KING@西中島南方 ~ 台湾まぜそば
大阪・地下鉄御堂筋線西中島南方駅を出て東へ2ブロック進んだ辺り。先客3、後客ゼロ。
券売機はなく、店内のメニューを見ると先頭は「魚介塩らーめん」でしたが、はまぐりとかムール貝とかをぶちこんでいるせいか900円をチト高いので、その次の「台湾まぜそば(800円)」を注文。他につけ麺、数量限定の濃厚鶏白湯とイマイチ店の方向性がはっきりしません。後払い。
店内は縦長で手前にカウンター6席ほど、奥に4人掛けテーブル2卓、2人掛け1卓。麺より先に追い飯と酢が出てきました。
ニラやネギの緑に卵黄が映える、ちょっと石焼ビビンバに相通じるところがある賑やかなビジュアルで登場。他にきざみ海苔、たっぷりの肉味噌、細かく刻まれたチャーシューなどお馴染みの品々。但し、ニンニクは入れてないみたいですし、魚粉も目立ちませんでした。
依然流行が終息する気配がない台湾まぜそばですが、味が濃いものの宿命で正直どこも大同小異というかどんぐりの背比べというか、極端な当たりも極端なハズレもない気がします。その中ではここは出来が良いほうで、全くと言っていいほどしつこさ、くどさを感じることなく一気に食べ進められました。ただ辛さはほとんどないので「台湾」っぽくないのは確か。
麺は平たい太麺で色合いはともかく形状は蕎麦っぽい感じ。噛み応えはしっかりしていて麺自体は好みですが、どうもタレが少ないせいかちょっとパサついた食感になってしまう嫌いあり。ひょっとすると最初から酢をかけることを前提にしているのかもしれません。
丼の底にニラ、ネギ、肉味噌、そして麺にほとんど絡まない角切りチャーシューが大量に残るので、追い飯を入れて完食。麺も結構多くて追い飯なしでも十分足りるのですが、どう見ても追い飯投入が前提の一品です。よって必然的に食い過ぎに(苦笑)。
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