煮干屋 学@上野広小路 ~ 濃厚煮干しラーメン
銀座線上野広小路駅の北、中央通り沿いにある「カラオケルーム歌広場」を東へ入る。先客ゼロ、後客2。「三代目 藤村商店」の跡地。
店内の小さな券売機ボタン先頭は「淡麗煮干し塩」でしたが、店先の釣り書きや幟を見ると「濃厚煮干」推しっぽいので「濃厚煮干しラーメン(830円)」を注文。この界隈にしては高めの価格設定ですがランチサービス皆無。他に「煮干黒醤油」「煮干つけ麺」など。
店内は前店からほとんど変わっておらずL字型カウンター7席。2階もある模様ですが、使っているのかどうか不明。青森ねぶたの飾りが残っているところから察して、前店と何らかの関係があるのかも。厨房内には店主と若いねーちゃん。
スープは魚粉を大量に使用したざらざら、ドロドロタイプ。麺が水面から大きく顔を出しているのはスープが少ないからではなく、麺が沈みにくいから。
「瀬戸内産のイワシと国産豚ゲンコツと豚足、鶏ガラを大量に使用した」とのこと。店内に煮干し臭が強く漂っていることから察しがつくようにかなり魚介寄りでドロドロの割には胃もたれ感がない代わり、匂いといい、味わいといいかなり煮干し臭いので好みははっきり分かれそう。
ただ煮干し寄りなのはともかく、味が濃すぎてしょっぱいのは困りもの。ライスが欲しくなるレベルで、そのままつけ汁にも転用できそう。なんか「濃厚」の意味を勘違いしてるみたいで、せっかくの出汁がパーになっている気が。これでは少々刻み玉ねぎを添えたところで意味なし。
スープだけでなく炙り入りのチャーシューどころか、固ゆで玉子までしょっぱくて、たぶん店主がそういうのが好きなんだろうなぁ・・・
麺は村上朝日製麺の細めのストレート。心持ちざらざらした食感して水気が少なそうなタイプ、細めの割にはスープに負けず、それなりにコシを保っています。
穂先メンマは味わいや匂いが妙だったのでちょっと齧ってあとは全残し。
味付け玉子のサービス券をもらいましたが、既に一個入っているのにこれを配る意味が??? サービスで付けるなら小ライスじゃないかと。
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