【移転】寿三家@蔵前
国際通りと春日通りの交わる「寿3丁目」交差点付近にあり、まさに屋号通り。先客2、後客1。
店内の券売機で「ラーメン・中(750円)」を麺堅めで注文。麺大盛りとかライスとかのサービスはなく、麺は80g増毎に+100円、半ライスも100円。
屋号から察しがつくように横浜家系がウリの店ですが、中華そば、塩豚骨、七色つけ麺といったメニューも。
店内は思いの外奥行きがあり、屈曲した縦長カウンターが20席強と、店奥に6人掛けテーブル1卓。
店内の豚骨臭が結構きついのですが、若干とろみのついたスープはこれまたどぎつい豚骨出汁がぎゅぎゅっと濃縮されていてなかなかの出来。デフォルトでも脂が多く、また如何せんしょっぱいのでスープを飲むのはちょっと躊躇われるものの、麺を絡める分には申し分ありません。
卓上にはにんにく、豆板醤など定番の調味料が置いてありますが、この出来だと変に調味料を入れるとバランスが崩れるような気がしたので割愛。
麺は非常に短くて食べづらいのですが、これまた家系ならではの楽しみということで。濃厚スープには堅めでちょうど良いくらいのバランス。中は240gだそうですが、あっという間に完食。
具は薄くて小さめのチャーシュー、ほうれん草、海苔3枚、そして刻みネギ少量とこれまた定番通り。
ただ量を食わせれば良いと言わんばかりの「なんちゃって家系」とは明らかに一線を画す逸品でした。
| 固定リンク