【閉店】篠はら@要町
有楽町線要町駅から池袋駅西口方面へ。光文社の隣で「きよすみ」の跡地。開店10分前に到着したところ先客2、開店前に1人やってきて、その後ゾロゾロやってきて退店時に外待ち2。暖簾を見ると「ほん田」と関係があるようです。
店内の券売機ボタン先頭の「醤油そば(780円)」を注文。まだメニューを絞って営業しているようで、後日煮干しそばや鯛白湯が始まるとのこと。
店内はくの字型カウンター9席のみで席間が狭くて少々鬱。厨房内にはスタッフ2名。
スープは「丸鶏、鶏ガラ、牛骨、豚骨、鯛頭、野菜、果物を使用し たスープに、昆布、煮干し、貝類等から抽出した出汁をブレンドした」ものだそうですが、どれ一つとして突出することなく(しいて言えば貝が目立つかな?)非常にバランスの良い出来。
かえしは「柴沼醤油の”お常陸”をベースに、再仕込み醤油、黒大豆醤油など厳選した数種類の醤油や出汁をブレンドした」ものだそうですが、出汁のバランスの良さゆえか、かえしの個性がちょっと前面に出てしまっているような気も。
もっともしょっぱいわけではなく、表面の油が目立つ割には無化調らしいすっきりとした味わいで、全然飽きることなくぐいぐいと飲めるので悪くはないのですが。
麺は心の味食品の並太ストレート麺。スープとの相性や絡み具合、啜り心地とも文句なく、程よい噛み応えがあって気に入りました。
具にチャーシュー、白髪ネギ、青菜、短冊状のメンマ。青菜はしゃきしゃきっとした歯ごたえがあってこれまたお気に入り。
クオリティーは最高レベルですが、量が少ない上に2杯ずつ丁寧に作っているので運が悪いとかなり待たされそう。行列店になるようだとランチには向かないかと。
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