正広@北三条 ~ 三条カレーラーメン
越後線北三条駅から北へ徒歩15分程度。但し越後線は本数が少ないので燕三条駅、ないし三条燕バス停からアクセスするほうが現実的。この場合は信濃川を挟んで徒歩30分弱。
店先で揺れる幟で判るように、「三条カレーラーメン」を売り出している店の一つですが、ラーメン専門店どころか中華料理屋ですらなく、屋号に「大衆食堂」を冠している通りラーメンとは無関係な定食類が豊富。但し、周辺の客の様子を見る限り、普通のラーメン+αといった感じのセットものを頼んでいる人が大半でした。
早速「カレーラーメンセット(980円)」を注文。セットといってもカレーラーメンに小ライスと福神漬けが付くだけで、他のメニューと比べるとかなり割高。
店は地方の郊外店らしく広々としていてボックス席&小上がり主体。店奥には座敷もあります。カウンターは6席しかなく、しかも一人客が次々やってくるのでゆったりとしたボックス席を尻目にカウンターだけがやたら混んでいてちょっとなんだかなぁ。店には店長らしきオッサンが一人いる他はオバハン多数。接客は特に問題ありません。
ぱっと見はどう見てもただのカレー。カレー南蛮みたいな和風出汁を効かせたカレーではなく、家庭のカレーライスっぽい仕上がりで、わずかにとろみあり。辛くはないがスパイスが結構効いていて、しかもベースとなるスープとの相性がよほど良いのか、カレーなのにぐいぐい飲めてしまう不思議な感覚。まさに「カレーは飲み物」状態。
麺は並太若干縮れ入り。若干柔らか目なのが残念で、スープとの相性・バランスは今一つ。またご飯なしだとボリュームはちょっと物足りないかと。
具に角切りのジャガイモ、ニンジン、豚肉がゴロゴロ。といってもライスのおかずにはやや力不足なので、最後はスープカレーがご飯の友。
近所にもカレーラーメンを売り物にしている店が散在していますが、まぁ一杯食べたら十分かと。
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