【TV短感】全北現代 2-1 FC東京
・全北は積極的な補強を敢行した後の公式戦初戦らしくコンビネーション不足が顕著で随所でパスミスを連発。しかもそもそもFC東京(以下「瓦斯」)を相手にしていないというか、江蘇蘇寧戦に照準を合わせてコンディション調整途上といった感。プレーオフで一叩きしている瓦斯のほうが明らかに動きは軽そう。
・よって瓦斯がつけこむ余地はいくらでもあり、少なくとも勝ち点1は確保できたような気がしてなりませんが、後半立ち上がりに東と米本が絶好機を決められなかったのが響きました。逆に瓦斯のミスは見逃してもらえずにきっちり崩されて2失点。
・最初の失点が典型ですが、今年の瓦斯は昨年とは真逆に攻撃に人数をかけてきます。よって不意にボールを失った際にはどうしてもカウンターを喰らいやすい。
・瓦斯はハ・デソンが小破してベンチ外となった上に、前半半ばに駒野が故障したのも不運。やむなく徳永が左SBに回り、橋本が右SBへ。ボランチには幸野を投入しましたが、橋本と幸野が守備面で脆さを露呈し、とりわけ本職ではない橋本は徹底的に狙われてしまいました。また米本を交わされると幸野が行方不明でバイタルエリアが往々にしてユルユル。ACLでこのレベルの選手を起用しなければならないようではいかにも苦しい。
・また前田が何の役にも立たず、ほとんどフィニッシュに絡めない(但し、阿部のゴールは前田とのワンツー)どころか不用意すぎるパスミスで失点のきっかけを作ってしまいました。瓦斯は両サイドからいくら攻撃の形を作ろうとも前田の出来がこれでは先々フィニッシュに苦しむかも。
---阿部--前田---
東---------水沼
---橋本--米本---
駒野-丸山--森重-徳永
-----秋元-----
得点:87分:阿部
21分:駒野→幸野(負傷交代)
70分:東→河野
77分:水沼→バーンズ
| 固定リンク