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2017.03.03

【展望】17年第2節C大阪戦

・C大阪は2014年に大金を叩いてフォルランやカカウを招聘して話題になり、観客も急増したものの、監督を安上がりで済ませたのが仇になって途中からフォルランは壁打ちに興じる羽目になりあえなく降格。カカウがなぜか自転車をお土産代わりに関空へ持ち込んで退団したのも懐かしい思い出。

・しかも1年での再昇格に失敗。昨年は大熊監督の無意味すぎる大声に悩まされながら、なんとか選手の個人能力にモノを言わせてプレーオフで岡山を振り切って再昇格を果たしました。

・さすがは笑いの本場大阪らしく、とにかくネタに事欠かないC大阪ですが、大熊兄弟が現場から退いて久しぶりにまともな監督=鳥栖で実績十分のユン・ジョンファンを招聘したので昇格組といっても侮れません。攻守ともとにかく個人任せ&終盤大失速がお約束だった大熊のままだったら安牌だったはずですが。

(戦力)

・もともとJ1でも十分やれる選手が揃っていたチームだったので即戦力の補強はCB山下の相方=マテイ・ヨニッチ(クロアチア)と、鳥栖でユン監督に重用された水沼(FC東京)に留めるものと思っていたら、2月になってなんとセビージャで燻っていた清武を獲得。多額の移籍金(6億円との噂!)を支払っての獲得と目され、改めてヤンマーの謎過ぎる懐の深さに驚かされました。

・但し、清武は前節負傷欠場で今週一応練習に合流してはいますが浦和戦の出場可否は不明。また水沼も前節負傷交代を余儀なくされ、右ハムストリング筋損傷(全治4週間)で浦和戦は欠場。

・一方、昨年の主力選手の流出はなく、シーズン終盤になってスタメン起用が増えた玉田(名古屋)の流出が目立つくらい。バランス的には前目が過剰で後ろが薄い陣容です。

(戦術)

・監督が代わったので開幕節の試合内容しか参考になりませんが、基本的に鳥栖での戦術をなぞっているように見受けられました。具体的にはこんな感じ。

①最終ラインからのロングボールを多用:長身だがそんなに空中戦が強くない杉本に豊田の代わりを期待(=杉本に当ててからのセカンドボール狙い)しているわけではないと思いますが、前半を中心に最終ラインからいきなり最前線への放り込む場面が目立ちました。高い位置にいるSHを裏へ走らせるようなロングボールも結構あったので、おそらく相手最終ラインを下げるのが主眼かと思います。

②SBからのアーリー気味のクロスが決め手:相手最終ラインを下げて、フリーになったSBからアーリー気味に相手最終ライン裏へクロスを供給。前半終了間際に松田→杉本の決定機があり、これがユン監督の最大の狙いのような気がします。柿谷も裏への飛び出しが巧い選手ですし。思えば鳥栖でも安田やキム・ミヌからのクロスが生命線でした。

③ソウザの一発が脅威:ロングレンジからの強烈な一発を持っているのでバイタルエリアを迂闊に空けるとやられます。FKも同様。

・ただ如何せん監督が代わったばかりで成熟度は低くて決定機は僅少。また守備は相手の磐田の攻め手がC大阪以上にしょっぱすぎてまるで体をなしていなかったので、ほとんど参考にならず。山下&マテイ・ヨニッチが待ち構えるセンターは川又への放り込みではどうにもならないのが印象に残ったくらい。

・正直堅実だが面白味はないサッカーっぽいので、結果がなかなか出ないと内外から不満が出そうな気も。チームカラーが至って地味だった鳥栖と違ってクルピ時代の幻影に憑りつかれた外野がなにかとうるさそうですし。

・新チームが立ち上がったばかりなので浦和戦に向けて特段特殊なことはやってこないと予想します。もともと鳥栖でも4-4-2の布陣のまま浦和戦に臨み、守備ブロックを素早くスライドさせて浦和のサイド攻撃を封じてきた実績がありますし。

(浦和の対応)

・中2日、中3日で続いた5連戦の最後。当然ながらC大阪と比べてコンディションが良かろうはずがありません。ソウル戦で阿部と遠藤を休ませられましたが、連続出場を強いられている面々、特に森脇の疲労が深刻。よって最終ラインは遠藤・那須・槙野で組む可能性が高いと思います。

・また横浜M戦で柏木を無理使いした挙句、練習離脱に逆戻りしてしまったのはミシャの大失態。青木も連戦を余儀なくされているんで、ボランチは阿部&駒井で組むかもしれません。

・梅崎が故障中、かつ駒井をボランチに回したために、両WBの代えが難しくなってしまいました。菊池はまだスタメンで使える目処が立たないのかなぁ?

・前目はソウル戦で90分使った武藤に代えてラファエルを入れるくらいでしょうか。ズラタンが不振で、ここもだんだんスタメンで使える選手が絞られてきたようです。

・前述の両CBと山口・ソウザが控える中央は堅そうなので、浦和の攻撃の糸口はサイド中心になろうかと。サイドチェンジでC大阪の4バックの守備ブロックを振り回す展開になろうかと。

・C大阪の攻撃はロングボール一本で浦和WBの裏を狙うカウンター一本槍になると予想。金崎や斎藤と同タイプのスピードがある選手がサイドに流れてくると面倒でしょうが、その系統の選手がC大阪にいったっけ???、

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<前節:C大阪 0-0 磐田>

---杉本--柿谷---
関口--------水沼
---ソウザ--山口---
丸橋-山下--ヨニッチ-松田
-----ジンヒョン----

49分 水沼→丸岡
86分 関口→サントス

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