【閉店】漁三郎@浦和
浦和駅西口、旧中山道の吉野家のある角を西へ入る。先客2、後客7。
ラーメン単体だと580円と格安なので半チャーハンと漬物が付いた「Aセット(830円)」を注文。居酒屋がランチタイムにラーメンを出し始めたという形態のせいか、メニューは絞り込まれていて他に「白味噌ラーメン」がある程度。
店内はカウンター5+4席。店奥は混んで来た時だけ使うのかな? 店員は厨房内に2人、接客係1人。
半透明というか少しどんよりした色合いのスープは動物系主体の若干魚介交じりであっさりした味わい。若干単調な嫌いはありますが、物足りない感じはしません。
麺は平打ち縮れ麺でつるつる、ぴろぴろした食感。自家製多加水麺だそうで、居酒屋のランチライム営業にしては随分と力が入っていますが、柔らかめでコシが甘いのは残念。「佐野らーめん」を謳っていますが、青竹打ちをイメージすると拍子抜けするかと。
丸いバラ肉チャーシュー、メンマともちょっとチープですが、これは値段相当でやむなし。他にほうれん草。
ラーメンより随分先に出てきたチャーハンは「半」というには結構なボリューム。思いの外しっかりした味付け、かつパラパラっとした仕上がりで、ラーメンを食べながらではなく単体で食べても十二分に楽しめました。具材はチャーシュー、ネギ、玉子のシンプルな組合わせですが、チャーシューに結構存在感があり、正直ラーメンよりチャーハンのほうが好印象。
浦和駅周辺にも美味いラーメン屋が増えてきましたが概して高いのが難。その点この店はコストパフォーマンスが良く、混みあっているのも頷けます。
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