【TV短感】ロシアW杯アジア最終予選B組第3戦:日本 2-1 イラク ~ 原口頼みの○サッカー!まるでゼリコジャパン!
・ATに入って吉田大作戦が効き、最後の最後で山口蛍の地をはうようなスーパーミドルが炸裂。辛うじてイラクを下したものの試合内容はお粗末極まりなく、続くアウェー豪州戦に向けて不安が募るばかり。
・日本代表の主力をなす海外組、特に前目の選手は現在所属クラブでほとんど出番がなく、もはや「ベンチジャパン」といっても差し支えないくらい。そのコンディションなり試合勘なりが心配されましたが、ベンチジャパンの中では清武が別格の働きを見せた一方、本田や岡崎は散々な出来に終始。特にいとも簡単にボールを失う本田の姿には哀愁さえ漂っていました。
・またそれなりに試合に出ているはずの両SBはこれまた無残。攻めてはロクにクロスは入れられず、守りはいたって不安定。酒井高はセットプレーで狙われた節があり、案の定競り負けてしっかり失点に関与。内田の復帰に目処が立たず、長友が故障がちで戦力として計算できなくなった現在、こんなレベルのSBしか残っていないのか・・・
・海外組の大半が失態を晒す一方、日本を救ったのがJ2の山口だったというのが皮肉というかなんというか。
・カウンターのチャンスで本田→清武→原口でなんとか先制したものの、セットプレー一発で追いつかれた後の日本は清武が消耗したためか完全に手詰まりモード。左サイドからの原口単騎ドリブル突破でなんとか活路を見出そうとするあたりは、もう2011年浦和そのもの。これじゃゼリコを監督に据えても大差ないし、ゼリコジャパンなら埼玉スタジアムで「ゼリコを漢にしようぜ!」とばかりにサポーターも奮起してくれるんじゃないかなぁ(苦笑)。
・またゼリコジャパンなら宇佐美が「和製マゾーラ」として再生するかもしれんし(さらに苦笑)。
・チームが何をしたいのか良く判らず、柏木も何を求められているのか良く判らないまま右往左往しているうちに交代を命ぜられてしまいました。山口が入ったところで事態は特に良くならなかったので柏木を責めるのは変だと思いますが、結果的に山口が「かいしんのいちげき」を決めてしまったので柏木の立場は悪くなっただろうなぁ。
・スタメン選考といい、戦術の落とし込みといい、選手交代といい、即座にハリルホジッチが更迭されても何の不思議もない試合内容でしたが、後任がリオ五輪で醜態を晒したばかりの手倉森臭いとなると、もはや進むも地獄退くも地獄。ゼリコをクビにしたくてもまともな監督を連れて来れる見込みがない状況に追い込まれたところまで2011年浦和の真似をせんでもええのに(つД`)
-----岡崎-----
原口---清武---本田
---柏木-長谷部---
高徳-吉田--森重-宏樹
-----西川-----
得点:26分 原口、60分 アブドゥルアミール、90+5分 山口
67分 柏木→山口
75分 岡崎→浅野
81分 本田→小林
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