ばんどう太郎 春日部店@北春日部
「ばんどう太郎」は茨城県で絶大に支持されているローカルな和食ファミレスです。なぜか埼玉にもちょこっとだけ店があり、春日部店を往訪。ここも結構繁盛しているようで次から次から客がやってきますが年齢層は高め。
そば・うどんはもちろん、丼ものから寿司までなんでもありといったメニュー構成ですが、ここの売り物はなぜか「みそ煮込みうどん」で店先にもでかでかと表示されています。早速半ライス・お新香付の「坂東みそ煮込みうどんランチ(1080円+税=1166円)」を注文。「坂東みそ煮込みうどん」を単品で頼む場合と違って、うどんに豆腐が入らない旨の説明がありましたが、そういう細かいところをちゃんと話すのには好感が持てました。
ただ周囲の客はおばあさんが多かったせいか、ミニサイズの丼やらおかずやらがごてごてと並ぶ「レディースランチ」を注文する人が多く、みそ煮込みうどんはほとんど見受けられず。
注文を受けてから煮込み始めるのか、少々時間がかかる旨を告げられ、さらにお茶&お冷と一緒に朝日新聞を持ってきました(苦笑)
土鍋ではなく、大きくて浅めの鉄鍋がコンロに乗って登場。これには意表を突かれました。また小さな布エプロン付き。
これまた意外なことに味噌はカクキュー@岡崎の八丁味噌を使っていて、「坂東」なのに完全に名古屋テイスト。
ただ名古屋の山本屋で食べる場合と比べると麺が全然違います。あの生煮えっぽい堅い麺ではなく、並太で口当たりは柔らか目で見た限りはごくごくフツーのうどん。ただコシはかなりしっかりしているので煮込んででろでろ、ぐでぐでにならず、しっかりした歯ごたえを保っていました。
具は白菜、太ネギ、れんこん、卵、しいたけ、かまぼこ、青菜など。山本屋に比べると圧倒的に具沢山で、鶏肉が少ないのが少々不満なくらい。ご飯つきならボリュームも十分。
八丁味噌さえ使えば後はどう転んでも名古屋テイストになるので(苦笑)、近場で名古屋めし気分を味わうには十二分に満足できる内容でした。しかも山本屋より圧倒的に安い!
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