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2016.01.07

岡本・茂木・斎藤・阪野の期限付き移籍に想う

・岡本・茂木・斎藤・阪野の期限付き移籍が一斉に公表されました。昨年中に直輝と矢島のレンタル契約延長、そして獲得したばかりの長澤のレンタルが公表されており、今年は計7人もの選手が他チームに活躍の場を求めることになります。

・行き先を整理すると以下の通り。カッコ内は生まれた年。

  岡本(92)=湘南
  茂木(96)=愛媛
  斎藤(96)=水戸
  阪野(90)=愛媛 ※栃木からレンタル先変更
  直輝(90)=湘南 ※レンタル継続
  矢島(94)=岡山 ※レンタル継続
  長澤(91)=千葉

・同じレンタル移籍といっても選手の置かれた立場によって全く意味合いが違います(長澤は既述ゆえ省略)。

・ユース卒&加入2年目の茂木と斎藤ははっきりとした育成目的のレンタル。茂木は昨年J3のU22選抜で計14試合(978分)、斎藤は8試合(397分)出場しましたが、U22選抜は大失敗で雲散霧消となったため、試合経験を積ませる意味合いでレンタルに出したのでしょう。

・浦和はサテライトリーグには参加せず、U-23チームを立ち上げてJ3に参加もしないので、こういう若手選手のはっきりとした育成目的でのレンタルが今後盛んになると目されます。これはU-23チームにトップチームに上がれない可能性が高くない選手をやたら抱えるよりは効率的な一方、そうホイホイと美味いレンタル先が見つからない可能性もあるので、どちらが良いのかは現時点ではなんとも言えません。

・逆に阪野と直輝の置かれた立場は非常に厳しく、そもそもプロサッカー選手として今後やって行けるのかどうかを問われてのレンタル移籍。阪野はチーム自体の不振もあって昨年の得点はわずか6。ただスタメンでコンスタントに出ていたのでその出来を見る人はちゃんと見ていたのか、J3へ降格した栃木から昨年プレーオフ入りを果たした愛媛へ微妙にステップアップしての再チャレンジ。

・直輝は湘南でスタメンの座を掴めず、後半短時間の出場に留まっていたので、正直J2クラブへ再レンタルになるだろうと思っていました。幸か不幸か湘南は今オフに主力がごっそり抜ける見込みで、直輝に再度チャンスが巡ってきたのかもしれません。ただ阪野共々もう20代半ばなので目に見える結果を出さないとプロサッカー選手としてやって行けません。ポテンシャルだけではダメなのです。

・岡本と矢島は岡本&茂木/阪野&直輝の中間。岡本は昨年やっと巡ってきたチャンスを掴めなかったどころか、肝心なところで故障してガッツリ失点に絡んでしまったのは誠に痛恨の極み。絶好機に点を決められなかった小池並みに持っていない。終盤戦には加賀に押し出される格好でベンチにも入れなくなってしまいました。おまけに今年遠藤&イリッチとポジションが被る選手が2人もやってきたので、出場機会が昨年以上に少なくなると目される岡本をレンタルに出すのは自然な流れ。長崎で十二分に実績がある岡本は遠藤が抜けた穴を埋める活躍を見せられるかどうか。

・矢島は岡山でもはやチームの中核的存在。かつU-23日本代表にも選出され、育成目的のレンタルとしては十分すぎるくらいの結果を出しており、今年浦和復帰でも何らおかしくはなかったくらい。しかし戻ってきたところで柏木に万が一の事態でもなければスタメンで出られないのもまた自明で、「ポスト柏木」というか浦和の次世代を担う主力として育てるべく再修業の道を歩ませたのでしょう。

・置かれた立場はそれぞれ異なるとはいえ、レンタル先で押しも押されぬ大黒柱的存在になって浦和に凱旋すればもちろんのこと、浦和帰還が叶わずともプロサッカー選手としてそれなりに居場所を見つけることができればそれもまた良し。

・こうなると浦和に残る若手は新人の伊藤&福島と関根しかおらず、オッサンだらけで長いシーズンを闘うことになります。若い選手を我慢して使いながら結果を出すなんて言うは易く行うは難し。理不尽なまでに結果が求められる浦和がこうなってしまうのは致し方ないのかなぁ・・・

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