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2015.12.31

護摩龍@大久保

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 大久保駅南口を出て中央線南側ガード沿いに高田馬場方面へ歩いてすぐ。先客1、後客1。

 担々麺専門店で、「地獄の担々麺」と「地獄のつけ麺」の2本立て。辛さは5段階あって、担々麺レベル1の「護摩龍(800円)」を注文。ランチタイムはライスが50円と格安なので、それも追加。

 辛さが一つレベルアップする毎に値段が50円上がり、レベル5の「無限」だけ1100円に跳ね上がるという価格設定。また最近担々麺の専門店にしては珍しく汁なし担々麺がありません。

 店内はL字型カウンター8卓のみ。

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 個人的にはこれで十分なくらい辛いことは辛いのですが、ドロドロ感が漂うくらいにゴマだれ効かせすぎで、味わいとしてはその甘さが際立った格好。ベクトルの向きが異なるもの同士が混然としていて全体の方向性が失われているというか、バランスが取れているような感じはしません。

 辛さはヒリヒリとしたストレートな辛さで、痺れはなし。卓上に花椒があるので、好きな人はそれでなんとかしてくれということなのかも。

 具にひき肉がどっさり。菜っ葉はチンゲン菜ではなくほうれん草みたいで、ここもちょっとチープな印象を与えます。ナッツなどはありません。

 麺は並太ほぼストレート。やや堅めの仕上がりで濃厚スープにへたりことなく、最後まで楽しめました。

 挽肉が底にやたら余るのでサルベージ用にご飯必須。ただ甘ったるいスープはご飯に合わないので穴開きレンゲがほしいところ。

 辛さをレベルアップすると印象が違うのかもしれませんが、辛いもの好きな人にとってやたら自己主張するゴマだれってどうなんだろう???

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2015.12.30

ビストロ釧路@神田 ~ 釧路名物「スパかつ」

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 釧路を代表するかどうかはちょっと微妙ですが、釧路のB級グルメの一つ名「スパかつ」を東京で出している店があると聞いて早速往訪。神田駅西口から南へ。鎌倉橋交差点を西入る。コープビルの向かい。先客ゼロ、後客12。後客は見事なまでに近隣のサラリーマン、しかもオッサンだらけ。

 「スパかつ(940円)」はランチメニューの先頭。大盛無料なので大盛にしてもらいました。ちなみに根室名物の「エスロカップ」をアレンジしたメニューも。ただ他にランチメニューがいろいろあって、オッサン達の中で「スパかつ」を頼んでいたのは一人だけかな、気がついた範囲内では。

 店内は4人掛けテーブル3卓、2人掛け2卓、さらに小カウンターが3+2席で、サラリーマンで混みあう店にありがちなぎゅうぎゅう詰めのレイアウト。

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 「スパかつ」はパスタの上にとんかつとミートソースをかけただけという、ローカル色が全くないB級グルメ。パスタは細めでやや堅めの茹で上がり。鉄板で出てきましたが、脂でぎとぎとするくらい炒めてあるわけではありません。

 ミートソース自体にこれといって変わったところはなさそうですが、トマトの酸味が強いととんかつには合わないためか、黒胡椒を結構効かせているみたいで。

 オッサン向けのパスタハウスで大盛りを頼むと時折とんでもない量で出てくる店があるのですが、ここはごくごく自然体で一気に完食。たださすがにとんかつとの組み合わせでは食後にずっしりと腹にもたれました(苦笑)。また野菜類が全くないので飽きが来るのが早く、一気に食わないと終盤しんどそう。

 それなりに美味いことは美味いのですが外見から味わいが想像できる、いかにも自作できそうなジャンキーなB級グルメですし、わざわざ釧路に行かなくてもこれで十分かな。

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【TV観戦記】15年天皇杯準決勝:浦和 1-0 柏

・序盤から浦和が優勢に試合を進めるものの柏の堅陣を破れずに決定機らしい決定機は僅少。スタメンに抜擢されたズラタンが機能しない上に、悪いことに全くと言っていいほど替えの効かない柏木が前半半ばすぎに故障して攻撃はほぼサイド一辺倒というか関根頼み。後半になってようやくズラタンに可能性のあるクロスが入り始めるも、ズラタンがそれを決めきれず。

・ただ柏の攻撃もカウンターを散発的に仕掛けるだけ。しかも、危ない場面は槙野が防ぎまくったため柏もこれといった決定機は掴めず。試合内容は正直低調で、第三者が見たら眠い試合だったかもしれません。

・延長に入ると頼みの関根も疲労困憊でどうにもならず、おまけにミシャの選手交代も不発でPK戦やむなしと思いきや、残り3分になったところで途中投入の李が梅崎のクロスを叩き込んで、これが決勝点に。

・柏木不在時の攻撃はいかにもバリエーション不足で手詰まり感が著しかったかと思いますが、それでも柏の攻撃がそれ以上にしょぼく、かつ槙野を筆頭に守備陣の奮戦もあってなんとか勝利を手繰り寄せて決勝進出&ACLストレートイン決定! 内容は良くなくともしっかり勝ちきる、勝ち続けることができれば浦和は久しぶりのタイトルに手が届くでしょう。

・この試合で驚いたのがミシャの采配。まずスタメンで興梠と李に代えてズラタンと梅崎を入れたこと。準々決勝から中2日であることを考慮したものでしょうし、それ以前に準々決勝で大差がついた後半にズラタンと梅崎を早々と試運転したのはこのスタメン抜擢を見据えてのものなのでしょう。

・ただこういうコンディションの良し悪しを見極めてのスタメン変更にミシャはこれまであまり積極的ではなく、それゆえか平日の試合を含む3連戦での取りこぼしが目立ちました。そうかと思えば入れ替える時は極端なまでに入れ替えて、当然のようにコンビネーション不足で惨敗を喫するのが常でしたし。

・しかも負けたら終わりのトーナメントで前の試合で大活躍を見せた興梠と李を外すなんてこれまでのミシャなら絶対に考えられない荒業。残念ながらスタメン起用したズラタンの出来は芳しくなく、縦パスが収まらないのはまだしもクロスのターゲット、あるいはフィニッシャーとしてもイマイチで、負けていたらこのスタメン起用がボロクソに叩かれていたでしょう。

・ただそこは勝てば官軍。続く決勝も中2日なので興梠と李を途中投入に留めたのが効いてくるかもしれません。

・さらに驚いたのは押しながら決め手を欠いたまま時間が経過しているのに、ミシャが延長戦突入まで交代カードを2枚残したこと。いつもなら早め早めにカードを切ってしまうミシャにしてはこれまた異例。

・延長戦があるCSで早めにカードを切り終えたのが仇になって、先に消耗した挙句G大阪のカウンターを喰らったのがよほど堪えたのかもしれません。また柏が準々決勝でPK戦までもつれ込んでいるので、延長戦に入れば柏が先に消耗するとの計算のもとに交代カードを温存したのかもしれません。いずれにしれも先に先にと仕掛けがちなミシャらしくない我慢の采配でした。

・もっとも交代カードを切った後の戦局は必ずしも好転しておらず、この我慢が正解だったかどうかは微妙。前2人を代えたものの、そこまでに至る組み立てがアバウトになっていましたし。それでも投入した李、そしてヘロヘロなのを承知であえて左WBに配転した梅崎が決勝点に絡んだのですからスポーツ紙的には「采配ズバリ!」になるのでしょう。

-----ズラタン-----
--武藤----梅崎--
宇賀神-阿部-柏木-関根
-槙野--那須--森脇-
-----西川-----

得点:117分 李

39分 柏木→青木
91分 ズラタン→興梠
91分 宇賀神→李

・この浦和の攻撃はほぼ関根頼み。関根は対面の輪湖に対して縦に仕掛けて良し、中に斬りこんで良しとまさに獅子奮迅の働き。それだけに前半の関根→武藤は決めてほしかった。延長になるとさすがに動けなくなりましたが、それでも足を攣ることなく走り切ったのですから見事なもの。

・逆に宇賀神の出来が芳しくなく、これも浦和の攻めが手詰まりになった一因。準々決勝で早めに代えてもらい、関根より休んでいるはずですが、肝心なところでワロス。ミシャが延長戦で梅崎ではなく宇賀神を代えたのもやむを得ないでしょう。

・守備陣では槙野の出来が出色。クリスティアーノと競り合う場面が多く、苦戦のあまりについ手を使ってしまう場面も散見されましたが、柏がフィニッシュにいたる寸前で槙野が再三ブロック。後半終了間際に右サイドを破られた大ピンチなど、とにかく危ない場面は槙野が防ぎまくったので枠内シュートを撃たれて西川がヒヤッとする場面はほとんどなかったような気も。

-----工藤-----
武富-大谷--茨田--クリス
-----中谷-----
輪湖-エドゥ--鈴木--金
-----菅野-----

106分 茨田→栗澤
108分 武富→大津
119分 中谷→太田

・柏は中谷が最終ラインに下がって5-4-1で自陣にブロックを形成し、リトリート主体の守備。リーグ戦前回対戦時と全く同じで、輪湖が関根にボコボコにされてはいたものの浦和に決定的には崩されておらず、守備はだいぶマシになっていました。

・ただボールを奪ってからの攻撃に厚みがない。工藤やクリスティアーノが最前線でボールをキープしても後続が薄くて終始孤立気味。最初からクリスティアーノのFK頼みだったのかなぁ??? というか、既に退任が決まっている吉田監督の最後の試合がこんな柏らしくない試合内容で良いのかなぁ、他人事ながら。

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2015.12.29

uma@蕨

Uma00

 蕨駅東口、蕨陸橋東交差点から北へ。コモディイイダ蕨店の手前。先客、後客ともゼロ。駅は蕨が最寄りですが住所は川口芝。

 ランチメニューの中から数量限定の「日替わり(750円)」を注文。この日は「インゲンとチキン」でした。ナンorライスはお替り自由。さらにサラダとソフトドリンク付き。辛さは5段階あって、とりあえずレベル3の「中辛」に

 外観および内装から察するにもともとは居酒屋だった感じ。縦長かつ狭いボックス席間が仕切られているので見通しが効かず。3人いる店員はいずれもインド人風でしたが接客は何の問題もなし。BGMもインド風。

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 さらさらでもドロドロでもなく、癖があるスパイスを利かせているわけでもなく、良くも悪くもこれといった特徴はなくて万人受けしそうな出来。それでもコクが深くて悪くはないと思います。中辛でもさほど辛くないので、これならレベル4の辛口でも差し支えなさそう。

 ただライスがおもっきし日本風のご飯で出て来たのはちょっとびっくり。ちなみにお替りは最初の2/3くらいの小ぶりな皿で出てきます(苦笑)

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2015.12.28

ねぎ味噌カツ丼@かつや

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 かつやが12月7日から期間限定で売り出している「ねぎ味噌カツ丼(637円)」を早速試食。丼に味噌だれが付いて、ビジュアルに全く気を使わないのがアレですが・・・

 味噌は八丁味噌ベースでしょうか。独特の香りこそしっかり伝わってきますが、味わいの上では味噌の自己主張は思いの外強くありません。カツに味噌ダレがべったり付いているわけではなく、カツの卵とじを作る過程で味噌ダレを使っているためでしょう。そのため「名古屋めし」のつもりで食べると拍子抜けすると思いますが、逆に言えば甘ったるい八丁味噌特有の癖も随分緩和されて食べやすくなっています。

 そして食べやすさに一役も二役も買っているのがたっぷりの青ネギ。臭みがやや強くて個人的には苦手でしたが、味わいが濃厚過ぎてとかく単調になりがちなところを青ネギが上手く救っています。

 よって当たり外れが結構デカいかつやの期間限定モノとしては当たりの部類。

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 「ねぎ味噌カツ定食(745円)」は単に味噌カツが別皿になって豚汁が付いてくるだけではなく、鉄鍋で出して付加価値を付けている模様。

 次の期間限定は年明け15日から「デミグラスメンチカツ丼(529円)」。これは良くも悪くもサブライズがなく、レギュラーメニューになっても不思議はない一品なのでパス。

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2015.12.27

新福菜館@秋葉原

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 秋葉原駅から昭和通りを渡って北へ。「富士そば」の先を東へ入る。先客6、後客2。京都駅にほど近い高倉塩小路の本店には何度も行ったことがありますが、首都圏の支店は初めて。先に出来た麻布十番店は行くのが面倒なので放置していました(苦笑) そうこうしているうちに人形町にも出来たようですが。

 ここは中華そば・並+小焼きめしをつけた「セットメニュー(950円)」があったので、それを注文。

 店内はテーブル席のみで6人掛け、4人掛け、2人掛けが各2卓。雑然というか殺伐とした本店と比較すると雰囲気はかなり落ち着いていますが、テーブルが狭いのは同じ。秋葉原でも観光客が集うエリアから外れているせいか、客層は近隣のサラリーマンだらけ。

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 酸味と独特の渋みをもったかえしの効いた黒々としたスープは本店とさほど変わりがない(若干脂っ気が乏しいか?)ように感じました。鶏がら中心の出汁にチャーシューの煮汁が合わさったような味もそれなりに楽しめます。

 麺は中太ストレート麺でわずかにざらついたような食感。京都は細麺ストレートかつ柔らかめといった店が多くて個人的にはやや苦手なんですが、その中にあって新福菜館の麺は割としっかりしているのでお気に入り。

 九条ネギが多めに添えられてるほか、薄いながらもバラ肉チャーシューもたっぷり。

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 中華そばよりもではなく焼きめしのほうが美味いという意見も少なくないようですが、個人的にはちょっとしょっぱすぎ。焼きめしだと見た目通りしょっぱいかな。パラパラっとした仕上がり自体は良いのですが。また「小」といってもそれなりに量があって、セットだとちょっと食い過ぎ(苦笑)。

 チャーシューなりネギなりが結構なおかずになるので、量が欲しいときは焼きめしではなくライスのほうが安くて良いかも。中華そばのスープは見た目ほどしょっぱくないけれどもかえしの自己主張が強いのでライスが合うのも確かですし。

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【TV観戦記】15年天皇杯準々決勝:神戸 0-3 浦和

・リーグ戦最終戦で対戦したばかりとはいえ、浦和は4週間ぶり、神戸に至っては5週間ぶりの試合。しかも共に前回対戦時からメンバーが若干入れ替わったこともあってか立ち上がりは共に堅さが目立ち、かつ手探り状態。

・しかし10分過ぎぐらいからチームの出来の差が明確になって、終わって見れば前回対戦時同様神戸は守備が決壊して立て続けに失点。さらに神戸は愚かすぎる退場者まで出してしまったので反撃もままならず、シュートはわずか2本。浦和は文字通りの完勝で準決勝に駒を進めました。浦和の準決勝進出はなんと優勝した2006年シーズン以来。

・あえて浦和の反省点を挙げれば後半の試合運び。3点リードかつ数的有利なのになんでカウンターを浴びてあわやという場面を作られるのか??? またつまらないパスミスで阿部がイエローをもらう羽目になるのか??? カップ戦なので内容はどうであれ勝てばOKですが、リードした後の試合運びの拙さゆえに勝ち点を落としまくったのが広島との差になってしまったことを思えば、細かいこと、些細なことにも徹底的に拘ってもらいたいと思います。

・神戸はいつもの対浦和仕様の3-4-2-1で、守備は5-4-1のリトリート主体。立ち上がりは浦和の縦パスを完全に封じ、浦和の攻撃はサイドオンリー。それでも浦和は10分過ぎに関根が相馬を交わしてエリア内に侵入したのを皮切りに両サイドから攻撃の形を作り始め、次第に試合は浦和ペースに。

・先制点はサイドではなく中央突破。武藤、宇賀神、李、興梠でパスを回し、最後は李→興梠が最終ライン裏へ抜け出してゴール。ネルシーニョが嘆く通り、後ろ向きで縦パスを受ける興梠に神戸DF陣が強く当たれず、浦和の前三人が好きなようにパスを回して興梠が仕上げ。

・浦和の2点目に至っては神戸は中盤も最終ラインも全く機能しておらず。浦和の前三人どころか宇賀神や柏木にも全く付いてゆけずに守備が後手後手に回った挙句、どフリーの李がシュート。

・柏時代のネルシーニョは実に粘り強く、劣勢の試合でも選手を代えたりフォーメーションを変えたりしながら粘り強く反撃の機会を窺っていた印象がありました。しかし、どうも前回対戦といい、この試合といい、その粘りが全く感じられず、それどころか立て続けに失点してしまうのが不思議。

・前回対戦時では1トップの李を掴まえられない北本を早い時間帯に見切ってチョンウヨンをCB中央に入れて遅まきながら止血に成功しました。ところがこの試合ではそのチョンウヨンがコンディション不良で不在。これが神戸の守備決壊の主因でしょうし、ネルシーニョも手の打ちようがなかったのかもしれません。

・さらに悪いことに右CB三原が判りやすすぎるファウルを繰り返して32分に早々とイエロー2枚で退場。1枚もらった後、1回は扇谷主審に注意で済ませてもらったのにまた軽率なファウルでとうとう退場ってネルシーニョ激怒だろうなぁ、これ。三原はCBが本職ではないと思いますが、ちょっと酷すぎました。

・数的不利になった神戸は4-4-1で反撃を試みましたが、終始レアンドロが最前線で孤立気味でシュートどころか攻撃の形すら作れず。

・浦和は前半終了間際に右から左へボールを回してどフリーの宇賀神がコントロールショットで3点目。ピッチをワイドに使い、4バックの相手が空きがちになるスペースを利用しての浦和らしい得点でした。

・前半の浦和にはケチのつけようがなかった反面、後半はかなり消化不良気味。数的優位かつ3点リードともなると、いくらリードした後の試合運びに難がある浦和といえども安全圏とは思いましたが、試合内容が竜頭蛇尾だったのは紛れもない事実。

・神戸は頭から峻希&ブエノを投入して5-3-1に陣形を再変更。浦和は数的優位を活かしてパスを回しまくるなり、あるいは前がかりにならざるをえない相手にカウンターを狙いまくるなり、状況の変化に応じた試合運びが出来るといいのですが、相変わらず同じようなペース、同じようなスタイルで攻めてしまいます。そしてカウンターを喰らって渡邉に決定機を与えたり、峻希のクロス→森脇がどんぴしゃりのヘッドでバーを直撃したりとなんだかなぁな場面がちらほら。

・また攻めたなりにチャンスを量産できれば良いのですが、ラストパスなりクロスなりの精度が今一つでフィニッシュに至る場面が実に少ない。途中で出て来た梅崎やズラタンは張り切っている一方、スタメン組は意識が流しモードっぽくなってて、そういう思惑のズレが肝心なところでの合わない一因になっていた気も。

-----興梠-----
--武藤-----李--
宇賀神-阿部-柏木-関根
-槙野--那須--森脇-
-----西川-----

得点:22分 興梠、25分 李、44分 宇賀神

62分 武藤→ズラタン(興梠がシャドーへ)
68分 那須→青木(阿部がCB中央へ)
68分 宇賀神→梅崎

・相変わらず那須はコンディションが万全ではないようで、今週の練習ではスタメンが濃厚でしたが、その永田が前日故障してしまう不運。やむなく那須をスタメン起用しましたが、前半はパス回しに危さが垣間見られました。後半半ばで那須を下げたのはコンディションの問題でしょう。

・武藤&宇賀神を早めに下げたのは準決勝が中2日で控えていることと、ズラタン&梅崎の試運転以上の意味を持たないかと。早々に3枚交代枠を使ったので、終盤阿部が峻希と交錯して傷んだ時はヒヤッとしましたが。

・李は相変わらず好調で1ゴール2アシスト&1退場者誘発。今年もいよいよ大詰めという段になって突如覚醒するのが実に摩訶不思議。

・関根は対面の相馬を文字通りチンチンに。NHKのアナは頻りにU22代表アピール云々を繰り返していましたが、この出来でもストレートで選ばれないほど他の選手がよほど凄いんでしょうなぁ(苦笑)。

-----レアンドロ----
--渡邉----石津--
相馬-森岡--田中-藤谷
-高橋祥-岩波--三原-
-----徳重-----

HT 藤谷→峻希
HT 石津→ブエノ

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2015.12.26

【閉店】つくつく@池袋

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 池袋駅から南東へ伸びる地下通路39番出口のほぼ真向かい。但し、店が地下1階にあるので判りにくいかも。先客3、後客4。

 富山の食材を使ったラーメンが売り物で、券売機ボタン先頭の「白海老らーめん(800円)」を注文。濃厚とあっさりが選べるので濃厚で。他に「烏賊煮干し醤油らーめん」「濃厚にんにくブラックらーめん」など。

 店内はテーブル席主体で4人掛け4卓と2人掛け1卓。カウンターは壁際に5卓のみ。

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 スープは「白海老からとった出汁に鶏ガラを合わせ」との触れ込みですが、印象としては主客が逆で、よくある濃厚鶏白湯に白海老出汁を合わせたような感じ。海老の味わいは十二分に感じられますが、海老出汁が売り物の店はもはや珍しくないせいか、インパクトが薄いのは否めず。

 ただ海老出汁がウリの店は往々にしてやりすぎな面もあり、これくらいのほうがバランスが良くて食べやすいとも思いました。

 麺は若干細めのストレート。歯ごたえは思いの外しっかりしています。スープの絡みも申し分なく、濃厚スープに対して負けてもいません。惜しむらくはスープの量がやや少なくてちょっと食べづらいか。

 具に白海老、穂先メンマ、刻みネギ、三つ葉。

 白海老って富山湾でしか取れない上に傷むのが早いので富山周辺でしか食べられないと思っていたのですが、単価の安いラーメンに使うのは結構大変な気がします。食材に何かとコストがかかるせいか、リピートするにはやや高いのが難ですが、駅から近いので次回は「烏賊」を試してみます。

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2015.12.25

味味@三ノ輪

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 日比谷線三ノ輪駅3番出口から横断歩道を渡って、明治通りを西へ入ってすぐ。「鶴若」の跡地。先客1、後客2。

 店内の券売機でボタン先頭の「らーめん(700円)」を注文。ボタンはやたら賑やかですが、トッピングの多寡で細かく区分けしてあるだけで「らーめん」「香味らーめん」「辛味らーめん」「担々麺」が基本メニュー。

 店内は厨房沿いにカウンター6席、壁際に5席で前店と同じ。卓上に無料の辛味もやしと辛味キャベツが置いてあるあたり、一風堂みたいで。

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 スープは豚骨ベースながら豚骨臭はなく、首都圏向けのいかにもマイルドかつやや甘みが強いもの。濃厚と言ってしまうのはどうかという気もしますが、それなりに豚骨の旨みは出ています。やや終盤塩気の強さが気になりました。

 麺は極細ほぼストレート。デフォルトだとやや柔らか目で残念。そういえば麺の堅さは何も聞かれませんでしたが、できれば堅めをお願いしたいくらい。量はそれなりにあって替え玉の必要は感じず。

 やや飽きが来たところで辛味もやしをどどっと投入。もともと多めに入っている刻みネギやキクラゲと相まってしゃきしゃきっとした食感を楽しむのもまた良し。

 チャーシューは小さいながらも程よく脂のっていて悪くありません。

 外観から全く期待していませんでしたが、この値段ならまあええかと思います。

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2015.12.24

豆腐チゲ定食@やよい軒

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 やよい軒の冬の定番メニュー「豆腐チゲ定食(850円)」。

 以前は「チゲ鍋定食」と呼んでいたはずだが、微妙に言い回しが変わったのが気になりました。まさかズンドウブチゲみたいな豆腐メインっぽくなったらがっかりやなと思たのですが、メインの鍋に大きな変化はなくて一安心。辛さを増したい人向けに一味唐辛子を付けてくれます。

 大きく変わったのが小皿。以前は小さなチヂミが付いていたのですが、今年からなんと鶏の唐揚げに。チヂミは正直まずかったので止めるのは一向に構わないのですが、鍋に鶏の唐揚げはいくらなんでも重すぎでしょうに。

 鶏の唐揚げはチヂミと違って他のメニューから転用できるからたいして追加コストもかからず、実質的に豆腐チゲ定食のコストダウンを図ったんでしょうけど。

 近所のやよい軒はまだ正午にもなっていないのにやたら盛況。暖冬の中で急に冷え込み、かつ今にも雨の降りそうな曇り空のせいか、祝日も遠出を避けて近所の外食で済ませる人が多いのかなぁ。

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仙台市地下鉄東西線試乗

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 12月6日に開業したばかりの仙台市地下鉄東西線に試乗してきました。

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 南北線からはいったん1フロア上がってからどっと下がる。後から出来た地下鉄なので深いのは仕方ありませんが、もともとJR仙台駅と地下鉄仙台駅の乗り換えが便利とは言いがたかっただけに、JR仙台駅と東西線の乗り換えはさらに不便。単に仙石線を西へ伸ばしたほうが良かったような・・・

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 南北線&東西線のカラーリングは奇しくも東京メトロと全く同じ。

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 横幅は大江戸線の車両と同じはずですが、大江戸線ほど狭く感じないのは確か。全長16mは大江戸線よりさらに短いけど。

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 八木山動物公園駅。サイやウサギ、ニホンザル等を描いた演出。

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 荒井駅前。この辺は被災地で未だ荒れ地が広がっています。

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 地下鉄に乗っただけで仙台を後にするのはあまりにもなんなので、牛タンを賞味。

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2015.12.23

【祝】遠藤航選手、湘南ベルマーレから完全移籍加入

・遠藤航選手の湘南ベルマーレからの完全移籍加入が公式発表されました。

・かなり前から新聞紙上で浦和加入が決定的と報じられていましたが、公式発表までのタイムラグが思いの外長く、浦和は「決定的」だったはずの選手が決定せずに煮え湯を飲まされた過去があるだけに気が気でなりませんでしたが、これでひと安心。

・遠藤は湘南では主に右CBとして起用されていましたが、CB中央やボランチも問題なくこなせ、五輪代表ではボランチに入っています。湘南では右CBながらタイミング良く攻撃参加する様がしばしば見られ、まさにミシャスタイルにうってつけの人材。後ろ目で複数のポジションをこなせるので、今年浦和が苦しんだ後ろ目の人材不足解消にもなります。

・来年は五輪代表のため1月のキャンプ参加はままならず、その後もちょろちょろチームを離脱するのが難で、最適ポジションの見極めやコンビネーション確立等で時間を要し、遠藤のスタメン出場は案外遅いかもしれません。

・ただ駒井や長澤の獲得と同様浦和の次世代を担うとの期待をこめての獲得でしょうから、多少の出遅れなんぞは気にすることなく、シーズン終盤になって八面六臂の大活躍をしてくれればそれで十分な気もします。

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【閉店】零式@椎名町

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 西武池袋線椎名町駅北口の目の前。先客ゼロ、後客6。

 店内の券売機でボタン先頭の「鶏そば・塩(750円)」を注文。他に「鶏つけめん」、昼限定の「にらそば」、夜限定の「味噌ラーメン」など。鶏そばと鶏つけめんは塩と醤油が選べます。

 客席のレイアウトが変わっていて、7席程度のくの字型カウンターを2本向かい合わせに並べたような格好。

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 若干小ぶりの丼で登場。ほんのり黄金色に輝くスープは鶏出汁の美味さがストレートに伝わってくる優れもの。それでいて鶏臭さ皆無。出汁の邪魔にならないように塩だれ控えめ。配膳時に「味の濃い薄いは調整可能」との話でしたが、少なくとも薄いという感じは全くしませんでした。

 あっさり味と言ってしまうには表面の油がやや多い気がしますが、これも出汁の美味さをぶち壊しにするほどではなく、むしろそのうまさを引き立たせています。

 麺は細麺ストレート。堅いわけではありませんが、細麺にしては案外噛み応えがあり、しかもスープ絡みまくり。

 鶏チャーシューは良くある超薄味&超柔らか仕上げのもも肉ですが、このスープにはなんら違和感なく馴染んでいます。細いメンマもコリコリとした食感が楽しい。アクセントに三つ葉。そして刻みネギが多め。

 ほんの少し添えられているかつお節がちょっと蛇足か(出汁を取ったのが紛れ込んだのかな?)と感じたくらいで、後は文句なしの出来。

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2015.12.22

五十三家@新桜台

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 西武・新桜台駅から南へ。練馬東税務署の真ん前。近隣に「ラハメン ヤマン」あり。先客1、後客6。屋号通り横浜家系が売り物の店。

 なぜか券売機が不調で急遽現金払いになりましたが、基本の「らーめん」を中盛(750円)、麺堅めで注文。ライスは無料サービスで、注文時に要不要を聞かれましたが割愛。

 店内はL字型カウンター11席。卓上におろしニンニク、豆板醤、白ゴマ、コショウ、そしてご飯用のふりかけなど。スタッフは2人いましたが、人手不足で通し営業ができなくなったとの貼り紙あり。

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 スープはとんこつ出汁がしっかり効いている一方、かえしは家系にしては抑え気味で出汁の美味さをかき消さない程度。従って最初はライトな印象を受けましたが、出汁が美味くて次第に惹きこまれてゆきました。家系には珍しくスープが飲みたくなるくらい。

 麺は家系の定番酒井製麺製。ただ堅めで頼んだはずなのにせいぜい並堅程度で出てきたのにはがっかり。また配膳にスープの上に麺がおもっきし顔を出していることで判るようにスープが少な目で食べにくいのも困りもの。

 具もチャーシュー、ほうれん草、海苔とこれまた定番の品々。

 後客が頼んだご飯を見ると茶碗でなく、小さめの丼で出てきました。スープの完成度が高く、ご飯が欲しくなるほどしょっぱいわけではないのでご飯を不用意に頼むとデフォルトのらーめんでは持て余すかも。店内に「ライス食べ残し厳禁」の断り書きが貼られているのも道理。

 細かい難点はあるものの、単に量を食わせる店ではなく、結構なクォリティーを伴っている良い店だと思います。

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2015.12.21

【閉店】七匹の子ぶた@さいたま新都心

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 さいたま新都心駅東口を出てすぐ。サイゼリア等の並びで、通りを挟んでコクーン。先客ゼロ、後客5。

 なんでもありのラーメン屋で、夜は居酒屋になる感じ。極力無難そうな品ということで「濃厚味噌ラーメン(880+税=950円)」を注文。大盛り無料なので大盛りで。さらに麺の堅さや背脂の量を聞いてきたので、麺堅めで注文。

 店内は入口近くにカウンター6席、それ以外はボックス席のようですが仕切りが高くて様子は伺えず。というか、カウンター席は奥に座っていてもすきま風で寒いんですが・・・

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 やや広口の丼で登場。スープは出汁の旨みが弱くて味噌が前面に出まくり、濃厚というよりは単にしょっぱいだけ。背脂はデフォルトで十分すぎるくらい。

 味噌ラーメンにしてはあっという間に出てきて意表を突かれましたが、それもそのはず麺はほぼストレートの細麺でした。堅めにしてもらったのでスープに負けずに済んでいますが、デフォルトだとちょっとしんどかったかも。ただスープがたっぷり入っているので、大盛りでもバランスは崩れず。心持ちごわごわした食感が特徴。

 麺の上にはもやし、きゃべつ、ニラ、ひき肉などの炒め物、コーン、ネギ、タケノコなど。終盤は穴あきレンゲが大活躍。

 この内容でこの値段だと滅茶苦茶割高。日高屋のチゲ味噌にすれば良かったと思ったものの後の祭り。

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2015.12.20

丸亀製麺@川口 ~ 肉玉あんかけうどん

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 丸亀製麺が12月2日から期間限定販売を始めた「肉玉あんかけうどん・並(590円)」を試食してみました。

 普段丸亀製麺とかはなまるうどんとかでは「ぶっかけ」や「生醤油」を食べるのがほとんどで、汁ありを食べるのは超久しぶり。

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 他のメニューより若干手間がかかるので札を持って待たされるのかと思いましたがそんなことはなく、手際よくあんをかけ、肉を載せてあっという間に提供。

 出汁はかけうどんと同じでしょうか。あんたっぷりでいつまでも熱々!を期待したのですが、あんの量が少ないのかその点はやや期待外れ。甘い牛肉のしぐれ煮が冷え切っているのが良くないのかも。

 当然ながらデフォルトだと甘目というかややぼんやりした味わいなので、店のお勧めに従って生姜を投入したところ味わい一変! 明らかに生姜を入れてナンボでした。

 リピートに値するかどうか微妙ですが、ハズレではないのは確か。しょーもないラーメンよりずっと安いですし(苦笑)

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【TV短感】15年皇后杯準々決勝:仙台L 0-0(PK5-3) 浦和L

・内容は悪くないどころか良い試合でしたが、優勢だった後半半ばまでに何度かあった決定機を逃しまくったのが全て。逆にセットプレーであわやという場面が2度あり、オフサイドに救われた場面も2度あったので、勝てた試合と言い切れるほど内容に差があったわけでもありません。そして今年は仙台と4回対戦してとうとう一回も勝てず。

・仙台はカウンターが鋭く、浦和はCB高畑のスピード不足もあって高い最終ラインの裏を突かれがち。吉田監督就任以来仙台に勝ったことがないそうですが、この日浦和は攻守を素早く切り替え、高い位置で仙台のボールを出し手を潰すことでカウンターを防いでなんとか対応。自陣でのボールロストによる大ピンチはオフサイドに救われましたが、それ以外は流れの中で決定的に崩されることはなく、守備は上出来だったと思います。枠内シュートもGK池田が落ち着いて悉くセーブ。

・問題は依然として攻撃。「守れるが点は取れない」のはリーグ優勝した昨年ですら同じで、今年は守りも怪しくなって中下位に低迷。

・吉良が仙台左SBの裏へ流れたり、柴田が中へ絞って空いたスペースに乗松が攻撃参加したりして浦和は前半から右サイドから何度も攻撃の形を作りましたが、とにかく1点が遠い。

・手数をかけている間に仙台に守備ブロックを整えられると、浦和はたちまち手詰まり。特に吉良がサイドに流れてしまうとチャンスにはなるがフィニッシャーがいなくなってしまいます。浦和のMF陣は揃いも揃ってフィニッシュに難があり、特にシュートレンジが狭いので、相手に引かれてしまうとなかなか打開できない。好機にあと一歩のところでシュートブロックされる場面が目立ちました。

・それだけに前半の乗松→長野、後半の吉良→猶本の絶好機は是非とも決めてほしかったのですが。

・後半も半ばを過ぎると浦和のほうが先に足が止まって防戦一方。ボールを前に進めることもままならなくなり、たまに訪れたチャンスも吉良の足がもう一歩出なくてシュートを撃ちきれず。清家が大怪我で離脱中なので延長戦になっても信頼できる攻め駒がおらず、延長戦まで闘って選手交代はたった1名。

・おまけに加藤まで負傷したのか、左SHには長野を起用。さすがに臼井との連携はメロメロで左サイド攻撃は終始沈黙気味。終盤は攻めるどころか浦和左サイドから2、3度高精度のクロスを上げられて苦戦。

・なんとかPK戦に持ち込んだものの、残念ながら猶本が止められて敗戦。猶本号泣でシーズンが終わってしまう「絵になる」結末でしたが、浦和はPKでも概してシュートスピードがなく、よくそれが入ったなぁと思うようなものもあってPK戦負けもくじ運で片づけられないような気も。

・若い選手だらけで、ボールは保持するもののフィニッシュに難があり、おまけにカウンターに脆いという実にフィンケサッカーっぽい浦女の一年も終わり。長船が長期離脱から復帰して守備が安定し戦績が良くなるかと思いきや、それも一時的で結局昨年からの上積みはさして見受けられず、来年はどうするんだろう???

---後藤--吉良---
長野--------柴田
---岸川--猶本---
臼井-高畑--長船-乗松
-----池田-----

91分 岸川→栗島

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2015.12.19

GACHI@曙橋

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 都営新宿線曙橋駅から防衛省へ向かって合羽坂を上がる手前。先客ゼロ、後客3。

 油そばの専門店で、店外の券売機ボタン先頭の「油そば(690円)」を注文。券売機には「釜玉油そば」「海老油そば」「ちゃーしゅー油そば」等のボタンが並んでいましたが、別途各種オプションを店内で現金で受け付けています。

 店内は手狭でL字型カウンター8席。水セルフ。椅子が小さくて硬いのが鬱。奥に製麺所あり。厨房でせっせとバーナーでチャーシューか何かを炙っていて、その煙がもうもうと上がっていましたが、換気が良いので大きな問題なし。ただ卓上の調味料から来るのか、店内は結構ニンニク臭がきつめ。

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 いかにも油そば然とした茶色だらけのビジュアルに青ネギとナルトが映えています。他にチャーシュー、刻み玉ねぎ、刻み海苔、メンマ、かいわれ。早速天地を何度もひっくり返して底に溜まったタレを麺に絡ませながらまぜまぜ。

 茹で上がりに時間がかかるだけあって、打ちたての自家製麺が自慢の極太麺は十二分に噛み応えがあって気に入りました。

 卓上にはごてごてと調味料が並んでいますが、デフォルトの醤油ベースのタレだけでも十分楽しめます。麺の出来が非常に良いので変に調味料をかけまくるのはかえってどうかと思います。

 ただ油そばの宿命として味わいが単調で飽きやすいのは否めず、途中でラー油、さらに変わり種の辛子マヨネーズを少量入れてみました。ただ後者は少量でもマヨネーズの味わいが強烈に自己主張するので正直失敗。

 普段好んでは食べない油そばですが、これくらいの出来なら再訪の価値十分あり。

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【祝】長澤和輝選手、1.FCケルンからの完全移籍加入&ジェフ千葉への期限付き移籍

・長澤和輝選手の1.FCケルンからの完全移籍加入&ジェフ千葉への期限付き移籍が公式発表されました。

・獲得の噂なんて全くなく、まさに青天の霹靂としかいいようがない獲得劇だったのみならず、日本では過去あまり例がない完全移籍での獲得&即レンタルなのでびっくりぽんの二乗。

・長澤は名前とケルンにいること、大卒時に浦和が獲得を検討していたことくらいしか知識がなく、MFといってもどんなプレースタイルでどのポジションが最適なのかなんて皆目わかりません。よって来年は千葉でのプレーを見るのが実に楽しみ。

・長澤は2014-15シーズンの開幕前に左膝靭帯断裂の重傷を負ったのを機に出場機会が減った模様。ケルンとの契約は2018年末まで残っていたようですが、如何せん試合に出ていない選手なのでケルンとのハードネゴでおそらく違約金をかなり値切ったのでしょう。即レンタルに出すレベルの選手に高額の移籍金を払うとは思えませんし、浦和の強化部はそんな値切り交渉を過去何度もやってますし。

・大怪我明けで試合勘がない上に、そもそもJリーグでの実績皆無なのでJ2クラブへレンタルして様子を見るのは至極妥当。

・新卒選手を獲得&即レンタルとなると所属元の学校関係者も親御さんもいい気はしないでしょうけど、長澤は既にプロ選手なので本人が納得すればそんなドライな扱いも可能だったのでしょう。

・長澤は1991年生まれで既に獲得済みの駒井(1992年)や獲得が有力視されている遠藤(1993年)とほぼ同世代。浦和はミシャ就任後即戦力を最優先に補強してきた一方、2008年高円宮杯優勝組がほとんどトップチームに定着できなかったこともあって20代前半の選手層が極端に薄い。従って今年の一連の補強は数年先を睨んでの世代交代的な意味合いが強いものと解釈できます。

・その場しのぎというか弥縫策を連発していた浦和も選手獲得についてはようやく長期的視野に立った補強ができるようになるとは実に感慨深い(苦笑)。

・穿った見方をすれば、浦和がU-23やサテライトリーグに参加しなかったのは、Jリーグの年棒水準ならある程度他のチームで出来上がった選手を違約金込みで獲得してもたいしてコストは変わらず、むしろ圧倒的に効率が良いという判断があったのかもしれません。

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2015.12.18

【移転】はつがい商店@平和台

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 有楽町線平和台駅から環八通りを北へ。通りを挟んで自衛隊の官舎が並ぶ一帯に立地。先客2、後客7。

 店外に貼られたメニューを見ると「つけそば」がメインの店かと思ったのですが、店内の券売機でボタン先頭は「しおそば(750円)」で迷わずそれを注文。さらにランチは「ミニ牛すじごはん」を80円の格安で売っていたので、それも注文。メニューは他に「中華そば」など。

 店内は縦長カウンター6席と、店奥に3人掛けのカウンター、さらに2人掛けと4人掛けのテーブルが1卓ずつ。結構繁盛している中、スタッフ2人だけで切り盛りするのはちょっとしんどいかも。水セルフ。

 照明をあえて落として薄暗いのはともかく、ドアの立て付けが悪いのか心なしかすきま風が吹き込んでくるのは鬱。

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 スープは鶏ガラ主体でわずかに魚介合わせでしょうか。表面の油多めですが、油っ気が気になるのは最初だけで総じてあっさりした味わい。塩だれも終盤になってようやく塩っ気が気になるくらい。底のほうに生姜を仕込んだ鶏そぼろが沈殿していて、それが終盤の味わいに変化を与えています。

 麺は三河屋製麺の細めのストレート。スープとの相性・絡み具合は申し分なく、しかも堅めの仕上がりというわけではないのに噛み応えがあって気に入りました。

 チャーシューは豚と鶏。鶏はいささか淡白すぎで、肉の旨みがはっきりしている豚のほうが好み。他にかいわれ、細いメンマ、海苔、刻みネギ。

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 量的にはごはんを付けてもいいくらいですが、このラーメンには白ごはんは合いそうになく、ランチメニューに牛すじをつけたのはGJでしょう。

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2015.12.17

だいのじ@東浦和

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 武蔵野線東浦和駅の北、東浦和警察署の斜向かい。これといったラーメン屋がないエリアということもあってか、先客2、後客5と早い時間帯から結構な賑わい。

 店内の券売機でボタン先頭の「だいのじラーメン(680円)」を麺かためで注文。他に「赤しそ」「濃厚醤油」「揚げニンニク」「つけ麺」など。

 店内はL字型カウンター8席と4人掛けテーブル2卓。水セルフ。厨房には店主とオバハンの二人だけ。

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 スープはとんこつベースで、クリーミーというかいたってライトな味わいで、出汁よりも塩だれを効かせたタイプ。とんこつ臭皆無。店内にニンニクの匂いが漂っていましたが、たまたま隣で先客が「焦がしニンニク」を食べていただけでした。刻み玉ねぎが多数浮いていますが、箸休めを必要とするしつこいタイプではないので却って違和感。

 麺はつるつるした食感の並太ストレート。堅めで頼んだはずですが、むしろ柔らかいくらいで出てきてがっかり。もっともス―プが軽いのであまり堅いよりは柔らかいほうがマシだったかも。

 具に薄いバラ肉チャーシュー、メンマ、青ネギ、海苔。ランチタイムは半ライス(100円)がお替り自由だそうですが、あんまりご飯は合いそうにないかと。卓上の白ごまと辛子高菜を投入して完食

 百歩ラーメンに似ていて、良くも悪くもサプライズはなく安心して食える反面、それ以上のものではありません。

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2015.12.16

Okudo東京@新宿御苑前

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 丸ノ内線新宿御苑前駅の真北。駅からは近いものの、これといった目印になるものがない一帯にあって土地感がないと意外に判りにくいかも。先客1、後客ゼロ。

 メニュー先頭の「担々麺(750円)」を注文・他に「中華そば」「香鶏麺」「担々つけ麺」「香鶏つけ麺」など。ランチサービスはなし。夜はアジア・エスニック料理の店で昼は担々麺メインのラーメン店といった風。

 店内は縦長カウンター8席と4人掛けテーブル1卓、2人掛け2卓。カウンター越しに、それも一歩間違えれば頭から丼をかぶりかねないような位置から配膳するのはどうなんだろう???

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 麺の上の肉味噌がどっさり乗っていて、スープと麺と肉味噌とがビジュアル的に面白いコントラストを為しています。「四川風」との触れ込みのスープはラー油が目立ちますが、意外にも全然辛くありません。特に香辛料に凝っているわけでもなさそうで痺れも皆無。よって担々麺には珍しくスープの旨みが際立つ格好。

 麺は並太ストレートですがスープが良く絡み、しかもつるつるとした食感と程よい噛み応えが楽しい逸品。ただちょっと量が少な目かなぁ。

 肉味噌にナッツなどが仕込んであるわけでもなく、白ゴマが目立つだけのシンプルな構成。普段なら肉味噌をサルベージしながらご飯を食べるところですが、全然辛くないのでご飯の助けを要することなく、汁ごと肉味噌をサルベージして完食。

 こういう方向もありだとは思いますが、辛さ耐性の高くない私でも担々麺を食べた気がしないのは確か。

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2015.12.15

濱田屋@北千住

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 北千住駅西口、駅前のごちゃごちゃした飲み屋街のど真ん中。路地のそのまた路地という非常に判りにくいところに立地。先客2、後客3。こんな場所にも関わらず後客が家族連れだったのにびっくり!

 店先の券売機で「ラーメン」を麺堅めで注文。トッピングやサイドメニューは数あれど麺類メニューはこれだけで「辛ラーメン」は×表示。

 店内は壁に向かってカウンター5席と4人掛けテーブル2卓。卓上には白ゴマ、辛子高菜、紅生姜、ラーメンのタレ等々。厨房は店主と女性アシスタントの2名だけ。

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 博多ラーメンを意識しているようですが、スープはかなりライトな仕上がり。豚骨臭がほとんどないのはともかく、出汁よりもしょっぱさが先に立つような塩梅。

 麺は豊華食品製のストレート細麺。一般的な博多ラーメンの麺よりは心持ち太い感じ。「堅め」で頼んだはずですが、せいぜい並堅といったところでいささか不満。

 きくらげは歯応えがしっかりしていて気に入りました。他に薄いバラ肉チャーシューが2枚と青ネギ。

 替玉(100円)は店員自ら丼の中へドボン。替玉を頼むとスープの弱さが際立ちます。ラーメンのタレを入れるとしょっぱさが増すだけなので、辛子高菜や白ゴマの助けを借りてなんとか完食。

 飲んだ後の〆の一杯に特化したような出来で、ランチにはちょっと力不足。

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2015.12.14

【閉店】篠はら@要町

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 有楽町線要町駅から池袋駅西口方面へ。光文社の隣で「きよすみ」の跡地。開店10分前に到着したところ先客2、開店前に1人やってきて、その後ゾロゾロやってきて退店時に外待ち2。暖簾を見ると「ほん田」と関係があるようです。

 店内の券売機ボタン先頭の「醤油そば(780円)」を注文。まだメニューを絞って営業しているようで、後日煮干しそばや鯛白湯が始まるとのこと。

 店内はくの字型カウンター9席のみで席間が狭くて少々鬱。厨房内にはスタッフ2名。

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 スープは「丸鶏、鶏ガラ、牛骨、豚骨、鯛頭、野菜、果物を使用し たスープに、昆布、煮干し、貝類等から抽出した出汁をブレンドした」ものだそうですが、どれ一つとして突出することなく(しいて言えば貝が目立つかな?)非常にバランスの良い出来。

 かえしは「柴沼醤油の”お常陸”をベースに、再仕込み醤油、黒大豆醤油など厳選した数種類の醤油や出汁をブレンドした」ものだそうですが、出汁のバランスの良さゆえか、かえしの個性がちょっと前面に出てしまっているような気も。

 もっともしょっぱいわけではなく、表面の油が目立つ割には無化調らしいすっきりとした味わいで、全然飽きることなくぐいぐいと飲めるので悪くはないのですが。

 麺は心の味食品の並太ストレート麺。スープとの相性や絡み具合、啜り心地とも文句なく、程よい噛み応えがあって気に入りました。

 具にチャーシュー、白髪ネギ、青菜、短冊状のメンマ。青菜はしゃきしゃきっとした歯ごたえがあってこれまたお気に入り。

 クオリティーは最高レベルですが、量が少ない上に2杯ずつ丁寧に作っているので運が悪いとかなり待たされそう。行列店になるようだとランチには向かないかと。

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2015.12.13

【閉店】福田製麺所@越谷

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 東武伊勢崎線越谷駅西口から高架下沿いに北へ。先客ゼロ、後客3。

 店内の券売機でボタン先頭の「赤味噌らーめん(780円)」を注文。他に「白味噌魚介」「煮干し白湯」「台湾まぜそば」など。ランチサービスは何もないのかと思っていたところ食後に杏仁豆腐が出てきました。

 店内はテーブル席主体で4人掛け3卓、2人掛け2卓、壁際にカウンター5席。水セルフ。厨房は店奥にあって様子は伺えず。

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 スープは赤味噌が前面に出まくって正直かなりしょっぱめ。もやし、キャベツ、ひき肉などをスープと炒め合わせる札幌風の割には脂っぽさはさほどでもないのが救いといえば救いですが、しょっぱいのを我慢してスープを飲み進みたくなるほどの誘因はありません。

 また赤味噌=辛味噌と勘違いしていたのですが辛さは全くなく、山椒の痺れをわずかに感じる程度。一味を入れようと思ったのですが、卓上には見当たらず。

 麺は太いストレート。硬めでスープに負けない仕上がりで、これは好みのど真ん中。若干ざらざらした口当たり。

 メンマは大ぶりかつ大味で苦手タイプ。チャーシューや白髪ネギ共々後乗せの具はいらないから、小ライスをサービスしてくれたほうがよほど食べやすいと思うのですが。具は炒め物だけで十分すぎるくらいですし。

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2015.12.12

大作@蕨

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 蕨駅西口から西へ伸びる商店街の入口辺り。先客ゼロ、後客1(但しテイクアウト)。

 ランチサービスメニューの中から「ロースかつ(917円)」を注文。

 店内は4人掛け、6人掛け、2人掛けテーブルが1卓ずつとカウンター3席。さらに2Fへ階段が伸びていました。外観から察せられる通り、純和風な佇まい。

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 豚汁、いか刺し、お新香が付いて、さらになぜかすり鉢入りの白ゴマが付いてくるのでお盆の上はかなり賑やか。ちなみにご飯、キャベツ、豚汁はお替り自由!

 かつは結構大きくて厚みもあり、ボリュームたっぷり。からっと揚がっていてサイズの割に胃にもたれないところまでは良いのですが、ちょっと堅いかなぁ。どろっとしたソース&からしで半分食べて、残りはソースにすりごまを加えて味わいの変化を楽しむのも一興。

 ご飯は小さい丼というか大きな茶碗で出てきますが、これだけではかつが食いきれないので軽くお替りを所望。

 お椀が小さいので豚汁っぽくありませんが、これが意外にも上々の出来。メインディッシュを食わないようにとの配慮か、豚など具材が細かく刻まれていますが、ボリューム大幅増で豚汁定食にしてもいいくらい。これもお替りしたいところですが、さすがにお腹一杯なので割愛。
 
 お新香は箸休めになって嬉しいのですが、イカ刺しが付いてくるのは不思議。

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2015.12.11

富士松@荒川遊園地前

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 都電荒川線荒川遊園地前駅から都電沿いに西へ進んですぐ。先客ゼロ、後客1。

 店内の券売機でボタン先頭の「醤油らーめん(780円)」を注文。メニューは醤油と塩の二本立て。ランチサービスはなし。

 店内は縦長L字型カウンター10席のみ。店は店主夫妻とそのオヤジでやっているのかな?

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 ほんのりと甘みがあるスープは純水を使用した鶏ガラスープに、香味野菜や鰹節をはじめとした数種類の魚節を合わせたものだそうですが、魚節の味わいが強めに出ています。かえしは控えめ、油も控えめで、出汁の味わいがじっくり楽しめる上に飲み進んでも全く飽きが来ない優れもの。

 麺は細いストレート麺でかなり柔らかいというか、正直ぐだぐだといっても差し支えないほどで全く好みに合わず。スープとの相性等何か考えがあってこうしているのだと思いますが、好みに合わないものは致し方ありません。

 チャーシューは優しい味わいのスープに合わせるには意外なくらい厚みがあって旨味十分。他に海苔、メンマ、刻みネギ。

 塩らーめんは違う麺を使っているようで、スープが非常に美味かっただけに塩で再訪しても良さそうですが・・・

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2015.12.10

蒙古タンメン中本@草加

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 東武伊勢崎線草加駅西口から高架沿いに南へ、ダイエーの南斜向かい辺り。開店直前に到着したところ先客3。さらに開店までに2人やって来て、その後ゾロゾロ。退店時には店内どころか店外にも待ち客発生。乳児+幼児を連れてくるオバハンとか、さほど大きな店でもないのに7人でやってくる団体とかなんだかなぁ・・・

 定番の「蒙古タンメン(800円)」を注文。個人的にはこれが美味しく食べられる限界。「北極」なんて食べようものならスコット隊よろしく遭難しかねません。あっ、スコット隊が遭難したのは南極か。

 なお草加店では「蒙古タンメン」を始め、いくつかのメニューで「辛さおさえめ」を用意しているとのこと。でもわざわざ中本に来て懸命に辛くないメニューを店員に聞いている客っちゅーのは何なんだろう???

 店内は厨房前に横長カウンター6+4席と2人掛けテーブル1卓、4人掛けテーブル1卓。

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 相変わらず辛美味いとしか良いようがない蒙古タンメン。麺はやや太目のストレート麺。チャンポンの麺に良く似た水っ気の少ない麺が特徴。

 スープ単体だとそれほど辛くはない(家で食べているキムチ鍋と大差ないか・・・)ので、つい麺だけ食べて楽をしてしまいがちですが、そうするとどうしても上のあんのかかった野菜や豆腐が余ってしまいます。そしてこいつらが結構辛いんですな。従って野菜と麺をいかにバランス良く、適度な辛さを保ちつつ食べるかが「中本道」を極めるコツなんでしょう。

 辛いあんかけを美味しくいただくには+180円で辛子麻婆と小ライスがついた「定食」にするというのも一手ですが、単品でも結構量があるので「定食」だと明らかに食い過ぎ。

 食べられないほど辛くもなく、かといってこれ以上の辛さを求める気もせず。ほど良い加減の「からうま」。

 あえて難を言えばもやしや白菜が煮込みすぎてくたくたなところかなぁ。

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2015.12.09

【閉店】パスタデココ@虎ノ門

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 新橋駅から烏森通りを直進。日比谷通りを越えて愛宕通りの近くまで進むので、もはや虎ノ門駅や内幸町駅のほうが近いくらい。先客ゼロ、後客6。

 「あんかけスパゲティ」をメインメニューに中京地区で幅広く店舗展開しているココイチの関連店ですが、なぜか西新橋にだけポツンと首都圏唯一の店舗があって手軽に「名古屋めし」を食べられる店として貴重です。

 メニューがやたら多くてクラクラしますが、あえてあんかけではなく「鉄板なつかしのナポリタン(866円)」を注文。ノーマルサイズ(M)で300gなので400gのLサイズ(+103円)にしてみました。オッサン相手のスパゲティー屋って大抵一定程度まで大盛り無料サービスがあるものですが、そこはココイチなので何かつけようとすると金をとられます(苦笑)

 店内はカウンターのみ15席程度。オッサンがパパッと食ってさっと帰るのに最適化されたような店づくり。

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 熱々の鉄板で薄焼き玉子と共に登場! まぁこの鉄板と玉子がなければ何の変哲もない昔ながらのナポリタンで、ひたすらギトギトの脂及びケチャップと格闘しながらワシワシと食べ進めるだけ。400gもあるとしつこさも格別で、食後はいつまでも腹にもたれます(つД`)

 「名古屋めし」の物珍しさを考慮に入れるのならともかく、オッサンのフツーのランチと考えればちょっと高い。オッサン向けに特化したスパゲティー屋として「リトル小岩井@大手町」が基準になってしまった身にとってはなおさらそんな気が。

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【祝】駒井善成選手、京都サンガから完全移籍加入

・駒井善成選手の京都サンガからの完全移籍加入が公式発表されました。

・駒井は来年末まで契約が残っているので、近時の浦和には珍しく移籍金が発生します。

・駒井の名前は知っていましたが、京都が長年J2にいるためかそのプレースタイルは全く記憶になし。世評によると「基本的にはドリブルを武器とするサイドアタッカーだが、SBやボランチもこなせる器用な選手。運動量も豊富。」みたいで。「基本的にはドリブルを武器とするサイドアタッカー」という点だけを取り出すと梅崎や高木と特徴が被ります。

・浦和ではWBが主戦場になるものと予想。ミシャは消耗の激しいWBを適宜入れ替えるのが通例だったはずですが、今年は橋本が最後までフィットせず、大ベテランの平川にも多くを期待できないためか、せいぜい梅崎を転用する程度で基本的にレギュラーの宇賀神&関根を酷使しつづけました。宇賀神のクロス精度や関根のドリブルのキレが目に見えて落ちてもなお両選手を酷使したのが広島に今一歩届かなかった一因だと思います。

・また来年は関根が五輪関連でちょろちょろ不在になるかもしれないので、駒井獲得でWBの選手層を厚くするのは理にかなっています。また23歳と若い選手なので平川からの世代交代という意味合いもあるのでしょう。

・ただ消耗という問題を除けば宇賀神&関根ともクォリティーに格段不足はなく、周囲とのコンビネーションが確立している分新参の駒井の分が悪いのは確か。駒井同様移籍金を払って獲得した那須も最初は永田のサブでしたし、現レギュラーを乗り越えられるかどうかは駒井本人の精進次第。

・またサイドの選手には浦和名物の野次がもれなく付いてきますが、その受け流しについては強化部でぷらぷらしながら、パチスロに行くか昼飯を先にするか迷っている風の方に聞いたほうが良いと思います(苦笑)。

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2015.12.08

【移転】多伊夢@日暮里

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 日暮里駅前の再開発ビルの一つ「ステーションガーデン」3F。一応駅に繋がってはいますが、人の流れからは外れていて通りすがりにふらっと入れるような場所ではないのが難点。先客ゼロ、後客3。

 店外の券売機でボタン先頭の「旨辛肉つけ(830円)」を注文。メニューは他に「旨辛肉野菜つけ」しかありません。

 期間限定でトッピング2品サービス中だったので、小ライスと味玉を選択。トッピングの代わりに麺大盛りも可能。辛さは小辛・中辛・大辛の3段階で中辛に。

 また太麺or平打ち麺を聞かれたので太麺にしました。麺は菅野製麺所製。

 店内は2人掛けテーブル4卓と4人掛け1卓、L字型カウンター8卓。紙エプロンのサービスあり。卓上には酢・醤油・にんにく、しょうが。

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 ぐつぐつと煮えたぎった状態でつけ汁が登場。唐辛子がストレートに辛く、店頭に「小辛でも辛めなので、初めは小辛をオススメします!!」と注意書きしてあるのも頷けます。麺を浸けすぎると辛くて食べにくいし、慎重を期したつもりでもやっぱり辛いので小ライスで緩和(苦笑)。

 ただちょっと旨味過多かなぁ。「牛骨をベースに豚足と鶏ガラと野菜を12時間じっくり煮込み、旨みをギュッと凝縮。」とのことですが、味わいが単調で飽きが来るのが早い。つけ汁の具が牛カルビなど肉がほとんどで野菜がほとんどないのも飽きの早さに繋がっているのかも。

 従ってトッピングは豆腐ないしネギが正解。味玉は冷えていて熱々のつけ汁には合いませんでした。

 麺は縮れ入り太麺で並堅。良くも悪くもこれといった特徴はありません。

 五反野の「カラツケ グレ」とそっくりの一品で悪くはないのですが、目の前の日高屋が大繁盛していて、さらに近隣に松屋もあるロケーションで安くはないメニュー一本での勝負というのはちょっと無謀な気がします。

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2015.12.07

急行食堂@新庄 ~ 鳥もつラーメン

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 山形新幹線の終点新庄駅から伸びる通りを直進してすぐ。

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 なんでもありの大衆食堂ですが、貼り紙の数々を見るとラーメン推しの店になっているようで。

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 その中から複数の店舗で新庄名物として売り出している「鳥もつラーメン(550円)」を注文。首都圏のバカ高いラーメンに慣れたせいか、滅茶苦茶安い!

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 ラーメンどんぶりではなく、大きなお椀みたいなので出てきてこれまたびっくり。

 ただもつ煮みたいなのを勝手に想像していたせいか、あっさりとした清湯スープで出てきたのには意表を突かれました。鶏がら中心でやや甘目の味わい。そしてその中に鳥もつがゴロゴロ。もつの臭みは全然なく、コリコリとした食感も楽しいのですが、スープとの一体感に欠けるというか、これならもつ煮のほうが美味いなぁという気も。

 麺は細くて緩い縮れ入り。柔らか目で好みからかけ離れていましたが、スープに合わせるとこんなものでしょう。

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2015.12.06

志堂@赤塚

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 有楽町線赤塚駅を出て川越街道を北へすぐ。先客・後客ともゼロ。

 店内の券売機でボタン先頭の「鶏そば・塩(780円)」を注文。ランチサービスは特になし。他に「鶏そば・醤油」「濃厚味噌鶏そば」「つけ麺」「油そば」など。

 店内はコの字型カウンター14席。厨房内にはスタッフ2名。

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 スープは典型的な濃厚鶏白湯。塩だれは控えめかつ変に自己主張することなく、鶏出汁の旨みを見事に引き立てており、しかもそれでいて鶏臭くもないバランス感が気にいりました。

 麺はやや太目の縮れ麺。どういうわけかかなり堅めの仕上がりで、どう見てもスープに対して強すぎ。細麺にするなり、もうちょっと茹でるなりしないとスープに合わないかと。

 鶏チャーシューは冷えていて、やむなくスープにしばらく沈めては見たものの冷たいのはどうにもならず。鶏そぼろもちょっと添えられていますが、やや蛇足か。他にメンマ、水菜、ナルト、刻みネギ、刻み玉ねぎ、糸唐辛子と具が豊富。ご飯をつけても良さそうですが、この手のスープって案外ご飯が合わないからなぁ。

 「またお前か」風ではあるもののスープが美味いのは間違いないので、他のメニューを試してみます。この麺だとつけ麺のほうが良いのかも。

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2015.12.05

おくど@新宿御苑

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 丸の内線新宿御苑駅大木戸口から徒歩1~2分。花園公園そば。玄関上に掲げられた白い看板が非常に目立ちます。なんと6年半ぶりの再訪。先客ゼロ、後客2。

 基本の「おくど拉麺(650円)」と半めし(100円)を注文。おくど拉麺は6年前と全く値段が変わっておらず感心。他にちゃんぽんや坦々麺、つけ麺があり、最近油そばも始めた模様。

 店内は縦長カウンター11席。厨房内には店長らしき兄さんとオバハンがいましたが、オバハンは最近雇ったばかりのようで手際があまりにも悪くて思わず苦笑。

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 白濁した豚骨スープ。かなりライトというかあっさり目の仕上がり。豚骨臭もほとんどありませんが、それでいて豚骨の旨みはそれなりに出ています。ただかなりしょっぱくてご飯に合わせるのにはともかく、飲むのはちょっと辛い。

 麺は細麺ストレート。デフォルトで堅めの仕上がりで、スープのあっさり加減からするとどうかなと思いましたが、すぐにスープに馴染んで良い感じに。食感はややごわごわといったところ。量が少なめなので半めしをつけたのは正解。

 この麺だと替玉があっても良さそうですが、替玉はなく大盛り(100円)で対応。

 モヤシは極細でさっと茹でただけなんでしょうか、しゃきしゃきっとした食感が心地よい反面青臭いのが困りもの。

 チャーシューは小さくて薄いながらも、やや濃い目に煮込まれていてまずまず。他に海苔、刻み青ネギ。

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2015.12.04

がっつテキ@西川口

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 西川口駅西口、ソープランドが並ぶ通りの南。向かいにセブンイレブンあり。先客1、後客10。

 「ステーキハウス」と称していますが、店内はかなり殺風景。店中央に島式カウンター12席。4人掛けテーブル3卓、2人掛け2卓とステーキハウスにしてはカウンターがでかく、テーブルや椅子も安っぽくてゆったりゆっくりできるような感じではありません。

 いわば一人、二人でさくっと飯食って帰ることだけを想定したような造りで、ファミレスの乗りで家族連れで来るには向いてない店だと思いますが、休日のせいかお父さんを先頭に家族連れが来ちゃった・・・

 休日でもランチメニューがあって、その中からハンバーグ150g+チキン250gとボリュームがありそうなコンボC(998円+税=1078円)を注文。

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 サラダ付き、かつスープとライスはセルフで食べ放題。といってもスープは1種類だけでこの日は玉子+ワカメのスープ。ご飯は炊飯器にずっと入れっぱなしなのかパサパサで今一つ二つ。

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 おお、相当なボリューム感!!! でもフォークだけで簡単にぐだぐだになってしまう柔らかすぎのハンバーグはちょっと苦手。ニンニクが効いたソースはちょっとかけすぎで鉄板に余りまくっているし。また付け合わせのポテトはなぜかクリーム状になってこれは無理・・・チキンだけは標準的かなぁ。

 安いことは安いのですがクォリティーがかなりアレなのでお値打ち感はありません。安くて腹いっぱい食えるなら質は問わない方向けの店です。

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2015.12.03

なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。@東新宿

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 副都心線東新宿駅から明治通りを北へ。先客1、後客3。

 店内の券売機で「肉そば(790円)」を注文。大・中・小同値段。券売機には分量が明示されていませんが、蕎麦ならたいしたことはなかろうと思い「大」で。

 メニューは他に「鶏そば」「とろろ肉そば」「とろろ鶏そば」「ぶっかけそば」「おろしそば」など。

 店内はL字型カウンター10席と入口近くに2人掛けテーブル2卓。カウンター背後に段ボールが山積みになっていて、ただでさえ手狭な店内が一層狭くなっているのは鬱。店員は3人いましたが、一人は店に全く似つかわしくない痩身の若いネーチャンで、ただいま絶賛修業中でした。

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 ザルでもセイロでもなく、丼に蕎麦が山盛りになって登場。蕎麦に上には刻み海苔がたっぷり。肉は立ち食い蕎麦にありがちなさっと煮込まれた豚バラ肉。そして白ゴマと刻みネギが少々。

 蕎麦汁のほうにラー油が仕込まれていて、当然ながら蕎麦なのにやたら脂っこい味わいに。ただ辛いというほどのことはなく、せいぜいピリ辛程度。蕎麦汁とのバランスが良いのか、脂っこい割には難なく食べ進められます。白ゴマを噛みしめ、その香りを味わいながら食べ進むのもまた良し。

 卓上の天かすでサクサク感を加えるのもまた一興。やりすぎると脂に脂を加える形になってしまいますが。

 蕎麦は並太。やや堅めの仕上がりでなかなかの歯応え。この手の店で蕎麦に風味を求めるのは酷なのでそこは目を瞑ります。

 最初は脂っぽいものの、食べ進むと表面のラー油が先になくなってしまうせいか、あるいは単に慣れのせいか、特に箸が止まることなく一気に完食。食べ終わる頃になって「生玉子無料」との貼り紙に気づきましたが時すでに遅し。頼めば出してくれたのかな?

 ラー油もすっかりなくなったので、券売機横のスープジャーから蕎麦湯(いつから取り置いてあるのか、朝からドロドロ・・・)を蕎麦汁に投入。ラー油にマスクされているうちは判りにくかったのですが、蕎麦汁自体は案外甘目でした。

 単に量を食わせるだけのイロモノと思った入店したのですが、期待値が低かっただけにそれなりに満足。

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2015.12.02

山田うどん 川口弥平店 ~ パンチセット

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 「埼玉県民のソウルフード」と評する向きもあるようですが、ほとんどの店舗が郊外のロードサイドにあるため、個人的には全くと言っていいほど縁がない「山田うどん」。

 山田うどんのもつ煮込みが案外美味くて、しかももつ煮込みがなぜか「パンチ」と呼ばれていることを最近知って、ちょっと往訪してみました。

 店は工業団地のど真ん中。先客、後客ともトラックでやってきた風のオッサンだらけ。早速「パンチセット(740円)」を注文。

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 「パンチセット」にはうどん(そばも可)にごはん中とパンチ、そして漬物が付いてきます。客層に合わせたボリューム重視の構成。

 山田うどんの最大の難点はうどん(笑) 特にコシがなくてぶよぶよの麺がいただけません。

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 そして肝心のパンチ。悪くはないのですが、もつの弾力感、あるいはこりこり感がもう一つかなぁ。この出来だとカシマスタジアムの屋台のもつ煮には及ばないかなぁ。

 うどんがかなりアレなので、うどんがない「パンチ定食(560円)」のほうが良かったのかもしれませんが、ごはんの量が結構あるのでパンチだけだとちょっと寂しいのも確か。

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2015.12.01

知音食堂@池袋

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 池袋駅北口近くの吉野家の脇の路地を北へ入ってすぐ。池袋屈指のディープな中華料理店として有名と思っていたのですが、場所柄客の出足が遅いのか先客、後客ともゼロ。

 店は地下にあってちょっとハードルが高い。入店するといきなり「今日はランチメニューやってませんが?」と告げられてびっくりしましたが、確かに店外にランチメニューは出てなかったなぁ。祝日はやってないということかも。

 でも麺目的での往訪なのでランチメニューがなくてもなんら問題なし。「坦坦面(880円)」を注文。メニューの表示は「麺」ではなく「面」。っちゅーかメニューは専ら中国簡体字表記で、日本語が注釈扱いやん(爆笑)

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 もう見た目でクラクラ、ラー油と唐辛子中心にストレートに辛い。香辛料が織りなす複雑な痺れこそありませんが、山椒もそれなりに効いていて少々舌が痺れます。ゴマだれっぽい要素は隠し味程度。個人的には美味しくいただける辛さ上限ぎりぎり一杯。

 麺は並太ストレートで心持ち堅めの仕上がり。やや短めで白っぽいのはともかく、担々麺専門店と比べると麺のしょぼさは否めず。

 意外なことにひき肉が見当たらず、その代わりなのかどうかピーナッツがゴロゴロ。汁を吸わないのでこれが良い箸休めに。他に青菜、青ネギ。

 秋だというのに汗をかきまくり、咳ゴミまくり、あまつさえ鼻水をもたらしながら完食。

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