奥出雲おろち号(下)~沿線の駅弁
(奥出雲おろち号(上)から続く)
乗っているだけだと退屈なので、どうしても飲食に走り勝ち。ただいくつかの駅で弁当や飲み物を販売しているものの、車内販売が常時ウロウロしているわけではないのでそれなりに事前準備しておくのが吉。今回はまず出雲三成駅で「仁多牛べんとう(1000円)」を購入。念のため一応前日に製造・販売元の竹葉さんへ予約しておきましたが、駅でもオッサンが当日売りしていました。
すき焼き風のやや甘目の味わい。出来たてほやほやなら何の問題もありませんが、冷めると脂っぽいのが気になってくるかも。
さらに隣の亀嵩駅で「手打ちそば弁当(500円)」を購入。駅自体が蕎麦屋になっていることで有名な扇屋のもので、これも事前予約。乗客の間ではこれが圧倒的な売れ筋で何組もの方が事前予約していました。
そばが駅弁になっていること自体が珍しく話題性は十分。
扇屋さんには一度行ったことがありますが、如何せん大昔のことなので代替わりしちゃったみたいで。
終点備後落合駅は全く何もありません。一応芸備線とのジャンクションで、国鉄の頃はホームに売店があったかと思いますが、今はそんなものは跡形もありません。それどころか駅周辺も何もなく、接続の悪い芸備線の列車を待つのは辛いので「おろち号」で木次へトンボ返り。
沿線にいた稲刈り実習中の子供や幼稚園児も撤収したと見えて、帰りは実に寂寥としたものですが、三井野原駅から団体が乗って来て車内はそれなりに賑やかでした。。
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