鬼金棒@池袋
池袋東口五差路を渡って、グリーン大通りを直進。損保ジャパンのビルのある角を左。目の前が「三代目 よってこや」。約1年半ぶりの再訪。
当初予定していた先が電車の事故で行けなくなったのでこちらへ転進した次第。開店直前に到着したところ既に行列10人強。終始10人弱くらいの行列が出来ていました。神田の本店は早くから行列店でしたが、こちらも知らん間に行列店になったみたいで。外国人観光客もやって来て店員が券売機の説明に悪戦苦闘。
店内の券売機で基本の「カラシビ味噌らー麺(800円)」を注文。ランチサービスはなく、半飯も100円と高め。メニューは「味噌らー麺」一本みたいで、肉・もやし・パクチーなど各種トッピング増しがあるだけ。なおここは食券を買ってから並ぶシステムですが、入口の開け閉めが頻繁なので券売機近くの席に案内されると鬱陶しそう。
並んでいると店員が唐辛子(カラ)と山椒(シビ)の量を聞いてくるので共に「普通」で。カラ・シビとも「抜き」から「増し」までそれぞれ4段階で量が選べます。 回転はすこぶる悪く、最初の客が店から出て来るのになんと30分近くかかりました。
店内は横長L字型カウンター10席。座席の背後が非常に狭いので、客は近くの引き戸から出入り。水セルフですが、ポットではなく、カウンター前に数か所給水器を設置してあります。
マー油(?)が浮いていることもあってか、ちょっと複雑怪奇な形相をしていますが、見た目と違って辛さのほうはたいしたことはなく、個人的には美味しく食べられる範囲内で、とにかく辛いのが好きな方なら「普通」では物足りないかと。また痺れのほうもさしたることはなく、ちょっと拍子抜け。その分背脂過多でこってり、かつずっしりと重いとんこつベースのスープが美味しくいただける気もしますが。
麺は太め緩いの縮れ入り。つるつるもちもちっとした食感で、しかもスープに負けてはいませんが、若干柔らか目なのが残念。
具に角煮風の柔らかくて脂やや多めのチャーシュー。もやしはちょっとくたってしまってイマイチ。意味不明のベビーコーンはなおも健在。他に刻みネギ。
総じて悪くはないのですが、30分以上も待つとなるとさすがにうんざり。
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