ほうきぼし@赤羽
赤羽駅東口から南へ。商店街も尽きようとする最南部に位置。先客ゼロ。後客4。もともと赤羽の南外れ、大日本印刷の関連工場が固まって建っている一帯に建っていましたが、そこからの移転なのか、純然たる新店なのか仔細不明。以前の店には5年前に行ったきり。
店内の券売機ボタン先頭の「汁なし担々麺(880円)」を注文。辛さの程度は特に聞かれませんでした。ランチサービスはなし。担々麺専門店ではなく、正油らーめんや煮干しらーめんといったメニューも。
店内はくの字型カウンター7席と2人掛けテーブル3卓。水セルフ。家族経営なのか、厨房内に父娘、さらにオカンが時々ヘルプしている風。卓上にはにんにくチップ、酢、胡椒、一味等々。
もやしがやたら目立つのに加え、ベビーラーメンみたいなのが大量にちりばめられていますが正体不明。他に肉味噌、ナッツ、青菜。
タレが底に溜まっているので、天地をひっくり返しながら何度もまぜまぜ。ラー油が多いのかかなり脂っこいのが特徴。また辛さはほどほどで辛さ耐性の低い私でも何の問題もありませんでした。スパイス類に凝っている様子はなく、痺れ感は全くと言っていいほどなし。タレは特に余るでもなく、不足を覚えるほどでもなし。
麺は太いストレート麺。わずかにざらつきがあり、かつもちもちっとした食感が実に心地よい。麺が秀逸なので、汁ありより汁なしを推しているのは判る気がします。
混ぜる前はもやしが多いように見えましたが、混ぜてラー油まみれになってしまうと箸休めにはならず。よって飽きが来た頃ににんにくチップを入れて味を変えてみました。ごてごてと調味料が置いてあるのも納得。
最後はどうしても肉味噌が底に溜まってしまうので、「小ライス(60円)」を付けたほうが良かったかなぁ。量に特段過不足感はありませんが。
赤羽という土地柄を考えるとやや高いのが残念ですが、近場なので担々麺で再訪してみます。
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