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2017.02.19

【TV観戦記】FUJI XEROX SUPER CUP 2017:鹿島 3-2 浦和 ~ ちょいと調整のつもりで飲んで、いつの間にやら大惨事

・共に中2日でACL初戦を控え、特に浦和はすぐさま豪州へ長距離移動を強いられるという条件下でのプレシーズンマッチ。その条件を勘案して浦和は主力を一部休ませた一方、鹿島は左SB以外はベストメンバーと目される面子で試合に臨んできました。

・浦和は2点ビハインドからいったん同点に追いついての1点差負けなのでスコア上は一応形になりましたが試合内容はお粗末極まりなく、西川の好守がなかったら前半のうちに大量失点を喫していてもなんら不思議はありませんでした。

・しかも温存したかったはずの興梠を後半頭から投入する羽目になり、次いで関根も投入。さらに柏木は完全休養かと思えば小破していたことが判明。槙野に至ってはオフの芸能活動が祟ってかコンディション不良に悩まされる始末で、ACL初戦へ向けての主力温存という目的すら未達に終わってしまいました。

・鹿島は浦和にボールを持たせてカウンターを狙い続ける構図。前半の浦和は前3人、特にズラタンが全くボールを収められないのでほとんど攻撃が成り立たず、いとも簡単にボールを失っては鹿島のカウンターを喰らい、極端に高い最終ラインの裏を突かれ続けました。前でボールが収まらないのに性懲りもなく縦パスを送り続けては失敗し、単純にクロスを入れては跳ね返され、いずれもカウンターの基点に。

点の取られ方というか、決定機の作られ方が偶発的ではなく、何度も起こりうる性格のものだっただけに始末が悪い。左CBに槙野ではなく、昨年天皇杯川崎戦でボコボコにやられた宇賀神を起用したのが目を惹きましたが、失点は宇賀神の強度不足でやられたわけではなく、槙野だろうが阿部だろうがやられていたであろうと思われるだけに問題は根深い。

・そして先制点を取られたら、なぜか極端に前がかりになってさらに傷口を広げる。カウンターを喰らった時のリスクコントロールが全くなってない。ミシャ2年目に何度も見た光景。

・失点こそしませんでしたが、左右にボールを振られてファーへクロス→ボールウォッチャーになっている森脇の背後からフリーでヘッドなんて何度も見た失点場面そのもの。全く修正できていない。

・さらに航と西川の連携ミスが決勝点に直結という負けっぷりの悪さ。このミスも一回こっきりではなく、それ以前にもあわやという場面がこの試合で2度ありましたから簡単に修正できるのかどうか。

・もっとも楽勝で試合を終えられたはずの鹿島もレオシルバをベンチに下げた辺りから運動量が落ちて浦和に簡単にビルドアップを許すようになって、あれよあれよという間に同点に追いつかれるテイタラク。またスタメンに抜擢された三竿は使い物にならず。浦和の凡ミス絡みとはいえ結果だけはしっかり手にする辺りが鹿島らしいものの、こちらも順風満帆の船出とは言い難い試合内容だったかと。もっとも苦悩のレベルは浦和よりははるかに軽いのでしょうが。

・誰の差し金か、この試合はなぜか共にセカンドユニフォーム=蛍光色同士の対戦。まるで教科書に線引き過ぎてどこが重要なのかさっぱり判らない出来の悪い学生みたいな感じで、テレビで見ていて目がチカチカして参りました。背番号が見辛いので、長澤のように見慣れない選手がどこにいるのか判りづらいのなんの・・・

-----ズラタン-----
--武藤-----李--
菊池-阿部--青木-駒井
-宇賀神-遠藤--森脇-
-----西川-----

(得点)
74分 興梠(PK):エリア内に侵入した興梠を小笠原が引っかける
75分 武藤:関根クロス→ズラタンヘッドの跳ね返りに武藤が詰める

(交代)
HT 李→興梠
64分 菊池→関根(宇賀神が左WB、関根が右WBへ)
64分 駒井→長澤(阿部が左CB、長澤がボランチへ)

・怪我明けのラファエルはベンチ外、興梠はベンチスタートとなり、この日はズラタンが1トップに入りましたが、前半の出来は目を覆いたくなる惨状でボールを全く収められず。昨年終盤の不振をそのまんま引きずっているかのよう。後半投入の興梠のところで多少ボールが収まるようになってズラタンの出来も改善傾向に向かいましたが、今度は好機でシュートが枠外。武藤の得点場面も本来はズラタンが一発で決めないと。

・駒井は序盤対面の三竿をチンチンにしていましたがさほど長続きせず、逆に森脇の背後を簡単に攻略されてしまい、バランスの悪さが顕わに。菊地は攻守ともいいところなし。先制点を取られた契機=航が西を倒してファウルを取られた場面は、元はといえば菊池が簡単に西に裏を取られたところから。

・後半途中からボランチに投入された長澤が意外にも捌き役としてそれなりに機能。これがこの試合の数少ない収穫。柏木の小破で長澤の出番が増え、長澤が経験を積んで柏木のスタメンの座を脅かすという予想外の好循環になると良いのですが。

---ペドロ---金崎--
土居--------遠藤
--小笠原--レオ---
三竿-昌子--植田--西
-----クォン------

(得点)
39分 遠藤:西が航に倒されて得た直接FKから
43分 遠藤:カウンターの好機→金崎シュートの跳ね返りを蹴りこむ
83分 鈴木:航と西川の連携ミスを突いて航からボール奪取

(交代)
65分 金崎→鈴木
69分 レオシルバ→永木
82分 三竿→山本

・湘南では左CBが主戦場だった三竿を左SBに起用しましたが結果は散々。序盤は駒井にいいようにやられ、途中から関根に対峙して完全に決壊し、同点に追いつかれる主因に。石井監督はたまらず故障明けの山本を投入。

・レオシルバのボール奪取力&展開の速さはさすがとしか言いようがありません。ただ詰まらないイエローをもらうだけでなく、おやっというところでボールを失うこともあり、案外「諸刃の剣」なのかも。浦和が獲得を見送ったのはそれなりに理由がありそう。

・PJは個人能力は高いものの誰とも噛み合わないダヴィコースになるかも。現状では金崎のほうがはるかに面倒。

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