「日本一運行時間の長い定期普通列車」試乗
滝川発釧路行き、8時間半以上をかけて走る「日本一運行時間の長い定期普通列車」2429Dに試乗。こうした長距離普通列車は全国的に少なくなっている上、JR北海道は経営合理化の一環でローカル列車を逐次削減しているので、2429Dもあまり余命は長くないかもしれません。
滝川出発時、意外なことに2429Dは外国人を含む観光客で盛況。ほとんど全員が富良野で下車しましたが、札幌から富良野だと高速バスが圧倒的に便利なのになんでわざわざ本数が少なくて遅いローカル列車に乗っているのかなぁ?
富良野で1両増結。富良野は駅そば屋が健在。
ダム湖のそばを駆け抜け、狩勝峠を下るところが2429Dの最大の見せ場。
新得駅の駅そば屋も健在。「かしわぞば(410円)」を賞味。昔は美味いと思ったのですが、久しぶりに食べるとそうでもなくてビックリ。もっともこれは音威子府や松本、長野でも感じたことで、もう駅の立ち食いそば屋自体好みに合わなくなっているのかも。
帯広で小休止し、池田の「ワイン城」が見えてくる辺りになると陽も傾いてきてけだるい雰囲気に。
太平洋が間近に見える尺別に着いた頃にはすっかり陽も沈み、急速に闇が迫ってきますが終点釧路までまだ1時間半も残っています(´・ω・‘)ショボーン
富良野以降終始がらがらの2429D。なんで富良野で増結するのか不思議でなりませんでしたが、釧路に着く直前の大楽毛あたりから下校の高校生で超遅まきながら賑わいを取り戻し、18時3分時間通りに釧路到着。
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