廻麺 鶏千@高田馬場 ~ 汁なし醤油
早稲田通りから南に外れた、予備校や専門学校の多い一帯に立地。隣が焼きそば屋でソースの香りが外におもっきし漏れ出しています。先客1、後客ゼロ。
店内の券売機ボタン先頭の「汁なし醤油(680円)」を注文。小(150g)・中(200g)・大(300g)同値段で、「中」にしてもらいました。他に汁なし塩、汁なし味噌、濃厚煮干しつけ麺といったところ。
店内は縦長カウンター10席くらい。椅子が堅くて小さくて、おまけに個人的には高すぎるという難儀なタイプ。セルフの水はレモン水でしたが、かなりレモンがきつくて料理に合わせるのはどうかと思います。卓上にペッパーミル入りの白胡椒・黒胡椒、一味唐辛子。厨房には兄さんが2人。
油そばみたいに自分好みに味付けするのを前提としているわけではなさそうですが、タレが底に溜まっているだけなのは変わりないのでひとしきりまぜまぜ。醤油ダレは動物スープと和風ダシを合わせたものだそうですが、カツオ粉が結構混じっていて、その自己主張の前にタレの旨みはかき消されがち
麺は三河屋製麺の太めかつ緩い縮れ入り。噛み応えがしっかりしており、かつ程よいもっちり感もあってまずまず。ただ味わいが単調で飽きやすいのは否めないので途中で一味を少々加えてみました。
チャーシューは大きめなのがゴロンと横たわっレいますが、混ぜるのが前提ゆえ多少刻んでもらったほうがありがたいかと。他に味玉半個、メンマ、糸唐辛子、白髪ネギ、きざみ青ネギ。
食べ終わる寸前に店がスープ割りを薦めてきます。割りスープとしてはびっくりするぐらい濃厚な鶏白湯で、それまでの単調な味わいから一気に解放される思い。普通ならこれをベースにラーメンを出しそうなものですが、濃厚鶏白湯自体もう飽き飽きしているので、こういう変わった形で出されたほうが興があって良いかと。
| 固定リンク