京紫灯花繚乱@四谷三丁目 ~ 中華そば
東京メトロ四谷三丁目駅から新宿通りを西へ。四谷四丁目交差点の手前。先客1、後客1。バカでかい看板が架かっているのが嫌でも目に入ります。
店内の券売機ボタン先頭の「中華そば(780円)」を注文。ボタンは「準備中」になっているものが多く、他に「京山椒薫る濃厚担々麺」があるだけ。卓上の能書きを見ると「まぜそば」もあるようですが、往訪時は準備中になっていました。ランチサービスはなし。
店内は縦長L字型カウンター13席と4人掛けテーブル3卓。キャパは大き目ですが、スタッフが5人もいて経営は大丈夫なのかな?
スープは京都産丹波黒どりを基本にしたものだそうですが、仕上げに追い鰹をしているために鰹節の香りが非常に強いのが特徴。また表面の脂も多め。
かえしは京都の老舗のものを使っているとのこと。やや前面に出過ぎている嫌いがなくもないのですが、出汁とのバランスをぶち壊すほどのものではなく、かろうじてしょっぱくならない範囲内でまとまっています。
麺はこれまた京都のメーカーのもので、やや細めのストレート。つるつるした口当たりで、コシもそれなりにしっかり。スープとの相性、絡み具合は文句なし。
バラ肉チャーシューはちょっと脂身多めで残念、他に焦げ目のある揚げ、穂先メンマ、九条ネギ。
京都の食材を多用していますが、ラーメン自体は新福菜館や第一旭といった店を想起すれば、全然京都のラーメンっぽくありません。従って看板に「京都醤油らーめん」と大書するのはちょっと違和感がありますが、そんなことを気にさえしなければ普通に美味しい醤油らーめんだと思います。
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