爆続き。

・同世代の関根vs川口が浦和左サイドで対峙するも実力差は歴然。でもなぜか川口がU-22代表なんだよなあ(苦笑)

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2015.06.27

はちどり@板橋区役所前

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 旧中山道「不動通り商店街」の中ほど。先客6、後客ゾロゾロ。

 メニュー先頭の「にぼしラーメン(700円)」を注文。券売機はなく後払い制。他に「丸鶏ラーメン」「花かつおつけ麺」など。

 内装は蕎麦屋っぽい小ざっぱりした感じで壁に向かってカウンター5席、4人掛けテーブル2卓、さらに小上がりに4人掛けテーブル2卓。

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 煮干は動物系出汁と合わせながら程よく効かせた塩梅ですが、ちょっとえぐみなり魚臭さなりが出てしまったかな? また無化調にありがちな物足りなさは全く感じないのですが、その反面かえしがややきつくて、飲み進むと少々しょっぱく思うようになってしまいました。もっとも食後のすっきり感は無化調ならでは。

 麺は並太ストレート麺で、心持ち堅め。歯応えが良く、スープの絡み・相性もいうことなし。後客が2人大盛りを頼んでいましたが、特に量が少ない気はせず。でもご飯のおかずにはなりそうもないので、量が欲しい時は大盛りが正解かも。

 海苔、白髪ネギ、ほうれん草、メンマ、小さめのチャーシュー

 総じてこの出来だと「丸鶏ラーメン」で再訪の価値あり。

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2015.06.26

【展望】15年第17節新潟戦

・ファーストステージ優勝で中間目標は達成しましたが、今年のレギュレーションではチャンピオンシップを闘う上は年間1位になるほうが圧倒的に優位なので、ファーストステージの残り試合といっても消化試合にはなりようがありません。

・ファーストステージ最終節の相手は毎度毎度浦和に勝ち点3をプレゼントしてくれる新潟。どんなに塩試合だろうか、いや内容では圧倒的に新潟が押していようが、終わって見ればいつもいつも浦和が勝っています。

・ハードワークが持ち味の新潟。昨年はチャンスの数では相手を優に凌駕しながらも悲しいほどに決定力がなく、「良いサッカーをしている」と称えられながらも得点力不足に泣き、惜敗を繰り返して12位に終わりました。

・今年はオフに田中亜土夢が海外に逃亡してしまうアクシデントに見舞われたものの、山崎を加えてジュビレックス化を一段と推し進め、さらに弱点だった左SBに元ブラジル代表のコルテースを加えてそれなりに戦力強化。さらに昨年「ダメ・シルバ」と酷評されていたラファエル・シルバが覚醒して開幕からボコボコ点を取り始めたので新潟の戦績は一気に向上しそうなものですが、意外にも今度は守備が決壊して勝てなくなってしまいました。

・運が悪いことに攻守の要というか大黒柱というか、とにかく全く代えが効かない選手であるレオ・シルバが急性胆のう炎で第12節から長期離脱。おまけにラファエル・シルバも第10~13節に離脱したこともあって点は取れない上に失点を重ねる試合が続いて一時最下位に転落。前節湘南に勝ってようやく17位に上がったところ。

・レオ・シルバの離脱で新潟のハイプレスが機能しなくなったのが失点増の主因かと思いきや、新潟の失点増はレオ・シルバ離脱以前から見え隠れしているので問題は少々厄介かつ複雑。ラファエル・シルバがあんまり守備をしないのが良くないのかも。といってラファエルを外すとまた絶望的に点が取れない以前の新潟に逆戻りだし。

・また新潟の布陣は開幕時こそいつもの4-2-2-2だったのですが、第9節松本戦から3-4-2-1ないし3-4-1-2を併用。端的に言えば相手が3バックの場合は、新潟も3バックにして相手を掴まえやすくした模様。思えば昨年の対戦時(25節)にも柳下監督は付け焼刃的に3-4-2-1を採用してきたので、今回も同じフォーメーションを敷いてくるものと思われます。

・フォーメーションの変化こそあれやることは同じで前目からの積極果敢なプレッシング&ショートカウンターが最大の武器。ただ前節湘南戦を見るとレオ・シルバ不在が響いて高い位置でのボール奪取が出来ないので、いったん5-4-1の布陣を敷いて後方で我慢する時間も目立ちました。

・ボールを奪ったら縦に速い攻めを繰り出してきます。ラファエルはボールキープが巧みな上に、サイドからのクロスのターゲットにもなり、また独力で局面を打開する能力も持っているので極めて面倒。ラファエルにボールが収まると後方からワラワラ攻め手が湧き出てきて見応えあり。前節湘南戦ではベンチスタートでしたが、なんで頭から使わないのか非常に不可解でした。

・従前4-2-2-2で対峙した際には新潟はサイド攻撃で何度もチャンスを作っていましたが、3-4-2-1に変えてからはサイドからの仕掛けは目立たなくなったような気がします。たまにコステースがごりごりと上がっては来ますが、そこからのクロスを積極的に活用しているようには見えず。

・浦和が毎度新潟に苦戦する(でも最終的には勝ってしまうのですが)のは新潟のハイプレスにガチンコでぶつかりに行くからでしょう。ロングボールを多用してハイプレスを回避するとか、新潟にボールを持たせてしまうとか、新潟の良さを消しにかかるチームも少なくありませんが、ミシャはそういうことはまずやらないからなぁ・・・同一フォーメーションで臨んでくる新潟には対面の相手をぶちのめして一気に局面を打開する、これ一本槍。

・長期離脱中のレオシルバは先週再来日しましたが、リハビリに時間がかかるでしょうから復帰はセカンドステージにずれ込むかと。

・さらにアギーレ・チルドレン(笑)右SB松原も右外側半月板損傷でこれまた長期離脱中。さらにFW鈴木武蔵も故障したのか第12節からベンチにも入っていません。

・加えて次節は左CB前野が出場停止。リーグ戦4試合しか出ていないのにイエロー3枚累積で出場停止ってどんなCBやねん・・・おそらく本来レギュラーCBである大野が出てくるので何の問題もないと思いますが。

・柳下監督は勝ち点が伸びない中で試行錯誤を繰り返しているのか、スタメンはやや流動的。浦和戦では右WBに川口、ボランチに成岡を起用してくる可能性も。達也は今年コンスタントにベンチ入りするも終盤に短時間起用されるだけに留まっています。

・浦和は宇賀神が出場停止。いよいよ橋本が満を持してスタメン出場するものと思われますが、ここで梅崎が左WBに転用されるようであれば、今年の橋本の立場は極めて苦しいものになってしまいます。対面が比較的楽な相手だけに橋本が持てる力、宇賀神とは違った持ち味を存分に出せると良いのですが。

・逆サイドでは関根がコルテースと対峙。前節は相馬に決定的な仕事をさせてしまいましたが、今節もまた対面が面倒。

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<前節:湘南 1-3 新潟>

-----指宿-----
--山崎----山本--
コルテース-加藤--小林-小泉
-前野--大井-舞行龍-
-----守田-----

得点:63分 加藤、65分 ラファエル・シルバ、85分 山崎

HT 小林→成岡
HT 指宿→ラファエル・シルバ
82分 山本→達也

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2015.06.25

【閉店】まじぇSOBA@高田馬場

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 高田馬場駅から神田川沿いにぷらぷら東へ歩いて新目白通りにぶち当たったところに立地。「東京Mods」の跡地。先客ゼロ、後客2。

 メニューは「まじぇSOBA」と「辛まじぇSOBA」のみで「まじぇSOBA・大(650円)」を注文。並(250g)・大(350g)は同値段。ライスも無料とのことでしたが、それは割愛。また中華スープがおまけについてきました。

 券売機は「東京Mods」のものと同じでメニューボタンがなく、メニューに記された番号をテンキーで押す方式。年寄りには説明が要るでしょうなぁ、これ。

 店内も前店同様で横長カウンター8席。カウンターの背後のスペースがほとんどなくて非常に狭小。適宜引き戸をずらして入退出。

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 ひとしきりまぜまぜして見たところ、酢の香りがつーんと鼻を刺激して意表を突かれましたが、味わいの上で特に酸味が強いわけではなく、鰹や昆布出汁を効かせた醤油だれが支配的。

 ただデフォルトのままだと極太麺にはさすがに弱すぎて頼りないので、自家製ラー油を適宜投入してピリ辛に。麺自体は噛み応えが良く、もっちり感も楽しめてまずまず。

 チャーシューはややパサつきがあってイマイチ、他にメンマ、青ネギ、刻み玉ねぎ、海苔。

 350gあるというのが意外に思えるくらいあっという間に完食し、量的にはご飯をつけても良かったかなと思いましたが、台湾まぜそばや汁なし担々麺みたいに食べ終わりに具がやたらあまるわけでもないし、汁っ気のないまぜそば自体はご飯のおかずにもならないので、ご飯をつけたらつけたで持て余したかも。

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2015.06.24

【TV短感】女子W杯決勝トーナメント1回戦:日本2-1オランダ

・試合終了間際にGK海堀の珍プレーが飛び出して1点差になり、無駄にヒヤヒヤさせられましたが、試合内容は日本の完勝。早い時間帯に先制し、前半何度かあった決定機で追加点が取れていれば楽勝だったでしょう。

・大儀見のシュートがバーを叩き、相手の中途半端なクリアを有吉が後方から走りこんで早々に先制。オランダは4-3-3の布陣ですが、陣形が終始間延びしていて中盤がスカスカ、とりわけバイタルエリアがスカスカで、細かくパスを繋ぐ日本にとってはやりやすい相手。実際前半終了にかけて宮間が、鮫島が、大儀見が決定機を掴みますが、いずれも決めきれず。

・オランダは3トップにスピードがあって、日本は裏を取られるピンチもありましたが、シュートを空振りするなどフィニッシュに精度を欠く嫌いあり。いかにもオランダっぽく大きくボールを展開してはサイドに目一杯開いたアタッカーが再三中へ斬りこんでくるも、クロスの精度が今一つ二つ。

・オランダ対策としては要はスペースを与えなければ良いだけの話で、早々に先制した日本は後方にブロックを作ってしばし我慢。にも関わらず、変な形でボールを失ってカウンターを喰らう場面がしばしば見られたのは要反省。また玉際の競り合いで負ける場面も目立ちました。ただいずれも相手に決定機を与えるには至らず。

・もっとも危なかったのはCKで鮫島のクリアミスがゴールマウスを襲った場面。ここは海堀が手を使えることを思い出したようでスーパーセーブ。

・危ない場面を凌いだ直後にカウンターで阪口が待望の追加点。大儀見→宮間→(岩渕スルー)→阪口と複数人の選手が絡んでの日本らしい素晴らしいゴールでした。

・最後の最後でオランダは単なるパワープレーに出てきましたが、これもさしたる効果なし。でもまさか試合終了後に海堀がGKはエリア内で手が使えることを忘れるとはなぁ(苦笑)

---大儀見-大野---
宮間--------川澄
---阪口-宇津木---
鮫島-熊谷-岩清水-有吉
-----海堀-----

得点:10分 有吉、78分 阪口

66分 大野→岩渕
80分 川澄→澤(宇津木アンカー、岩渕SHの4-1-4-1へシフト)(

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一金@要町

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 有楽町線要町駅から山手通りを南へ。千早1丁目交差点を西へ入ってすぐ。目の前が国際興業バスの車庫。先客ゼロ、後客1。

 味噌らーめん専門店のようで、基本の「味噌らーめん(700円)」を注文。太麺・細麺が選べるとのことで太麺で。ランチライムはライスサービスあり。他に「味噌つけ麺」など。券売機はなく後払い制。

 店内は厨房に向かってカウンター5席と4人掛けテーブル1卓、2人掛けが2卓。店内には店主一人だけ。

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 味噌のつぶつぶが目立つスープはやや甘めで、脂もそれなり。ただ動物系の出汁がしっかりしているのか途中飽きを感じることなし。

 麺は極太麺でやや堅めの仕上がり。単につけ麺の転用なのかもしれません。スープが少々濃いとはいえ、この麺では明らかにスープに対して強すぎ、かつ絡みも良くなく、太麺は完全に選択ミスでした。

 もやしは少々くったりしていて残念。チャーシューは薄くて脂身多め、かつ崩れやすいタイプ。メンマは大ぶりで個人的には苦手。他にネギ。

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2015.06.23

California Fusion@日暮里

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 日暮里駅から繊維問屋街を進み、日暮里中央通り交差点の手前。第二日暮里小学校の裏辺り。先客1、後客3。

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 欧風菓子店"SABLON"の店主が店裏でつけ麺を出しているという変わり種。店の空きスペースを無理やり改装したものなので、「つけ麺」の幟がなかったら店があるとは気づかないと思います。

 メニューは「つけ麺鶏がらクラシック(700円)」のみ。大盛無料サービスとのことですが、並でも330gあるので並で注文。

 店はとにかく狭い。小さなカウンターに無理やり4席設けてはいますが、恰幅の良い方が一人いると4人座れないかと。まだ出入りにも難儀します。

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 店内に延々と故山岸一雄氏の追悼番組ビデオが流れているところから察しがつく通り、出て来たつけ麺は典型的な東池袋大勝軒風。つけ汁は鶏がら出汁もさることながら、良くも悪くもあの独特の甘酸っぱさが特徴。ただ意外にも粘度があり、かつやや脂が多い気がしました。コクがあってこれはこれで良いのですが、あっさり感を求める向きには苦手かも。

 つけ汁の中にはチャーシュー、メンマ、固ゆで玉子半個、ナルト、海苔。チャーシューは思いの外厚みがあってなかなかのクォリティー。

 逆に麺はちょっと柔すぎて個人的には苦手。とろみがあって、濃い目のつけ汁にこの麺はないんじゃないかと。

 割りスープを頼もうとしたけど、店主は店奥でせっせと作業中だったので割愛。

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2015.06.22

ごらんアウェー:鳥栖2015(中) ~ 中津城

ごらんアウェー:鳥栖2015(上)から続く) 

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 ものの見事に鳥栖を粉砕した翌日は中津に足を伸ばしてみました。

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 中津といえば駅前の銅像に象徴されるように、ちょっと前までは福沢諭吉推しだったはずですが、今は大河ドラマの影響で黒田官兵衛一色。もっとも放映されたのは昨年なので、博多駅や福岡空港にはもう官兵衛色は残ってなくて、中津だけ残っているみたいな。

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中津城は天守の形状どころか、天守の存在自体明らかでなく、これはあくまでも観光用。

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中津城から駅へ戻る途中で見かけた紫陽花。バックの赤壁寺が日影なのが残念ですが、随分と早い時期に咲いているものだと妙に感心。

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中津を訪れた主目的は城ではなく名物の「からあげ」。中津駅に近い店をぐぐって訪れたところ、なんと持ち帰り専門店でがっくり。

お店の人が気の毒に思ったのか「チキンハウスの本店なら食事ができる」と地図まで渡してくれたのですが、暑い最中に歩いて行ける距離ではなくて断念。

名物といっても、大分の「とり天」と違って、ここでしか食えないという性格のものではないからまあええか・・・(´・ω・‘)ショボーン

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2015.06.21

【観戦記】15年第16節:神戸 1-1 浦和 ~ ファーストステージ優勝

・浦和が運動量で勝っていた前半のうちに先制。後半運動量が落ちてから神戸に押し込まれる時間が長くなり、さらに75分に宇賀神が退場してからは防戦一方になってしまいましたが、なんとか1失点に抑えてなんとか勝ち点1を獲得。

・浦和は1試合を残して無敗でファーストステージ優勝。年間優勝へ向かう一次試験みたいなもので、どこまで喜んで良いのか何とも微妙なのが正直なところですがタイトルはタイトル。浦和に来てこれが初タイトルという選手も少なくなく、特に怪我で苦しんだ時期が長かった梅崎は感極まる様子。小さなタイトルかもしれませんが、何か一つ成し遂げたことで選手の自信に繋がり、今度の糧になるのであれば大いに結構。

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・試合内容はこれまたなんとも微妙。なぜか超苦手の神戸の地で退場者を出しながら勝ち点1を掴み取ったことで浦和は満足すべきなのかもしれませんが、優勢な時間帯に追加点が取れていれば勝ちきれたと思います。逆に神戸から見ても前半3度あった決定機を一つでも決めていれば結果は全然違うものになっていたという思いはあるでしょう。

・さらに試合をややこしくしたのが飯田主審の迷裁き。宇賀神のイエローは2枚とも妥当で退場処分は致し方ないと思いますが、同一基準ならペドロ・ジュニオールややチョン・ウヨンも早々に退場処分を喰らって然るべきではなかったかと。今年も等々力・仙台・神戸と超苦手のスタジアムに限ってなぜか立ち現れる飯田主審。Jリーグが浦和膺懲のために送り込んだリーサルウエポンか!とも勘ぐりたくもなります(苦笑)

・またボロボロのピッチも波乱要因に。序盤になんでもないロングボールを西川が後逸する一幕がありましたが、あれがゴールマウスに吸い込まれていたら西川はもちろんチーム全体に動揺が広がりまくったでしょう。自陣深い位置での繋ぎとか、ちょっとしたトラップとかが即座に命取りになりかねない不規則なボールの弾み。これには参りました。

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・試合全体を通じてみれば監督が代わった上に怪我人が多発してスタメンを固定できなかった神戸と、3年半も磨きをかけ、かつ今年の新戦力も完全にフィットしている浦和との間でチームの熟成度には明らかな開きがあり、その差ゆえに宇賀神退場まではやや浦和ペースだったと思います。

・ネルシーニョ監督は浦和向けに特殊な策は取らず、これまで通り3-4-2-1の布陣。浦和の最終ラインにガンガンプレスをかけてくる様子はなく、高い位置に最終ラインを敷いて迎撃の構え。また攻撃はボコボコのピッチにも関わらずしっかりボールを繋いできました。

・ただビルドアップに難ありまくり。神戸の最終ラインは浦和のプレッシャーに負けて3人とも碌にボールを繋げないせいか、ウヨンが最終ラインに下がってボールを繋いごうとしていましたが、このウヨンが絶不調。立ち上がり早々にウヨンが柏木にボールを奪われ、武藤に決定機を作られたのがその象徴。

・ウヨンが下がりがちのためかバイタルエリアを森岡一人で見る羽目になり、その森岡の守備に多くは期待できないせいか、柏木がいつもより高い位置に飛び出して自由に躍動。さらに興梠にボールが収まると神戸はスカスカのバイタルエリアで武藤も梅崎も掴まえられず。

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・浦和の先制点は槙野のボール奪取から。自らドリブルで運んで武藤→ファーで後方から走りこんだ梅崎がなんとか流し込んでゴール。梅崎の前には興梠もマークを引き連れて飛び込んでおり、いかにもミシャっぽい複数人が連動してのゴールでした。その後にも柏木→興梠→武藤→柏木ヘッドという場面がありましたが、武藤が微妙すぎるオフサイドでゴールならず。

・ビルドアップに難がある神戸はボールの出しどころを探しているうちに浦和の鋭い出足に負けてボールを失う場面が多く、浦和から見れば流れの中からやられる感じはほとんどしなかったのですが、それでもいったん前にボールが収まった時の破壊力は凄まじい。マルキーニョスにボールが収まってからペドロ→小川にシュートを撃たれた場面は神戸のポテンシャルを存分に見せつけられましたが、シュートはわずかに宇賀神に当たったこともあってバーを直撃。

・さらに森岡の素早いリスタートでペドロが西川と1対1になったり、CKで増川のヘッドがポストを叩いたりと、前半の浦和は流れ的には悪くないにも関わらずヒヤヒヤの連続。

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・後半に入っても早い時間帯に柏木→梅崎→神戸最終ライン裏に飛び出した興梠が冷静にシュートコースを見定めていたにもかかわらず、なぜか宇宙開発。そしてその後の関根カットイン&シュートを最後に浦和の攻撃は長い沈黙に陥り、運動量も落ちて高い位置でボールを奪い返せなくなって神戸に押し込まれがちに。

・ネルシーニョは安田を故障明けの相馬に代え、さらに放置すると退場しかねないペドロを代えて渡邉を投入して1トップに据え、マルキーニョスがシャドーに。ただこの交代は直ちに奏功したわけではなく、浦和は引き気味に構えて神戸にさしたるチャンスを与えることなく時間が経過。さらにミシャは梅崎に代わって前線でボールが持てるズラタンを投入し、さらに柏木→青木で守備固め。

・押し込まれてはいるものの相手に決定機は与えず、逆に終盤にカウンターで試合を決定づける1点をもぎ取る今年の浦和の典型的な勝ちパターンに持ち込めるものとこの時点では思ったのですが、ここでやらかしたのが宇賀神。既に1枚イエローをもらっている選手にしては軽率過ぎるプレーで2枚目のイエローをもらって退場となり、これ以降浦和は一方的に神戸の波状攻撃に晒され続けました。

・森脇のパックパスが那須に繋がらずに神戸に拾われた大ピンチは武藤が全力で駆け戻って難を逃れましたが、相馬→渡邉ヘッドでついに失点。関根は相馬&石津にいいように弄ばれてしまいました。関根は宇賀神退場前にも相馬に良質のクロスを許しており、安田の後に相馬とJリーグ屈指のサイドアタッカーを次々と繰り出すネルシーニョにしてやられた格好。

・AT突入前には阿部がウヨンと激突して頭を打ってフラフラに。さらに6分という松木流に言えば「ふざけたロスタイム」にも悩まされて浦和はとうとう敵陣深くにボールを蹴りだすだけになり、自陣深くでは槙野が峻希と延々とおしくらまんじゅうを演じて時間を潰してなりふり構わず勝ち点1を掴み取りに行きました。

・そうやって積み上げに積み上げた勝ち点の有難味。先にG大阪がドローに終わったため厳密には「自力優勝」ではなく、負けていても優勝だったわけですが、ここで積み上げた勝ち点1は年間1位に活きてくるのでしょう。

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-----興梠-----
--武藤----梅崎--
宇賀神-阿部-柏木-関根
-槙野--那須--森脇-
-----西川-----

得点:27分 梅崎

71分 梅崎→ズラタン
71分 柏木→青木
77分 興梠→橋本

・戦前脛打撲が伝えられた興梠は何の支障もなかったようで元気にスタメン出場。既に鹿島でタイトルを獲りまくっているせいか、ステージ優勝にはあんまり嬉しそうではなく、でも仲間の手前、スポンサーやマスコミの皆さんの手前、嬉しそうな格好はしないといけないという、そんな気持ちが苦笑いっぽい表情にありあり。

・前3人&柏木が躍動した反面、両WBはほぼ沈黙。これは神戸の両WBがそれだけ強力だったことの証。

・西川はペドロとの1対1を不動の構えで凌ぎきる見せ場がありましたが、キック精度がいつになく低く、代表招集でなんだかんだとお疲れなのでしょう。一方代表でレギュラー扱いに昇進した槙野は全く疲れを見せることなくペドロもマルキーニョスも完封。神戸は槙野を全く突破できないので、攻撃が森脇&関根のサイドに偏りがち。

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----マルキーニョス-----
--小川----ペドロ--
安田-鄭又榮-森岡-峻希
-高橋祥-増川--ブエノ-
-----山本-----

得点:84分 渡邉
 
60分 ペドロ→渡邉
60分 安田→相馬
74分 小川→石津

・峻希は宇賀神と相討ちになって双方沈黙。最後の最後にサイドを深く抉ってのクロスで見せ場を作りましたが、わずかに誰にも合わず。

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2015.06.20

興兵衛@南浦和

03

 南浦和駅東口から京浜東北線沿いに南へ。先客ゼロ、後客11。陸橋のたもと近辺にあって駅からはやや距離があるせいか、車で来る人が多いようで、退店時には店前の3つしかない駐車場が満杯に。

 店の外観や内装からもある程度想像がつきますが、純然たるラーメン屋ではなく、麺類を中心とする料理屋といった風でぎょうざにも力を入れているみたい。メニューの先頭がアルコール類だったりします。

 麺類もいかにも具沢山っぽいメニューがずらずらっと並んで、塩らーめん・味噌らーめんといったシンプルな品も含めてかなり値段は高め。その中から「肉にらあんかけそば(1080円)」を注文。

 店内は厨房へ向かってカウンター6席、8人掛けテーブル1卓、4人掛け1卓、さらに小上がりに4人掛け2卓。

02

 びっくりするほど大きな丼で登場。そして餡の上には白髪ネギが聳え立っています! 

 具沢山でとにかく量が多いのが最大の特徴。その中でも細切り(と言っても全然細くないのですが)豚肉の唐揚げがこれでもかこれでもかと入っていて、少々やり過ぎ感があるほど。他にもやし、にら、ニンジンなど。丸っこい茸は何だろう? たまに豆板醤にぶちあたって、そのピリ辛が良いアクセントに。

 麺はやや太めの緩い縮れ麺で、若干柔らか目の茹で上がりなこともあってか、圧倒的な具の量の前にその存在がかすみがち。

 スープは鶏がらベースと思しきあっさり清湯なんですが、飴が混じりこむうちに甘ったるくなってしまうので、あまり手を付けず。

 これだけの具、これだけのボリュームならこの値段も納得。クォリティーも悪くありません。でもラーメンを食ったという感じが残らないんだよなぁ・・・

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2015.06.19

【展望】15年第16節神戸戦

「こおぉぉぉべぇぇぇ、泣いてどうなるのかぁぁぁぁ」。2009年以来リーグ戦5連敗中と非常に相性が悪い神戸とのアウェーゲーム。結構長い時間数的優位だったのに1点も取れずに負けるとか、早々と先制したのに怒涛の反撃を喰らって逆転負けするとか、概して負け方も芳しくなく、神戸には苦々しい思い出ばかり。

・そこそこの戦力を抱えながら監督だけはなぜか安上がりで済ませていた神戸が、柏で赫々たる成功を収めたネルシーニョを招聘。従って今年の神戸は上位に食い込んでくると開幕前は予想していたのですが、前期は意外にも勝ち点17の12位に低迷。特に第8節以降はわずか1勝と苦しんでいます。

・ただ神戸の低迷は怪我人多発に起因するところが大と思われ、額面通りには受け取りづらいかと。具体的にはペドロ・ジュニオール、安田、相馬、マルキーニョス、森岡、三原といったところが入れ替わり立ち代わり戦線離脱。監督が代わった上にメンバーも固定できないとなると、成績低迷もある程度致し方ないかと思います。

・ところがここに来て負傷者が続々戦線復帰。浦和の天敵マルキーニョスも前節G大阪戦で試運転済で、まるで浦和戦に照準を合わせたかのように復帰してくるものと思われます。

・顔触れは若干入れ替わりがあり、主だったところではシンプリシオ、橋本、河本、茂木がアウト。代わりにフェフージン、安田(鳥栖)、高橋祥(大宮)、渡邉(FC東京)などを獲得。

・布陣は第4節広島戦以降ほぼ一貫して3-4-2-1を採用。ネルシーニョは柏でも浦和戦で3-4-2-1をわざわざ敷いてくることがあったくらいなので、布陣自体に変更はないものと思われます。

・ただ布陣は同じでも選手の調子、相手の出方に応じて面子なり配置なりを変えてくるのがネルシーニョの嫌らしいところ。ネルシーニョ自体が相手に応じて出方を変える=相手の長所を消すことに長けるタイプであり、しかも怪我人だらけだった過去の試合があまり参考にならないことと相まって、神戸の出方は蓋を開けてみるまでよく判らないのが正直なところ。

・不思議なのはネルシーニョがマルキーニョス健在時でも渡邉を1トップに起用していること。渡邉にボールが収まればシャドーのマルキーニョスなりペドロなりが火を噴くのでしょうが、肝心の渡邉はそんなにボールを収めるのは得意ではないような。チョンウヨンから高い位置にいるWBへ展開→サイドからのクロスのターゲットとして期待しているのかなぁ?

・守備も昨年のように高い位置からガンガンプレッシャーをかけてくるようには見えず。またボールを奪ってから一気に縦に早い攻撃を仕掛けるでもなく、良く言えばボールを大事にし始めた感じ。

・浦和は前節負傷欠場した森脇の回復度合いが気になるところ。同じく故障でスロベニア代表を辞退したズラタンは13日の埼玉大学との練習試合に出ていたのでベンチに戻ってくる可能性があります。

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<前節:G大阪 0-0 神戸>

-----渡邉-----
--小川----ペドロ--
安田-鄭又榮-森岡-峻希
-高橋祥-増川--ブエノ-
-----山本-----

63分 ペドロ→マルキーニョス
71分 小川→石津
83分 渡邉→増山

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2015.06.18

カラツケ グレ@五反野

03

 東武伊勢崎線五反野駅の南側、駅から少し離れた低層アパートの1階で出店。先客2、後客7。結構な人気店のようで開店と同時にガテン系の方々がゾロゾロやって来てすぐ満席になり、退店時に外待ち2。中の様子を見て諦めて帰ってしまう人もちらほら。

 店内の券売機で初心者にお勧めの「ニクカラ(肉入りつけ麺)」を大盛(880円)で注文。辛さは小辛・中辛・大辛の3段階あって、「中辛」で注文。

 他に「タンカラ(野菜炒め入り)」「キムカラ(キムチ入り)」「もえそば」など。「辛いつけ麺」専門店を称していますが、「もえそば」は野菜炒め入りのラーメンです。

 店内は縦長カウンター8席のみ。厨房の熱気が店内に籠って少々暑いのは困りもの。厨房にはスタッフが二人いて手際よく働いてはいますが、麺の茹で時間が長いのやらなんやらで出てくるのに15分くらいかかりました。最初のロットでこれなので、後客はだいぶ待っただろうなぁ。

01

 なるほどチゲ鍋みたいなのがつけ汁代わりなのね。絡みを良くするためか、若干とろみがかっています。「中辛」で頼んだはずですが、辛さよりもコチュジャンの甘さやスープの旨みのほうが前面に出てくる感じで、麺をつけて味わう分には辛さはさほどでもありません。また辛さもストレートというか一本調子の辛さなので、じきに慣れます。

 麺は極太の緩い縮れ入り。堅めの茹で上がりで、当然ながら噛み応えもしっかり。麺につけ汁が絡み過ぎると辛すぎて食べづらいので、さっと浸けて食べるのが吉。

 つけ汁の中には豚肉がゴロゴロ。それは良いのですが、チゲ鍋と違ってネギとかニラとかの野菜が少ないので、美味いことは美味いのですが飽きが来るのも早いかも。また残ったつけ汁がもったいないので、大盛りじゃなくて「ご飯(100円)」を頼んだほうが良かったかな。でもご飯に合わせるとなると小辛のほうが良いわけで。

 こういうのもありかなとは思いましたが、この手の味を求めるならつけ麺に拘らずに、フツーに韓国料理店でランチのほうが食事のバランスが良いだろうとちょっと思ったのもまた事実。

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2015.06.17

【TV短感】2018年W杯アジア2次予選E組第1戦:日本0―0シンガポール

・何かと難しいW杯予選初戦とはいえ、シンガポール相手にホームでまさかの引き分け。過去にも2次予選でドロー濃厚だったところをなんとか最後の最後で相手を振り切った試合があり、2次予選だからといって侮ってはいかんのですが、とうとうやってしまったか!という感は否めず。これで就任以来なぜか持ち上げられまくったハリルホジッチ監督とマスコミおよびその関係者とのハネムーンはあっけなく終了でしょうなぁ。

・まさかの引き分けに終わった主因は「ドン引き相手の対策不足」に尽きるかと思います。普段浦和がドン引きチーム相手に中から外、外から中、そして大きくサイドを変え、たまにはミドルシュートも撃ってみる等々、手を変え品を変えながら攻め立てるのを見慣れているだけに、日本代表の単調というか愚直というか、あんまりすぎる攻めには失笑を禁じえませんでした 。

・もっとも3年以上の月日をかけて熟成した浦和と比較するのは酷だとは思いますが、鋭いカウンターを有していないシンガポール相手に対してこの出来なら、今の日本代表レベルでは甲府、いや金沢とやっても負けたのではないでしょうか。

・4-1-4-1の布陣で自陣深く引きこもるシンガポールに対し、前半はなぜか縦に早い攻めでの中央突破に固執。たまに長谷部や柴崎が後方から乱入して攻撃を活性化させてはいましたが、概して前で選手が渋滞しがち。クロスが持ち味の両SBがほとんど使われず。

・後半になってようやくサイド攻撃を織り交ぜ始め、セットプレーを含めて決定機を何度も作りましたが、今度はシンガポールのGKが大当たり。バーやポストも大当たり。

・そして最後は監督自ら自爆ボタンをポチっとな。激しい渋滞を引き起こしていた香川を外してある程度ボールが持てる大迫を入れたのはまだしも、この試合最大の謎は柴崎→原口の交代。まさか原口をボランチに入れるとは・・・ 

・イラクとの親善試合でトップ下に入った時は親善試合ならではのテストだと軽く考えたのですが、本番でも原口をインサイドに入れるとはビックリ!! ハリルホジッチって普段試合全然見てない、いやFC東京の試合ばかり見ているからこうなってしまうのか(苦笑) そして案の定原口は何の仕事もできず、さらに前にやたら居並ぶアタッカーには後方から碌なボールが入らず。

・さらにスペースがないところに、何ももたらさないほうの武藤を入れたところで何も起こらず。終盤は散々無駄走りさせられた酒井がガス欠を起こしてワロスを連発。「吉田を前に上げるくらいなら豊田選んどけよ!!!」とどこかで聞いたことがある野次がこだまする中で試合終了。

・就任して日が浅いハリルホジッチ監督のアジアでの経験不足が如実に出た試合だとも思いますが、この試合を受けてドン引き相手が普通のアジア予選に臨むにあたって選手選考なり戦術なりに軌道修正を余儀なくされるでしょうなぁ。言い換えれば監督の引き出しが試されるところです。

-----岡崎-----
宇佐美--香川---本田
---柴崎-長谷部---
太田-槙野-吉田-酒井宏
-----川島-----

61分 香川→大迫
71分 柴崎→原口
78分 宇佐美→武藤

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2015.06.16

勝本@水道橋

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 水道橋駅西口から神保町へ向かって下る。先客ゼロ、後客1。

 店外の券売機でボタン先頭の「中華そば(780円)」を注文。メニューは「つけそば」との2本立て。ランチサービスは特になく、ライスや大盛りは別料金。

 店内は縦長カウンターが2本並んでいて、厨房に向かって10席、壁に向かって11席。テーブル席を設けずに店内スペースを目一杯客席に充てた感じ。厨房内にスタッフ4人、接客係2人。卓上に黒七味、一味、たれ、黒粒胡椒など。

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 少しとろみのあるスープは動物+魚介系ですが、やや動物系が強めに出た風ですがくどい感じはなく、両者のバランスは良く取れていると思います。ただ味はちょっと濃すぎかな。飲める範囲内ではありますが。

 麺は浅草開花楼の並太麺ストレート。コシはそれなりで、麺との相性・絡み具合もまずまず。量は160gしかありませんが、スープの味が濃すぎるのが災いしてか途中で飽きるので、終盤黒七味を入れてピリ辛に仕上げてみました。

 かろうじてぐずぐずと崩れない程度に煮込まれたチャーシューは悪くありません。他にメンマ、ナルト、刻みネギ、海苔

 総じて悪くはないのですが、格安外食店だらけのこの界隈でどうなんだろう? しかも外観・味わいとも近所に非常に良く似ている有名ラーメン店があるのに。

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2015.06.15

ごらんアウェー:鳥栖2015(上) ~ 筥崎宮&ハクハク

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鳥栖へ向かう前に筥崎宮へ参拝。この日の博多は細かい雨が降ったりやんだりで、観光できなくはないが、あまり動き回る気もしないというなんとも微妙な天気。

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でもこの筥崎宮が実に良く効いた!!! 楼門に高々と掲げられた「敵国降伏」の額が実に頼もしい。

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筥崎宮から徒歩15分くらいのところにある「博多の食と文化の博物館(ハクハク)」。

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博物館といっても実態は限りなく「ふくや」の明太子工場の見学です。

また明太子の製造工程もそんなに複雑ではありませんから、工場見学もあっという間に終わり。明太子の試食もできますが、ご飯なしで明太子だけ食べるのはいくら美味くても結構無理があり、しかものどが渇くだけだし・・・

Photo

博多駅へ戻って周辺を散策。博多駅の北西、地下鉄祇園駅の北あたりはちょっとした寺社町になっています。

博多駅から非常に近いという地の利を生かして観光地化を狙っているのか、最近「博多千年門」が出来、その周辺の景観整備が進められているようです。

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この界隈で一際目立つ東長寺。五重塔は2011年に出来たばかり。

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2015.06.14

大砲ラーメン 天神今泉店(2)

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 西鉄福岡駅の南端。国体道路を挟んで警固神社の向かいあたり。3年ぶり2度目の往訪。開店直後に入店し先客3、後客ゾロゾロ。久留米の有名店の支店です。

 前回は「ラーメン」だったので、今回は「昔ラーメン・大(750円)」を麺堅めで注文。

 この店で面白いのは接客係が「麺の固さは普通でよろしいでしょうか?」という聞き方をすること。「麺の固さはどうしましょうか?」と聞くのが普通だと思いますが、それだと客があれこれ迷ってしまって面倒だからかなぁ? ほとんどの客が「堅め」か「ばりかた」で注文しています。

 店内は客を詰め込めるだけ詰め込んだ風で、厨房に沿ってL字型カウンター15席くらいと、島式カウンター10席が2セット。卓上には白ごまや紅しょうが、からしにんにくのタレ、おろしニンニクなど。水は緑茶。

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 感覚が空き過ぎて「ラーメン」と「昔ラーメン」の違いなんて全然判りませんが、一般的な博多ラーメンと比べるとスープがかなり重いのが特徴。くどい感じはしませんがずっしりと腹にたまり、塩気も強め。飲んだ後に食べるには明らかに不向き。

 スープの中に豚脂の揚げ玉がぷかぷか浮いていますが、これはちょっと苦手。スープ自体がこってりなのに、さらにその度合いを強めすぎたみたいで。

 麺は細麺ほぼストレート。大盛りでも普通のラーメンと大差ないくらいの量で、食べているうちに麺がのびてしまう恐れなんて全然ないので、どうしてもスープの絡みが悪くなる替玉を頼むより最初から大盛りのほうがよさげ。

 チャーシューはペラペラ。他に茹で卵半個、海苔、メンマ、ネギ。

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2015.06.13

【閉店】川郷閣@西川口

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 西川口駅西口近く、ローソンのある通りを陸橋へ向かって歩いてすぐ。「四川本格料理」をウリにした普通の中華料理屋さんで麺類がメインの店ではありません。先客ゼロ、後客4。

 ランチメニューも定食類が先頭で、下のほうにある「四川汁なし担々麺(680円)」を注文。

 店内はテーブル席のみで、6人掛け2卓、4人掛け1卓、2人掛け2卓。場所柄か、店員もお客さんも中華系だらけ。

 中華スープ、サラダ、そしてなぜキムチのおまけつき。さらに後で杏仁豆腐まで付いてきました。

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 最近の汁なし担々麺を見慣れると、チンゲン菜、ネギはともかく、ひき肉の量が非常に少なく、麺がここまで露出しているのはあまりないように思います。

 だから安いのか!と最初は思いましたが、麺を食べ終わってもひき肉が余りまくってその始末に困るよりは、麺を食べるのに必要にして十分なだけの具があって、その分安いこの店みたいなやり方は大いに結構。

 味付けもやたら香辛料だとかナッツとかを加えることなく、ラー油中心にタレのみで勝負するシンプルな味付けで辛さはほどほど。店内に花椒かなんかの香りが漂っていて鼻がムズムズするので痺れがきついタイプかな?とも思ったのですが、痺れもほとんどなし。

 麺はやや太めの平打ち縮れ麺。やや堅めでコシが強く、かつつるつるした食感も悪くありません。麺類メインではない中華料理屋だと往々にして麺が残念な場合がありますが、ここは専門店に負けず劣らずの出来。この麺を味わってもらうために、変に具や香辛料で小細工をしなかったと言ってもいいくらい。量もこれ単品でちょうど良いくらい。

 クォリティーに問題なく、コストパフォーマンスが抜群、かつ近場なので「汁あり」も試してみます。

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2015.06.12

麺や極@松原団地(2)

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 東武伊勢崎線松原団地駅東口から駅正面の通りを東へ。旧国道4号との交差点付近に位置。1年ぶり2度目の往訪で、先客2、後客7~8。

 前回は基本の「らーめん」だったので、今回は「山形辛味噌らーめん(900円)」を注文。スパムにぎりも置いてあってメニュー構成が「田中そば店」とそっくりですが、この1年間に「らーめん」が650→720円と随分と値上げしたようで、全般に割安感がなくなったのは残念。

 ランチタイムは麺大盛orライスor肉めしが無料サービスとのことなのでライスを付けてもらいました。

 店内はテーブル席主体で4人掛けが5卓。他にカウンター6席。水セルフ。

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 辛味噌の赤と青海苔の緑が映える、赤湯の「龍上海」と良く似た外観が特徴。赤味噌を溶かす前にベースとなるスープを味わってみましたが、ベースは豚骨など動物系の出汁が主体で、さらに魚粉を大量に混入。白味噌仕立てでかなり甘めの味わい。脂も多くてかなりこってり。

 これにちびちびと赤味噌を溶かしてゆくとピリ辛風味、そしてにんにくが加わって味に深みが増してきます。全部溶かし終わっても辛さはさほどのことはありませんが、にんにくがかなりきついので、そこは好みが分かれるかも。

 麺は並太の平打ち縮れ麺。やや柔らか目ですがコシはそれなりにあるので悪くはなく、つるつるした食感といい、スープの絡み具合といい、申し分なし。

 チャーシューはやや脂身が多めながらトロトロになるまでしっかり煮込まれています。ラーメンと合わせるにはややしつこいかなと思いますが、キクラゲや大量に浮かぶネギなどを合わせながらご飯のおかずにするならもってこいの出来。他に海苔。

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2015.06.11

滝野川大勝軒@池袋

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 池袋駅東口、豊島区役所の裏あたり。隣に人気店「狸穴」があり。先客2、後客9。「KINGKONG」の跡地に「滝野川大勝軒」が移転してきたものですが、屋号は「滝野川」のまま。滝野川にあった時も一度行ったきりで、それも6年以上前。

 もりそばのほうが遥かに有名な店ですが、「らーめん(800円)」を注文。ただ後客の注文はもりそばが圧倒的。

 店内は奥行きがあり、厨房への通路でカウンターがI字型7席+L字型7席に分断されたような格好。厨房内にはスタッフ3名。水セルフ。卓上に胡椒、一味、ラー油、ニンニク、豆板醤など。

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 茶濁かつ若干とろみがついたスープは魚介というか節系が強めに出た動物魚介系。底のほうに少々魚粉が沈殿。飲むにはちょっとしょっぱいかな。

 「KINGKONG」の麺箱が見える麺は太麺ストレート。やや口当たりが柔らかくて難儀ですが、それでも太麺ゆえもっちりとした食感が楽しめるので辛うじて許容範囲内。ただ大勝軒の通例で無駄に麺の量が多く、しょっぱめのスープと相まって途中で飽きが来るので、終盤は胡椒を投入。もっともこの無駄な量の多さも大勝軒の特徴なので、「小」だとなんか物足りないのも確か。

 チャーシューは厚めかつ大きめ。肉質は悪くなく、脂身もほとんどなくて肉を噛みしめる喜びも溢れんばかり。メンマは細身でやや甘め。他にナルト、刻みネギ、海苔。

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2015.06.10

飛鳥山のあじさい2015

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飛鳥山のあじさいもぼちぼち見頃を迎えています。

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もっともまだまだつぼみも多くて最盛期はまだ先なんでしょうが。

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っちゅーか、湿気が多いところなのでぼちぼちデング熱にも注意ですなぁ・・・(´・ω・‘)

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青@神保町

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 駿河台下交差点から明治大学のほうへ坂を上ってすぐ。店は地下にあって目立たないので通りに案内板が出ています。先客ゼロ、後客1。

 店外にある券売機で「ラーメン(780円)」を注文。さらに写真を見るといかにも量が少なそうなので「ランチセット(100円)」を付けてみました。

 店内はV字型カウンター9席と2人掛けテーブル6卓。夜はアルコールやおつまみにも力を入れているようで、内装はラーメン屋というよりバーっぽい感じ。店内には女性店長のみ。

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 スープは鶏ガラ主体と思しきあっさりした味わい。古典的な醤油ラーメンとは違ってかえしも控えめで実に飲みやすく気に入りました。

 麺は細麺で緩い縮れ入り。スープに合わせてか、柔目の茹であがり。スープはさっと絡む程度ですが悪くはありません。ただ案の定量は少な目。

 具は小さいチャーシュー、固ゆでの味玉半個、細メンマ、ナルト、刻みネギ、海苔。

 自家製の食べるラー油も出てきましたが、出来の良いスープを壊すだけのように思えたので割愛。

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 ランチセットをつけては見たものの、スープがあっさり味なのがある意味災いしてご飯には合いません。しかもご飯のおかずにポテトサラダというのもどうかと思います。もっとも漬物も付いてきたのは大助かり。

 クォリティーは悪くないと思いますが、どう見ても割高。学生街で続けるにはきついように思います。

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2015.06.09

【TV短感】女子W杯1次リーグC組:日本1-0スイス

・序盤は日本がやや押し気味。大儀見のパスを受けてエリア内に飛び出した安藤をスイスGKが倒してPKを獲得。宮間が決めて日本が先制したところまでは良かったのですが、倒された安藤が負傷退場。

・さらに後半今後の試合を考えてか澤を下げてからはほぼ一方的なスイスペースに。後半の日本の見せ場はエリア前で菅澤が反転して放ったシュートがポストを叩いた一回だけ。

・ATにはエリア内でどフリーでバッハマンにシュートを撃たれる絶体絶命の大ピンチがありましたが、幸運にもシュートはバーの上。褒められた試合内容ではありませんが、とにもかくにも何かと難しいW杯初戦で勝ち点3をゲット。この試合はそれだけで十分でしょう。

・決勝トーナメントを睨んでコンディション調整をしている関係なのか、あるいは慣れない人工芝のためなのかは判りませんが、パスミスを連発。さらに先制されたスイスが積極的に前に出てきてから日本は玉際の競り合いに負けてボールロストする場面が非常に多かったと思います。特にバッハマンのドリブル突破は凄まじく、1対1では簡単にぶち抜かれて冷や汗を欠くこと2度、3度。

・また後半の日本は全く前でボールが収まらなくなり、ゆえに最終ラインも押し上げられず、スイスのごり押し攻撃を喰らって低い位置で守備ブロックを作って耐える羽目に。

・ただ後半スイスは押してはいるもののサイドからのクロスといい、バイタルエリアからのシュートといい、精度が良くありません。従ってATの一発を除けば際どいと呼べるようなものはなかったかと。

・またGK山根の出来は意外にも悪くなく、サイドからの放り込みにも難なく対応。一度ポロリを披露したくらい。

・高瀬が不在で、岩渕も負傷中。さらに安藤をも欠くとなるとFWの人材不足がいよいよ深刻になりますが、はたしてどうなることやら。

---大儀見-安藤---
宮間--------大野
---阪口---澤---
宇津-熊谷-岩清水-有吉
-----山根-----

得点:29分 宮間(PK)、

安藤→菅澤
澤→川村
大野→川澄

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【閉店】荒武者@池袋

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 池袋駅西口C3出口を出て、通りを挟んで向かい辺り。先客ゼロ、後客2。

 店内の券売機で「つけ・大(800円)」を注文。てっきりつけ麺と「釜」と称するまぜそばの店だと思い込んでいたのですが、最近「濃厚ラーメン」を始めたようです。

 店内は縦長カウンター5+4席。固定式の椅子ですが、グラグラして居心地はよくありません。水セルフ。厨房内にはスタッフ2名。

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 最初に具材と蕎麦汁みたいなつけ汁、次に麺、そして最後に濃厚つけ汁が登場。なんでバラバラに出てくるのかなぁ?

 店では蕎麦汁みたいなつけ汁で麺を味わうことを推奨していますが、つゆの絡みが良くないので何とも微妙。また濃厚つけ汁が濃すぎるために蕎麦汁が随分と淡白に感じられ、濃厚つけ汁で食べ飽きた際の味変にもならない気も。

 一方濃厚つけ汁は具材を乗せようが、麺を浸けようが、全く沈まないくらいの超ドロドロ。一応魚粉を浮かせてはいますが、豚骨等動物系出汁が圧倒的に支配的で、もともとがドロドロなので魚粉はそれほど味わいに影響を与えず。

 ちょっと豚臭いのは後乗せのチャーシューが良くないのかも。またつけ汁に入れる前提ならチャーシューをもうちょっと細かくカットしてもらえるとありがたい。

 ドロドロつけ汁はちょっと浸ける分には悪くないのですが、浸けすぎるとしょっぱくて、しかもくどい。当然といってはなんですが、食後は胃にずっしり。メンマに加えてつけ汁にちょっとネギが入っているのですが、もうちょっと箸休めになりそうなものがあると良いかと。

 麺は角ばった太麺で噛み応えはまずまず。並・大の量が明示されていませんが、大でも特に多くは感じませんでした。

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2015.06.08

堀切菖蒲園2015

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堀切菖蒲園の花菖蒲が見頃を迎えています。

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葛飾区の開花情報だと「花菖蒲の見頃の期間は6月12~13日頃まで」と案外短いみたいなので、Jリーグ中断期間にあたる今週末に足を運んでみてはいかがでしょうか?

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【観戦記】15年第15節:浦和 1-0 清水

・梅雨入り間近の時期に中3日での3連戦。まる一週間空いた清水とのコンディションの差は著しく、浦和は判断スピードやパスの精度が普段より格段に落ちて苦戦しましたが、それでも勝ち点3をきっちりゲット。

・前半清水のタイトなマークに苦しんだ興梠が後半早々にゴールを決め、岡本が足を攣って退いてからは防戦一方になりましたが、清水もこれといった攻め手がなくてなんとか逃げ切りに成功。李が決定機に決めていればもうちょっと楽な試合になったでしょうし、そうなれば高木に出番が巡って来て高木パパも大満足だったかと思いますが、連戦が苦手な浦和がなんとか勝ちきっただけでもたいしたもの。

・浦和の出来が低調だっただけでなく、清水も随所でパスミスを連発して、お世辞にもハイレベルとは言い難かった一戦。しかも同時刻に開催されたG大阪vs神戸戦がスコアレスドローに終わったため、浦和のファーストステージ優勝は次節以降にお預けになり、村井チェアマンは「こんなことならCL決勝を見に行けばよかった」と悔やむことしきりだったかも(苦笑)

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・清水の守備時の布陣は5-1-2-2みたいな妙な感じ。浦和対策として中盤がフラットに並ぶ5-4-1を敷いてくるチームは良くありますが、それよりも前目にぐだぐだと選手が居並ぶイメージ。

・また清水はカミカゼアタックというかバンザイ突撃というか、そんな感じで前から浦和の最終ラインにプレッシャーをかけてくると戦前予想しましたが、プレッシャーをかける位置は予想よりもかなり下で、柏木の位置あたり。

・この清水の策が試合開始直後は全く機能せず、中盤で優位に立つ浦和は清水の高い最終ラインの裏を突いてチャンスメーク。武藤→興梠、武藤→李と2度決定機がありましたが、いずれも決められず。李はこの日何度も良いポジションにいて決定機に絡みながらもフィニッシュだけが残念極まりなく、試合を難しくしてしまう一因に。

・李の逸機の後はほぼ清水ペースで前半推移。スローインを奪われたり、興梠のボールロストでカウンターを喰らったりして2回際どいシュート撃たれ、さらに西川がウタカにプレゼントパスという一幕も。浦和は興梠が厳しいマークに合い(というか単に吉田主審がDFの手を使うプレーにやたら寛容なだけじゃないのかという気がしますが)、かつ判断の遅れ、パスの精度の低さが仇になって攻撃は沈滞。

・ところが後半は一転して立ち上がりから人数をかけて清水を押し込んで厚みのある攻撃を披露。関根→槙野のシュートは枠を捉えられませんでしたが、その後柏木のエリア内突入からのこぼれ玉を興梠が巧みにDFを交わしてゴール。90分を通じてみれば興梠の出来は良くはなかったのですが、FWは1点、しかも決定的な1点を取れば神様扱い。

・興梠ゴールの直後に関根→李の好機を得るものの、清水最終ラインの前でどフリーで受けた李のシュートは枠を大きく逸れてしまいました。

・ミシャはお疲れの柏木を青木に、李を梅崎に代えた後は5-4-1で守ってカウンター狙い。しかし、この日はカウンターを全くものに出来ず。最大のチャンスだった梅崎→阿部の好機もシュートを撃ちきれず。セットプレーでも武藤→興梠のシュートはGK正面。

・さらに岡本が足を攣ったためやむなく啓太をいれてからはカウンターもままならなくなり、防戦一方に。

・しかし清水の攻撃もアイディアがなく、最後はデュークを前に上げて、ウタカと並べての放り込みだけ。浦和最大のピンチは右サイドを破られてバイタルエリアから大前にフリーでシュートを撃たれた一回だけで、それも西川がセーブ。大榎監督がなぜか大前を下げてからは全くチャンスらしいチャンスも作れずに試合終了。

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-----興梠-----
--武藤----李---
宇賀神-阿部-柏木-関根
-槙野--那須--岡本-
-----西川-----

得点:52分 興梠
   
58分 柏木→青木
66分 李→梅崎
76分 岡本→啓太

・柏戦後に森脇が小破して突如出場機会を得た岡本。リーグ戦では今年ベンチ入りすらなかったのに突然出番が回って来た割には大過なくやっていたと思います。森脇のようにドリブルで持ち上がるとか、オーバーラップで関根を支援するとか、斜めに大きくフィードするとか、そういうところまで求めるのは酷なので、そこはとやかく言いません。ただ前節の永田同様90分持たなかったのはいただけない。ミシャが前節の永田の失態を鑑みてまだ出来たかもしれない岡本を無理に引っ張らずに下げたのでしょうが、もう若くはない岡本がミシャの信頼を勝ち得たかとなるとちょっと微妙な気も。

・また柏戦で消耗著しかった両WBを共に代えなかったのも謎。関根はまだしも宇賀神はほとんど守備だけで90分終わってしまいました。前三人のローテーション体制は長い試行錯誤を経てようやくモノになってきましたが、3列目以降はすっかりスタメン固定に。ミシャは夏場の連戦をどう乗り切るつもりなのでしょうか?

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----ウタカ--大前---
---水谷--石毛---
デューク---竹内---枝村
-松原--福村--犬飼-
-----櫛引-----

55分 水谷→金子
85分 大前→高木
87分 枝村→北川

・最終ラインで唯一まともなCBヤコヴィッチがなぜかベンチにもいませんでしたが、試合直前に負傷したとのこと。

・コンディション面で圧倒的に優位だったにも関わらず、清水は互角に持ち込むのが精一杯。最終ラインを極端に押し上げて上手く前でボールを引っかけられれば良いのですが、ボールを持たされるとどうにもなりません。ビルドアップの過程でパスミスを連発してカウンター喰らいまくり。従って唯一の解決策はウタカへの放り込みだけ。これはこれで脅威なのですが。

・あとやたら高い最終ラインの裏をキックが滅茶苦茶下手なGKにカバーさせるのは危険極まりないような・・・ この日も一度キックミスから頭上を武藤に撃ち抜かれそうになりましたが。

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2015.06.07

鳳@西新井

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 東武伊勢崎線西新井駅東口から環七通り陸橋をくぐって、西新井文化ホールの真ん前。先客ゼロ、後客2。

 屋号や外観からは判りづらいのですが、二郎ライクなラーメンを出す店です。店内の券売機で「普通盛(750円)」を注文。普通盛で240g、小盛で160g、大盛で360gとのこと。他に辛いラーメンやまぜそばも用意。

 店内はL字型カウンター9席のみ。店奥にある7席は通路をテーブルで塞いで使用せず。店に店長一人しかいないためなのかも。水セルフ。レンゲがカウンターではなくなぜか給水器の下に置いてあり、2度席を立つ羽目になるのはチト面倒。

 麺茹で後にオプションを聞かれたので、ニンニクだけ注文。

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 ここは二郎系にしては珍しくスープを飲む気になる上々の出来。脂少な目を頼んでいる後客がいましたが、デフォルトでも脂は多くはありませんし、醤油もやたらきついわけではなく、豚骨出汁の旨みがそれなりに味わえました。これくらいの出来だとニンニクを入れないほうが良かったかも。ニンニクを入れるとどうしてもその味が支配的になってしまうので。

 麺は平たい極太麺でやや硬め。噛み応えが非常に強く、ワシワシと食べる楽しさに満ち溢れる逸品。

 またチャーシューが非常に分厚く、それでいて柔らかく煮込まれていて食べやすいのも特徴。しかもこの手の店にありがちな「脂身だらけで食べられるところが少ない」なんてことは全然なく、分厚い肉を肉として味わえました。

 モヤシ、キャベツは個人的にはこれで必要にして十分。

 麺が面白く、まぜそばで再訪の価値あり。

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2015.06.06

【展望】15年第15節清水戦

・九死に一生を得たような柏との激闘を終え、中3日で迎える清水戦。清水は水曜日にナビスコ杯がなかったので、コンディション面で浦和が不利。そういえばアウェー広島戦も浦和がACL帰りの中4日に対して広島は直前のナビスコ杯がお休みだったんだよなぁ・・・何か黒いものがモヤモヤと。

・清水は現在勝ち点13の17位。とにかく守れないチームで総失点26は甲府と並んでJ1最悪。無失点終わったのはスコアレスドローだった新潟戦と柏戦の2試合のみで複数失点は当たり前。

・しかも初戦で鹿島に勝った後は第11節で神戸に勝つまで勝てず、ナビスコ杯も早々にグループリーグ敗退。かろうじてJ1残留を果たした昨年も解任されたゴトビのほうが戦績はマシで、いうなればゴトビの貯金を食いつぶしながらの残留。

・大榎監督は戦績だけ見れば間違いなく早々に解任されてもなんら不思議はないのですが、いったん据えてしまうとなかなか首が切れないのがレジェンド系の監督の難しさ。浦和もそれで死にかかりました(遠い目)。

・ただ降格圏に沈んでいる割には得点力が高く、総得点20は浦和・川崎に次いでリーグ3位(但し、前節川崎戦での5得点で随分嵩上げされた感あり)。コンディション面での差異を考え合わせると乱打戦になる可能性は十分にあります。

・選手の出入りが多いのは相変わらずで、昨年の主力からノヴァコヴィッチ・高木俊・吉田が流出。その穴をユース上がりやレンタルバックで埋めてはみたものの戦力ダウン感は否めず、開幕直前になってFWウタカとMFデュークを獲得してどうにか戦力を整えた格好。何年にもわたって選手が抜けまくったためか選手層が非常に若く、現在のスタメンで30超はウタカだけ。

・またヨンアピン・村田・本田・平岡と名前だけ聞くと頼りになりそうな選手は軒並み故障。従って、西川が「誰だよお前!!!」と口走ってしまいそうな選手がゾロゾロリーグ戦に出場中。スタメンはまさにとっかえひっかえで最終ラインすら固定されず、浦和戦の出場メンバーは全く持って不透明。

・清水は攻守とも多分に勢い任せ。守りは最終ラインを積極的に押し上げて前から果敢にボール奪取を図ってきます。ただその勢いは90分持たず、逆に高い最終ラインの裏を突かれて大量失点というのがおきまりのパターン。再三再四凡ミスを繰り返すGK櫛引を未だに諦めないのも謎。

・攻撃は前で引っかけてのショートカウンターはもちろん、最前線のウタカにボールをキープされ、そこを基点に大前らになだれ込まれると非常に面倒。

・柏戦で消耗を強いられた浦和はスタメン選考が難しい。特に宇賀神&関根の消耗が著しく、橋本&梅崎に代えざるを得ないと思います。またズラタンが故障したので前は興梠・武藤・李の選択しかないかと。そして途中から満を持して高木投入。

・戦い方としてはとにかく慌てないことに尽きます。前半は西川を上手く使ってボールを回して清水を文字通り「無駄走り」に終わらせることができれば後半自ずから勝機は転がり込んでくるかと。

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<前節:清水 5-2 川崎>

----ウタカ--大前---
---石毛--水谷---
デューク---竹内---枝村
--松原-福村-ヤコヴ--
-----櫛引-----

得点:7分 ウタカ、25分 枝村、64分 石毛、80分 石毛、83分 ウタカ

78分 大前→高木善
90分 枝村→六平
90+3分 水谷→金子

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2015.06.05

【閉店】百勝@池袋

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 池袋駅西口C2出口を出て、通りを挟んではす向かい辺り。先客、後客ともゼロ。「香純」→「亜侍斗」→「火武偉」の跡地。味噌ラーメンメインの店が屋号を頻繁に変えて営業を続けているような格好ですが、前店との関係は不明。「火武偉」の時にあった「純連」との関わりを感じさせる貼り紙は一切ありません。

 店内の券売機でボタン先頭の「みそ(750円)」を注文。前店より30円値下がり。他に「辛みそ」「正油」「塩」など。ランチタイムは小ライスor大盛orもやし盛りのサービスあり。

 店内は前店そのまんまで、縦長で手前に4人掛けボックス席2セット。奥にカウンター6+6席。店員は二人いましたが、客がいないせいか元気がありません。

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 スープは脂っぽさがほとんどなく、またコクもイマイチで平板な味わい。また生姜も全くと言っていいくらい感じられなくなりました。まぁ

 麺は並太縮れですが、残念ながら明らかに茹ですぎでぐったり。

 もやし・玉ねぎ・ひき肉の炒め物があるにはありますが、量が少な目。そしてもやしは炒めすぎてしゃきしゃき感が失われているどころかへなへなに。

 他に脂身多めのチャーシュー、刻みネギ、メンマ。

 前店の出来もイマイチでしたが、そこから値下げした分一段と手を抜いた感じです。

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2015.06.04

【観戦記】15年第10節:柏 3-3 浦和

・浦和は致命的なミスが頻発。前半半ばにして負傷者発生。前半はまだしも後半は攻守の切り替えが遅くなって柏に決定機を与えまくり、逆に浦和の決定機はことごとく菅野がセーブ。これだけ悪材料が重なってもなお負けなかった。褒められた試合ではありませんが、それでも敵地で勝ち点1を掴み取れるようになった浦和は強くなったとしみじみ感じ入りました。川崎戦・仙台戦に続く負け試合をドローに持って行く浦和の底力。

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・振り返れば試合開始早々レアンドロに絡まれた永田のボールロストでいきなりピンチを迎えたのがこの試合の行く末を象徴していたような気がします。もっともこのピンチを凌いだ後のカウンターで宇賀神→梅崎のゴールで先制。梅崎は柏の高い最終ラインの裏を取ったもので、この時点では「今日は何点入るんだ?」と超楽観視していましが。

・ただ悪いことは続くもので、今度は西川がまさかの大チョンボ。永田のバックパスを受けた西川がレアンドロに詰め寄られ、至近距離にいる工藤にパスを出してしまいました。この日の西川は何か悪いものに憑りつかれたみたいにキックミスを連発。フィードが直接相手に渡る場面が目立ちました。もちろん鋭い飛び出しで相手の好機を未然に潰す見せ場もありましたが。

・柏は意外にも浦和対策をちゃんと取ってきました。攻撃時は4-1-4-1ですが、守備時は臨機応変に茨田と大谷がポジションを一つ下げて5-4-1にシフト。しかも超コンパクトな守備陣形を敷いて、浦和の前三人への縦パスを封じてきました。

・浦和は後方からの縦パス一本で柏の高い最終ラインの裏を取るか、WBを使ったサイド攻撃でそれなりに攻めてはいましたが、同点に追いつかれた後の前半の決定機は柏木→興梠が最終ライン裏に抜け出した1回だけ。しかも興梠のシュートは菅野がセーブ。

・もっとも前半は柏にもそれほど攻撃の形を作らせておらず、柏の縦パスをカットしてカウンターに転じたり、あるいは厳しい玉際での競り合いの後セカンドボールを浦和が拾う場面が多かったりして、悪くはない内容だったと思います。

・クリスティアーノの強烈な無回転シュートのこぼれ玉をレアンドロに詰められた2失点目は西川でも如何ともしがたく、どちらかといえばレアンドロの足を引っかけてファウルを取られた槙野のほうが責められるべきかと。

A05

・逆転を許す以前に前半半ばにしてズラタンが負傷して興梠投入を余儀なくされたのはミシャにとって大誤算。また後半頭から李を投入したのも前半終了間際に梅崎が傷んだせいかもしれません。ここで2枚カードを切らざるを得なかったのが後半大苦戦の一因に。

・後半立ち上がりに関根が2回エリア内に突入し、うち一度はシュートにまで持って行きましたがこれも菅野がセーブ。その後関根が急速に消耗して守備に戻れなくなり、浦和右サイドをクリスティアーノに蹂躙されがちになりました。

・宇賀神にいたっては前半から動きが悪く、攻撃はもっぱら槙野に任せているようなありさまでコンディションが良くなかったのかもしれません。よって左サイドはキム・チャンスやサイドに流れて来たレアンドロにやられがちに。最後の交代カードですが、宇賀神を諦めて橋本を投入したのは当然の判断。

・また全般に攻守の切り替えが遅くなり、レアンドロに縦パスを入れられてズタボロになったサイドへの展開を許すことが多くなってしまいました。そして大谷やクリスティアーノのシュート精度の低さ、および西川の好セーブに救われる場面が多々。

・芳しくない戦局ながらCK→槙野ヘッドで同点に追いつくも、今度は永田が足を攣ってしまうアクシデントが発生。3失点目になった浦和右サイドから太田のクロス→レアンドロは永田が楽々クリアできるポジションにいながら足がもつれてクリアし損ねる大失態。もっとも何度も典型的な柏の攻撃パターンを喰らっていて永田の大失態がなくても遅かれ早かれ失点していたような気がしてなりませんが。

・劣勢の浦和もノーチャンスではなく、カウンターや両サイドを広く使った攻撃で2度李に絶好機がありましたが共に菅野がセーブ。最終ライン裏へ飛び出した興梠もシュートを打ちきれず。

・終盤になっても相変わらず浦和の前3人は柏のタイトな守備ブロックの中で呻吟し続けて中央突破はままならず。また途中投入の橋本が上手く試合に絡めていないので、攻撃はほぼ関根頼み。その関根も消耗してドリブルに切れを失って万事休すと思いましたが、ATに入って関根のクロスに槙野と武藤が飛び込み、武藤が劇的な同点ゴールを決めてなんとか勝ち点1をゲット。

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-----ズラタン-----
--武藤----梅崎--
宇賀神-阿部-柏木-関根
-槙野--永田--森脇-
-----西川-----

得点: 1分 梅崎、68分 槙野、90+1分 武藤

23分 ズラタン→興梠
HT 梅崎→李
68分 宇賀神→橋本

・久しぶりにリーグ戦で長めの出場機会を得た橋本ですが、李の決定機に絡んだのと、武藤へのクロスで見せ場を作ったくらいで、その後は攻守ともぱっとせず。ただ中2日、中3日の連戦ともなるとWBの代えは絶対に必要な以上、今後何度も出場機会があると思います。宇賀神とは全然持ち味が違うので、橋本なりに輝けるスタイルを身につけてくれるといいのですが。

A06

-----レアンドロ----
工藤-大谷--太田--クリス
-----茨田-----
輪湖-中谷--鈴木-藤田
-----菅野-----

得点:6分 工藤、38分 レアンドロ、78分 レアンドロ

81分 太田→武富

・交代枠を2枚も余らせて逃げ切りに失敗したとなると吉田監督が責められるのは致し方ありません。フレッシュな攻めゴマを入れて動けない永田を突くなんて誰でも考えそうなものですが・・・

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2015.06.03

【展望】15年第10節柏戦

・ACLの関係で先送りされていた第10節。今週は柏戦・清水戦と中3日での連戦で、ミシャの苦手なターンオーバーが試される週になります。

・柏は2試合消化が少ないとはいえ、現在暫定15位で勝ち点13は16、17位と同じ。そして未消化2試合の相手が浦和&G大阪であることを考えるとリーグ戦の状況はかなり危機的です。

・その一方でACLは早々とグループリーグを突破。さらに決勝トーナメント1回戦では、浦和が連敗した水原三星を倒してのベスト8進出。なんでここまでACLとリーグ戦で成績に極端な差が出るのか、柏のACLの様子を映像で確認していないので良く判りません。少なくともリーグ戦で極端にメンバーを落としているようには見えないのですが・・・

・柏はACLの絡みで、リーグ戦ホームゲームをたびたび平日開催。これがACL好調の一因とも言われていますが、そのホームゲームで全く勝てず。

・浦和が柏の立場(=ACLは好調だがリーグ戦は低迷&ホームで全然勝てない)なら間違いなくボロクソに叩かれていたでしょう。リーグ戦平日開催なんて経営にダメージを与えた上に「リーグ戦を軽視するのか!!」とあっさり断罪されていたでしょうし。だから柏がいくらACLで好調でも、手放しで称賛する気にはなれず。まぁズタボロの戦績で早々とACL敗退が決まった負け惜しみが多分にあるのは否めませんが。

・柏は5年半もの長きに渡ったネルシーニョに代えて、下部組織のキャリアが長い吉田が監督就任。ネルシーニョ時代はあれだけタイトルを取りまくりながら、下部組織とトップが違うサッカーをやっていることが柏なりの悩みで、吉田監督就任でその問題の一挙解決を目論んでいるそうです。超優秀な下部組織を持つ柏ならではの、浦和からみれば次元が違いすぎてクラクラするお悩みですが。

・当然ながらスタイルも一変。ネルシーニョは相手に応じて出方を変える、あるいは選手交代で戦局を一気に打開することに長けた策士であり勝負師でしたが、吉田監督は相手の出方に関係なく「自分たちのサッカー」を貫くスタイル。

・またネルシーニョはなんでもありなのに対し、吉田は典型的なポゼッション志向。ただリーグ戦では相手を押し込むも崩しきれずにカウンターを喰らって負ける試合が目立ちます。

・吉田監督はトップの経験が皆無な上に、ここまでスタイルが真逆だと、いくら教え子だらけとはいえ勝ち点を積み上げるのは大変だろうと考えるのがフツーで、実際リーグ戦はその通りになっているのですが、ACLでは勝ちまくっているのがなんとも不可解。

・ACLを睨んでオフに積極的に補強が進められ、その中でクリスティアーノ(旧甲府)と武富(旧湘南)がレギュラーに定着。どちらかといえば2列目から飛び出してくる武富のほうがはるかに面倒で、クリスティアーノの無駄にパワフルかつあんまりなシュート精度には思わず笑いがこみあげてきますが。出戻りの大津や山中は出番僅少。

・橋本が抜けた左SBは輪湖が埋めて特段支障なし。

・柏はCBに怪我人が多発し、増嶋と近藤が長期離脱中。さらにCBエドゥアルドが次節出場停止。もっとも浦和戦で近藤が戻ってこれるかどうか微妙な感じ。

・浦和は那須が出場停止で、代わりに永田が入るのは間違いないところ。永田はレギュラーでも1日1ポカが日課なのに、久々の出場で大丈夫か???と思わず疑問符を連ねてしまいたくなりますが。

・また中3日での連戦なので他に多少メンバーを入れ替えがあっても不思議はありません。ミシャの性癖からすれば橋本が左WBで出るような気がしますが・・・

・柏は広島とも対戦していないので、対浦和の出方はいたって不透明。もっとも何か特殊なことをやってくる可能性は著しく低いと思います。4-1-4-1で浦和に対峙するとアンカーの左右を使われまくってFC東京の二の舞になる気がしますが。

・さらに柏はACLの激闘による消耗が相当激しいようで、前節FC東京戦では前半からしょーもないミスが多く、動きにも精彩を欠いていました。決して楽な相手ではありませんが、なんとか勝ち点3を確保したい相手でもあります。

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<前節:FC東京 2-1 柏>

-----レアンドロ----
工藤-大谷--中川--クリス
-----茨田-----
輪湖-エドゥ--鈴木-藤田
-----菅野-----

得点:62分 レアンドロ(PK)

63分 工藤→太田
69分 クリスティアーノ→大津
85分 藤田→キム・チャンス

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2015.06.02

ORIGAMI@浦和(2)

 仲町交差点を西へ。パインズホテルを越えてすぐ。ほぼ2年ぶり2度目の往訪。扉を開けたら店左側の小上がりに団体さんがぎっしり座っていて怯みましたが、右側のカウンター席はがらがらでした。その後後客10人弱。

 前回は基本の「ORIGAMIらーめん」だったので、今回は「しじみの醤油らーめん(750円)」を注文。ランチタイムは中盛サービスを始めたようで、中盛りでお願いしました。ちなみに並だと140gでちと少な目。

 店内はさほど変化なく、右側の区画はカウンター席のみ、壁に向かって5+6席。左側には小上がりに大きなテーブルが2卓。右側は窓が小さくて薄暗いのも相変わらず。

Origami01

 これまた相変わらず底が急激にすぼまった円錐状の丼で登場。うーん、ウンチク書きでしじみを全面に打ち出している割には「しじみ汁」とはだいぶ違う味わい。動物系出汁を相当合わせているのだろうと思ったところ、「ORIGAMIらーめん」の出汁(鶏がら+煮干)と合わせている模様。でもかえしが必要以上にでしゃばらず、あっさりでいてコクがあり、非常に飲みやすくて気に入りました。

 麺は細麺ほぼストレート。スープに合わせたのでしょうが、柔らか目で頼りなくて好みに合わず。また中盛だとスープと量的にバランスが悪く、しかも円錐状の丼の底で玉になって食いにくくて困りました。

 チャーシューは薄いけれども柔らかくて肉質もなかなか。他に刻みネギ、かいわれ、穂先メンマ、アオサ。またほんのちょっとだけしじみの身も。

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2015.06.01

【観戦記】15年第14節:鳥栖 1-6 浦和

・退場者が出てドン引きになった相手を攻め倦めるどころか、あまつさえFKで先制点を許してしまった際には「やはり運命には抗えないのか・・・」と落ち込んでしまいましたが、後半になると様相一変。突如敵陣深い位置でボールが回り始めてあっと言う間に逆転。

・さらに変に前がかりになった鳥栖を積年の恨みを晴らすがごとくボコボコに叩きのめしての大勝。6点も取れた一因は故障明けでいきなり出場のGK林の絶不調によるところが大だとは思いますが、最悪の試合展開にも関わらず冷静さを失わなかった浦和の選手達も大いに称えられてしかるべきでしょう。

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・それにしても前半はなんだったのか? 鳥栖は最終ラインを目一杯押し上げ、かつ池田がかなり前に出て豊田と2トップの形になりながら浦和の最終ラインに圧力をかけてきました。これ自体は昨年までの鳥栖の常套戦術。

・浦和は最終ラインが下がると鳥栖得意の放り込み戦術にやられてしまうので、こちらも負けずに最終ラインを上げて防戦。必然的に双方狭いエリアでごちゃごちゃした局面が増えがちになりますが、序盤は玉際で鳥栖が優勢。極めて珍しいことですが、前半は興梠のボールロストが多かったのが浦和の苦戦を象徴していたかと。

・流れの中で与えてしまった決定機は藤田→キム・ミヌが関根の裏へ走りこんで吉田のシュートの一回だけ(西川が難なくセーブ)でしたが、これは鳥栖得意のロングボール攻撃が活きた格好。それ以上に自陣深い位置でファウルを犯してしまう場面が目立ち、藤田FK→キム・ミヌヘッドという極めて危ない場面も(幸いにも枠外)。

・一方浦和は全くと言っていいほど持ち味が出せず。鳥栖の積極的な守備に対してとにかくパスカットされること、変なかたちでボールを失うことだけを避けるがごとく、前3人への縦パスを封印したような格好でロングボールを多用。鳥栖の最終ラインが高いので興梠にその裏を突かせる狙いは見て取れましたが全くの不発。両WBを縦に走らせてもこれといった攻撃の形は作れず。

・吉田が不用意すぎる2枚目のイエローで退場になっても戦局は依然鳥栖優勢。鳥栖はキム・ミヌが左SBに下がって4-4-1になり、しかも一転して豊田まで自陣に下げてドン引きの構え。そして豊田が森脇との競り合いで上手くファウルをもらい、水沼が西川でもどうにもならないスーペルなFKを叩き込んで先制。鳥栖は豊田への放り込み&セットプレー一発が基本なので一人減ったところで攻撃に困ることはなく、守備も万全なまま前半終了。

・浦和の見せ場と言えば林がこぼしたボールに武藤が突っ込んだ後に複数の選手でもみ合いになり、当初止めに入ったはずの興梠がなぜかイエローをもらうという一幕くらいでしょうか。これではハーフタイムにミシャが怒り狂うのも無理はありません。

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・ただ浦和が前半あたかも「ご安全に!」を合言葉にしたがごとくリスクをかけた攻めを捨て、左右に大きくボールを動かしながら鳥栖の守備ブロックを大きく揺さぶり続けたのは全く意味がなかったわけではありませんでした。後半頭から突如前三人への縦パスを駆使しつつテンポアップしてきた浦和に鳥栖は付いてゆけず、守備が後手に回り始めます。

・武藤の同点ゴールは阿部のシュートのこぼれ玉を拾ったものですが、鳥栖CBの寄せが信じがたいほど甘く、武藤は狙いを定めてじっくりFKを蹴っているようなもの。またそれ以前に鳥栖のバイタルエリアの守備がユルユルになり、興梠や武藤へ良いようにパスを入れられ、阿部や柏木の前方進出を許した時点で勝負ありといってもいいくらい。

・得点には直結しませんでしたが関根も後半になって躍動。浦和が前三人にボールを入れだしたため、4バックで守る鳥栖はどうしても中央に寄ってしまってサイド、特に左サイドが空きがちになってしまいました。森下監督は同点に追いつかれた直後に左SBにチェ・ソングンを入れてキム・ミスを前に出しましたが、人を入れ替えてどうにかなる問題ではなく、この交代は丸々無駄に。そしてサイドをケアしたところで中央の守りが空くという悪循環に突入。

・浦和2点目は後方にいた柏木が武藤や李とパス交換を繰り返ながらエリア内に突入し、中途半端に飛び出してきた林をヘッドで交わしてのゴール。鳥栖はボールをもって前に出てくる柏木を傍観したまま。鳥栖守備陣は中央に人数こそ揃っているものの、浦和のパス回しを阻害できずにあっさりと決壊。

・興梠のゴールも鳥栖の守備がお粗末すぎました。関根→興梠のパスを藤田がカットに失敗したのはまだしも、バイタルエリアでボールを受けた興梠に対して鳥栖CBは寄せる素振りさえ見せることなく、簡単に興梠の反転を許す始末。この辺りで前半のジャブが効いて鳥栖の足が早々と止まったのかも。興梠のシュートに全く反応できない林も噴飯ものですが、興梠には珍しい「一人で出来た!」系のゴールでした。

・数的優位で2点リードしたところで、ミシャは興梠、関根、李を相次いで下げてズラタン、梅崎、高木を投入。森下監督は売り出し中の鎌田を入れて反撃を試みましたが、これが完全に仇に。鳥栖らしい粘り強い戦い方なんでどこへやら。数的不利にも関わらず妙に前がかりになった挙句に浦和のカウンターを喰らう最悪の展開になり、あれよあれという間に3失点。浦和は後半失点どころか鳥栖にシュートすら撃たせず。

・また前半出来が悪かったといってもシュートは3本しか撃たれておらず、ミシャの大噴火もある程度お芝居なのかもしれません。実際選手達のほうが冷静で、激昂するミシャの言葉を半ば聞き流していたみたいですし。そして後半一気にスイッチを切り替えて攻めに転じてからの浦和は見事でした。

A0

-----興梠-----
--武藤-----李--
宇賀神-阿部-柏木-関根
-槙野--那須--森脇-
-----西川-----

得点:47分 武藤、59分 柏木、63分 興梠、77分 ズラタン、84分 梅崎、88分 ズラタン
 
69分 興梠→ズラタン
74分 関根→梅崎
76分 李→高木

・しょっちゅう好機に顔を出すもののシュート精度に難があった武藤なのに、いつの間にこんなに冷静かつ正確なシュートを撃てるようになったのか???

・頭部を負傷した阿部。最初はパイナップル状だったはずですが、途中から主に後頭部を抑えたような巻き方=真知子巻状態になって奮戦。

・浦和4点目は林のゴールキックを那須が跳ね返したボールが最前線のズタランに渡ったところから。ズタランのゴールはスピードでぶっちぎるというよりも、追いすがる菊地を抑えつけながらのもので、体が強い外国人FWらしいゴールでした。

・梅崎のゴールには大笑い。カウンターで右サイドを独走したものの周囲のフォローがなく、やむなくエリア内でシュートを放ってみたらなんと林が後逸。入る時には何をやっても入る。

・こうなると今季未だ無得点の高木に点を取らせようと周囲が動き出すのは人情として自然なこと。西川すらゴールキックのターゲットしては最も不適格と思われる高木にボールを出すくらい気を使っているのがありありと判りましたが、高木への横パスに限ってなぜかカットされて決定機は作れず。というか、ズラタンの2点目は高木へのパスがカットされたこぼれ玉をズラタンが拾ったものだし。FKも蹴らせてもらいましたが、これも決まらず。

A2

-----豊田-----
民友---池田---水沼
---藤田--高橋---
吉田-谷口--菊地-丹羽
-----林------

得点:31分 水沼 宏太

50分 池田→崔
59分 水沼→白
74分 高橋→鎌田

・鳥栖優勢で試合が進む中で発生した左SB吉田の退場。2枚目は露骨に手で李を止めているのでイエローは当然、かつ1枚イエローをもらっている選手がやるべき行為ではないのですが、1枚目が良く判らず。李を後ろから削った後、なかなか試合が止まらなかったので随分時間が経ってからイエローが出たのだと思いますが、これがイエローだったら後半の鳥栖なんてイエロー出まくりで、藤田は退場していたのではないかと。

・また吉田の2枚目のイエローは変にパスを繋ごうとしたところから。最近若干森下色が出始めたのか、鳥栖にパスを繋ごうとする姿勢が見られるようになりましたが、中盤での潰しを得意とする浦和にとっては好都合。鳥栖の変化は結果が出始める前に相当勝ち点を失うような気がします。

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