五十三家@新桜台
西武・新桜台駅から南へ。練馬東税務署の真ん前。近隣に「ラハメン ヤマン」あり。先客1、後客6。屋号通り横浜家系が売り物の店。
なぜか券売機が不調で急遽現金払いになりましたが、基本の「らーめん」を中盛(750円)、麺堅めで注文。ライスは無料サービスで、注文時に要不要を聞かれましたが割愛。
店内はL字型カウンター11席。卓上におろしニンニク、豆板醤、白ゴマ、コショウ、そしてご飯用のふりかけなど。スタッフは2人いましたが、人手不足で通し営業ができなくなったとの貼り紙あり。
スープはとんこつ出汁がしっかり効いている一方、かえしは家系にしては抑え気味で出汁の美味さをかき消さない程度。従って最初はライトな印象を受けましたが、出汁が美味くて次第に惹きこまれてゆきました。家系には珍しくスープが飲みたくなるくらい。
麺は家系の定番酒井製麺製。ただ堅めで頼んだはずなのにせいぜい並堅程度で出てきたのにはがっかり。また配膳にスープの上に麺がおもっきし顔を出していることで判るようにスープが少な目で食べにくいのも困りもの。
具もチャーシュー、ほうれん草、海苔とこれまた定番の品々。
後客が頼んだご飯を見ると茶碗でなく、小さめの丼で出てきました。スープの完成度が高く、ご飯が欲しくなるほどしょっぱいわけではないのでご飯を不用意に頼むとデフォルトのらーめんでは持て余すかも。店内に「ライス食べ残し厳禁」の断り書きが貼られているのも道理。
細かい難点はあるものの、単に量を食わせる店ではなく、結構なクォリティーを伴っている良い店だと思います。
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