麺藤田@山形
山形駅の向かいにあるパチンコ屋の裏。飲み屋街の一角にありますが、山形駅は街の中心から若干離れている上に、街自体空洞化が進んでいるためか駅周辺も昼間はまばら。先客ゼロ、後客5。後客はいずれも近所の勤め人風。屋号は「めんふじた」ではなく「めんどうだ」と読みます。
券売機のボタン配置やメニューを見る限り、完全につけ麺推しの店で、中華そばは一応ありにはあるといった感じだったので、券売機ボタン先頭の「つけ麺(830円)」を注文。並(220g)・大盛(330円)同値段なので大盛りにしてもらいました。
店内は縦長カウンター10席と4人掛けテーブル2卓、2人掛け2卓でゆったりとした作り。水セルフ。
つけ汁はどろどろ、ざらざらタイプ。鶏+魚介系で魚粉が目立ちますが、味わいはむしろ鶏のほうが強め。しかもやや甘目ですが、この手のつけ汁にしてはさほどくどくは感じませんでした。つけ汁の中にはメンマの代わりにキクラゲが入っている他、角切りのチャーシューが少々。
麺は自家製のようで、太いストレート。コシがしっかりしていて美味いことは美味いのですが、つるつるすぎてプラスチックの箸では滑りまくって参りました。また麺に湯でもやしが添えられていて良い箸休めに。
店では自家製の香辛料を用意。「激辛」の文字に恐れをなしながらも終盤ちょっとだけ入れてみましたが、確かに激辛で微量でもヒリヒリ。飽きて来たところで目先を変えるのには面白い試みです。また別途カレー粉も用意。
地方色は全くないものの、質的には明らかに平均以上。ただ、地方にしてはちょっと高い感は否めず。
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