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2015.09.27

【観戦記】15年2nd第12節:鹿島 1-2 浦和 ~ ありがとう、俺達の曽ケ端!

・試合開始早々に失点。きれいな崩しですかさず同点に追いついたのは良かったものの、その後はほぼ一方的に鹿島に殴られ放題。曽ケ端のまさかのポロリで勝つには勝ったものの、内容面では完敗。GK西川の奮戦がなかったら大量失点で負けていた試合でした。

「勝ちに不思議の勝ちあり」としか言いようがない試合。ただ広島戦や名古屋戦のように内容で相手を圧倒しながらも結果がついて来なかった試合もありましたから、内容で完敗しながら半ば運に恵まれて勝った試合があっても良いでしょう。リーグ戦も終盤ですから内容よりも勝ち点3がはるかに重要。

・1点目の崩しは見事でしたがそれ以外には攻守ともほとんど良いところがなかったこの試合、ミシャもさすがに不満なご様子。ただ槙野を筆頭に出来が悪い選手がゴロゴロしていたのは事実ですが、大苦戦に陥った主因はミシャの自爆ボタン連打でしょうに。ズタボロにされかかったこの試合をミシャがどのように捉え、どのように修正してくるのでしょうか?

A06

・那須を出場停止で欠く試合。事前に報じられた練習の様子通り、ミシャは清水戦で試行した「なんちゃって4-1-4-1」を再採用。那須の代わりになりうる永田が信頼できないゆえの苦肉の策なのか、あるいは横浜Mや新潟に大敗したことを受けての新機軸なのか、ミシャの主たる狙いは判りませんが、残念ながら結果は大失敗。清水戦でも危うい場面が散見されましたが、清水より遥かに強い鹿島相手に練度の低い策を講じたこと自体無謀だったと断じざるを得ません。

・失点場面は宇賀神のスローインをカイオに奪われてカウンターを喰らい、なぜかえらく中に絞っていた森脇がカイオにあっさり交わされて右サイドに大穴を開けた挙句の代物。さらにカイオ一人に3人も付いてしまうのもなんだかなぁ・・・

・鹿島は2トップが槙野と阿部に、両SHが浦和の両SBに絶えず圧力をかけ、さらに柏木を主に柴崎が監視することによってビルドアップを阻害。圧力と言っても新潟のように遮二無二追いかけてくるのではなく、ちょっとしたミスに乗じてすかさず怒涛の寄せを見せる感じ。

・浦和の同点場面だけはなぜか鹿島の守備がゆるゆるでしたが、それ以降は浦和はビルドアップに苦しんで縦パスを入れるどころか大きく蹴りだすだけに。蹴った先では興梠が昌子にべったりマークされて全くボールを収められず。カウンターで関根へ大きく展開して散発的にチャンスを作るものの、シュートに結び付けられず。

・またこの日の浦和はなぜか玉際で鹿島に完敗。セカンドボールを鹿島に拾われて決定機を作られる場面が目立ちました。特に良くなかったのが槙野。前節出場停止で久しぶりに休みらしい休みをもらったはずの槙野がダヴィに競り負けたり、セルフジャッジでぶち抜かれたりして絶体絶命の危機を何度も招いていました。また前半高木も自陣深い位置で軽すぎる対応が目立ちました。もっともその大ピンチを悉く西川が防いでくれたわけですが。

・試合を通じてセットプレーの守備もお粗末。前半はファウルの判定やオフサイドの判定に救われ、後半はクロスバーと西川の神がかりセーブ連発に救われた格好。金崎やカイトのヘッドなんてやられなかったのが不思議なくらい。

A14

・さすがのミシャも全く機能しない「なんちゃって4-1-4-1」を前半だけで見切りをつけ、ズラタンと青木を投入して3-4-2-1に変更。阿部が中央CB、青木が柏木と2ボランチを組んで前半よりはビルドアップが円滑になりましたが決定機には遠く、曽ケ端ポロリまでのチャンスらしいチャンスはカウンターで宇賀神→ズラタンくらい。

・守備は相変わらず不安定。関根の消耗が著しいのか終始カイオに苦戦した他、シャドーに回った興梠が山本への対応を誤って遠藤に際どいシュートを浴びる一幕も。また柴崎や小笠原へのプレッシャーが甘くて縦パス一本で簡単に裏を取られることも。

・そして試合を決定づけたのが曽ケ端のポロリ。宇賀神のクロスは西に当たって軌道が変わったものの曽ケ端が楽々キャッチできる性質のボール。ところが何を血迷ったのが曽ケ端はそのボールをポロリ。前にいた昌子が気になったのかもしれませんが、曽ケ端のありがたいプレゼントを興梠がすかさず受け取って浦和逆転。興梠は前後半とも不出来でしたがこんな形で鹿島での初ゴール、しかもそれが決勝点に。

・ただ逆転後の浦和の守備は盤石にほど遠く、セットプレーで大ピンチの連続。また浦和右サイドの守備はどうにもならず、森脇が金崎にあっさり抜かれる場面もありましたが、いずれも西川がゴールを死守。もっともその西川も金崎の強烈なシュートを受けきれず、しかもCKを嫌ってこぼれたボールを取りに行ったところにダヴィに攫われてヒヤリ。

・右サイドが炎上続きなのにミシャの最後の一手がなんで関根→平川でなかったのか実に不可解。不出来だった興梠を下げて李を入れてみたものの、ズラタン共々カウンターで脅威になるわけではなく、前線でボールをキープしてくれるわけでもなく、ATに入ってもなおボールロストでカウンターを浴びる始末。

・ただ幸いにも鹿島は前半やや飛ばし気味だったせいか、終盤はさすがに疲れて一方的に攻めてはいるものの肝心なところで若干精度を欠いた嫌いも。また選手交代が遅く、なおかつ交代枠をひとつ余し、押しているけれども押し切れない結果に。

A42

-----興梠-----
梅崎-武藤--高木-関根
-----柏木-----
宇賀神-槙野-阿部-森脇
-----西川-----

得点:6分 高木、72分 興梠
 
HT 梅崎→ズラタン
HT 高木→青木
77分 興梠→李

西川の好セーブ集(&ヒヤリもあるでよ)でしかなかった試合でしたが、1点目の崩しだけは実に見事。この場面だけ鹿島は柏木へのマークが甘く、しかも梅崎→武藤に簡単に叩かれて山本が宇賀神に裏を取られてしまいました。惚れ惚れするような見事な崩しですが、攻撃面ではこれが最初で最後の見せ場になるとはなぁ・・・ああ、わずかにオフサイドになりましたが青木→武藤ヘッドもあったか。

A37

---ダヴィ--金崎---
カイオ---------遠藤
---小笠原-柴崎---
山本-青木--昌子--西
-----曽ケ端----

得点:3分 遠藤

83分 ダヴィ→鈴木
86分 遠藤→土居

・試合開始早々から激しくやり合う森脇とカイオ。二人が熱く語らっているところに「森脇さんを取らないで!」と言わんばかりに割って入るダヴィ。漫才師か、こいつらは(笑) 終始ヒートアップというかテンションが高く、激しく削り合う場面が頻発した割には試合後の両選手の表情は意外に和やかでした。森脇を除いて(つД`)

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