【移転】とん駒@駒込(2)
駒込駅東口から北側へ伸びる商店街の一角。先客1、後客5。もともと博多風のとんこつラーメンがウリだった店が、和歌山ラーメン推しにコンセプトを変えたと聞いて1年ぶりに再訪。どういうわけか開店が10分以上遅れ、開店してからも準備に相当手間取っていました。
店内の券売機ボタンで基本と思しき「中華そば(730円)」を注文。従前通り替玉1杯無料サービスあり。他に「濃厚担々麺」「つけ麺」など。なお和歌山ラーメンに付きものの早寿司は置いてないみたいで。なお開店遅れのお詫び代わりに味玉を付けてくれました。
店内は縦長L字型カウンター8席。雑然としているのも相変わらず。カウンター背後には漫画本多数。卓上にはラーメンダレや味変え香味酢など。
わずかにとろみがあるスープはとんこつ臭こそほとんど感じられないものの、出汁自体はまずまず。但し、不思議なくらいかえしが弱い。「湯浅だまり使用」が売り物みたいですが・・・ 先客が替え玉を頼む前からラーメンダレを投入していましたが、その気持ちは非常に頷けます。
ラーメンダレには別のかえしを使っており、店としては「湯浅だまりの風味を味わっていただくためにも、味が薄いを感じない限り極力ご使用にならない事をお勧めします」との注意書きを出していますが、このかえしが奏功しているとは言い難いかと。
麺は細麺ストレート。やや固めで心持ちざらざら、ごわごわした食感。スープの絡みは悪くありませんが、肝心のスープがなぁ・・・
替え玉は最初の麺より一段と細いストレートで、従前のらーめんの替玉と同じかも。さすがに耐えきれずにラーメンダレ投入。
なお最初は堅さの好みを何も聞いてきませんでしたが、替玉は「普通でいいですか?」と聞いてきました。後客は堅めを頼んでいる人もいましたが、普通でも特に問題なし。
具は薄いバラ肉チャーシュー、メンマ、カマボコ、刻みネギ。おまけの味玉は意外にも濃い目の味付け。
従前より値上がりしたとはいえ依然割安感があるせいか客入りは悪くなさそうですが、個人的には前のほうが良かったかと。
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