二代目与一@大分 ~ 琉球丼
大分の郷土料理としては「とり天」や「だんご汁」が有名ですが、最近「りゅうきゅう丼」というものもあると聞いて早速試食。往訪したのは大分駅前のアーケード商店街近くの「二代目与一」。「お食事処」と称していますが、実態は寿司屋ないし海鮮料理屋で若干敷居高め。
早速「琉球丼」を注文しましたが、1620円とお値段も丼ものにしては少々高め。
サバやアジといった鮮魚を醤油や生姜などの入った漬けに浸したものを「りゅうきゅう」といい、これを白ゴマやネギ、シソらと一緒にご飯へのせたのが琉球丼。なぜか赤だしの味噌汁と共に出てきた瞬間は滅茶苦茶美味そうに見えたのですが、甚だ残念なことにご飯が酢飯。
しかも酢がきつすぎてせっかくの魚の旨味やタレの味わいをかき消していました。普通に白米で食べたほうがはるかに美味いような気がしてならず、誠に残念至極。
また悪いことに超苦手の青シソが散在。細かく刻まれているので除染も出来ず。
広口の丼なのですが、ご飯はかなり浅く盛られているので量が多いというわけでもありません。
この感じだと本格的な食事ではなく、酒の〆に最後に小さな茶碗でちょこっとだけ食べるほうが良さげ。期待外れの一品でした。
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