【TV短感】PSM:大宮 2-1 山形
・まだ開幕まで2週間あって実力の見極めには難しい時期だと思いますが、J2優勝でわずか1年でJ1に復帰した大宮についての感想を簡単に。
・大宮は最終ラインから丁寧に繋いでくるけれども、相手を崩しきるだけの力はない。ボールをキープしながら相手を押し込んで結局のところムルジャをターゲットとするクロスで終わってしまう印象。妙なポゼッション志向がJ1で命取りになるかも。
・変に手数をかけるより家長→ムルジャと簡単にボールを繋げられるほうがよほど怖い。先制点は最終ラインからのロングフィードからムルジャ→ペチュニクと非常にシンプル。この日の山形の出来では浮遊する家長を抑えられず、一つの凡ミスが即刻致命傷に。
・サイド攻撃は泉澤がいる左が相対的に強力で、左SB沼田との連携も良好。2点目はほぼ沼田の個人技に近いが、泉澤→カットインした沼田の得点。沼田は前半にもムルジャへ良質のクロスあり。またペチュニクがフィットすると右サイドもそれなりに強力になるのかも。
・一方守備は強固とは言い難く、明らかに攻撃に難がある山形相手で助かったなという印象。両CBは簡単にポストプレーをやらせすぎだし、両サイドは裏を取られる場面もちらほら。そしてバイタルエリアで簡単に前を向かれる場面も。失点場面は左サイドを抉られた際の沼田の対応がお粗末。
---家長--ムルジャ---
泉澤-------ペチュニク
---横山--岩上---
沼田-河本--菊地-和田
-----塩田-----
(得点)
22分 ペチュニク
70分 沼田
HT 岩上→大山
HT 塩田→加藤
66分 ペチュニク→横谷
74分 泉澤→黒川
81分 ムルジャ→清水
88分 菊地→山越
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