キッチンいさつ@川口中青木
川口警察署と幸並中学校の間の通りを東へ。最寄り駅は西川口ですが、産業道路を越えてなおかなり距離があります。住宅地の一角にある地元民向けの洋食屋さんで、先客1、後客4。仕出し弁当作りに力を入れているみたいで開店準備が間に合わず、店内でしばし待たされました。
なんでもありのメニュー群から「オムカレー(700円)」を注文。店内は壁沿いにカウンター6席と小上がりに4人掛けテーブル2卓。厨房はしっかり仕切られているのですが、開け放ちになっているドアから油煙が客席に流れ込んできて衣服に脂臭さがついてしまいました。また喫煙可なのも困りもの。
モヤシ入りの味噌汁付で登場。カレーは昔懐かしいというか昭和の香り漂うというか、なんか高校の学食で出てきそうな片栗粉がやたら多くてどろっとしていて、その割にはコクなり旨みなりはもう一つといったタイプ。具も玉ねぎが目立つ程度なのでカレー単体なら評価は今一つだと思います。
ただオムライスと合わせるとなると別。ライスはべちゃっとしていてこれまた昭和風ですが、カレーをかけることを念頭に置いてかオムライスとしてはやや薄味。そして具のチキンなりマッシュルームなりがカレーによく合います。
そしてこの店の最大の特徴はとにかく量が多いこと。並盛でも普通の店の大盛並みか、やや多いくらい。隣のオッサンが定食の大盛りを頼んでいましたが、丼にご飯が山をなして盛られていました。
ゆえに壁には「残食のお持ち帰りお断りします」とか「お一人様一人前の御注文をお願いします」とかの注意書きが貼られています。
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