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2015.11.06

【展望】15年2nd第16節川崎戦

【前回対戦】

・対浦和仕様の3バックで待ち構える川﨑に対して正面攻撃を仕掛け続ける愚をミシャなりに悟ったのか、自陣に引いてのカウンター狙いに戦術転換したものの、その甲斐もなく前半で失点してプランは瓦解。攻撃はサイド一辺倒かつ決定機らしい決定機はほとんど掴めないまま試合を終えようとしていたところ、最後の最後でセットプレーでズラタンヘッドが炸裂して何とかドロー。

【川崎の現状】

・2ndステージは勝ち点23の8位。年間では勝ち点53の6位で、既にステージ優勝や年間3位以内の可能性は消滅。上位をキープしてはいますが年間を通じて優勝争いに加わっていた気配すらなし。2012年からチームを率いているものの未だ無冠という点はミシャと似ていますが、そのパフォーマンスはミシャよりかなり劣ります。

・川崎の勝ち点が伸びない原因は明々白々で、総失点が47と上位チームではダントツに多いこと。総得点60は広島、浦和に次ぐリーグ3位ですが、ザル守備でもリーグ制覇できたのは2005年のG大阪しかいないという歴史的事実が全てを物語っています。

・後述のレナト移籍も成績低迷の一因には違いありませんが、主因かとなるといささか疑問。

・また好不調の波が大きいのか、今年はリーグ戦3連敗を2度記録。そして目下広島・横浜Mに連敗中。

【戦力】

・もう遠い昔の話になってしまったような気もしますが、主力中の主力だったレナトが2nd第1節を最後に突如広州富力へ移籍。川崎は予め高額の移籍金を設定していたものの、広州富力がポンとその金額を払ったので引き留めようがなかったらしく、他人事とは思えない空恐ろしくなる事件でした。

・代わりに急遽ECヴィトーリア(ブラジル)からレンタルでMFアルトゥール マイアを獲得したものの、どうもハズレだったようでスタメンどころか途中出場の機会も限定的。田坂が独ボーフムから3年ぶりに完全移籍で戻って来て一応レナトの穴を埋めていますが得点は3点止まりで1st8得点だったレナトに遠く及ばす。。

・戦術的に合わない選手は徹底的に合わないというのは風間治下の川崎の特徴(この辺はミシャと似ています)で、今年獲得したばかりのCB角田が1stステージ終盤にベンチからも外されたのを契機として清水へレンタル移籍。代わって3バックの一角に小宮山が入っています。って小宮山ってWB/SBのイメージしかないんですが・・・

・サプライズは筑波大卒新人中野の急成長。同じく筑波大同期の車屋が故障したのを機に左WBのポジションを奪取。切れ味鋭いドリブルが武器で、G大阪戦ではお疲れの米倉をボコボコにしていました。

・GK西部の故障を機に今季は長らく新井がスタメン出場していましたが、前々節から西部が正GKに復帰。

【試合予想】

・浦和は森脇、川崎は大久保が出場停止。

・おまけに浦和は那須も右足の張りで別メニュー調整、永田も左ふくらはぎの軽い肉離れで離脱との報もあり、DF陣がズタボロ状態でただでさえ苦手な川崎を迎え撃つ格好に。

・10/31に行われた甲府との練習試合では阿部が中央、そして懸案の右CBにななんと宇賀神が転用されましたが、結果はとにかく得点力に乏しい甲府に4点も取られて敗戦。途中から岡本や加賀も出場したようですが・・・

・CBはそもそも物理的に使える駒が少ないので、一人でもレギュラーが欠けるとやりくりが大変。おまけに久しぶりに巡ってきたチャンスをサブメンバーが生かせないどころか思い切り穴を開けてしまった試合が今年は目につきました(A柏戦とか、H甲府戦とか・・・)。

・もっともFC東京戦の森脇の出来を見ると出場停止で却ってよかったのではないかという気もほんのちょっとだけするのですが、低調な森脇に代わりうるメンバーが見当たらないとは情けない限り。

・ミシャは川崎にやられまくった過去をミシャなりに反省してか前回対戦では「自陣に引いてのカウンター狙い」に転じましたが、なんとかドローに持ち込んだとはいっても試合内容は芳しくありませんでした。今回はただでさえ守備に不安を抱え、特に右サイドの守備はどうにもならないと目される以上、撃ち合いに活路を見出す他ないような気がします。

・前節横浜Mはスペースを消して守り倒して(特に憲剛や大島から出るDFライン裏への縦パスを徹底して遮断)川崎相手にウノゼロの勝利を掴んでいますが、こういう芸当は浦和では無理。

・どちらの監督も組織的な守備構築が不得手というかほとんど関心がなく、守備は「各自奮励努力せよ!」一辺倒で、撃ち合ってこそナンボ。普段だと撃ち合いなら川崎に分があるところ、幸いにも今回は大久保不在。

・川崎は3バックと4バックを併用していますが、相手の出方に応じて使い分けるわけではなく、ここ数試合は一貫して3-4-3を採用。1トップ2シャドーではなく、両WGが高い位置を取る純然たる3トップ。CBもガンガン攻撃参加して終始前のめり。このバランスの悪さが往々にして命取りに。

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<前節:川崎 0-1 横浜M>

----大久保-----
--田坂----小林--
中野-大島-中村-エウシーニョ
-小宮山-谷口--武岡-
-----西部-----

63分 中野→車屋
77分 小宮山→森谷
85分 田坂→登里

<前回:川崎 1-1 浦和>

--レナト--大久保--
-----森谷-----
車屋-中村-大島-エウシーニョ
-谷口--角田--武岡-
-----西部-----

得点:35分 森谷

86分 森谷→山本

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