THANK@小川町
小川町交差点の西、靖国通りより一本南へ入った路地に立地。メニュー構成に見覚えがあると思ったのですが、浜松町/大門に本店があって、その2号店でした。もっとも本店に行ったのは3年半以上前なので、その味なんて全然覚えていないのですが(苦笑) 先客1、後客12と結構な繁盛ぶり。
券売機ボタンは「ラーメン」が先頭。スープの濃さが「さらり」「とろり」「ぽてり」の三段階あって、「ラーメン・ぼてり(700円)」を注文。食券を渡すと麺の堅さを聞かれたので「堅め」で。他に「つけめん」や創作メニューっぽい「鶏ポタンタン麺」「トリポターナ」など。さらに期間限定で「冷やしSOBA」。
店内は2人掛けテーブルが4卓と、厨房に向かってカウンターが6席、壁際に2席。スタッフは4人もいましたが接客態度は申し分ありません。
テーブルに胡椒、白ゴマの他、カレースパイスが置かれているのが目を惹きます。
スープは鶏白湯に野菜類を合わせた判りやすい鶏ポタタイプ。「ぼてり」の名にふさわしく鶏出汁ががっつり効きまくっている割には鶏臭さが抑えられおり、また鶏ポタ系にありがちな野菜の青臭さもほとんどしないので癖がなくて、おまけに塩気もさほど強くないので非常に飲みやすく味わいやすい出来。
たださすがに「ぼてり」は終盤重く、くどく感じてしまったので「とろり」くらいで抑えておいたほうがバランスは良いかも。
麺は細いストレート麺。「堅め」にしたせいもあって細麺にしてはコシが強いというか、噛みきるのに力を要するのが特徴。スープの絡み具合、相性も申し分なし。量が少な目なので替玉(100円)を追加。店では残ったスープにご飯を入れてリゾット風にするのを勧めていましたが、このスープがご飯に合うとは思えないんですが・・・パンならともかく。
鶏チャーシューはローストチキン風で、そのままおつまみになりそうな出色の出来。ラーメンの鶏チャーシューって味わいが淡白すぎる例が多いだけに、ここはポジティブサプライズでした。
他に穂先メンマ、海苔、刻みネギ。
この出来なら再訪の価値あり。
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