ごらんアウェー:初めての吹田スタジアム
初めての「市立吹田サッカースタジアム」。こけら落としから4カ月経って「とにかく観戦には言うことなしだが、アクセスが貧弱過ぎて帰りはとんでもない目に遭う」とその評価は毀誉褒貶相半ばする感じですが、とにかく百聞は一見に如かず。
同じ思いの赤者も少なくなかったようで、平日にも関わらず大挙赤者が吹田に押し寄せ、G大阪はなんとビジター側サイドスタンドをフル開放の大盤振る舞い。総観客数29,397人と3万人に迫り、この調子だと来年も浦和戦は平日に回される予感ムンムン。
で、実際に吹田スタジアムに行った感想を簡単にまとめると
・スタジアム建てるのが精一杯で、周辺整備がまるで追いついてない。
・スタジアムもカネのかけどころにメリハリをつけているので観戦には最適だが、階段とか観戦に関係ないところは結構安普請。
の2点に尽きると思います。
見やすいのは確か。方形スタジアムに付きまとう欠陥=手前の遠いサイドが死角になりやすいのは致し方ありませんが、4万人弱というサイズの割にはコンパクトなので、アッパーで観戦しても選手は豆粒にならず、おかげで浦和の負けっぷりが良く判りました(つД`)
売店は充実しているので、早くスタジアム入りして空いているうちは結構使えそう。座席にはカップホルダーも完備。
ベンチがスタンドに近すぎて、監督や使えない選手への野次が凄まじいでしょうなあ。これでは城定帯同不能(>_<)
あえて難癖をつけるとすれば、風通しが悪くてかなり蒸し暑いこと。これは後々芝にダメージをもたらすかもしれませんし、芝に影響がなくても夏の観戦は大分ドーム並にきつそう。
また2つある大型ビジョンがスタジアムのサイズに比べて小さく、細かい文字は読みづらい上に、時計がなぜか片方にしか表示されないのでバックスタンドからは著しく見辛くて参りました。
で、問題はやはり帰り。直線距離だと万博記念公園駅とスタジアムはそれほど離れていないのですが、その間にエキスポシティがでんと鎮座していて通り抜け不可。おまけにスタジアムの前になぜか駐車場が設けられていて、万博記念公園駅へ帰る人はエキスポシティと駐車場を大きく迂回する羽目に。
しかもその迂回路が万単位の人間を捌くにはあまりに狭すぎる上に、とんでもなくアップダウンがきつい(>_<)
駅に着いたら着いたで、モノレールのキャパが小さいのですぐには乗れずに階段規制を喰らう始末。
また誤算だったのはバックスタンドからの帰路。行きはビジター側サイドスタンドにある2ゲートを通り過ぎて3ゲートから入場しましたが、帰りは2ゲートと3ゲートの間がなぜか封鎖されてしまい、スタジアムを一周する羽目に。2ゲートの赤者と動線分離する趣旨なんでしょうが、これには参りました。
逆に言えば2ゲートから出る赤者は割に公園駅へ早く着けるはず。そそくさとスタジアムを出られる負け試合には非常にありがたいかと(自嘲)
| 固定リンク