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2015.10.31

渓@川口(4)

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 川口駅東口から線路沿いに北へ歩いて、川口陸橋下近く。3年ぶりの往訪。先客ゼロ、後客4。

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 店先のメニューを見ると「まぜそば」のみ。故障中の券売機のボタンを見るとまぜそばが先頭で、次いでつけ麺、らーめんという配置になっていて、いつの間にかまぜそば押しの店になったみたい。今回は「黒カレーまぜそば(800円)」を注文。先払い。

 店内は厨房沿いにL字型カウンター6席と3人掛けくらいのテーブルが1卓。厨房内には店主が一人だけ。暗くて雑然とした店の雰囲気は相変わらず。刻み玉ねぎに10円募金するシステムも変わりなし。

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 まぜそばにしてはやたら汁が多くてびっくり。スープが少ないラーメンといっても差し支えないほど。写真では卵を落としてありますが、実際は好きなタイミングで割入れられるようにとの配慮か別皿で出てきます。

 汁が多いためか、味わいは出汁を効かせたカレーうどんに似ているかな。スパイシーさはほとんどありません。ただ焦がしニンニクとサイコロ状のチャーシューが大量に混入しているので、食べ進むと腹にずっしり来ます。

 刻みネギや刻み玉ねぎもあるにはありますが箸休めには力不足なので、卓上の玉ねぎを追加投入するのも吉。

 麺は縮れ入りの太麺。やや堅めで噛み応えしっかり。デフォルトでも結構量があり、女性には多すぎかも。

 店の雰囲気があんまり好きじゃないのですが、まぜそば自体は悪くありません。

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2015.10.30

与野公園の秋バラ2015

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与野公園の秋バラが見頃を迎えています。

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ウホッ! 恐竜だらけの福井駅

(「福井県立恐竜博物館」から続く)

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今年3月の北陸新幹線開業には全く縁がないはずの福井県ですが、なぜか新幹線開業に合わせてJR福井駅西口駅前広場に恐竜の動くモニュメント等を設置。JR西日本ではなく福井県が主体の企画。

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モニュメントはフクイラプトル、フクイサウルス、フクイティタンの3体。

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フクイティタンは全長約10m、最高高さ約6.0mもあって、近くの電柱と比べるとそのでかさが判ります。

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JR福井駅舎の壁面には恐竜イラストのラッピングを行うとともに、恐竜のトリックアートを設置。

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ゆるキャラの仕込みにも抜かりなし。着ぐるみ化&商品化されているのは3体だけですが、仲間は20体もいるみたい!

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福井駅内にはこんなのも。

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残念なながら恐竜モニュメントは今年12月で終わりとのこと。雪が降りだすとメンテナンスが出来ないからかなぁ?

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2015.10.29

川崎商店@新田

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 東武伊勢崎線新田駅から東へ。草加高校の北、スーパー「ベルクス」と同一敷地内。先客ゼロ、後客5。往訪予定だった店がなんと前々日に潰れていたことが店の貼り紙で判明するという衝撃の事実を受けて、致し方なくその近所で目に付いたラーメン店に転身した次第。

 外観及び鶏そば・煮干し醤油・味噌・塩等々なんでもありという店のコンセプトから、最も無難そうというかごまかしが効きそうな「味噌とんこつ(850円)」を注文。なおこれが店の一番人気なんだとか。
 
 ニンニクの要否を聞かれたのでありにしましたが、いきなり生ニンニク入りの壺を渡されて少々面食らいました。自分でクラッシュして入れるみたいで。

 キャパが巨大で4人掛けのボックス席が6セットと4人掛けテーブルが4卓、さらに厨房に向かって横長カウンター12席。

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 わざわざ「とんこつ」を冠するほどスープにとんこつ出汁が効いているようには伺えず、甘めの味噌味が卓越。もやし、ひき肉、キャベツ、玉ねぎなどの炒め物は札幌風にスープと炒め合わせているわけではなく単に後乗せなのか、スープの脂っ気もさほどではありません。よって早々と生にんにく、続いて一味を投入。これで格段に食べ易くなりました。

 自家製の麺は太めのストレート。堅さは並程度ですが、それなりに弾力性があってまずまず。

 ひき肉たっぷりなのに、さらにバラ肉チャーシューが付いてきて具だくさんなので、ごはんをつけても良いかなと思いますが、ラーメンだけでも量は十分。穴あきレンゲ付は良いサービス。

 期待値が著しく低かっただけに、それなりに満足。SCのフードコートのラーメンよりは若干マシかなぁ・・・

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2015.10.28

福縁@川口

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 川口駅から産業道路を南へ。本町3丁目交差点の手前。先客3、後客7。

 この店の特徴は6種類ある「今日のおすすめランチ」が500円と激安なこと。今回は「ニラレバ定食」を注文。でもそれは近所の日高屋でも食べられるメニューなので回鍋肉や麻婆ナスにすれば良かったと少々後悔。

 FC店みたいなやたらごてごてして、かつ安っぽい外観ですが、店内は意外にも落ち着いていて、しかもかなり奥行きがありました。4人掛けテーブルが10数席並んでいて相当のキャパ。

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 サラダ・スープ・ザーサイ・杏仁豆腐付き。しかもご飯はお替り自由。安くて目一杯食べられるのはありがたいのですが、クォリティーもメイン料理といいサラダやデザートといい、値段相応という感は否めず。ニラレバは炒め物なのである程度は致し方ないのですが、随分と脂がきつくて参りました。

 こうなるともうちょっと高くてもいいから美味いものを食べようという気になりますね(自嘲)。

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2015.10.27

福井県立恐竜博物館はハンパなかった!

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福井県立恐竜博物館。これはハンパなかった!質・量とも日本を代表するどころか、世界にも通用するレベル。エントランスでは動くティラノサウルスがお出迎え。掴みは文句なし!

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福井を代表するフクイラブドル。これも動く。テーマパーク的色彩をも併せ持つ、今時の博物館ならではの趣向。

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ジオラマ「中国四川省の恐竜たち」。こんなもんが首振り乱してぶるんぶるん動いた日には生きた心地がしないでしょうけど、さすがにそれはない(苦笑)

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恐竜の全身骨格(9割以上が実物化石で組み上げられているカマラサウルスが最大のウリ)だけでも40体以上。

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恐竜を専門に扱っているわけではなく、生命の誕生からマンモスの時代まで幅広に扱っているので、解説をゆっくり見て歩くと半日あっても全然足りません。地学の知識があればなお良し。

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お世辞にも予算が潤沢とは言い難い福井県で、よくぞ全国から人を呼べる突き抜けたレベルの博物館が出来たものだと感心。如何せんものすごーく不便なところにあるのと、長居するには供食施設が貧弱なのが難点だと思いましたが。

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2015.10.26

有彩@西川口(2)

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 西川口駅西口を出て北側にある「西川口一番街」内。半年ぶりの再訪で先客ゼロ、後客2。かつては風俗店が密集していた一帯にあって、この店が入っているビルも昔はそうだったんじゃないかなぁという気配が濃厚(苦笑)

 前回は「鶏だし醤油らぁめん」だったので、今回は「「豚骨鶏魚介醤油らぁめん(700円)」を注文。並盛(150g)、中盛(200g)同値段なので中盛にしてもらいました。他に「魚介鶏だし塩らぁめん」「豚骨鶏魚介つけめん」など。総じて値段は安めに設定。

 店内のレイアウトが非常に珍妙で手前ほぼ半分がぽっかりと空いており、店奥に縦長カウンター4席+2席、4人掛けテーブル1卓。接客係のオバハンを雇ったみたいですが、珍妙なレイアウトや素寒貧とした内装は相変わらず。一杯一杯丁寧に作っているので、混んでいると随分待たされそう。

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 スープは外観からなんとなく想像がつくような動物系が心持ち強めに出た味わいで、魚粉はさほど目立たず。若干とろみがあるもののざらざら感は皆無。ややしょっぱめで終盤は若干くどいかなぁ・・・ 

 麺は自家製の太麺ストレート。いかにも麺の密度が高そうな、しっかりした噛み応えがあり、スープとの相性、絡み具合も言うことなし。

 前回はチャーシューが秀逸と思ったのですが、今回はさほどでもなく。他に白髪ネギ、青菜、メンマ、海苔。

 「こってり」系だと残念ながら「またお前か」の域を出ておらず、悪くはないのですがわざわざここで食べなくてもという気が。あえて「こってり」なら麺が美味いので「つけ麺」のほうが良いかも。次は「魚介鶏だし塩らぁめん」を試してみます。

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ミハイロ ペトロヴィッチ監督との契約更新に想う

ミハイロ ペトロヴィッチ監督との契約更新が公式発表されました。

・1年目は優勝争いこそ事実上無縁だったものの、早々とスタイル定着に成功して勝ち点を積み上げ、最終的には3位に滑り込み。

・2年目は興梠加入によりチーム力、特に得点力が大幅向上。最後まで優勝争いを演じ、終盤に守備が崩壊して順位は6位に甘んじたものの、勝ち点は1年目よりアップ(55→58)。

・3年目は西川加入により失点が大幅に減少。前年一度も立てなかった首位を第19節から継続して確保したものの、興梠負傷離脱が契機となって終盤大失速して2位転落。但し勝ち点は62にまで伸ばした。

と過去3年最終順位に多少変動はあるものの、リーグ戦の勝ち点は着実にアップ。今年も前年を大きく上回る勝ち点68を獲得しており、1stステージを制覇してCS進出を早々と決定し、年間最終順位も2位以内が確定しています。

基本戦術にさほどバリエーションはなく、相手の対策が進んできているにも関わらず毎年勝ち点を伸ばし続けている点は高く評価すべきでしょう。

ミシャと同等以上の結果を出している監督となると、リーグ連覇の森保@広島、昨年3冠の長谷川@G大阪、柏でタイトルを取りまくったネルシーニョ@神戸くらいしかおらず、これだけの結果を出している監督をあえて代える大冒険に出るのはリスクが高すぎ。

おまけにミシャ仕様で選手を揃えてまくったので、監督交代は選手の大幅な入れ替えをも伴いかねず、監督を代えるタイミングは少なくとも今ではないだろうと思います。

ただ今年のACLのあんまりな負けっぷり、そしてナビスコ杯惨敗を目のあたりにすると、ミシャに万全の信頼をおけないのも確か。

ミシャに対する個人的な不満は以下の3点

(1)ローテーションがとにかく下手

 レギュラー陣の見極めが済んでしまうと怪我人や出場停止でも出ない限り、コンディションや相手の出方・相性をあまり考えることなく同じメンバーを起用し続ける一方、ACLを含めてカップ戦ではなぜか大幅なメンバー入れ替えを断行。

 結果的にリーグ戦はレギュラー陣の疲弊で終盤勝ち点が伸びず、カップ戦は機能不全で勝てない。

(2)使える選手層が一向に厚くならない

 (1)の裏返しですが、使うメンバーが固定されているのでサブメンバーの起用の場が限られるのでレギュラー陣とサブとの出来の差がどんどん拡大。その結果ますますレギュラー陣偏重になるという悪循環に陥り勝ち。レギュラーが故障や出場停止で1枚でも欠けるとチームのパフォーマンスがガタ落ちになる。

 不思議なことに昨年までのレギュラー陣でもいったんサブに回ると大きくパフォーマンスが落ちてしまう。

(3)戦況に応じた選手交代が下手

 お疲れの選手を予め決めていたようなタイミングで入れ替えるケースが非常に多く、試合を落ち着かせるとか、逆に尻を叩くとか、目先を変えるとか、とにかく戦局を一変させるような選手交代が苦手。

 それどころか監督がテンパってしまって、火に油を注ぐことが少なくない。

こういうミシャの問題点は4年経ってもなんら改まる気配はありません。よってミシャの限界と向き合わなければならない時期が遅かれ早かれやってくる(=そしてその時はいったん浦和は大混乱に陥る)のだろうと思います。ただその見直しの時期は今ではない。従って今回の契約継続は諸手を挙げて賛成はできないが妥当だと考えます。

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2015.10.25

【TV観戦記】15年2nd第15節:FC東京 3-4 浦和 ~ 今日は勝ったな、風呂でも入るか・・・あれれ???(一応勝ったけど)

・FC東京(以下「瓦斯」)御自慢の堅守とやらは影も形もなく、序盤から浦和にやられ放題。槙野が4点目を奪った時点で今日は楽勝大勝、広島との得失点差を一気に詰めるボーナスステージ突入と思ったのですが、ミシャがなぜかズラタンを下げて李を入れた途端に戦局が暗転。

・浦和は前がかりになった瓦斯の攻勢を落ち着いてボールを繋いで交わすことができず、それまで全くいいところがなかった太田の躍動を許して1点差に詰め寄られるテイタラク。ATにはPKを取られてもおかしくない一幕もありました。同点に追いつかれようものならこの週末は巷でミシャ解任の嵐が吹き荒れてCSへの悪影響は免れなかったと思います。

・とはいえ、なんとかかんとか逃げ切りに成功して勝ち点3をゲット。リーグ戦も大詰めで勝ち点3が取れれば内容なんてどうでも良く、泥臭かろうが不格好だろうか、あるいは多少胡散臭かろうが勝ち点を取ったもの勝ち。

・利害関係のない全くの第3者にはエキサイティングな試合だったかもしれませんが、当事者としてはTVで見ているだけでへろへろに。現地ならさぞかし生きた心地がしなかったことでしょう。

・また興行的には面白いものの共に守備の拙さが目立ち、昨年の4-4の撃ち合いに続いて今年もJリーグのレベルってどうなのよ??? 共に日本代表のCBが出場していてこれなのか???と思わざるを得ない試合になってしまいました。

・フィッカデンティ監督は前回やり慣れない手を打って自爆したのを反省してか、今回は普段のフォーメーション(4-3-1-2)で浦和に臨んできましたが、どういうわけかこれが全く機能せず。というか、フォーメーション云々以前に基本方針がはっきりしていない上に、森重を筆頭に出来の悪い選手が多すぎるように見えました。

・浦和の最終ラインにプレッシャーをかけるでもなく、柏木を封じ込めるでもなく、徹底してスペースを埋めるわけでもない。コンパクトな陣形の中でボールを絡め獲ろうとしても浦和のパス回しに翻弄され、おまけに出足に鋭さを欠き、セカンドボールへの反応も遅い。普段だと瓦斯の前3人が下がって縦陣形を圧縮し、4+3の2ラインでボールホルダーを追い詰めてボールを取りに行く機能美が発揮されるところですが、そんな場面はほとんどなかったかと。

・フィッカデンティ監督は盛んにフォーメーションを変え、4-2-2-2にしてみたり、高橋を最終ラインに下げて5バック気味にしてみたりと工夫を凝らしていましたが、森重や丸山がポストプレーを簡単にやらせすぎ、太田の守備はどうにもならないといった個人レベルの劣勢、あるいは非常に狭い戦局での攻防での劣勢はフォーメーション変更ではどうにもならない様子。

・柏木の先制点は曽ケ端もびっくりポンなGKのナイスアシスト。関根の得点なんて関根のシュートがこぼれた位置は瓦斯のDF2人のほうがはるかに近かったのですが、二人がお見合いをしているうちに再度関根に拾われる大惨事。これじゃ監督はたまったものではありません。

・浦和にしてみれば無為無策で臨んできた相手と闘っているも同然。瓦斯がサイドでボールを取ろうとスライドしてきたところを逆用し、ワイドに展開して瓦斯の空いているサイドを徹底攻略。

・両WBが不調だとこんな4バック相手の常套手段も行き詰まり勝ちで、それが鳥栖戦やG大阪戦の不振の主因だと思いますが、この日は宇賀神も関根も前節とは見違えるような素晴らしい出来。柏木の先制点はGKが相当アレだったとはいえ、宇賀神が諦めずにボールを追ってクロスを上げてくれたからこそ。関根の得点は最近消え失せていた思い切りの良さが出たからこそ。

・瓦斯は両サイドをやられがちな上に、高橋の周辺というかバイタルエリアを浦和に好き放題に使われ、縦パスは通されるは簡単にカットインを許すわと目も当てられない状態。ルーズボールをどフリーの武藤に狙いすまして撃たれてとか、武藤&ズラタンに簡単にポストプレーを許した挙句に槙野に叩き込まれるとか、瓦斯の堅守とは何なのかと考えさせられる場面が続出。惜しくも絶好機を逃したものの、興梠が裏抜けに成功した場面も。

・一方瓦斯の攻撃は相変わらず単調。シュート精度に難がある東が珍しく西川のニアをぶち抜く素晴らしいゴールを決めて1点返したものの、前半はそれだけ。攻撃はほぼ前田へのロングボール頼みに終始し、那須と勝ったり負けたりを繰り返すものの、勝ったところでフォローがなくてフェードアウト。太田は守備に追われて(といっても何の役にも立っていないのですが)前に出てくることすらままならず。

・後半立ち上がりにロングカウンターで浦和ゴールを脅かし、その後もこの日好調の東が見せ場を作りはしましたが、それも散発的で攻撃に厚みなし。3点差つけば貧弱な瓦斯の攻撃なんて楽々凌げると思ったのですがねぇ・・・

・ミシャが何を思ったのかズラタンを下げて李を入れた途端、楽勝ムードは雲散霧消。太田のクロス→高橋ヘッドで1点返された後に両WBを相次いで代えましたがこれが、火に油を注ぐ結果になり、それまで槙野&森脇に多少胡散臭さはあったものの大過なく過ごして来た浦和の守備が一気に怪しくなってしまいました。

・2点リードしているのだから前がかりになった瓦斯の攻勢をゆったりボールを繋いで交わせばいいものを、むやみにボールを前に蹴りだすばかり。しかもそのボールを最前線で李がキープしてくれれば最終ラインを押し上げて一息つけるはずなのに李が全くボールを収められず。

・というか、李がそういうプレーを苦手なのは判り切っているので怪我明けで不安だとかなんらかの事情でズラタンを下げざるを得なかったのなら梅崎なり青木なりを入れて興梠を1トップに上げる策があったと思うのですが、なんで李だったのか???

・宇賀神が小破して梅崎を入れざるを得なかったのはミシャにとって誤算だと思いますが、その梅崎も攻守ともいいところなし。

・最大の誤算は守備に不安がある関根に代えて、守備だけは計算できる平川を入れたにも関わらず、その平川が太田を封じられずに易々とクロスを上げられまくったこと。もともと平川は間合いを開けすぎるきらいがある選手ですが、これは酷すぎました。西川のミスで1点差に迫られ、ATにはどう見ても槙野がPKを取られてもおかしくない一幕も。

・PKに相当する槙野の度重なるファウルを見逃したことで瓦斯サイドから佐藤主審への批判が強いようですが、逆に瓦斯の3点目は高橋のハンド臭く、さらに言えば森重や前田のラフプレーを流しまくった点で浦和サイドから見ても今日の主審は酷すぎました。

-----ズラタン-----
--武藤----興梠--
宇賀神-阿部-柏木-関根
-槙野--那須--森脇-
-----西川-----

得点:11分 柏木、14分 武藤、27分 関根、62分 槙野
 
71分 ズラタン→李
75分 宇賀神→梅崎
78分 関根→平川

・ここ数試合良いところがなかった宇賀神・関根・武藤が一転して大活躍。瓦斯CBのあんまりな出来でズラタンも1トップとして十二分な働きを見せ、興梠とのコンビネーションすら改善の兆しを見せるなどケチのつけようがなかった攻撃陣に引きかえ、守備陣は実にお粗末でした。勝つには勝ったが実に反省点の多い試合で、次節攻撃力のある川崎相手にまたしても乱打戦を演じそう。

・西川の絶不調は驚き。1失点目は東のクロスを予測していたところにニアをぶち抜かれ、3失点目は飛び出してクリアできず。ATに2本決定的なシュートを防いではくれましたが、そうなる以前になんとかならなかったかと。

・1失点目は西川よりもむしろ東に簡単に裏を取られた槙野のポジショニングのほうが問題あり。手癖の悪さも再発。

・手癖といえば槙野以上に酷いのが森脇。自陣深い位置で再三しょーもないファウルを連発し、とうとうイエローをもらって次節出場停止になってしまいましたが、この出来なら川崎戦は最初からいないほうが良かったかと。

---東---前田---
-----河野-----
-羽生--高橋--米本-
太田-丸山--森重-徳永
-----アブラモフ----

得点:16分 東、74分 高橋、84分 高橋

52分 河野→中島
60分 羽生→松田
82分 徳永→林

・森重の強行出場は完全に裏目。ズラタンに良いようにやられ、コンディション不調で想うように動けないせいか、こちらも悪癖だったラフプレーが再発。

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2015.10.24

102@川口(4)

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 川口駅東口を出て産業道路を北へ。3年半ぶりの往訪。戸外の券売機で「つけめん・大盛(840円)」を注文。開店直後に入店したところ先客ゼロ、後客5。なお並と大盛は同値段。他に「坦坦つけめん」「中華そば」「油そば」など。

 非常に奥行きが深い店で、店内はコ字型カウンター20席弱ほど。開店当時はカウンターの背後を人が通るたびに床ががたがたするのが気になりましたが、その辺は手直しされた模様。平日だと昼間もさほど混まないと見えて、スタッフは2名だけ。

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 つけ汁は豚骨×魚介がベースで豚骨がかなり前に出ているものの魚粉も目立ちます。ただ昔はそれなりに粘り気があったような気がしましたが、久しぶりに食べてみると粘り気はほとんどないに等しい感じに。甘目で濃厚かつ単調な味わいは相変わらずで、終盤はやっぱり飽きが来てしまいました。

 薄きりのメンマがちょっとしか入っていないため、箸休めになりうるものがないのが残念。つけ汁の中には小さくてしかも脂身の多いチャーシュー、ナルト、そしてわずかに柚子。麺の上にかいわれが少々。

 麺は太麺ストレート。堅いわけではないのですが、歯ごたえ十分。つるつるとした食感も楽しく、これは大のお気に入り。

 102といえば「焼き石」が売り物だったはずですが、店員は積極的には勧めてきません。

 超近所、かつ年中無休でやっていて、しかも大ハズレはない店なのでありがたいといえばありがたいのですが、今となってはただそれだけなんだよなぁ・・・ 近所のつけ麺店より高いし。

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2015.10.23

まぐろカツ丼@かつや

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 「かつや」で10/23から期間限定販売が始まった「まぐろカツ丼(637円)」を早速試食。

 思いの外魚臭さが残っていて、しかも魚なのにずっしりと重い。カツで脂っぽくなった上にタルタルソースたっぷりだからかなぁ・・・ そんな時に限ってカツが必要以上にでかい!

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 次はないです(´・ω・`)ショボーン

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【展望】15年2nd第15節FC東京戦

【前回対戦】

・我慢できるチーム同士の一戦で、下手をすればスコアレス、良くてウノゼロの決着になると予想しましたが、立ち上がりの李のゴールが効いて浦和が予想外の圧勝。FC東京(以下「瓦斯」)はやることなすことまるでダメ。逆に浦和はそんな瓦斯を完封できなかったことだけが悔やまれる、それ以外はケチのつけようがないナイスゲームでした。

・名前が長すぎて覚えられない瓦斯の監督通称ふっかちゃんは林と三田をスタメン起用。フォーメーションも4-3-1-2から4-1-2-3ないし4-1-4-1っぽく配置しましたが、残念ながらそれが大失敗で早々に失点。途中でフォーメーションを4-2-2-2に変えて止血するのが精一杯。

【瓦斯の現状】

・2ndステージは浦和と同じ勝ち点24で首位広島と勝ち点差7の5位、年間順位は首位広島と勝ち点差6の3位。1stステージも浦和に勝ち点差6離されての2位に終わっており、「上位にはいるが優勝争いには実質的にほとんど絡まない」といういかにも瓦斯らしいポジションを一年中キープしています。

・もっとも年間3位に滑り込めばなんとかシップに出場してタイトルを狙えるというのが今年の嫌らしいところですが。

・「ウノゼロの勝利」はさほど多いわけではないものの、大量失点を喰らう試合はほとんどない(浦和戦の4失点が唯一)ため、年間総失点29はJ1最小。逆に総得点41は上位チームではダントツに低く、しかも得点のほぼ半分がセットプレー。相変わらず「堅実だが興行性に乏しいサッカー」をやっているみたいで。

【戦力】

・前回対戦時から主力が若干入れ替わっています。

・1stステージで絶対的な戦術兵器だったFW武藤がマインツへ移籍。また不幸にもGK権田がオーバートレーニング症候群を患って長期離脱。さらにCBの控えだったカニーニが退団。

・武藤の移籍は想定内だったためか、FWネイサンバーンズ(豪代表)、FWサンダサを早々と補強。前者はコンスタントにスタメン出場しているもののわずか2ゴール。後者は近時ほとんど出番がなく完全にハズレ。よって武藤の穴は1stステージでベンチスタートが多かった前田が実質的に埋めているような格好。プレースタイルは武藤とはかなり違いますが。

・権田の長期離脱はさすがに想定外でしょうが、それでもGKブラダ アブラモフを補強して早速スタメン起用。元セルビア代表ながらイタリアでのプレー経験が長いので監督との意思疎通に問題はないのでしょうが、チームメイトへのコーチングとかはどうしてるんやろ?

・相変わらず怪我人が多いのか、平山・梶山・石川といったところはベンチ外が続いています。

・前節森重が前半に負傷退場しましたが、浦和戦への影響は不明。

・他に羽生や三田を押しのけて、熊本から戻ってきた橋本が近時3ボランチの一角でスタメン出場し続けているのが目に付きます。

【試合予想】

・1stステージは武藤のスピードに頼ったカウンター攻撃と太田の高精度クロス&セットプレーが頼りで攻撃面に見るべきものはない一方、先制点を取られると崩すのが非常に厄介なチームという印象でしたが、武藤を失った2ndステージも大筋は変わらず。リスクをかけず、FWへのロングボールを多用して縦に速い攻めを志向。手数と頭数をかけた場合は太田のクロスが生命線。

・フォーメーションは4-3-1-2が基本で状況に応じて4-2-2-2に変化。前回対戦時は慣れない1ボランチを採用して自爆したので、今回は特殊なことはやってこないと予想します。瓦斯が3ボランチを中心にサイドに素早く寄せてくるので、浦和はピッチをワイドに使ってどこまで瓦斯を振り回せるか。

・太田は瓦斯のストロングポイントであると同時に守備の最弱点。前回対戦時のように浦和が右サイドで主導権を握れれば何の問題もない(前節湘南は古林&藤田の2枚で太田を攻めて見事に瓦斯を粉砕!)のですが、残念ながら今の関根に多くを期待するのは難しいでしょう。

・従って90分持たないけれども守備は計算できる平川をスタメン起用して、後半半ばから関根で勝負、あるいは逆にIH高木&右WB梅崎で攻めまくるというのはありだと思うのですが、ミシャは選手の好不調なり相手の出方なりでスタメンをいじるとは思えないのがなぁ・・・・

・鳥栖戦、G大阪戦とレギュラー組が揃ってスタメンに並んだにも関わらず低調な試合が続きました。G大阪戦は高木&ズラタンを投入してからようやく攻撃に迫力が出始めたことを思えば、多少なりとも面子に変化を付けないと「秋の大失速」を抜け出すのは難しいと思います。もっともサブメンバーは練習試合で大学生にボコボコ点を取られていて、これでは信頼が置けないのも判るような気もしますが。

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<前節:湘南 1-2 瓦斯>

--バーンズ--前田---
-----東------
-米本--高橋--橋本-
太田-丸山--森重-徳永
-----アブラモフ----

得点:50分 東

45+3分 森重→吉本(負傷による交代)
HT バーンズ→中島
70分 橋本→三田

※河野が練習試合で小破して欠場。

<前回:浦和 4-1 瓦斯>

武藤---林-----東
--三田----米本--
-----梶山-----
太田-森重--カニーニ-徳永
-----権田-----

得点:74分 前田
 
28分 三田→高橋
59分 林→前田
66分 梶山→中島

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2015.10.22

長尾@竹ノ塚

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 東武伊勢崎線竹ノ塚駅西口、西友の向かい。「いるか」→「神楽」→「ましこ亭」の跡地。川口から来ると竹ノ塚の踏切を渡らなくて良い点は高ポイント。先客1、後客5。

 各種味噌ラーメンがウりの店で、店外の券売機で基本と思しき「味噌ラーメン(680円」を注文。しかもご飯食べ放題という破格のサービス付き。他に「旨辛味噌」「えび味噌」など。

 店内は以前と変わっておらず縦長カウンター6席、4人掛けテーブルを3卓配置。「神楽」時代にあったレイソルのポスターはなくなっていました。

 厨房内にはなぜか女性スタッフが一人だけ(食べ終わることになって店長らしき方が来ましたが)。水セルフ、ご飯もセルフ。炊飯ジャーの横には漬物やふりかけなども用意。

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 スープは見かけに反してとろみはほとんどありませんし、脂も表面に少し浮いているだけ。良く言えば味噌の割にはさらっとしていますが、味噌が前面に出過ぎて旨みやコクにイマイチ欠けるような気がしました。端的に言って出汁にあまり金をかけていないのではないかと。味噌は各種ブレンドしているみたいですが、良くも悪くもこれといった特徴は見いだせず。

 仕方なく一味唐辛子を投入してごまかしながら食べようと思ったのですが、卓上に胡椒やラー油はあるものの一味の姿は無し。

 麺は浅草開花楼の太めの強い縮れ麺。噛み応えがあって好きな麺ですが、このスープには強すぎるのではないかと。

 具が茹でもやしがほとんど。他に青ねぎ、ニンジン、わずかにキャベツ。チャーシューは脂身が少ないわりには柔らかくて、しかも肉の旨みを損なわない程度にあっさり目の味付けで意外に美味。

 「なんちゃって家系」と同じく、「安くて腹いっぱい食えればクォリティーは問わない」層に合わせたコンセプトなんでしょうが、またもや長持ちしないでしょうなぁ・・・

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2015.10.21

鶏の穴@池袋(3)

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 池袋東口から明治通りを北へ。旧豊島区役所向かい。3年半ぶり3度目の往訪。先客1、後客10数人と大繁盛。一時は店内に3人待ち客が発生。

 今回は「赤鶏らーめん・大(820円)」を注文。他に白鶏やつけ麺も用意。なおこの店は月がわりの限定メニューが有名ですが、レギュラーメニューよりかなり割高なせいか、限定を頼んでいる人は一人だけだったかな。

 店内はU字型カウンター10数席。

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 小口ネギが多数浮いたスープはかなりどろっとしています。せいぜいピリ辛程度と思い込んでいたところ、意外にも結構な辛さ。下手な担々麺より辛いような・・・・もっとも本格的な担々麺ほど複雑な辛さではなくいたってストレートな辛さ。それでも鶏出汁の味わいをかき消さない程度に抑えてはいますが、出汁を味わうには白鶏が無難。

 麺は太めのストレート麺。つるつる、もちもちっとした食感が楽しく、さらにどろっとしたスープがよく絡み付いてきます。

 鶏モモ肉を使ったチャーシューはそこそこ厚みがありますが、いかんせん淡白な味わいなのでスープに負け気味。

 大半が丼の底に沈んでしまう鶏そぼろがもったいないので、サルベージしながら食べているうちにスープも完食。ああ体に悪そう・・・(つД`)  大盛りではなく小ライスをつけたほうがよさげですが、ご飯ものは相変わらず「鶏めし(300円)」しかないみたいで。

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2015.10.20

安土@高田馬場(2)

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 高田馬場駅から早稲田通りを西へ。途中何軒もラーメン屋を通り過ぎて、「高田馬場3丁目」バス停そば。4年ぶり2度目の往訪。先客3、後客ぞろぞろ。客はなぜかオッサンだらけ。

 店内の券売機ボタン先頭の「鶏つけ蕎麦(830円)」を注文。以前は並・大・大大が同値段だったのですが、そのサービスはなくなってしまったようなので、50円追加して大盛りに。また並/大の分量も明示されず。

 店内は厨房沿いにカウンターが8席と壁際に4人掛けテーブルが3卓。卓上には無料サービスの卵や山椒、揚げ玉、柚子、胡椒など。

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 つけ麺ではなく、まさに「つけ蕎麦」。日本蕎麦をつけ麺用っぽいつけ汁で食べさせるのがこの店の売り。蕎麦はやや細めの黒々とした田舎蕎麦風。どういうわけかかなり堅めなのはともかく、蕎麦の風味が全然なくて参りました。前はそこまで悪いとは思わなかったのですが・・・・こんな時に限って量が十分すぎるくらいあるんだよなぁ・・・。

 つけ汁はラー油や各種スパイスを加えてピリ辛仕上げ。中に鶏の香味揚げが3個入っていましたが、これが思いの外脂っ気が強くて、しかも味が濃い。後半は蕎麦を卵に絡めてからつけ汁につけてみましたが、味わいをマイルドにしたくなるほど辛いわけではなく、鶏のしつこさだけは残るので卵投入も失敗だったかなぁ。

 最後はポットで置いてある蕎麦湯で〆。

 値上げで割安感は全くなくなり、クォリティーも大幅ダウンしていてがっかり。

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2015.10.19

【TV短感】15年ES第2節:浦和L 2-1 日テレ

・吉田監督の強気の選手交代が奏功して日テレに逆転勝ち!! 前節新潟に大敗し、今年はとうとう上位陣には全く勝てないまま終わってしまうのかとしょんぼりしていただけに一際嬉しい勝利でした。

・前回の日テレ戦は前半前からのプレッシャーが良く効いてしっかり守れているものの、後半になると終始押し込まれ、なんとかスコアレスで凌いだという内容。

・この試合も前回同様前からのプレッシャーが良く効いて守備はほぼ完璧。セットプレーのピンチも含め、押し込まれる時間帯も最終ラインで何とか凌ぎ、それなりにシュートを撃たれているものの完全に崩された場面はほとんどありませんでした。サイドを抉られたり、バイタルエリアがぽっかり空いたりしてヒヤリとした場面も散見されましたが。、守備陣の奮戦が逆転劇を引き寄せたといって差し支えないでしょう。

・ただ総じて守備は頑張っているのに田中の個人技で先制点を許したのは残念。長船&高畑の二人が付いていながら田中にぶち抜かれるとは。

・問題は依然として攻撃にあって、前半2度あった決定機を吉良も加藤も決められず。前半は後藤がサイドに流れて攻撃の基点を作ろうとし、それが吉良の決定機に繋がりはしたものの攻めの手数は少なく、しかも数少ない決定機は決められないという浦女あるあるな試合内容。ゆえに先制点を取られた時点でこの試合の勝利は難しいだろうと思いました。

・しかし吉田監督が後半頭から岸川→長野、さらに55分に加藤→清家(後藤が左SHへ)という強気の選手交代を早々に繰り出し、「大敗してもいいから」と思い切って攻めさせたのが見事に奏功。

・後半立ち上がりこそ押し込まれる時間帯が続きましたが、それを凌ぐと浦和は前への推進力を取り戻して反撃。CKからエリア内で清家が倒れながら粘ったのが効いて、長船ゴールで同点。

・その後清家のスピード頼みの単調な攻撃が続き、攻めている割にはフィニッシュに結びつかない戦局にモヤモヤさせられましたが、結果的には縦に速い攻めが嵌り、右サイドから吉良→清家で逆転。その前にもFK→清家ヘッドがバーを叩く一幕もありました。

・内容は悪くなく、面白い試合をしてはいるが勝てない、勝ちきれない試合が多い今年の浦女が強敵を下したことで一皮むけてくれるといいのですが。

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2015.10.18

【TV観戦記】15年2nd第14節:G大阪 2-1 浦和 ~ 繰り返す「試合勘がー」、この試合はまるで浦和だね

・相手は大幅駒落ち&過密日程でへろへろ。一方浦和はフルメンバー&代表組以外は日程スカスカでコンディション万全と客観情勢はかなり浦和有利だったにも関わらず、案の定というかなんというか、その有利だったはずの客観情勢をなんら感じさせることなくむざむざと敗戦。

・G大阪の出来は決して良いとは言い難く、G大阪が強かったというよりは浦和のあんまりなゲームの入り、そして肝心なところでの集中力の欠如により浦和が自爆したといって差し支えないでしょう。浦和もノーチャンスではなかっただけに、あの2失点はもうちょっとどうにかならなかったのでしょうか? 浦和お決まりの言い訳「試合勘がー」という奴なのでしょうか?

・大幅駒落ちとはいえ手強い相手なので前回対戦同様慎重に試合に入るのは間違っていないと思います。ただそれは無理にリスクを負って攻めないという意味であって、守るべき時は厳しくいかないと話になりません。残念ながらこの試合は慎重に試合に入ったというよりは単に緩んでいただけ。

・赤嶺にいとも簡単にポストプレーを許し、さらには阿部に詰め寄ることもパスコースを消すこともせず、おまけに後方から走りこんでいた遠藤も放置して、あれよあれよという間に失点。この失点で試合が一気に難しくなってしまいました。

・またこの試合はレギュラーメンバーを一枚でも欠くとパフォーマンスがガタ落ちになり、しかも連戦が苦手な浦和と、大幅駒落ちでもそれなりに勝ち点をもぎ取れるG大阪との地力の差が明らかになった試合でもありました。

・長谷川監督は出場停止のパトリック&倉田に加え、ACLを控えて岩下をベンチ外に、米倉をベンチスタート(しかも起用なし)にして計4人のレギュラー陣を欠く布陣だったにも関わらず守備に大穴を開けることなく、好機を着実にものにして勝ち点3をゲット。しかもこれまで出番がほとんどなかった長沢が途中出場で大活躍する嬉しいおまけつき。残念ながらこういう芸当はミシャには期待できません。

・鹿島戦から3試合連続で低調な試合内容。しかも鳥栖戦に続いてフルメンバーだったにも関わらずこの内容、この結果。「レギュラー陣重用→サブメンバーとの力量差拡大→レギュラー陣重用」の悪魔のサイクルがもたらすレギュラー陣の疲弊→秋の大失速というミシャ歳時記がまたしても繰り返される予感がムンムン。この試合は後半高木&ズラタンを投入してようやく攻撃に厚みが出来ただけに、毎度毎度お馴染みのスタメンというのもさすがに考えものだろうと思うのですが。

-----興梠-----
--武藤----梅崎--
宇賀神-阿部-柏木-関根
-槙野--那須--森脇-
-----西川-----

90+1分 ズラタン

HT 関根→高木
68分 武藤→ズラタン
89分 梅崎→青木

・前述のように浦和は立ち上がり動きが鈍く、高めの位置で守備ブロックを形成するG大阪の攻略に四苦八苦。序盤は柏木のパス精度が低くてどうにもならず。

 時間の経過と共に柏木の状態が回復し、両サイドからクロスも入り始めたがやはり決定機には至らず。鳥栖と同じくG大阪も浦和の前三人への縦パスを消しに来たので浦和の攻撃はサイド偏重になるのは致し方ないのですが両WB、特に宇賀神の出来が芳しくなくてG大阪守備陣を揺さぶれず。槙野が盛んに攻撃参加して左サイドから打開を試みてはいるが、リスクの割には奏功せず。

・逆にサイドをオ・ジェソクや宇佐美に突破されてヒヤリ。総じてカウンター狙いのG大阪のペースのまま前半終了。

・そこでミシャは後半頭から関根→高木(梅崎が右WBへ)。これはかなりの効果があり、いきなり高木FKがバーを叩いた上、梅崎&高木の連携で一気に右サイドからの攻撃が活性化。ただ良い流れの時間帯で左サイドからの高木クロス→梅崎ヘッドを決められなかったのが、終わって見れば痛かったかと。

・浦和がチャンスを生かせない一方でG大阪はセットプレーで追加点。遠藤FK→途中投入の長沢への槙野のマークがずれていて長沢ゴール。この日の槙野は終始空回り気味でリスクが高い割には有効とは言い難い攻撃参加を繰り返し、守っては肝心なところで穴を開けるという悪い時の槙野そのまんまでした。

・追加点の直後にも浦和左サイドから宇佐美クロス→長沢どフリーのシュートがポストを叩く一幕があった他、カウンターでもビッグチャンスあり。那須は長沢へのロングボールに全然勝てず、浦和の反撃を凌ぎきる手立てとして長沢は実にいい仕事をしていたと思います。逆に最初の得点に絡んだ以外はほとんど何もできなかった赤嶺は一層厳しい立場に立たされたのではないかと。

・2点ビハインドになってミシャは代表帰りで出場自体危ぶまれていたズラタンを武藤に代えて投入。しかし浦和はやたら前がかりになった割には決定機を掴めず、逆に槙野のボールロストでカウンターを喰らう絶体絶命の大ピンチも。

・宇賀神クロス→ズラタンの落とし→エリア内からの柏木のシュートがGK東口に防がれたのを最後にそのまま試合終了と思われましたが、ATになって右サイドから猛反撃。森脇のクロスに対するこぼれ玉を拾った槙野→ズラタンで1点返し、終了間際にも森脇→ズラタンの好機があったが惜しくもポストを叩いて試合終了。

・コンディションが万全ではないこの日のズラタンに多くを期待するのは無理がありますが、周囲、特に興梠とのコンビネーションが良くないズラタンも使い方次第で相手にとって脅威になりうるわけで、この辺もどうにかならないものかと思うのですが、今シーズンに残された時間はもうほとんどありません。

-----赤嶺-----
宇佐美--遠藤---阿部
---今野--井手口--
藤春-西野--丹羽--オ
-----東口-----

7分 阿部
59分 長沢

56分 赤嶺→長沢
80分 宇佐美→大森
90+2分 阿部→金正也

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2015.10.17

【閉店】モモンガ@西武新宿(2)

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 西武新宿駅北口を出て北へ。職安通りの山手線ガード下近く。3年半ぶり2度目の往訪。先客1、後客3。

 入口右の券売機でボタン先頭の「海老らーめん(750円)」を注文。大盛無料なので大盛りにしてもらいました。しばらく来ないうちにメニューが一新されて「海老」がメインの店になっていて、他に「煮干し」も一応あるといった構成に。

 店内はコの字型カウンター15席くらい。水セルフ。換気が良くないの入口を大きく開け放ちにしていますが、そうなると冷房が全然効かないので店内では扇風機が大活躍。

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 店内に海老臭さが漂っていますが、海老を売り物にした類似店と比べるとスープにおける海老の効き具合は良い意味で中庸。鶏出汁とのバランスが良く、また見た目と違ってやたら味が濃いとか、やたらしょっぱいというわけでなく、割と飲みやすい仕上がり。

 またスープはざらつきこそ強いものの、ドロドロの域には至らず。ナッツを散らしてありますが、これはスープに埋没してあまり意味がないかと。

 麺は並太ストレート麺。どういうわけかやたら堅い仕上がりで参りました。食べ進んでいるうちにスープに馴染んできましたが、いくらなんでも堅過ぎ。店内が暑いのでスタッフの仕事が雑になっているのかも。丼が深いせいもあって、大盛りでもスープと量的バランスが崩れないのは評価に値します。

 具に小さなチャーシュー、糸唐辛子、水菜、柚子、穂先メンマ。

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2015.10.16

【展望】15年2nd第14節G大阪戦

【前回対戦】

・G大阪が浦和にボールを持たせて虎視眈々とカウンターを狙うという戦前予想通りの試合展開。浦和はその狙いを十二分に判っているだけに決して無理をすることなく冷静にチャンスを窺い続け、終盤に訪れたG大阪守備陣の綻びを一気に突き、宇賀神→ズラタンのゴールでウノゼロの勝利。

・浦和のチャンスは多くはなく、だがそれ以上にG大阪のチャンスも少ない試合。それゆえ派手ではありませんが、緊張感にあふれたビッグマッチらしい文句なしの好ゲームでした。

【G大阪の現状】

・2ndステージは8位で首位広島と勝ち点6差、年間順位は4位ながら3位FC東京と勝ち点5差あるので、チャンピオンシップ出場はかなり苦しい状況に追い込まれています。

・ただACLは準決勝まで進み、広州恒大との第1戦(アウェー)では2-1と1点ビハインドながらアウェーゴール付きなので第2戦での逆転は十二分に可能。ナビスコ杯も代表招集等で大幅駒落ちにも関わらず決勝に進出。天皇杯こそ浦和同様4回戦からの出場ですが、スケジュールがスカスカの浦和を尻目に10月で7試合をこなす過密日程の真っ只中。

・昨年3冠を制しただけのことはあって、厳しい日程下での選手のやりくりとか、駒落ちの際の戦い方については浦和よりはるかに上手であることは認めざるを得ません。

【戦力】

・今年新加入のDMF小椋が使い物にならなかったので山形へレンタルで放出。代わって清水からFW長沢を完全移籍で獲得しましたが、ここまでほとんど出番なし。

・同じく今年新加入のFW赤嶺もさっぱりで夏に移籍の噂があり、その代わりに長沢を獲得したものと目されましたが、肝心の赤嶺が故障して移籍話が立ち消え。長沢共々宙に浮いてしまった格好で、今年のG大阪の補強は見事なまでに失敗。

・よってG大阪は昨年と全く同じ面子で4冠へ向けて驀進中なのですが、浦和にとって幸いなことに次節はパトリックと倉田が出場停止。

・さらにナビスコ杯第2戦で今野が腰を打撲して後半途中交代。もっとも「驚異的な回復」とやらで何食わぬ顔で試合に出てくるのがお約束ですが。

・代表に東口・宇佐美・丹羽・米倉が招集され、イラン戦は宇佐美と米倉がスタメン、丹羽が後半29分から出場。

【試合予想】

・G大阪は中3日でACL(準決勝第2戦)を控えているという状況は奇しくも前回対戦時と全く同じ。しかもリーグ戦も大詰めで既にチャンピオンシップ出場がかなり苦しい状況に追い込まれている状況なので頭から飛ばしてくるとは考えづらく、前回対戦と同様浦和にボールを持たせてカウンターを狙う手で来ると予想します。

・ただロングカウンター時に最前線でタメを作ってくれるパトリックが不在なので、そもそもカウンターが成り立つのかどうか。休養目的でたまにパトリックがベンチスタートになる試合もありますが、必ずと言っていいくらい苦戦を強いられ、結局途中からパトリックが出る羽目に。

・おまけに神出鬼没で何かと面倒な倉田も不在。宇佐美一人ではどうにもならないのも実証済なので、G大阪は攻撃の組み立てに相当苦労するだろうと思われます。それでもスピードのあるリンスに裏を取られるとか、自陣深い位置で不用意なファウルを犯して遠藤FK一発でやられるとか、CKでとかやられるとか浦和にとって悪夢でしかないシナリオの数々が浮かんできますが。

・また総じて日程の差が極端。G大阪は前節川崎戦では序盤から思うように動けずに米倉を筆頭にボコボコにやられ、その後ナビスコ第1戦で主力をベンチ外にする思い切った手を打ってきましたが、それでも疲労の色が濃いのは確か。一方浦和は代表組を除けば中1週空いての久しぶりの試合。もっとも日程が空いたら空いたで試合勘がなくて失態を晒した試合が過去何度もありました。

・浦和はいつものメンバー、かついつもの戦術でG大阪に挑むのでしょうが、久しぶりにフルメンバーだった前節鳥栖戦の内容が実にしょぼかったのが気がかり。豊田を欠く鳥栖にあれだけ苦戦したのですから、パトリック&倉田を欠くG大阪相手にしょーもないミスを繰り返して破れてしまう可能性は低くありません。

・コンディションの差は確実にあるでしょうから、前回対戦同様終盤にケリをつけるつもりで慎重に闘ってほしいものです。

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<前節:川崎 5-3 G大阪>

--宇佐美--パトリック--
-----遠藤-----
-大森--今野--阿部-
オ--岩下--丹羽-米倉
-----東口-----

得点:42分 パトリック、66分 パトリック、71分 倉田

HT 大森→明神
58分 オ・ジェソク→倉田
76分 阿部→リンス

<前回:浦和 1-0 G大阪>

--宇佐美--パトリック--
倉田--------大森
---遠藤--今野---
藤春-金---丹羽-小椋
-----東口-----

71分 パトリック→赤嶺
73分 大森→阿部
87分 小椋→リンス

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2015.10.15

麺処 遊@西川口(2)

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 西川口駅西口からドンキホーテのある交差点を右折。ソープ街も尽きて少々寂しくなった通りの一角に店を構えています。西川口駅が最寄ですが住所は蕨市内。先客2、後客5。

 5年半ぶり2度目の往訪ですが、メニューが随分増えていました。もともと「煮干しそば」「肉煮干しそば」しかなかったような記憶がありますが、今回は「背脂煮干醤油らーめん(800円)」を注文。他に「動物零煮干しそば」「煮干しつけそば」など。

 店内はL字型カウンターが10席ほど。厨房内にはスタッフが1名だけ。店内には煮干しの香りがほんのり漂っていますが、カウンターと厨房の間の仕切りが万里の長城のように聳え立っているので、厨房の中の様子は窺えず。麦茶の入った給水器の出が悪くて少々難儀。

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 メニュー名に「背脂」を冠しているものの背脂がプカプカ浮いているわけではなく、煮干し主体のスープに動物系の脂をたっぷり加えてみましたといった風。ビジュアルも含めてちょっと二郎系を意識したような仕上がりですが、それでも煮干しの旨味、風味は損なわれず、見た目の脂の量が多い割にはしつこさも感じられず、実に飲みやすい出来。逆に言えばがっつり感はありません。

 麺はほぼストレートの太麺。噛み応えがあって麺自体は好きなタイプですが、スープには少々強すぎる感も。相性を考えれば並太で十分だったかと。

 小さいながらも厚みがあるチャーシューは上質そうではあるものの、冷えているのが残念。他にモヤシ、刻みネギ、海苔。

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2015.10.14

キッチンいさつ@川口中青木

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 川口警察署と幸並中学校の間の通りを東へ。最寄り駅は西川口ですが、産業道路を越えてなおかなり距離があります。住宅地の一角にある地元民向けの洋食屋さんで、先客1、後客4。仕出し弁当作りに力を入れているみたいで開店準備が間に合わず、店内でしばし待たされました。

 なんでもありのメニュー群から「オムカレー(700円)」を注文。店内は壁沿いにカウンター6席と小上がりに4人掛けテーブル2卓。厨房はしっかり仕切られているのですが、開け放ちになっているドアから油煙が客席に流れ込んできて衣服に脂臭さがついてしまいました。また喫煙可なのも困りもの。

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 モヤシ入りの味噌汁付で登場。カレーは昔懐かしいというか昭和の香り漂うというか、なんか高校の学食で出てきそうな片栗粉がやたら多くてどろっとしていて、その割にはコクなり旨みなりはもう一つといったタイプ。具も玉ねぎが目立つ程度なのでカレー単体なら評価は今一つだと思います。

 ただオムライスと合わせるとなると別。ライスはべちゃっとしていてこれまた昭和風ですが、カレーをかけることを念頭に置いてかオムライスとしてはやや薄味。そして具のチキンなりマッシュルームなりがカレーによく合います。

 そしてこの店の最大の特徴はとにかく量が多いこと。並盛でも普通の店の大盛並みか、やや多いくらい。隣のオッサンが定食の大盛りを頼んでいましたが、丼にご飯が山をなして盛られていました。

 ゆえに壁には「残食のお持ち帰りお断りします」とか「お一人様一人前の御注文をお願いします」とかの注意書きが貼られています。

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2015.10.13

奥出雲おろち号(下)~沿線の駅弁

奥出雲おろち号(上)から続く)

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 乗っているだけだと退屈なので、どうしても飲食に走り勝ち。ただいくつかの駅で弁当や飲み物を販売しているものの、車内販売が常時ウロウロしているわけではないのでそれなりに事前準備しておくのが吉。今回はまず出雲三成駅で「仁多牛べんとう(1000円)」を購入。念のため一応前日に製造・販売元の竹葉さんへ予約しておきましたが、駅でもオッサンが当日売りしていました。

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 すき焼き風のやや甘目の味わい。出来たてほやほやなら何の問題もありませんが、冷めると脂っぽいのが気になってくるかも。

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 さらに隣の亀嵩駅で「手打ちそば弁当(500円)」を購入。駅自体が蕎麦屋になっていることで有名な扇屋のもので、これも事前予約。乗客の間ではこれが圧倒的な売れ筋で何組もの方が事前予約していました。

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 そばが駅弁になっていること自体が珍しく話題性は十分。

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 扇屋さんには一度行ったことがありますが、如何せん大昔のことなので代替わりしちゃったみたいで。

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 終点備後落合駅は全く何もありません。一応芸備線とのジャンクションで、国鉄の頃はホームに売店があったかと思いますが、今はそんなものは跡形もありません。それどころか駅周辺も何もなく、接続の悪い芸備線の列車を待つのは辛いので「おろち号」で木次へトンボ返り。

 沿線にいた稲刈り実習中の子供や幼稚園児も撤収したと見えて、帰りは実に寂寥としたものですが、三井野原駅から団体が乗って来て車内はそれなりに賑やかでした。。

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2015.10.12

奥出雲おろち号(上)

松江2015(下)から続く)

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 奥出雲を走る木次線の利用促進を目的として、JR西日本が1998年から運転を行っているトロッコ列車「奥出雲おろち号」。肝心の木次線自体はいつ存続問題に発展してもおかしくない超閑散路線ですが、「おろち号」は運転開始から20年近くになる現在でも結構な人気を誇っているとあって超遅まきながら試乗。

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「奥出雲おろち号」は木次線の起点宍道駅ではなく、木次駅が始発(但し、日曜日を中心に備後落合行きのみ出雲市駅始発で延長運転あり)。遠来の者にとってこれがとんでもなくハードルが高く、松江なり出雲市なりに前泊しないと無理。

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 往訪日は金曜日だったせいか、乗客は30人くらいで定員の約半分。但し、途中の八川駅から地元の幼稚園児が20人くらい乗って来ていきなりテンションMAXに(つД`) トンネル内で暗闇に光る大蛇とか、子供は大好きだからなぁ・・・

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 車両はトロッコ車+座席車の2両で、座席車は天候等に応じて退避できるようおまけで付けてあるような扱い。この日は小雨交じりというあいにくの天気だったので、乗客の半分は座席車に退避したまま。よってトロッコ列車は終始がらがらで子供が暴れ放題。幼児園児の団体は統率が取れているのですが。

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 「おろち号」の行きは機関車が後押しする格好。

 観光列車ですがJR九州の観光特急みたいに女性客室乗務員が乗っているわけではないのが残念(´・ω・`)ショボーン

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 車窓は田舎に次ぐ田舎の連続。見晴らしが良いわけでもないので総じてやや退屈ですが、それでも見せ場は2か所。一つは出雲坂根駅の3段スイッチバック。スイッチバックを登り切ると木立の隙間からはるか下に出雲坂根駅を見下ろせますし、また下段と中段の線路が見えるところもあります。

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 っちゅーか、スイッチバックに入る前に出雲坂根駅でしっかり「延命水」を飲んでおきましょう。

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 もう一か所の見せ場は出雲坂根~三井野原間から望む国道314号線「おろちループ」。ループ全体が二重にとぐろを巻く“ヤマタノオロチ”で、赤い橋が火を吹いているんだとか。

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 トロッコ列車自体が地元の一大イベントみたいなものなので、沿線で稲刈り実習中の子供や幼稚園児が盛んに手を振ってお出迎え。

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2015.10.11

松江2015(下)~出雲の割子そば

松江2015(上)~松江城&堀川めぐり から続く)

松江に来たら何といっても割子でいただく出雲そば。西日本では珍しく質の高い蕎麦が出せるのは、松平直政が信州松本から松江へ転封になった時(1611年)にそば職人を一緒に連れて来たからなんだとか。

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まず往訪したのは松江城の西はずれにある「ふなつ」。観光ルートからは若干外れていますがガイドブックに頻出している店で開店早々観光客がぼちぼちやってきます。

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早速「割子そば(750円)」を注文。娘さんの趣味なのか、メニュー&能書きが多色刷りかつ丸文字っぽいフォントを使っていて、蕎麦屋っぽくありません。

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3段の割子と蕎麦の揚げ餅、さらにデザートとして蕎麦ぜんざい付き。この内容なら観光客が多い店の割には安いといってもいいくらい。

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薬味は刻み海苔、刻み青ネギ、大根おろし、かつお節。割子に薬味を入れて蕎麦汁をかけ、段毎に薬味を変えながら蕎麦が味わえるのが割子そばの楽しみ。奥出雲で栽培された蕎麦を自家製粉するという手間暇をかけた麺はやや堅めで歯応えが強く、ざらざらごわごわした食感が楽しい優れもの。

蕎麦湯は予め湯呑みで一杯分。朝からどろっとした蕎麦湯でこれまた満足。

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一軒だけで終わらせるのは何なので、帰り際に松江駅横の一畑百貨店内にある「一福」も往訪。百貨店の閉店間際(19時に終わる!)とあって店はがらがら。「割子そば(750円)」に舞茸ご飯と小鉢が付いた「定食(+220円)」を頼んだところ、ご飯が少なくなっているので定食相当分はおまけしてくれました。

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こちらは薬味にもみじおろし付き。蕎麦自体は「ふなつ」のほうが上だと思いましたが、それでもデパート内という普段はあんまり期待値が高くなりようがない店であることを考えれば十二分の出来。

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2015.10.10

松江2015(上)~松江城&堀川めぐり

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今年7月8日に晴れて「国宝」に昇格した松江城。松江城は登城済ですが、昇格記念に再登城。たまたま往訪直前に「ブラタモリ」で松江が取り上げられていていろいろ勉強になったのですが、松江城が急遽国宝に昇格したのは築城年が特定できるものが発見されたからなんだとか。

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晴れていれば宍道湖の眺めが美しいのですが、当時はあいにく小雨が降ったりやんだり。

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武家屋敷が残る「塩見縄手」。松江城の北に当たり、散策路として有名ですが、結構車の往来も激しくて鬱。

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松江名物「堀川めぐり」遊覧船。乗船は初めて。全国各地に同じような遊覧船がありますが、松江の面白いのは城周辺の古い街並みと、現在の繁華街という異なる松江の顔を約50分の乗船時間でいっぺんに眺められるところ。悪く言えばそれだけコンパクトな街だということですが。

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4カ所ほど橋が低いところがあって、遊覧船の屋根を下げることで対応。乗客は背中を丸めないといけないくらい屋根が降りてきますが、船頭さんの弁によれば潮位が高くて屋根を下げても船が橋を潜れないことがたまにあるそうで。

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宍道湖に沈む夕日もきれいなはずだったんですがねぇ・・・

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2015.10.09

【閉店】セサミ@大宮

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 大宮駅東口、旧西武百貨店の北、一番街アーケード内。先客3、後客4。

 店内の券売機ボタン先頭の「鶏SOBA(800円)」を注文。ランチサービスは特になし。他に「魚介SOBA」や「つけSOBA」、限定の「鶏パイタン醤油ベジSOBA」等のメニューがありましたが、値段が900円近い、あるいはそれ以上というラーメンとしてどうかと思える価格設定なのには参りました。銀座じゃあるまいし(苦笑)。

 店内はL字型カウンター10席と4人掛けテーブル2卓。カウンターは椅子が高くて、しかも手荷物が置けない難儀なタイプ。

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 スープは鶏ベースの清湯タイプ。やや甘みがあるかえしとのバランスが良く、雑味がなくてあっさり、すっきりとした非常に飲みやすいもので珍しく完飲。ただちょっとぬるめで冬季はこれが気になるかも。

 麺は三河屋製麺の心持ち細めストレート。スープが良く絡み、相性に何の問題もありません。

 難儀なのは具。超淡白な鶏チャーシューや穂先メンマはともかく、三つ葉がアクセントにしては過剰な気も。そして問題はつぶつぼねばねばのオクラ。奇をてらったのかもしれませんが、あっさりすっきりスープにこれは無いんじゃないかなぁ・・・ またわずかに酸味のあるつぶつぶが少量のっていますが、正体不明。

 総じて上品で女性受けを狙ったような一品で決して悪くはなく、好きな人は好きなんでしょうけど、個人的には昼飯のラーメンに求めるものとはベクトルがだいぶ違う方向を向いているから次はないだろうなぁ・・・そもそも大宮でこれは高すぎるし。

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2015.10.08

とんぼ@川口

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 川口駅東口から産業道路を南へ。西友川口店の並び。先客4、後客ぞろぞろ。

 暖簾が示す通りほぼ純然たるとんかつ屋さんで、とんかつ関連以外のメニューはごくわずか。「日替わりランチ(880円)」が格安で、ランチタイムはほとんどの客がそれを注文していましたが、レギュラーメニューだとさほど安くはありません。往訪した週の日替わりは「ひれカツ」と「ロースカツ」「かつ煮」、そしてお弁当でローテーション。

 店内は厨房に向かってカウンター4席と2人掛けテーブル4卓、小上がりに掘りごたつ式の4人掛け4卓。

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 今日の「日替わり」はひれカツ。肉質が良く柔らかくて簡単に噛みきれる上に、からっと揚がっていて脂臭さがなく、当然ながら食後の胃もたれ感皆無で上々の出来。これにキャベツ、マカロニサラダ、豚汁、カボチャの煮物、漬物、メロンが付いてきます。

 またご飯とキャベツは1回だけお替り無料。もっともお替りを積極的に勧めてはいませんでしたが。

 この出来なら他のメニューを試す価値あり。

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2015.10.07

広@秋葉原

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 秋葉原駅から昭和通りを越えて、「麺屋武蔵武仁」のある通りを東へ。結構な人気店のようで先客3、後客10程度。食べているうちに狭い店内に2、3人待ち客発生。

 暖簾に「広島豚骨醤油」と記されていますが、店主が昔のカープの野球帽を被っている他は特に店内に広島色はありません。基本の「らぁめん(700円)」を注文。他に「広島つけ麺」もありますが、客の注文は「らぁめん」が圧倒的でした。

 店内はL字型カウンター10席のみでやや手狭で椅子が高めなのが難儀。水セルフ。スタッフを一人雇ってはいますが、注文を受ける以外はあんまり役に立っていなくて店主が大変そう。2杯ずつしかできないようなので、後客はだいぶ待たされたかも。

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 広島のラーメンは「すずめ」「つばめ」「しまい」「上海総本店」で食べた経験がありますが、ここのは豚骨臭・豚骨出汁とも抑え気味で脂っ気もほとんどなく、逆にかえしが前面に出ていてややしょっぱい嫌いあり。広島のものと比べると良くも悪くもお上品な感じ。

 三河屋製麺製と思しき麺はほぼストレートの細麺で。心持ちボソボソした食感が特徴。替玉を頼んでいる客がいましたが、特に量が少ないとは感じませんでした。というか、このスープに替玉は合わないような・・・

 チャーシューは薄くて脂身が多いのが2枚。他に細モヤシ、青ネギ。

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2015.10.06

THANK@小川町

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 小川町交差点の西、靖国通りより一本南へ入った路地に立地。メニュー構成に見覚えがあると思ったのですが、浜松町/大門に本店があって、その2号店でした。もっとも本店に行ったのは3年半以上前なので、その味なんて全然覚えていないのですが(苦笑) 先客1、後客12と結構な繁盛ぶり。

 券売機ボタンは「ラーメン」が先頭。スープの濃さが「さらり」「とろり」「ぽてり」の三段階あって、「ラーメン・ぼてり(700円)」を注文。食券を渡すと麺の堅さを聞かれたので「堅め」で。他に「つけめん」や創作メニューっぽい「鶏ポタンタン麺」「トリポターナ」など。さらに期間限定で「冷やしSOBA」。

 店内は2人掛けテーブルが4卓と、厨房に向かってカウンターが6席、壁際に2席。スタッフは4人もいましたが接客態度は申し分ありません。

 テーブルに胡椒、白ゴマの他、カレースパイスが置かれているのが目を惹きます。

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 スープは鶏白湯に野菜類を合わせた判りやすい鶏ポタタイプ。「ぼてり」の名にふさわしく鶏出汁ががっつり効きまくっている割には鶏臭さが抑えられおり、また鶏ポタ系にありがちな野菜の青臭さもほとんどしないので癖がなくて、おまけに塩気もさほど強くないので非常に飲みやすく味わいやすい出来。

 たださすがに「ぼてり」は終盤重く、くどく感じてしまったので「とろり」くらいで抑えておいたほうがバランスは良いかも。

 麺は細いストレート麺。「堅め」にしたせいもあって細麺にしてはコシが強いというか、噛みきるのに力を要するのが特徴。スープの絡み具合、相性も申し分なし。量が少な目なので替玉(100円)を追加。店では残ったスープにご飯を入れてリゾット風にするのを勧めていましたが、このスープがご飯に合うとは思えないんですが・・・パンならともかく。

 鶏チャーシューはローストチキン風で、そのままおつまみになりそうな出色の出来。ラーメンの鶏チャーシューって味わいが淡白すぎる例が多いだけに、ここはポジティブサプライズでした。

 他に穂先メンマ、海苔、刻みネギ。

 この出来なら再訪の価値あり。

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2015.10.05

【閉店】ステーキ大作戦@戸田

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 戸田市役所や戸田文化会館の南、居酒屋「天狗」などを展開しているテンアライドが経営するステーキハウスですが、実験的色彩が強いのか店舗数は非常に限定的。

 同レベルのファミレス的ステーキハウスと比べて価格設定が安めで、サラダバー&ビュッフェ食べ放題付の「日替わりランチ」は790円(税別)。「サラダバー&ビュッフェ」にはサラダはもちろん、ライス、パン、スープ、カレー、パスタ、デザートフルーツ、そしてなんとソフトクリームまで付いてきます。但し店頭の幟を見る限り、日替わりランチは平日限定みたいで。

 一見やたらお得な感じがしますが、サラダがそれなりに豊富なだけで、スープはなんとオニオンスープ一種類しかありませんし、デザートも一応あるといった程度。どうしても運動量が落ちる夏場は特に食い過ぎ厳禁だから「食べ放題」ってメリットないんだよなぁ・・・

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 この日の日替わりランチは「ハンバーグ&鶏唐のトマトソース&ナポリタン」。ハンバーグはいかにもランチ向けにコストを下げましたといった感じに小さくて薄い代物。ゆえに事実上鶏の唐揚げがメインといって差し支えないでしょう。でも生野菜補給しまくってこの値段ならまあええか、と妙な納得感は得られます。

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2015.10.04

スタジアムの風景 ~ 【御礼】リズム時計工業株式会社様

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リズム時計工業様が10月1日より浦和レッズ及び浦和レッズレディースのオフィシャルパートナーに加わりました。それを受けてオーロラビジョンの時計の下にバナーが表示されました。

MDPのバナーの大きさで見るとDHL様よりは小さく、文化シャッター様よりは大きいクラス。文化シャッター様が要所要所で絶大な存在感を醸し出している一方、リズム時計工業様は常時表示されているところに違いがありますが、来年はもうちょっとインパクトがあるものになるのかなぁ・・・

ただなんだかんだとややこしいクラブであるにも関わらず、パートナー企業様を着々と積み上げる浦和の営業各位は捨てたものではないと思いますわ、ホンマ。

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【観戦記】15年2nd第13節:浦和 1-1 鳥栖 ~ ALL COME TOGETHERの呪い?

・この試合を落とすと残留争いに巻き込まれかねない鳥栖がなりふり構わず勝ち点1をもぎ取りに来たのに対し、浦和は何とも淡白、何とも気迫に乏しい攻めに終始。しかも難しい相手に先制したにも拘らず、これまた何ともあっさりとした形で同点に追いつかれ、それどころか逆転弾を喰らいかねない大ピンチが2度あって、終わって見れば「負けなくてよかった」としか言いようがない試合に。

・せっかくビッグマッチを制したにも関わらず、その次の試合で勝ち点を取りこぼしてビッグマッチを制した意義が失われるというのは浦和の悪しき伝統なのでしょうか? いや勝負事なので引き分けに終わったこと自体は受け入れざるを得ないのですが、終盤勝利への執念を見せることなく、淡々と試合が終わってしまったのが何より残念でした。

・幸か不幸か同日広島がFC東京に敗れたので浦和は年間首位を維持し、かつ広島との勝ち点差は3に広がりました。しかし、鹿島戦に続いて西川しか見どころがない低調な試合内容だったのは確か。いや鹿島戦は内容こそ低調だったものの間違いなく熱い試合でしたが、鳥栖戦は内容が悪い上にヒートアップする場面もほとんどなく、冷や汗だけが流れるという代物。この内容で連勝できるほど世の中甘くはありません。

・試合後宇賀神がやり玉に挙げられていましたが、出来が悪かったのは宇賀神一人に限ったことではありません(もちろん宇賀神の出来は酷いものでしたが)。リーグ終盤に低調な試合が続くと、「サブメンバーの力量不足→レギュラー陣の疲弊→リーグ終盤での大失速」というミシャの鉄板コースをまたしても辿る羽目になるのではないか。そんな気がしてなりません。

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・鳥栖は故障持ちの豊田と鎌田がベンチスタートなのはともかく、意外にも藤田がベンチ外。鳥栖が得意とするセットプレーでのボールの出し手も受け手もおらず、フルメンバーの浦和からみれば是が非でも必勝を期したい相手でしたが、終わって見ればガチガチに守って石に噛り付いてでも敵地で勝ち点1を奪いに来た鳥栖を崩しきれず。

・鳥栖は基本的に5-4-1の布陣で全員自陣に引きこもって徹底的にスペースを消しに来ました。最終ラインはボックスよりやや前にいるので「引きこもり」と形容するのは当たらないかもしれませんが、前から圧力をかけて来たのは前後半とも立ち上がりだけで、それも10分にも満たなかったかと。

・甲府が得意とする浦和対策で、攻める浦和もある程度手慣れたもの。前半の内容は決定機こそ少なかったものの、それほど悪くはなかったと思います。

・序盤に武藤が左サイド深く抉ってシュートを放ったのを皮切りに、柏木→梅崎で狭い鳥栖の最終ライン裏を狙ったり、阿部がミドルシュートを狙ったり、槙野→興梠で最終ラインを下げてバイタルエリアから梅崎が強襲したりと、バリエーション豊かに鳥栖を攻めていました。40分くらいの槙野縦パス→宇賀神クロス→興梠が形としては一番惜しかったかと。

・形はそこそこ出来ているものの決定機には至らないという難しい戦況でものをいうのはセットプレー。柏木CK→那須→武藤シュートのこぼれ玉に興梠がいち早く反応して浦和先制。

・守っても浦和は攻守の切り替えが早く、また鹿島戦とは一変して球際でも概して鳥栖に競り勝って鳥栖の攻撃を前目で潰せていました。守備を固めるだけの鳥栖相手に先制点が取れたのは極めて大きく、これで一気に楽に試合が運べると思ったのですが、その楽観が命取り。宇賀神が吉田にあっさり裏を取られて同点に。

・この場面、裏を取られた宇賀神もさることながら、スルーパスを出した水沼にプレッシャーがかかっていないのもお粗末でした。近隣にいる柏木は傍観、本来水沼に当たるべき槙野は何の役にも立たないポジション取り。立ち上がりにもオフサイドで難を逃れましたが、スルーパスで池田に最終ライン裏に飛び出される一幕もありましたし、前目でボールが奪えなかった時の浦和の守備には相当難があるのでしょう。特にスカスカになりがちなバイタルエリア。

・同点に追いつかれて再び難しい試合になってしまったためか、ミシャは後半早い時間に動いて関根→ズラタンを投入。関根は全く良いところがなく、前半右サイドはほぼ沈黙していたので梅崎を右WBに回し、ハイクロスのターゲットにズタランを加えるという発想自体は悪くないと思います。また興梠が厳しくマークされて、前3人がなかなか良い形で前を向かせてもらえなかったのもズラタン早期投入の一因でしょう。

・しかし、この投入は完全に裏目。ズラタンが興梠と合わないのは相変わらず。ロングパス一本でズラタンや興梠を鳥栖最終ライン裏に何度か走らせては見たもの、鳥栖の中央が固くてそこからシュートに持って行けず、浦和の攻撃といえばエリア周辺からのシュートばかり。それもほとんど相手にブロックされるか、さもなくば大きく枠外。

・那須→青木で槙野&森脇を高く上げては見たもののサイド攻撃、特に森脇のクロス精度が劣悪でどうにもならず。サイド攻撃がままならないので、鳥栖の守備ブロックの中央が開くはずもありません。

・全くと言っていいほど決定機を作れない浦和を尻目に鳥栖は簡単な攻撃で決定機が2回。ハイボールに阿部が競り負け、こぼれ玉に対して槙野がチャレンジしたもののクリアしきれずに転倒して早坂に抜け出された絶体絶命の大ピンチは西川がかろうじて左足でシュートブロック。また水沼に右サイド深く破られる大ピンチはわずかにクロスが早坂に合わず。

・一方浦和の決定機といえば試合終了直前に高木クロス→武藤が詰めたもののバーを叩いた場面だけ。あとは武藤→ズラタンがエリア内で前を向いて巻いたシュートが枠を捉えられなかったのが惜しかったくらい。

・鳥栖はとうとう故障持ちの豊田を出さず、守備を徹底的に固め&スピード勝負のカウンター狙いに徹して狙い通り勝ち点1をゲット。浦和から見れば同点に追いつかれた後は鳥栖の注文相撲にのってしまったようなものでした。

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-----興梠-----
--武藤----梅崎--
宇賀神-阿部-柏木-関根
-槙野--那須--森脇-
-----西川-----

得点:23分 興梠

56分 関根→ズラタン
73分 那須→青木
84分 梅崎→高木

・柏木は腰の状態が良くないのか、セットプレーはほぼ梅崎に任せていましたが、柏木が蹴った数少ないCKが得点に直結。しかし、終盤はパス精度が著しく落ちて浦和が勝ちきれない一因になってしまいました。この状態で代表に行って大丈夫???

・今年途中投入でミシャに重宝されている青木。守備固めで使われる際の出来は悪くないのですが、勝たないと行けない時は勝負の縦パスが出せない上に、自らボールを前に運ぶわけでもないというもどかしいプレーの連続。ピッチャー鹿取がここ一番で代打で出てくるようなもんやで、これ・・・・

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-----池田-----
--民友----水沼--
崔--岡本--高橋-吉田
-谷口--菊地-ミンヒョク--
------林-----

得点:31分 吉田

72分 吉田→福田
74分 池田→早坂
89分 岡本→丹羽

・鳥栖のセカンドユニはグレーの地にピンクの背番号。ただでさえ見づらいのに、試合中背中が汗でびしょぬれになると全く判らなくて参りました。背格好や髪型で識別できる選手ってこの日の鳥栖にはほとんどいないからなぁ・・・

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2015.10.03

とんとん船@戸塚安行

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 埼玉高速鉄道戸塚安行駅から南へ。花山下東交差点角。大きな一軒家を改装したような店で、家自体は大きいのですが、ラーメン屋とは気づきにくいかも。先客、後客ともゼロ。

 メニュー先頭の「らーめん(600円)」を注文。ランチタイムはゆで卵や小ライスのサービスがあって、小ライスを付けてもらいました。他に「みそらーめん」「塩とんこつらーめん」など。

 店内はL字型カウンター11席と4人掛けテーブル席1卓。郊外店らしく席間はゆったりしていますが、それ以上に厨房がゆったり。

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 スープの表面に細かい背脂が目立ちますが、意外にも全然脂っこくありません。若干生姜を利かせているのか、むしろあっさりした味わいといったほうがいいくらい。ただ出汁の旨み、深みはあまり感じません。悪くはないのですが、デフォルトでは物足りないので、この手のラーメンを劇的に変化させる魔法の粉(要するにテーブルコショウ)をひとかけ、ふたかけ。

 双葉屋製麺の麺箱が見える麺はやや細めの緩い縮れ入り。若干柔らか目の仕上がりなのが残念ですが、スープの絡みは良好。ただ量が少な目で、ライスを付けないと昼には辛すぎるかと。

 チャーシューは薄いながらもそこそこ脂がさして、味付けもまずまず。もやしはちょっと茹ですぎ。他にメンマ、刻みネギ。

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2015.10.02

永吉@西川口(2)

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 西川口駅前ロータリーの先の大通りを左折してすぐ。斜向かいにローソンあり。ほぼ2年ぶり2回目の往訪先客1、後客5。

 坦々麺が売り物の店で、前回は「坦々麺」だったので、今回は「汁なし担々麺(850円)を注文。辛さが選べるので「中辛」にしてもらいました。さらに中華スープと小ライスのサービス付き。

 店内は大小のカウンター10席くらいと小上がりに4人掛けテーブル2卓。坦々麺が売り物だが、飲み屋としても使える店という感じ。でも飲んだ後の〆に坦々麺みたいな重いものを食べる客はおらんと思いますが・・・

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 汁なしとはいえ、赤いものが全然見えないので担々麺という感じが全然しないのですが・・・麺の上にひき肉とニラ、刻みネギ、ナッツ、白ゴマがてんこ盛りになって登場。そしてなぜか固ゆで玉子が半個。ひとしきりまぜまぜして早速試食。

 底にラー油たっぷりのタレが溜まっていましたが。「中辛」でも辛いのがそんなに得意でない私でも十分美味しくいただける範囲内。辛いもの好きな人は大辛を頼むべし。どちらかというと痺れのほうがきついかなぁ・・・ そしてナッツと白ゴマが良いアクセントになっています。

 わずかながらもやしが入っていて、これが良い箸休めに。

 麺は太い縮れ麺で、表面は心持ちざらつきあり。もっちりとした食感が結構気に入りました。量的には小ライスはなくても十分だと思いますが、底に大量に沈殿したひき肉をサルベージして味わうにはライスが助かります。
 
 目新しさは特にありませんが、近所で結構なレベルの担々麺を食べられるのは助かります。

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【展望】15年2nd第13節鳥栖戦

【前回対戦】

・退場者が出てドン引きになった相手を攻め倦ねるどころかFKで先制点を許してしまう失態を犯したものの、後半になると様相一変。突如敵陣深い位置でボールが回り始めてあっと言う間に逆転。さらに変に前がかりになった鳥栖をボコボコに叩きのめしての大勝。もっとも大勝の主因は故障明けでいきなり出場のGK林の絶不調。

【鳥栖の現状】

・1stステージは5勝5分7敗の11位、2ndは2勝5分5敗の14位と年間を通じて残留争いに絡まない程度の成績を維持してはいますが、2ndステージでわずか2勝しかしていないことに象徴されるように停滞感は著しく、最近5試合は2分3敗。2ndステージは豊田が故障がちでフル稼働できないのが鳥栖不振の主因と目されます。

・今年の鳥栖はなぜか突如大量失点してしまうのが特徴。毎試合毎試合複数失点するわけではないので守備が脆弱と言い切ってしまうのは躊躇われますが、かつてのような堅守の面影は微塵もありません。

【戦力】

・厳しい財政状況を反映してか夏の補強はレンタル先の湘南で出番を失っていた岡田が戻ってきたくらい。岡田はここ3試合途中出場。

・豊田の右脚の状態が良くないのか、7/22G大阪戦を欠場した後の9試合でフル出場はわずか2試合。途中出場が3試合。

・水沼もコンディション不良で前々節広島戦を欠場し、前節甲府戦は途中出場のみ。

・売り出し中の若手鎌田が小破し、それを隠してU22合宿に臨もうとして手倉森監督との間でひと悶着ありましたが、前節甲府戦は欠場。浦和戦での出場可否は不明。

【戦術の特徴】

・いつもの4-2-3-1と3-4-2-1を併用。相手の基本フォーメーションに応じて出方を変えているようで、広島戦では3-4-2-1を採用してスコアレスドローに持ち込んでいます。

・鳥栖といえば「豊田目がけてのロングボールを軸にセカンドボールを拾って速攻、あるいはサイドへ展開して再び豊田へ放り込み」というシンプルかつパワフルな攻撃を相手が根負けするまで繰り返すのが特徴でしたが、肝心の豊田が不在勝ちになったためか、最近の鳥栖は結構パスを繋いで地上戦を仕掛けてきます。ここで俄然輝くのが高卒ルーキーの鎌田。

・セットプレーが大きな得点源なのは相変わらず。

・広島戦を見ると守備はリトリート主体で深い位置に守備ブロックを形成し、徹底的にスペースを消すスタンス。最終ラインにはあまりプレッシャーをかけず、ボランチにボールが入って初めてガツンと行く感じ。

・第9節神戸戦で7失点を喫したためか、ここ3試合は前半ほとんどリスクをかけずに守備重視で臨み、後半勝負といった試合運びが目立ちます。もっともその後半も攻撃力がなさすぎて勝負になっておらず、あの清水にすらボコボコにされかかったのですが(GK林の奮戦でなんとかスコアレスドロー)。

【浦和の予想】

・鳥栖がわざわざミラーシステムを採用する可能性が高く、しかも天敵豊田の状態が芳しくないためか地上戦主体へ転換中と、鳥栖がどんどん浦和にとって願ったり叶ったりな方向へ変わりつつあるので、ここは是非とも勝ち点3を確保したいところ。

・久しぶりに出場停止もいないので、普段の3-4-2-1、普段の面子で鳥栖に臨むものと予想されます。ミシャも鹿島戦は内容で完敗したことを認めているので、あんまりビックリポンや!なことはやらないと予想します。

・毎試合那須が豊田に苦戦しますが、清水戦の様子を見る限り豊田がスタメンで出てきてもその状態は万全に程遠いのが実情。従って那須が依然豊田に苦戦するようだと那須のほうを心配しなければなりません。清水戦では失態の連続で出場停止になってしまいましたが。

・10月のホームゲームはなんとこの試合しかありません。

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<前節:鳥栖 0-1 甲府>

-----池田-----
--民友----早坂--
崔--藤田--高橋-吉田
-谷口--菊地-ミンヒョク--
------林-----

62分 吉田→水沼
72分 早坂→岡田
73分 高橋→豊田

<前回:鳥栖 1-6 浦和>

-----豊田-----
民友---池田---水沼
---藤田--高橋---
吉田-谷口--菊地-丹羽
-----林------

得点:31分 水沼

50分 池田→崔
59分 水沼→白
74分 高橋→鎌田

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2015.10.01

Mr.シェフ@西川口

Mr03

 西川口駅西口から西川口陸橋のほうへ。近くに担々麺の「永吉」あり。中華を中心にアジア系の料理店が多い西川口には珍しい「街の洋食屋さん」です。先客ゼロ、後客2。

 定番の各種ランチメニューに加えて、日替わりの「Aランチ(650円)」と週替わりの「Bランチ(830円)」があり、Aランチを注文。この日は「ミートローフ+チキンカツ+ベーコンエッグ」でした。ランチメニューにはライスとスープが付き、しかもライスは大盛り無料サービス。ちなみにBランチは「牛肉鉄板焼+ハンバーグ」。

 落ち着きのある店内は入口側に4人掛けテーブル3卓、店奥に2人掛け2卓。さらに厨房に向かってカウンター4卓。御夫婦で切り盛りしている感じ。

Mr01

 ベーコンエッグがしょぼいのはともかく、値段を考えればミートローフとチキンカツは上々の出来。共にやたら薄いというわけではなく、それどころか思いのほか食べ応えがありました。おかずがこれだけあるとライスも大盛りにしないとバランスが取れないかも。

 ミートローフなんて食べたのは超久しぶりですが、ハンバーグよりは随分とヤワヤワで良くも悪くも肉っぽさがなく、パン粉が多い感じ。チキンカツもカラッと仕上がっていて妙な脂臭さがなく、しかも柔らかくて食べやすかったです。

 店に「ハンバーグ&ステーキ」と書いてあるので、次はハンバーグで再訪。

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