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2017.04.30

【観戦記】17年第5節:浦和L 0-0 仙台L

・シュート数6対13。特に前半浦和のシュートはたった1本(しかも栗島がとりあえず撃ったみたいな、可能性ゼロのシュート)という惨状で、スタッツ通り終始浦和劣勢の試合内容ゆえ勝ち点1をもぎ取ったことで良しとせざるを得ないでしょう。ドローで終えられたはずの試合で自爆した長野戦と比べれば格段にマシ。今年も残留争いに片足突っ込みそうな浦和にとって上位陣チームから奪った勝ち点1は実に貴重です。

・序盤の池田のPKストップがなければ、そのままズルズルと失点を重ねた可能性が高かったくらい悲惨だった前半の試合内容。これを後半曲がりなりにも五分五分、いや若干劣勢程度にまで持ち直し、終盤見せ場を作ったことを率直に評価すべきか。あるいは持ち直したといっても決定機らしい決定機はほとんどなく、およそ点が入る感じは全くしなかった点を厳しく受け止めるべきか。前節日テレ戦同様評価が難しい試合だと思います。

・トップチームなら上手く行かない展開になっても、いちいち監督に言われなくても選手間のやり取りだけでビルドアップのやり方なり攻め口なりを試合中に変えられるのを見ているだけに、浦女はハーフタイムになるまで、まるで「バンザイ突撃」のように同じやり方を愚直に続けてあわや玉砕という惨事に陥ってしまうのは実に歯がゆい。まぁコンスタントに優勝争いしているチームと残留するのに四苦八苦しているチームを比べるのもナンですが。

・監督が代わって今は新戦術を消化するのに精一杯でそもそもバリエーションが少ないし、その数少ないバリエーションすら相手に応じて、局面に応じて自在に繰り出せるレベルにはない。それでも後半見せた「変わり身」に一縷の希望を見いだせたような気がします。

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・それにしても前半の試合内容は悲惨でした。仙台は自陣に4-4-2の守備ブロックを作ってカウンター狙い。前からはさほど追ってきませんが、その代わりにFWの王レスバックも含めて中盤のプレッシャーがきつく、浦和はほとんどFWまでボールを運べないまま時間が徒過。これではシュート数たった1本に終わるのは道理。時折強風が吹く天候でわざわざ風上を選択しましたが、何の意味もありませんでした。

・ボールをSHまで運んで詰まって、SHからボランチに戻したところはボールの奪いどころとして仙台に露骨に狙われていて、特に筏井は何度も危ない形でボールを失ってカウンターの基点になってしまいました。もっともカウンターを喰らっても仙台はクロス精度が低くて誰にも合わず、あるいはGK池田にキャッチされて難を逃れる場面がほとんど。シュート精度もイマイチで、この傾向は最後まで変わりませんでした。これが仙台が優勝争いには至らない主因でしょう。

・また仙台のFWケイトリンには長船も苦戦気味。PKを取られた場面は遠くて良く判りませんでしたが、タッチ際で入れ替わられそうになって後ろから引っかけたのかな??? しかし、絶体絶命のピンチを池田が読みきってセーブ。引分けですがあえて言おう、この試合のMOMは池田。

・仙台は大柄というかがっしりした体格の選手が多く、正直フィジカル頼みの○サッカーという印象が拭えないのですが、浦和はこういうのが実に苦手。接触プレーがあった際に傷んで転がっているのはほとんど浦和。主審は仙台のファウルは取るには取るものの、イエローは1枚止まり。浦和が繋ごうとしてもファウルで潰される場面が多く、これも前半の浦和の不出来の一因でしょう。MFカトリーナは豪代表にしては小柄ですがシャキリばりのガチムチ系。これが攻守とも厄介で参りました。

・なんとか無失点で折り返したとはいえ、どこからどう見ても必敗の流れ。石原監督がハーフタイムでこと細かく指示したのか浦和は細かく繋ぐ、特にボランチ経由でのビルドアップを半ば放棄して縦ポンで吉良に仙台最終ライン裏を狙わせるような攻めが目立ちだしました。そしてこれがそれなりに奏功。仙台の最終ラインが下がり、それに伴って仙台の守備網が幾分緩んで浦和のパスが回りだす。パスが回りだすと仙台の浴びせ倒しを喰らう場面も少なくなるという好循環。

・パスが回りだしたところで石原監督は吉良に代えて塩越を投入し、これがまた奏功。ボールが持てる塩越が入ったことで浦和は高い位置でボールをキープできるようになりました。

・監督はさらに思い切ってこの日全く良いところがなかった菅澤に代えて清家を投入。これ自体は悪くないと思いましたが、どうも監督・選手とも清家の使い方に慣れていないのか、なぜか清家がサイドに流れて裏を伺う場面が目立ちました。清家がそんなところにおったら誰が点取るんや・・・また清家は長期離脱が祟ってか塩越との連携がイマイチで、最後の最後でどフリーの塩越に出せば一点モノの絶好機をフイに。

・という感じで前半よりははるかにボールこそ回しだしたものの決定機は相変わらずほとんどなく、攻めきれずにカウンターを喰らう場面だけは相変わらずあって、仙台の精度の低さと池田の好守に救われ続けてスコアレスドロー。

・今の浦和はサイド攻撃がとにかくしょぼく、たまに栗島がフリーで上がって来ても大抵ワロスで終わってしまう。SHは共に中に絞り気味なのでサイド攻撃に厚みがない。ゆえに守っている側は中央を固めていれば何の問題もなく、浦和はその堅い中央をこじ開けるしか攻撃の手立てがない。今年になって浦和がセットプレーと相手の凡ミス絡みでしか点が取れていないのは当然でしょう。両SBに人材を欠いているので致し方ないのでしょうが、それにしても中・外の攻撃のバランスが悪すぎ。

・次節からしばらくボトムハーフとの対戦が続きますが、ぼちぼち勝ち点3を取らないと本格的に残留争い行きになってしまいますが、点取れるのか???

---吉良--菅澤---
-加藤------柴田-
---猶本--筏井---
木崎-高畑--長船-栗島
-----池田-----

66分 筏井→水谷
69分 吉良→塩越
82分 菅澤→清家

・神戸戦でで負傷退場した白木は幸い軽傷だったようでベンチに復帰。そのあおりで長野がベンチ外に。

・石原監督は後半途中で筏井→水谷の交代がテンプレ化していますがイマイチ意図不明で、しかもさしたる効果もなし。この日は筏井の出来が良くなかったのは確かですが。

【今日のゆずほ】吉良に代わってはっきりとしたトップ下に投入。前半中盤が壊滅状態で2トップまでボールが来ないので、後半頭からゆずほを入れて4-2-3-1にする手があるなと思っていましたが、吉良の守備貢献も捨てがたい。よっていきなりのゆずほ投入を躊躇ったのかな? それにしても今回のゆずほは良かった。仙台に多少寄せられてもゆずほはボールキープできるので、他の面子は随分楽になったはず。最後の絶好機をぶっ壊した清家先輩にはたこ焼きでも奢ってもらってしかるべきかと。

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2017.04.29

【展望】17年第9節大宮戦

・大宮がビジター席の割り当てを削ったためにチケットは一層入手困難に。まぁビジターに対してホスピタリティーの欠片もないスタジアムに足を運ぶ気にはなれないので、ハナからTV観戦を決め込んでいましたが、今年はなんとテレ玉での中継が実現。スカパーのくびきから解放されたからこそ実現したものでしょうし、JリーグがDAZNに乗り換えたのは今のところ大正解だったかと。

(成績)

・8節を終えて勝ち点わずか1。総得点2(リーグ最悪)、総失点17(仙台に次いで最悪)という非の打つ所しかないパフォーマンス。 特に総得点2というのは次点広島の6と比べてもかなり低く、興梠どころか柏木一人の得点にも及ばないという惨事。

・神戸、鳥栖と並ぶJ1三大金満クラブなので、親会社の剛腕で夏の移籍期間中に超大物外国人を補強する可能性は十分にありますが、移籍ウインドウが開くまでの勝ち点が一桁に留まれば残留にはもはや手遅れという気も。

・ルヴァン杯も振るわず、現在2試合消化して2引分けのA組6位。こちらも未勝利、かつ得点わずか2。

(戦力)

・昨年勝ち点56の5位でフィニッシュしたチームが、監督が代わっていないのにここまで転落した主因はどう考えても補強の失敗でしょう。

・具体的には家長(川﨑)と泉澤(G大阪)の流出があまりにも痛かった。昨年の大宮は5位でフィニッシュしたとはいえ得点力は低く、堅い守備をベースに僅差の試合を競り勝つ、あるいは引き分けで勝ち点1を拾い続けて勝ち点を伸ばしてきたチーム。得点パターンといえば泉澤が左サイドを突破してムルジャへクロス、あるいはそこらじゅうでウロウロしている家長からムルジャ、ないしサイドに流れたムルジャから家長というのが典型。

・その得点パターンの根幹をなしていた家長と泉澤が共に抜けてしまうと得点が激減するのは道理。

・その二人が抜けた代わりに大前(清水)を連れてきましたが、大前はWGタイプでとても家長の代わりにはならず。また泉澤よりは明らかにフィニッシャー寄りで、いずれにせよ「使う選手ではなく使われる選手」。「家長&泉澤→大前」ほど質・量とも釣り合わない補強はなかなかお目にかかれません。

・それ以外は昨年出番が減った横山を札幌へレンタル。代わりに茨田(柏)、長谷川ア(湘南)、瀬川(群馬)らを補強しましたが、いずれもスタメンには定着できず。

・また怪我人も多くムルジャ、ペチュニク、マテウスと外国人選手が揃って故障離脱中な他、GK加藤が故障中。CB菊地もベンチ外が続いているところを見ると故障中と目されます。

・大宮はルヴァン杯で札幌遠征帰りの中3日ですが、ルヴァン杯では惨敗したG大阪戦からなんとスタメンを8人も入れ替え、大前や岩上、和田、清水といったところはは帯同すらしていません。もっとも今年の大宮は基本スタメンがはっきりしておらず、そもそも誰が主力なのか良く判りません。

(戦術)

・基本フォーメーション4-4-2は昨年から全く変わっていませんが、怪我人が多いことも相まってかスタメンは流動的。しかも前述のように補強大失敗が祟り、渋谷監督も試行錯誤を重ねているものの大駒離脱を埋められるだけの策は見いだせず、攻守ともなんらいいところがありません。

・大敗したG大阪戦を見ると、大宮はとにかくボールを前に進められない。最終ラインは相手に前からプレッシャーをかけられるとしょっちゅうパスミス。それが怖くて苦し紛れにボールをポーンと蹴りがちになり、蹴ったところで前線にボールを収められる選手がいない(ムルジャがいたら多少マシになりますが)ので、すかさず相手に回収されるの繰り返し。中盤は中盤で概して球際の競り合いに弱く、随所でボールロスト。

・昨年なら家長にボールを預けておけば、なんだかんだと家長が鬼キープしてくれるので、その間に全体を押し上げられたのでしょうけど、そうやって楽していた反動がモロに来ているみたいで。

・相手のプレッシャーが緩んで多少なりともボールが前に進むようになると、サイドからのクロス→江坂が典型的な攻め手で、一発がある江坂だけが大宮の希望の灯。大前は現状何の役にも立っていません。

・ビルドアップが稚拙なので自陣での不用意なボールロストが多い上に、しかも往々にしてバイタルエリアをぽっかり空けがち。G大阪戦ではGK塩田の失態も目立ちましたが、それ以前にバイタルエリアで相手を自由にさせ過ぎて余裕をもってミドルシュートを撃たれているほうがよほど問題ではないかと。

・もともとセットプレーが得意だったはずで、岩上も相変わらずロングスローを放り込んできますが、今やこれもさっぱり。

・前回の浦和戦では大宮は普段通り4-4-2のフォーメーション。高めの位置に守備ブロックを作って浦和の縦パスを引っかけて縦に早いサイド攻撃が主眼。また浦和のサイド攻撃には守備ブロックのスライドで対応し、クロスは中央を固めて弾き返すみたいな狙い。前回は夏場の対戦だったので前からのプレッシャーはさほど強くありませんでしたが、今回は浦和のビルドアップを制約すべく、しっかりプレッシャーをかけてくるものと予想します。

(浦和の対応)

・大宮同様中3日での対戦。WSW戦では阿部と宇賀神が完全休養。遠藤はベンチ入りしたが出番なし。柏木と関根を早めに下げたところまで予定通りで、ラファエルの投入を余儀なくされたところだけは想定外だったでしょうが、おそらくミシャは札幌戦と同じスタメンでさいたまダービーに臨むものと予想します。

・大宮の状態が状態なので、よほどの大チョンボさえ犯さなければ浦和が勝ちそうなものですが、大宮の状態がどんなに悪かろうがダービーとなると突然覚醒するのも過去よくあったこと。昨年の対戦ではは大宮は家長・菊地・和田が故障で不在。ムルジャは戦線復帰したものの本調子には程遠い状態。おまけに試合中に奥井まで故障していわば半壊状態。浦和はヘロヘロとはいえフルメンバーだったにも関わらず試合内容は互角で、しかも2度リードしたにも関わらずその都度追いつかれてのドローという情けない結果に終わりました。

・浦和の懸念材料は多少ターンオーバーしているとはいえ、コンディションの低下は否めないこと。札幌戦でもWSW戦でも後半の試合内容は芳しくなく、ロースコアのまま終盤に突入すると一波乱があるかも。特に疲労が顕著な槙野がやらかしてしまう可能性がなきにしもあらず。

・G大阪戦を見ると今の大宮はとにかく前からプレッシャーをかけてくる相手にはとことん弱く、今の浦和のスタイルもおそらく苦手。元気な前半のうちにショートカウンターでボコボコにしてしまえればいいのですが。

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<前節:G大阪 6-0 大宮>

---大前--清水---
黒川--------江坂
---茨田--岩上---
和田-河本--山越-渡部
-----塩田-----

HT 茨田→横谷
HT 黒川→大山
81分 大前→長谷川

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2017.04.28

鶴田@赤羽 ~ 担々麺

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 赤羽駅東口のアーケード街「ララガーデン」、ダイエー赤羽店の手前の交差点を北へ。約3年ぶりの再訪で先客ゼロ、後客5。

 外観どおり夜は居酒屋で、ランチタイムにラーメンを出している店です。しかもランチ営業は水・金・土のみと変則的。

 店の推しは「塩ラーメン」ですが、前回往訪時に後客のほとんどは「担々麺(800円)」を注文していたのが印象に残っていたので、今回はそれを注文。但し担々麺は10食限定。辛さ(1~3辛)を聞かれたので2辛にして見ました。さらに「小ライス(50円)」も注文。後払い。

 メニューは他に「醤油ラーメン」や「汁なし担々麺」も。後客の注文もバラバラで、店の推しである塩ラーメンに人気が集中している感じはせず。

 店内は縦長カウンター7席。店奥のテーブル席はランチタイムには使っていない模様。厨房に店主一人だけなので、混んでくるとちょっとしんどそう。水セルフ。

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 出てきた時には花椒の香りがきつくてちょっとビビりましたが、実際はゴマだれを強く効かせたタイプで辛さ・痺れともさほどのことはなく、辛さ耐性が高くない私でも楽々食べられました。これなら翌日のダメージを心配しなくてもよさげ。辛いもの好きな方には3辛でもどうかという気が。

 麺は心持ち太めの緩い縮れ入りで、わずかにもっちりした感じの歯応え。スープにたいして全くへたることなく楽しめました。ボリュームも過不足なく、量的には小ライスの必要はなかったかと。ただ底に大量に沈みがちな肉味噌のサルベージ用にご飯がかかせなくてね。サルベージ用に穴あきレンゲが欲しいところですが・・・

 担々麺としては特に変わったところはありませんが、居酒屋の兼業にしては破格の旨さ。同じ赤羽の「ほうきぼし」より安いのもポイント。

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2017.04.27

【観戦記】ACL2017・F組第5節:浦和 6-1 WSW ~ 「お前はもう死んでいる」のに執拗に刺しまくる浦和の残忍な犯行

・浦和は引き分けでもグループリーグ突破が決まる一戦。ミシャは中3日で迎える「さいたまダービー」を意識してか、前節札幌戦から一気に5人もスタメンを入れ替え。ところが、今や「誰が出てもそれなりに」の域に到達した浦和は付け焼刃システムのWSWを軽く一蹴するどころか既に死んでいる相手に執拗にトドメを刺して大勝。あまりにも残忍な「犯行」ぶりを見るにつけ、ミシャは監督「ポポビッチ」という名前に殺意を抱いたのではないかとの疑惑も(苦笑)。

・WSWはホームゲームで浦和に0-4と大敗しているので、浦和に5点差以上で勝たないとGL突破の目がないという絶望的な状況。そこでポポビッチ監督は一計を案じて普段の4-2-3-1を放棄して3-4-2-1のミラーシステムで浦和に対峙してきました。

・残念ながら浦和対策としてのミラーシステムが通用した時期はとっくの昔に終わっていることをポポビッチ監督は御存じなかったみたいで。通用しないどころか、わざわざやり慣れないシステムを採用したことが仇になって屍累々ルイルイさーというのが現状。この日のWSWもその例に漏れませんでした。

・3-4-2-1といっても前半は浦和にボールを支配されて5-4-1になっている時間帯がほとんど。しかも浦和がボールを下げた際は最終ラインをハーフライン近くまで押し上げるという極端な前傾姿勢。「お前はエスナイデル千葉か?千葉なのか?」と訝しくなるほどで、ショートカウンターで大量得点を狙いに来たのでしょうが、これがとんでもなく裏目に。

・WSWは国内リーグが終わったばかり、かつ長距離移動を伴うアウェーゲームのためか動きはあまり良くなく、極端な前傾姿勢の割にはボールを奪いきるには迫力不足。しかも球際でも概して劣勢。それゆえ西川にまで必死にプレッシャーをかけてきましたが、浦和は難なくそれを交わして徹底してWSW最終ラインの裏狙い。

・浦和の14分の先制点はその裏狙いが実ったもの。見方を変えれば、WSWは超ハイラインなのに柏木に自由を与えてしまうという大失策が祟りました。柏木→武藤で裏を取り、最終ラインがズルズル下がったところへ中へ入ってきた関根がフィニッシュ。関根らしからぬ落ち着いてコースをきっちり狙ったゴールでした。18分の追加点は那須→WSW最終ライン前で前を向いた駒井がドリブルで運んでズラタンへスルーパス。

・43分には那須→李→ズラタンのスルーパスで駒井&李と二人も裏抜けに成功。サイドに流れた駒井→中で李が合わせて3点目。リーグ戦での出番が減っているズラタンと李が見せた流麗なコンビネーション!

・WSWはなんとかボールを奪ってもすかさず攻守を入れ替えて前からボール奪回を狙ってくる浦和のプレッシャーに抗しきれずに簡単にボールロスト。なんとか繋ごうとしてもパスミスが頻発してどうにもならず。WSWの決定機は37分浦和左サイドからどフリーでクロス→中でヘッドがバーを叩いた場面だけ。

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・とにかく大敗しなければいい浦和が前半で3-0のリードともなると試合は終わったも同然。これで緩みが生じたのかどうか判りませんが、後半の浦和は一転して守備がユルユルに。49分ズラタンのボールロストを機に縦パス一本で11番に裏抜けを許し、GKと1対1を作られたのが典型ですが、球際で競り負けて不用意をボールを失ったり、前目でボールを奪いきれずにがら空きの中盤のスペースを使われてしまったりする場面が増えてきました。

・またミシャも大宮戦を見据えてか、大宮戦でもスタメンと目される武藤&関根を早々に下げて興梠&菊池を投入。ところが興梠はともかく、菊池の出来が攻守とも芳しくなく、使い詰めで疲労困憊の槙野の一対一が怪しくなっていることも相まって、浦和左サイドが終始炎上気味に。

・悪いことは続き、今度はズラタンが負傷。ミシャはやむなくラファエルを投入しましたが、すぐには戦局を変えられず、楠神が青木&槙野を交わしてループ気味に西川の頭上を抜いてゴール。普段の槙野なら楠神レベルの選手に簡単にシュートを撃たせるようなヘマはしないと思うのですが・・・

・ところがやむを得ず入れたはずのラファエルが悪い流れを断ち切るどころか、既に死体と化している相手を何度も蹴り上げる情け容赦のない大活躍。71分には柏木のロングフィードを受けたラファエルが李とのパス交換で簡単に裏抜けしてゴール。80分にはロングカウンターで興梠→ラファエル→柏木と繋ぎ、柏木→ラファエルで裏抜けしてゴール。ラファエルのシュート精度はとにかく正確無比で、裏に抜けた瞬間にゴールを確信してもいいくらい。アホほどGKにぶつけてしまうFWとはモノが違う!

・試合終了間際にはまたまたロングカウンター炸裂。自陣深くから青木→李→ラファエルと繋いで、相手に競り勝ったラファエルが自陣からドリブルで一気に加速。ラファエル→興梠→ラファエルと繋ぎ、ラファエルがハットトリックを狙って強引に撃ちに行っても誰も文句は言わないであろうシチュエーションなのに、ヒールでより体勢の良い興梠に繋いで興梠がゴール。

・より確実な方策を模索し続けながらゴールを陥れるのがミシャスタイル。これを完璧に遂行したラファエルの利他精神ってミシャには感☆RUIやで、きっと。

・ただ浦和の後半の出来があまり良くなかったのも事実でWSWにもそれなりに決定機があり、西川のセーブで難を逃れた場面もありましたから、後半のスコア3-1は単にFWの決定力の差と言っても差し支えないでしょう。終盤はとにかく圧巻のラファエルショーでした。

・GL突破が決まったとはいえ、同日上海上港もソウル相手に勝ったため、1位通過決定は最終節まで持ち越し。2位通過だとラウンド16で江蘇蘇寧と対戦する羽目になって何かと面倒なので、最終節も手は抜けません。

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-----ズラタン-----
--武藤-----李--
関根-青木--柏木-駒井
-槙野--那須--森脇-
-----西川-----

(得点)
14分 関根
18分 ズラタン
43分 李
66分 楠神(WSW)
71分 ラファエル
80分 ラファエル
90+4分 興梠

(交代)
52分 関根→菊池
55分 武藤→興梠
62分 ズラタン→ラファエル(負傷交代)

・この日の青島ビール賞は2アシストの駒井。てっきり得点者じゃないとこの賞は貰えないものと思っていただけに、これは超ポジティブサプライズでAFCも見るべきところは見ているものだと感心。駒井はドリブルに固執しがちだった加入当初から比べると明らかに選択肢が増えており、さらに守備意識が格段に向上。関根とのポジション争いの過程で成長しているのがはっきりと判ります。

・ズラタンはポストプレーがあまり上手くないのでミシャスタイルの1トップとしては正直イマイチで、しかも今年は新加入のラファエルに活躍の場を奪われたせいかちょっと焦りもあるように見受けられますが、スペースがふんだんにある状態で裏を狙わせるとそれなりに活躍してくれます。またこの日は前線からの守備も懸命にこなしてくれました。相手CK時の対応も含め守備貢献はラファエルより上なので、ACLはズラタン先発、途中からラファエルが望ましいのかも。それだけに負傷退場時に顔を覆った仕草が気になりました。大怪我でなければいいのですが。

・ズラタンの故障がなければラファエル投入はなく、おそらく柏木→長澤or槙野→田村という試運転があったかと。この辺は両者とも巡りあわせが悪いといか運がないというか。

・この日残念だったのは菊池の出来。リーグ戦初先発となった瓦斯戦は関根が小破して90分使えないので、それまで繋ぎとして大過なく出来れば合格と思っていましたが、この日は非常に気楽な状況下。せっかく40分以上という長い出場時間を与えられたのに攻守とも何の役にも立たず。駒井も加入当初の出来は悲惨で「良い面もあるが、それ以上に悪いところが目立つ」感じでしたが、菊池は良い面すら見いだせず。空回り気味でもいいから、とにかくがむしゃらに走り回る姿を見たかったのに、それもなし。

・もっとも駒井も戦力になったのがようやくシーズン終盤になってからでしたから、ここで菊池を見切る必要なんて全くありません。ただWBが出来る梅崎の復帰が迫っている中で菊池に今後出番があるかどうか。

・3人代えてから終盤に西川が傷む一幕も。その後「大丈夫!」と言わんばかりにボールを蹴っていましたが、ホンマに大丈夫なのか???

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2017.04.26

喜楽々@東川口 ~ (鶏白湯)喜楽々らーめん

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 東川口駅を出て武蔵野線の築堤沿い(南側)に東へ。埼スタへの行き帰りにしょっちゅう店の前を通っていますが、周囲にラーメン屋が増えたせいか案外再訪の機会がなく、なんと約5年ぶりの再訪。先客4、後客2。

 超久しぶりの往訪なので、店内の券売機でボタン先頭の「喜楽々らーめん・細麺(720円)」を注文。着席すると麺の堅さを聞かれたので「堅め」でお願いしました。

 メニューは他に「津軽らーめん」「つけ麺」「担々麺」。さらに季節限定メニューもやっていて、往訪時は「鶏絲担々麺」でした。

 店内はL字型カウンターが10席程度。厨房内にはスタッフ2名。

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 浅くて広口の丼で登場。スープは店の能書きによると「モミジ・鶏ガラ・種鶏などの食材を白濁するまで長時間煮込んだ鶏の白湯スープ」とのこと。塩ダレは控えめ、かつ無化調で鶏出汁の旨味を存分に楽しめます。また能書きには「味が薄いと感じる場合は、塩昆布を加える」とありましたが、その必要は全く感じず。揚げネギも味わいにアクセントを加えるのに一役買っています。赤いクコの実は彩りを添える程度。

 ただ食べ進むと少々淡白かつ単調という感じにもなるので、途中で卓上のラー油を投入してピリ辛に。これで最後まで飽きずに楽しめました。

 麺は自家製の細麺ストレート。量が足りない場合は替え玉を進めているようですが、スープが冷めやすいこの丼で替玉は無謀な気がします。また麺は太麺も選べますが、このスープだと太麺は強すぎるかと。

 チャーシューは柔らかくて崩れやすいタイプ。メンマの代わりに酸味のある茎野菜みたいなのが入っていましたが正体不明。

 東川口のラーメン店の中ではクォリティーが頭抜けていることを再確認。長らく放置していたことを反省して、間をおかずに再訪しないと!

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2017.04.25

【閉店】ミライゑ@志茂 ~ TOKYO醤油ラーメン

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 赤羽岩淵駅と志茂駅のほぼ中間。北本通沿い。4年ぶりの再訪で、先客ゼロ、後客3

 券売機ボタン先頭の「TOKYO醤油ラーメン(780円)」を注文。平日ランチタイムは麺大盛or日替わりごはんor卵かけごはんが無料サービスということで、日替わりごはんを付けてもらいました。メニューは他に「濃厚SILKYつけ麺」「牛煮込みまぜそば」など。

 店内はL字型カウンター10数席で割とゆったりとした造り。厨房内は店主と女性スタッフだけでしたが、女性は銀髪で化粧も完全にラーメン屋離れ(苦笑)。

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 深めの丼で登場。スープは鶏・豚など動物系ベースで若干甘目。かえしがいたずらに自己主張せず、全体のバランス感が良いため、まろやかで無化調らしいあっさりすっきりした味わいを堪能できました。ともすれば無化調にありがちな物足りなさを大きめのチャーシューから染み出る旨みが巧く救っているような気もしました。

 三河屋製麺の麺は細めのストレートで、見た目よりも噛み応えがあり、スープの絡み、相性ともいたって良好。スープが少ないわけではありませんがあっさり味だけに、大盛りにするとスープとのバランスが崩れそうで、量的に物足りない時はご飯ものをつけたほうが無難。もっともデフォルトだと麺の量が少ないわけではありませんが。

 一方太目のメンマはやや筋っぽくてイマイチ。他にナルト、刻みネギ、海苔。

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 この日の日替わりごはんは「ピリ辛穂先メンマごはん」。

 前回往訪時は場所柄からすればやや高いと思いましたが、4年間値上げせずに頑張っていたらすっかり割高感は解消され、平日ランチサービス付きならクォリティーに比べてむしろ安いと思える感じに。これなら他のメニューで再訪価値十分あり。

 もっとも場所に似合わない気取った感じは相変わらずでしたが(さらに苦笑)。

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2017.04.24

【観戦記】17年第4節:浦和L 0-3 日テレ

・試合内容は勝った千葉戦よりはるかに良かったどころか、前半は日テレを圧倒。しかし、長野戦同様優勢な時間帯に一点も取れなかったのが敗因。逆に連携ミスからひょっこり先制点を喫し、その後は全く良いところなく立て続けに失点。3失点目なんてキックオフ直後にボールを失ってそのまま植木一人にやられるという、気持ちが切れているどころか負け癖が付いているとしか言いようがない甚だ情けない失点でした。

・善戦はしたが終わってみればボロ負け。こうなると前半の優勢も単に日テレが浦和の疲弊を待っていただけ、言い換えれば日テレの掌の上で踊らされていただけという見方もできなくはありません。といってもアホほど決定機を与えて文字通り力負けという試合内容でもなく、せめてウノゼロの負けで先々希望を持たせるような結果に収められなかったかと悔やまれます。

・繰り返しになりますが、この試合の前半は浦和は日テレを圧倒していました。浦和はいつもどおり最終ラインを高く押しあげて、果敢に日テレに前からプレッシャー。概して球際での競り合いにも優勢で浦和が徐々に中盤で優位に立ち、必然的にボール支配でも優位に。

・ボールが繋げない日テレは最終ラインからの縦ポンで浦和の高い最終ラインの裏狙いを執拗に狙うだけというしょーもない攻撃に終始。それでも田中が一回だけ裏抜けに成功しましたが、そこは池田が難なくセーブ。

・ただ前半のシュート数7対3というスタッツほど浦和が押していたかとなるとそうとも言えず、その辺がこの試合の評価の難しいところ。中盤で劣勢であっても日テレの最終ラインは固く、浦和はその最終ラインを崩しきれずに菅澤なり加藤なりがミドルレンジからシュートを放つ場面が目立ちました。シュートは枠内に飛び、GKがなんとか弾いて難を逃れる場面もあったので悪い選択ではありませんが、日テレから見れば「撃ってくれてありがとう!」とも言えるかと。

・エリア内からの決定機で最も惜しかったのは栗島のクロスがフリーの吉良に渡った場面。しかし、吉良のシュートは枠外。続いて加藤→吉良のチャンスもありましたが、角度がなくてシュートは枠外。

・後半になると日テレがいきなりギアアップしたのか、単に浦和の運動量が落ちたのか、浦和は中盤の優位を失って形勢は五分五分に転じましたが、最初に決定機を掴んだのは浦和。ロングフィードを菅澤ポスト→猶本という絶好機を得ましたが、猶本のシュートは惜しくもパアーーーンと派手にポストを叩いて先制ならず。終わってみればこの絶好機を活かせなかったのが勝ち点1すら奪えない主因になってしまいました。

・逆に69分ハイボールに対して浦和CBと池田の連携が怪しくなり、池田が中途半端に前に出たところを籾木にループで抜かれて失点。後半サイド攻撃を喰らっても決定機は与えずに堪えていただけに、あっけないというかなんというか、狐につままれたような失点でした。もっとも千葉戦でも高畑がハイボールの処理を誤ったことから失点しており、浦和の課題がまたしても顔をのぞかせただけかのかも。

・さらに76分日テレCKをクリアしきれず、田中に鮮やかにバイシクルで決められて失点。セットプレーでの失点が多いのはここ数年なんら修正できず。これで集中が切れたのか、77分植木が「一人で出来た!」。

・石原監督は先制点を取られる直前に吉良→清家と代えたのを皮切りに次々と3選手を投入しましたが、敗色濃厚な戦局に波乱を巻き起こす予兆すらなく、ATにCKから菅澤に決定機があったくらいでそのまま試合終了。

・長野・神戸・日テレと昨年の上位陣から一つも勝ち点が奪えず。成熟に時間がかかる難しいサッカーをやっているので、序盤は苦戦するだろうという予想通りの展開になり、続く仙台にも負けてしまうと今年も残留争い行きが濃厚になってしまいます。それにしても決定機を決めないとトンネルから抜け出すのは難しいわなぁ・・・

---吉良--菅澤---
-加藤------柴田-
---猶本--筏井---
木崎-高畑--長船-栗島
-----池田-----

得点:69分 籾木(日テレ)、76分 田中(日テレ)、77分 植木(日テレ)

68分 吉良→清家
72分 筏井→水谷
81分 加藤→塩越(柴田が左SH、清家が右SHへ)

・カップ戦で良かった白木が不運に野前節神戸戦で負傷してしまい、この日の菅澤の相方は吉良。吉良は2トップの一角として攻守ともになかなかの働き。吉良が好調だと「菅澤頼みの○サッカー」に陥らず、浦和の攻撃も多少バリエーションが増えてきます。それだけ吉良にはなんとか決定機をものにしてもらいたかったのですが。

・その吉良に代えて投入された貴子様ですが、こちらは全く良いところなくシュートも撃てず。大怪我から一応試合に出られるまで回復はしたが試合勘がないのか、キレが戻っていないのか、あるいは周囲が貴子様の使い方を忘れてしまったのか?塩越投入後、貴子様が右SHに下がったのは全くの謎。

・【今日のゆずほ】前節神戸戦に続いてベンチスタート。残り10分くらいで1.5列目的に起用されましたが、1、2本スルーパスを通したくらいでさしたる見せ場なし。今日の吉良の出来だと次節もスタメンは無理そう。

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2017.04.23

【観戦記】17年第8節:浦和 3-2 札幌 ~ 言えなかった「札幌お前はもう死んでいる」

・シュート数20本。序盤から決定機の山を作ったものの、GKク・ソンユンの奮闘もあって興梠を筆頭に浦和は決定機を外しに外し、しかも後半はミスも目立って1点差にまで追い上げられ、勝つには勝ったが正直なんだかなぁという試合。

・ミシャも試合後に語っているように本来仙台戦同様大差が付いて然るべき試合で、札幌は得点場面以外決定機はほとんどなく、それゆえ札幌が良かったとは全く思わないのですが、上海上港・FC東京と難敵をウノゼロで降した試合と比べるとこの日の浦和はどう見ても緩かった。終盤槙野が効果的とは言えない攻撃参加をした後に守備に戻らなかったり、森脇が無謀なスライディングタックルでイエローをもらったのが失点に直結したりと、「上海上港相手だったらそれやるか?」というプレーがちらちら。

・ミシャもミシャでなぜか交代枠を一つ余らせて試合終了。ATになって選手達は相手陣コーナーで懸命に時間稼ぎしているのに、ミシャは何を考えていたのだろう?

・ただ従来の浦和であれば、こんな緩んだ試合では必ずと言ってもいいほど勝ち点を落としていた。5年前に既に降格が決まっている札幌にホーム埼スタでまさかの完敗を喫したのがその好例。従って、たとえなんだかなぁな試合でも勝ち点3を積み上げられたのは浦和もちびちび成長していると前向きに受け止めて良いのかもしれません。

_2003

・札幌は守備時いつもの5-3-2ではなく、都倉の相方(菅)が後方に下がって5-3-1-1、さらには3ボランチと一体化して5-4-1でリトリート主体の守備。浦和が西川にボールを下げた時に前に出てくるくらいで、基本都倉も含めて自陣に引き籠っていました。しかし、こういう古典的な浦和対策には浦和も慣れっこで、ほとんど機能しなかったといっても差し支えないでしょう。

・札幌CB陣はラファエルや興梠に簡単にポストプレーを許してしまうこともあってか、浦和は前三人がバイタルエリアで前を向ける場面が非常に多かったかと。また5トップ気味の浦和に5バックで対峙するのは良いとしても、左WB田中が対面の関根に全く歯が立たないので、そこから札幌の守備は連鎖的に破綻したように見受けられました。

・さらに札幌は思い切って最終ラインを押し上げると興梠にいとも簡単に裏を取られてしまう。もっとも興梠は何度も裏抜けに成功しながらどうしてもシュートが決まらず、これが試合を難しくしたといってもいいくらい。

・加えて札幌が深い位置でなんとかボールを奪っても、すぐさま浦和に圧力をかけられて都倉へ放り込む暇もなく、簡単にボールを奪い返される場面が前半は目立ちました。

・浦和の先制点は柏木CKからラファエル。自分がヘッドで競ったボールのこぼれ玉にいち早く反応してゴールというラファエルらしいもの。

・その後も24分カウンターから武藤→ラファエル、29分関根→武藤、30分武藤→裏を取りかかった興梠、32分ラファエル→バイタルエリアから武藤と決定機を量産するも決められず。GKク・ソンユンがラファエルのシュートを止めた場面はGKを褒めるべきでしょうが。

・そして34分何もできなかった札幌がワンチャンスをモノに。田中→都倉に簡単にポストプレーを許してしまい、都倉→菅→裏抜けした兵藤がゴール。現地では菅→兵藤がオフサイド臭く見えたのですが、しっかり宇賀神が残っていました(´・ω・`)ショボーン その後槙野が執拗に副審に詰め寄っていましたが、槙野自身はオフサイドラインとは何の関係もないところにいたので全く意味不明。

・決定機を外しに外し、相手にワンチャンスを決められてしまうというのは非常にまずい流れですが、それをすぐさま断ち切ったが関根。宇賀神クロス→興梠ヘッドはGKがかろうじてセーブしましたが、そのこぼれ玉を関根がぶちこんでくれました。

・1点ビハインドで折り返した札幌は後半になってかなり積極的に前に出てくるようになり、都倉が強靭なフィジカルを利してゴリゴリ仕掛けてくる場面が目立ちましたが、地上戦なら都倉もたいして怖くはなく、浦和守備陣は寄ってたかって最前線で孤立気味の都倉に対処。浦和最終ラインが下がってしまうような場面はあまりなく、都倉をゴールから遠ざけるのに成功していたので、結局のところ札幌の得意パターン=サイドから都倉へのハイクロスを許す場面もほとんどなかったかと思います。

・ところが浦和も浦和で後半は急激にパスミスが増えて決定機どころかシュートも満足に撃てなくなり、なんだかなぁな試合展開に。62分柏木→宇賀神が完全に裏抜けに成功しながらクロスが直接GKに渡ってしまった大失態がその象徴。

・67分武藤→裏抜けに成功した興梠のシュートは無情にもクロスバーを叩き、71分CK→槙野どんぴしゃヘッドはゴールライン上でDFがクリアとなんとか掴んだ決定機も決められず、またしても嫌な流れになりかかったところで72分ラファエル→またまた裏抜けに成功した興梠がついにPKを奪取。この日全くシュートが入らない興梠にPKを蹴らせるなんて狂気の沙汰だろうと思いましたが、興梠はきっちりPKを決めてひと安心。

・札幌はほとんど決定機を作れていないので2点差あれば十分とミシャは考えたのか、中3日のWSW戦を睨んだかのに柏木、宇賀神と交代。札幌は伸二を入れて反撃を試みるもほとんど伸二にボールが送れないので反撃も体をなさず、そのまま試合終了かと思いきや、浦和は攻め倒すのか守りに徹するのかいかにも中途半端になっただけでなく、冒頭指摘したような緩みが見え隠れするようになってやらずもがなの失点。西川は伸二が蹴るものだと思い込んでいて、福森が高精度のFKを蹴れることを予想しなかったような残念な反応でしたし。

・仙台戦をピークに浦和の調子は下降線に入ったという懸念を払拭できないまま挑むことになったホームWSW戦は果たしてどうなることやら。

002

-----ラファエル-----
--興梠----武藤--
宇賀神-阿部-柏木-関根
-槙野--遠藤--森脇-
-----西川-----

(得点)
20分 ラファエル(CKのこぼれを押し込む)
40分 関根(興梠シュートのこぼれを叩き込む)
74分 興梠(PK)

(交代)
75分 柏木→青木
82分 宇賀神→駒井(関根が左WBへ)

・スタメンは前節から菊池→関根の入れ替えのみ。関根は小破して上海上港戦を休み、FC東京戦も半休したせいもあってか、凄まじい切れを取り戻して対面の田中雄を文字通りチンチンに。哀れにも田中雄は後半半ばに足を攣って交代させられる羽目に。

・一方ミスが目立ったのが阿部。幸い致命傷には至りませんが、早い時間帯から細かいパスミスが頻発していて不安でなりません。FCソウル戦以外全試合フル出場なのでこうなってしまうのもやむを得ないのでしょうが・・・

001

---菅---都倉---
--兵藤----荒野--
田中---宮澤---早坂
-福森--横山--キムミンテ-
-----クソンユン-----

(得点)
34分 兵藤(菅からの縦パスで裏抜け)
87分 福森(直接FK)

(交代)
72分 田中雄→内村(菅が左WBへ)
79分 荒野→小野
90分 早坂→上原

・伸二には選手紹介時のみならず、交代出場時にも拍手とブーイングが相半ばしたような格好。浦和復帰後の去り際が多少残念だったとはいえ、J2降格時にも浦和に残留し、超若手なのになぜかキャプテンを引き受け、しかも昇格初年になんとか残留できるだけの勝ち点を積み上げた後に浦和を去った伸二には感謝しかありません。だから試合終了時こそ盛大な拍手で送りたかったのが正直なところ。でも試合中はあくまでも敵なので、そこは愛を込めてのブーイングじゃないかなぁ・・・

・ミシャが絶賛注目中の福森。森脇ばりに高いフィード&クロスが出せるCBなのでミシャ好みなのは明々白々ですが、森脇以上にスピードがなくていとも簡単に裏を取られてしまうというのはどうなんだろう?福森のケツを拭く遠藤が死ぬぞ。

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2017.04.22

あがら@戸田公園 ~ (和歌山風)豚骨中華そば

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 戸田公園駅北側の五差路角。目の前に「餃子の王将」あり。「和歌山中華そば」がウリの店で2年半ぶりの再訪。開店5分前に到着したところ先客ゼロでしたが、開店までに8名もやって来て結構な人気店になったようです。開店後も客が4、5人やって来て店内に待ち客発生。

 店内の券売機で、店イチ押しの「豚骨中華そば(680円)」を注文。さらに「ライス(100円)」をつけてみました。他に魚介系の「中華そば」や「カレー中華」さらに「つけそば」がありました。後客の様子を見ると、店のウリに反して「つけそば」の注文が目立ちました。

 店内は縦長I字型カウンター9席と、入口近くに4人掛けテーブル1卓。郊外店らしくゆったりとした店構え。厨房内にはスタッフ3名。

 卓上の能書きを読むと、「豚骨中華そば」は店主が生まれ育った和歌山の豚骨醤油中華そばをイメージしたものとのこと。ただ店内に和歌山を連想させるようなものは多くありません。

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 ややとろみがついたスープは豚骨の旨み全開で、豚骨臭もそこそこ。ただ豚骨が濃い以上にかえしの自己主張が強くてかなりしょっぱいのは困りもの。和歌山の「カネイワ醤油本店」の「天然醸造醤油」を使っているとのことですが、ちょっとやりすぎでせっかくの豚骨の旨味を減殺しているような気がします。前回来た時はここまでバランスが悪くなかったはずですが。

 麺は三河屋製麺の細麺ほぼストレート。心持ちごわごわした食感で、細麺にも関わらずスープに負けている印象は全くなく、これは好み。ただ量は140gと少なめ。麺の性質やスープのしょっぱさを考えると大盛(+100円で210g)にするより、ライスをつけたほうが正解かと。

 具はナルト、薄くて小さいバラ肉チャーシュー3枚、メンマ、きざみねぎと値段相応に寂しい感じ。ごはんのおかずには少々もの足りないので、しょっぱいスープの助けを借りて完食。

 つけそばを頼む人が思いのほか多いのも判るような気が。

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2017.04.21

【展望】17年第8節札幌戦

・札幌と対戦するのは2012年第28節以来。既に降格が決まっている札幌にホーム埼スタでまさかの完敗を喫したあの試合以来の対戦です。

・札幌とは浦和J2時代から3年に渡って死闘を繰り広げたため、古参サポには「札幌=永遠のライバル」っぽい位置づけになっています。ひょっとするとゴール裏で「お前はもう死んでいる」のダンマクが掲げられるかもしれませんが、それはその頃の名残です。

・しかし、その後札幌は基本的にJ2で、たまにJ1に上がってまたすぐにJ2に沈む、エレベーターならぬ「サブマリンクラブ」になってしまったので直接対戦の機会は少なく、札幌戦を見るのは初めての方もいるかもしれません。基本オリンピック開催年に札幌が昇格する感じだったのですが、2016年リオ五輪には間に合いませんでした。

(成績)

・勝ち点8(2勝2分3敗)の15位。前回J1だった2012年は勝ち点わずか14で再降格の憂き目にあっており、7節消化時点では勝ち点1でしたから、その頃を考えれば長足の進歩。ホームで非常に強いのが特徴で、今年も広島やFC東京を下し、C大阪や川崎と引き分けて勝ち点を積み上げていますが、その一方アウェーは全敗。

(戦力)

 ・長らくJ2にいたチームなので顔なじみのある選手が少なく、補強も左WB田中雄(神戸)、CB横山(大宮)、MF兵藤(横浜M)、MFキム・ミンテ(仙台)、FW金園(仙台)、早坂(鳥栖)など前所属クラブで出番が減っていた選手がほとんど。J1昇格を祝うような目玉っぽい補強はなし。

・しかも昨年のレギュラー格に故障者が続出して苦しい陣容を強いられています。具体的にはFWヘイス、FW金園、MFジュリーニョ、CH深井、CH稲本、CB増川が故障離脱中。さらに前節川崎戦でMF内村が負傷退場。CB菊地も第1節に途中交代後出場していないので故障かもしれません。

・ところが、その穴を埋めるべく新戦力の横山・田中雄・兵藤・キムミンテががっちりスタメンを確保してそこそこの成績を残しているのにはびっくり。ただ右CBに入っているキム・ミンテは本職ではないので結構危ういプレーが散見されます。

・左CB福森はミシャがツバをつけている選手で、高精度のロングフィード&クロスを供給するだけでなく、セットプレーのキッカーも務めているので要注目。

(戦術)

 ・基本的に5バック3ボランチの5-3-2で耐える時間の長いチーム。ただ専ら自陣に引き籠るわけではなく、状況なり相手なりを考えて前から追ったり、一転して引きこもったりと柔軟に対応して来ます。ビルドアップが巧くないFC東京に対して序盤はかなり前からガツガツ行ったのが見事に奏功し、リードすると一転して自陣深く引き籠るという見事な闘いぶりで完勝しました。

・攻撃はほぼ「戦術は都倉」。極端に言えば、ボールを奪ったら手数をかけずに都倉目がけてロングボール。あとは都倉の落としたボールを相方FWなり荒野なりが拾っていきなりズドーーンとか、都倉のボールキープを信じて周囲が押し上げ、サイドからのクロスを再び都倉がドッカーン!とかそんな感じ。都倉のみならず長身かつフィジカルが強いが多いのでセットプレーも大きな武器になります。

・J1神戸在籍時の都倉はさっぱりだったので、「都倉はJ1では通用しない」「都倉戦術ではJ1ではだめだろう」という先入観を持っていましたが、J2無双で自信をつけたのが良かったのか、都倉は久しぶりのJ1でそれなりに活躍して既に4ゴール。ただ横浜Mや甲府には全く通用しなかった一方、広島やFC東京にはかなり効いて、都倉の効く効かないがそのまま勝敗に直結してしまうのが札幌の悩ましいところ。

・故障が癒えた伸二が試合展開次第では途中から出てくるかもしれません。こういう形で伸二と邂逅するとなると些か感慨深くなるでしょうが、伸二が出てくると「いきなり都倉」は影を潜め、自由に動く伸二にボールを預けて局面打開を図る「伸二王様スタイル」っぽい戦術に変わります。

(浦和の対応)

 ・ユンジョンファン時代の鳥栖が得意とした「豊田へのロングボール攻撃」を浦和は苦手としていただけに、札幌の「戦術は都倉」にも苦戦が予想されます。最終ラインを高く保てているうちは問題ありませんが、終盤疲れて中盤のプレッシャーが効かなくなり、最終ラインが下がってしまうと極めて危険。今週は週央の試合がありませんが、前節FC東京戦の出来を見ると浦和の各選手もかなり疲れているようで、そこら中で競り負け当たり負けが頻発して苦しい試合になってしまうかもしれません。

・スタメンは前節から菊池→関根と入れ替わるだけと思います。札幌戦からWSW、大宮、鹿島と中3~4日の4連戦となり、FC東京戦の出来を見ると浦和のコンディションは目に見えて低下しつつあるように伺えるだけに、ちびちびとしたローテーションは必須でしょう。

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<前節:札幌 1-1 川崎>

---都倉--内村---
--兵藤----荒野--
田中---宮澤---早坂
-福森--横山--キムミンテ-
-----クソンユン-----

(得点)82分 都倉

50分 内村→菅(負傷交代)
79分 田中→小野
90+3分 荒野→前

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2017.04.20

博多長浜らーめん いっき@谷在家

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 花の枝橋で芝川を渡り、高速川口線をくぐってそのまま直進。「コナカ」のさらに先。一応日暮里・舎人ライナー谷在家駅が最寄りになりますが、かなり距離があります。「ばど」に替え玉無料サービス券が付いていたのを契機に約1年半ぶりの再訪。開店間際に到着して先客ゼロ、後客4。相変わらず戸外に豚骨臭垂れ流し。

 今回も「らーめん(650円)」を麺バリカタで注文。後払い制で伝票は特段ありませんが、会計係が注文内容をちゃんとチェックしています。

 店は郊外店らしくテーブル席主体で4人掛けが3卓、2人掛けが2卓。厨房に向かってカウンター6席。テーブルには基本どおり白ごま・紅しょうが・辛し高菜・らーめんのたれ等。

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 そこそこの粘度をもった本格濃厚豚骨スープ。店内のとんこつ臭と比べると、ラーメンのとんこつ臭はそこそこ抑え気味な感じがしましたが、豚骨の旨みが十二分に引きだされていて大満足。

 極細麺もポキポキとした歯応えが嬉しく、スープとの相性もばっちり。具はきくらげ・刻みネギ、チャーシュー、海苔といたってシンプルかつスタンダード。

 さらに無料サービス券を利用して替玉(通常120円)を注文。バリカタだと個人的にはちょっと粉っぽい感じがしたので、カタのほうが良かったかな?替玉は紅しょうが、白ごまや辛し高菜を入れて味を変えて楽しみました。ただ元ものスープの出来がいいので、辛子高菜はほんのちょっぴりで。卓上にラーメンのタレがありますが、高菜を入れれば特にタレを追加する必要はないかと。

 近場にこのレベルの豚骨ラーメン店があるから、博多ではもはやラーメンではなく、他のローカル食を試したほうがいいかも。

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2017.04.19

超ごってり麺 ごっつ@亀戸 ~ 背脂たっぷりしょうゆラーメン

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 総武線亀戸駅を南へ出て京葉道路に架かる歩道橋を渡り、交差点南西角付近。約4年半ぶりの再訪。先客4、後客3。

 背脂ドロドロで有名な店で、店内の券売機で「しょうゆラーメン(750円)」を注文。背脂の量を聞かれたので「普通」で。また終日麺大盛/中盛/半ライスの無料サービスをやっているので、半ライスをつけてもらいました。

 メニューは他に「みそ」「カレーラーメン」や各種つけ麺等。券売機のボタンがやたらごてごてしています。

 店内は縦長カウンター15席くらい。席間はわりとゆったりしていますが背後が狭く、水セルフで給水器を券売機横に置いてあるだけなのでチト面倒。

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 背脂以前に刻みネギがどっさり載っているのに意表を突かれました。その背後に茹でモヤシが隠れています。ネギやチャーシューが丼を覆っていることもあって、外見的には背脂はそれほど目立たず。

 ただいざ食べるとなると背脂の量は相当なもの。これで「背脂多め」にしたらもはや食べ物と呼べるのかどうか・・・とんこつベースのスープは太麺に合うように濃い目かつしょっぱめに作ってあるようで、店員は濃いと思う客には割りスープを勧めていましたが、ネギやモヤシなどを麺に絡めながら食べる分にはしょっぱさや脂っぽさはさほど感じず、美味しく食べられます。でもさすがに飲むのは無理。
 
 菅野製麺所製の麺は太めの縮れ入り。やや柔らか目の茹で上がりで「ごってり麺」という語感から来る力強さはなく、もうちょっと堅茹でにしてほしいくらい。また並は「茹でた後280g」とのことですが、たっぷりネギやもやしのせいか、表示より少々多い気がしました。

 チャーシューは薄い上にすぐに崩れてぐだぐだになってしまい、いとも簡単にスープに埋没。この手のラーメンによく合うコショウを適宜振りかけてアクセントを付けつつ、半ライスでしょっぱいのを緩和しながら難なく完食。

 あまり好きなジャンルではありませんが、たまに食うにはいいかな?

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2017.04.18

次念序@鴻巣 ~ つけめん大盛

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 高崎線鴻巣駅西口から南へ歩いて10分弱。高崎線を跨ぐ陸橋の西詰近く。この辺り随一の人気店で開店直後に到着したにも関わらず先客4、後客ゾロゾロとあっと言う間に満席になり、すぐに店内に待ち客発生。鴻巣駅の駅員も制服姿で連れ立ってやってきました。

 店内の券売機を見るとボタンは「つけめん」だらけ。「中華そば」はあるにはあるという感じだったのであまり期待できないものと判断して「つけめん(750円)」を大盛(+100円)で注文。ところが他の客の様子を見ると中華そばを頼んでいる人が案外多くて驚きました。

 店の構造が変わっていて入口脇に券売機、戸口をくぐるとなんと待合室、そしてその奥が客席。客席はL字型カウンター9席と4人掛けテーブル2卓しかなく、外観からすればかなり手狭。水セルフですが、狭い客席の中ほどに給水器があるだけなのでチト面倒。卓上には卓上焙煎黒七味、酢、白胡椒。

 厨房内にはスタッフが3人いて一人は修業中といった感じでしたが、仕切っている兄ちゃんがえらく若くてびっくり。接客係も二人いましたが、これまたオバチャンがもう一人を指導中。

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 茹で時間が長いので20分近く待たされ、中華そばにバンバン抜かれながらようやく登場。つけ汁は魚粉大量混入の動物魚介ベース。端的に言って一昔前の「またお前か」。もっともつけ汁は少しトロミがある程度。また魚粉も多くは底に沈殿して、麺を絡めている分にはざらつきは感じませんでした。麺が極太なせいもあって必要以上につけ汁が麺に絡まず、この手のつけめんにしては重くもくどくもなく、妙に甘ったるくもなく、極めてバランスが良い出来だと思います。

 茶褐色を帯びた麺は極太ストレート。心持ち堅めで、しかもいかにも小麦の密度が濃そうな麺で噛み応えが強くて気に入りました。量は並でも300gあることに後で気づき、これなら大盛(450g)にする必要は全くなかったと後悔するも時すでに遅し。ただつけ汁のバランスの良さに助けられて大盛りでも箸が止まることなく一気に完食。もっとも食後は腹にずっしり来ました(苦笑)

 つけ汁の中には丸いチャーシュー、メンマ、ナルト、海苔、刻みネギ。スープ割りを頼んだところ「柚子を入れますか?」と聞かれましたが、もちろんYesで。ただ麺を絡めている分には全く苦にならなかったつけ汁もスープ割りだとかなり濃くて、相当スープを入れてもらわないと飲みづらくて参りました。

 総じて「またお前か」の中ではつけ汁・麺とも相当レベルが高いのは確か。

 なお「中華そば」は並でも250gと量が多く、しかも650円と安いので、どう見てもつけめん推しの店にも関わらず人気があるのかも。

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2017.04.17

【駅ハイ】春色に染まる千駄ヶ谷の旬めぐり

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 千駄ヶ谷駅を起点に神宮外苑と赤坂御用地をぐるっと一周。

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 約7.5kmと短めのコースで、しかもうち半分は赤坂御用地の回りをただ歩くだけなので、単なる散歩には良いが行楽としてはちょっとしょぼかった。

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【TV観戦記】17年第7節:FC東京 0-1 浦和 ~ 勝った~!勝った~!また勝った~!弱い瓦斯にまた勝った~!

・ACL上海上港戦のダメージは殊の外大きかったようで、浦和の出来はいたって低調。急に夏日になったことも相まってか後半は早々に足が止まり、自陣で耐える時間帯が長くなりましたが、序盤に奪った1点を守り切って逃げ切り勝ち。

・浦和は中4日なのに対してFC東京(以下「瓦斯」)は週央に試合がなく、しかも怪我人もいないのにどこから沸いて来たのかATが5分もあって「どうしても瓦斯に勝たせたい何か」の力を薄々感じざるを得ませんでしたが、そんな追い風を受けても浦和に勝てないのが瓦斯。これほど出来の悪い浦和に勝てないとは・・・・

・瓦斯は4-4-2の布陣で、昨年同様ペース配分もへったくれもなく前から激しくプレッシャーをかけてきました。これ自体は悪くはなく、試合開始早々に浦和最終ラインでの緩い横パスを奪って阿部拓に絶好機。その直後にも阿部のエリア内での緩い横パスを奪って永井がシュートという場面がありました。しかし、阿部拓のシュートは西川が難なくセーブ、永井のシュートは遠藤にブロックされて得点ならず。

・しかも終わってみればここで瓦斯が先制できなかったのが全て。それどころか14分に浦和のカウンターを喰らって先制されてしまいました。浦和先制の場面は、瓦斯のリスクマネジメントを無視したかのような「総員突撃指令」が仇となったようなもの。なぜか梶山や橋本もボールを奪いに前に突っ込んでしまったので、遠藤からラファエルにボールが渡った時には中盤に誰もおらず、いきなり瓦斯最終ラインが危機に。

・先制した浦和は落ち着きを取り戻して危険なエリアでのボールロストもなくなり、瓦斯を押し込みながらボールを回して相手の疲労を誘う展開に。ただ暑さのためか浦和の動きは決して良くはなく、これといった決定機は作れないまま前半終了。

・いつもの瓦斯戦であれば「浦和が淡々とボールを回し続けているうちに瓦斯が先に疲弊し、終盤に浦和が追加点を挙げて完勝」というシナリオが描けそうなものですが、残念ながら先に足が止まったのは浦和。

・激戦だった上海上港戦のダメージが予想以上にでかかったのか、浦和は後半早々に足が止まり気味になり、出足でも瓦斯に負けがちになって自陣に押し込められる展開になってしましました。カウンターで反撃のチャンスを窺うも、形になったのは結局73分ラファ→興梠で惜しい場面が一度あっただけ。

・意に反してボールを持たされる格好になった瓦斯は2トップへのロングボール、あるいはSHを浦和WB裏へ走らせるような攻撃が目立ちました。前半こそ何も起こらないまま時間が徒過しましたが、後半になると前田のボールキープが効きだしてほぼ一方的に浦和を押し込む展開に。ただ如何せん押し込んでからの攻撃のアイデアがなく、決定機らしい決定機は49分前田のボールキープから橋本のシュートがポストを叩いたのと、54分東FKがポストを叩いただけ場面だけ。

・篠田監督は良いところがない永井を早々に諦めて中島を入れ、さらに切り札として最後に太田を投入したものの、共に何の見せ場もなくそのまま試合終了。両サイドから何本もクロスを入れまくりましたが、全部浦和DF陣に跳ね返されてシュートを撃てず。相手に引かれてしまうと打つ手がないのは前節札幌戦の終盤と同じ光景。ウタカがいれば違った結果になったかもしれませんが、札幌戦ではそのウタカにすら良いボールは入りませんでした。

・上海上港を曲がりなりにもシャットアウトしたばかりの浦和DF陣から見れば、ウタカ抜きの瓦斯なんて怖くもなんともない。前田も全盛期なら万能型FWの威力を発揮したでしょうけど、今はチャンスメークだけで手一杯。非力で敵戦車の装甲をぶち抜けない「ドアノッカー」だらけの瓦斯を完封するなんてお茶の子さいさい、まさに赤子の手をひねる様なものだったのかも。

・ミシャは試合後に「今日のゲームも、自分たちの狙いとするところが多く出せたゲームではなかったですし、我々が目指すような美しいサッカーではなかったかもしれませんが、今日の環境下で勝利できるベストの選択肢を取ったゲームでした」と実利優先の試合だったことを吐露。なにせ夢を追い続けてあと一歩のところでタイトルを逃し続けた「夢追い人」のチームですから、状況に応じてとにかく勝ち点を取りに行く試合ができたことを率直に評価していいと思います。

・たまたま両GKが日本代表なので、NHK-BSでは裏チャンネルを利用して「GK徹底マーク」なる企画をぶちあげていました。しかし、シュート数自体8対9(しかも瓦斯は枠内1)ゆえGKの見せ場は少なくてほぼ企画倒れに。

-----ラファエル-----
--興梠----武藤--
宇賀神-阿部-柏木-菊池
-槙野--遠藤--森脇-
-----西川-----

(得点)
14分 興梠(ラファエルからスルーパス)

(交代)
51分 菊池→関根
76分 ラファエル→青木
80分 興梠→李

・浦和は上海上港戦からズラタン→興梠、青木→武藤の入れ替えは予想の範囲内でしたが、駒井→菊池にはびっくり。小破して上海上港戦を欠場した関根の回復が捗々しくなく、しかも駒井も上海上港戦で小破したため、ミシャは苦悩の選択を強いられたのかもしれません。

・菊池はリーグ戦&ACLを通じてこれが初スタメン。正直安全運転に終始して関根とは違った持ち味を見せるには至らず。しかし大過もなく、この日は無事関根に引き継げただけで良かったと思います。駒井はデビュー当初しばしば守備に大穴を開けて失点に絡んでいましたから、全体の出来が低調な中で菊池に大きなミスがなかっただけで事実上の初陣は十分でしょう。もっとも梅崎の復帰が秒読みなので、菊池に次のチャンスが回ってくるかどうか判りませんが。

---阿部--前田---
東---------永井
---梶山--橋本---
室屋-丸山--森重-徳永
-----林------

63分 永井→中島(東が右SHへ)
80分 阿部→ユ・インス
84分 徳永→太田(室屋が右SBへ)

・瓦斯は大久保とウタカが故障欠場したため前田がスタメン出場した他、完敗した前節札幌戦から太田→徳永、田邉→梶山、中島→永井となんと4人も入れ替え。梶山以外はいかにもハードワーク出来そうな面子を連ねましたが、先制されたためにその狙いは空振りに。

・謎なのは永井のSH起用。永井の快足を最大限生かすならFWしかないはずで、SHみたいな低い位置から走らせてもたいして効果がないし、しかも守備には多くを期待できない。

・適当にロングボールを放り込んでも最前線でボールキープできる前田のスタメン起用はこの日の数少ない収穫かと。逆にいえばこれまで大久保1トップに固執して、しかもその大久保がボール欲しさにズルズル中盤に下がってくるのはいったい何なのか?

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2017.04.16

博多らーめん かしはら@池袋

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 山手通り/川越街道「熊野町」交差点を東へ。近くにドン・キホーテあり。池袋駅からは遠く徒歩15分弱。先客2、後客3。

 店内の券売機ボタン先頭の「博多とんこつ(580円)」を麺堅めで注文。ランチサービスなし。他にマー油入りの「黒」と赤味噌入りの「赤」など。

 店内はL字型カウンター7席のみ。水セルフ。厨房内には店主のみ。卓上には辛子高菜、紅生姜、白ごま、おろしニンニク。

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 豚骨スープはいかにも首都圏向けのマイルド風味で豚骨臭皆無。それはいいのですが、ちょっとタレが強すぎるかなぁ。一口、二口目は悪くないと思ったのですが、食べ進むうちにタレのきつさが気になりだして、飲み進む意欲は沸かず。替え玉(150円)を頼んだ後、つい習慣で辛子高菜を入れてしまいましたが、完全に自殺行為でした。

 麺は極細ストレート麺で少々ボソボソした食感。替え玉は皿にのって登場。

 この手のラーメンでメンマ入りは珍しいかも。他に小さめチャーシュー、きくらげ、海苔、刻みネギ。

 店の前を車はバンバン通るけれども人通りは少ないという立地なだけに少々心配。

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2017.04.15

甲府盆地の花見2017

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今年のアウェー甲府戦は真夏の平日開催で、とても行く気になれないのでその代わりというわけではありませんが、甲府盆地の花見に行ってきました。都心部では散り始めた桜も甲府ではまだまだ満開。天気はあいにくの花曇りですが、上写真は甲府駅横の舞鶴城公園。

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こちらは中央本線の車窓からも良く見える勝沼ぶどう郷駅周辺の桜。旧勝沼駅はもともとスイッチバックだった関係で構内が広く、その跡地に地元の方が桜を植えたのだそうで。

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本来であればこの時期の中央本線の車窓の主役は春日居町駅周辺の桃の花のはずですが、桜同様今年は桃も開花が遅れ気味で見頃はもうちょい先という塩梅でした。

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甲府まで来ればどんな季節だろうと「ほうとう」は欠かせません(苦笑)

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【展望】17年第7節FC東京戦

・中3日&中4日での3連戦の最後の相手は新潟と双璧をなす「勝ち点配給マシーン」FC東京です。

(成績)

・勝ち点10(3勝1敗2分)の7位。G大阪戦、川崎戦、札幌戦をDAZN観戦しましたが、勝ち点がそこそこ伸びている割にはFC東京(以下「瓦斯」)の試合内容は良いとは言い難いというのが正直な感想。

・相手GKの凡ミスで勝ちを拾ったり(鹿島)、相手が絶望的に弱かったり(大宮)、相手がACL遠征帰りで疲れていたり(川﨑)といった中で勝ち点を伸ばしているだけで、G大阪に良いところなくタコ殴りにされただけでなく、札幌にまさかの完敗を喫した辺りに今年の瓦斯の実力が見え隠れしているような気がします。

(戦力)

・どこから金が沸いてきたのか瓦斯は昨オフ過去に例を見ないような大型補強を敢行。ワシの払ったガス代がこんなところに使われるとは誠に腹立たしい限りですが、FW大久保(川﨑)、FWウタカ(広島からレンタル)、FW永井(名古屋)、MF高萩(ソウル)、SB太田(フィテッセ:蘭)、GK林(鳥栖)等即戦力を手あたり次第取りまくりました。

・その一方FW平山(仙台)、FWムリキ、MF羽生(千葉)、MF高橋(神戸)、MF水沼(C大阪)、GK秋元(湘南)を放出。GK以外はいずれも昨年主力とは言い難い選手なので、それらの入れ替えを試みること自体は悪くありませんし、GKに至ってはどこからどう見ても上位機種への入れ替え。

・ただこの「手あたり次第の大型補強」とやらが曲者で、中盤の放出が多くてFWの頭数ばかり増えるというバランスの悪さが一目瞭然。もともと中盤があまり強くないチームなのに、強力FW陣までどうやってボールを運ぶのかという課題に手を付ける様子はなく、高萩採っておけばなんとかなるだろうみたいな編成です。しかも運悪くその高萩は代表合宿で故障離脱中。

・そしてACLもないのにやたら頭数が増えたFW陣を相手に応じて、あるいは選手のコンディションに応じて監督が使いこなせればいいのですが(苦笑)。現状大久保が不動の1トップで、途中からウタカが出てくるのが定番化。永井の出番が減り(というかそもそもSHに置いたのが間違いかと)、代わって阿部がスタメンに定着。もったいないことに前田がベンチの置物と化し、哀れにもとうとうJ3に出場。ネイサン・バーンズはどこにいったんや???

(戦術)

・フォーメーションは4-2-3-1で一貫していますが攻撃に関してはほとんど機能していません。前目の選手が大久保以外コロコロ代わるのが響いてか、コンビネーションが成熟しているとは言い難く、案の定ビルドアップには四苦八苦しています。

・ボールが来ないのでイライラした大久保がやたら中盤に下がってくるのはまだしも、下がった大久保に代わって誰かしら前で受け手になるわけでもなさげ。よって大久保が下がって受けても出しどころがありません。従って相手が前から厳しくプレッシャーをかけて来れる間はほとんど何も出来ないといっても過言はないくらい。G大阪や札幌に完敗したのはビルドアップの稚拙さが主因といっても差し支えないでしょう。

・相手を押し込んでしまえば太田の高精度クロスが活きそうなものですが、札幌戦ではなぜかワロス連発。太田のみならずクロス攻撃に頼りがちなチームですが、現状は中島の「かいしんのいちげき」やウタカの「一人で出来た!」、あるいはセットプレーからの森重の頭以外何があるんだろうという気も。ただ大久保を含めて一発がある選手が多いので、オープンな展開になってしまうとかなり面倒。

・前節札幌戦ではフィジカルが強い札幌2トップ、特に都倉目がけてのハイボール&ハイクロス攻撃に意外な脆さを見せていました。もっともこういう攻撃は浦和には全く参考になりませんが。

・浦和戦に関しては昨年同様最終ラインを高く押し上げて前から激しくプレッシャー&ショートカウンター狙いで来るものと予想します、というかそれ以外の浦和対策を持ち合わせているのかどうか。そして案の定終盤に大失速&謎の選手交代で自爆してしまうというお決まりのコースが待っているような(苦笑)

(浦和の対応)

・浦和は上海上港戦から中4日、瓦斯はなんと今週央のルヴァン杯がお休みと条件に差があります。浦和は勝ったとはいえ上海上港戦で激しい消耗を強いられましたから、実質移動なし&中4日とはいえコンディションが良くないかもしれません。

・上海上港戦は興梠&関根がお休みだったので、ズラタン→興梠、駒井→関根の入れ替えは間違いないと思いますが、それ以外も青木→武藤など若干スタメンの変更があるでしょう。

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2017.04.14

洋食 あけぼの@神戸・新在家 ~ ビフカツランチ

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 神戸に来ても「神戸牛」には手が出ません(´・ω・`)ショボーン というわけで「ビフテキ」で我慢。往訪したのは灘界隈を散策していた際に通りかかった「あけぼの」。阪神電鉄新在家駅から国道2号線を西へ。場所柄観光客には無縁の、こじんまりした洋食屋さんです。先客6、後客5と地元客でそこそこ繁盛。

 メニューはたくさんあるけれども川口価格の洋食に慣れてしまうとどれもチト高いなぁ。でもせっかくなので「ビフカツランチ(1600円)」を注文。「ビフカツ定食」「ビフカツセット」と似たようなメニューが同価格で並んでいるのが不思議。ごはん大盛りが無料サービスなのに後で気づくも時すでに遅し。

 店内は縦長カウンター5席と2人掛けテーブル3卓、4人掛け1卓。広くはない店内にきっちり詰め込んだ感じ。油煙が店内にこもりがちなのは困りもの。店は御夫婦で切り盛りしているのかな?

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 ビフカツランチはビフカツ+エビフライ+クリームコロッケの盛り合わせ。柔らかいビフカツの上に甘めのデミグラスソースがたっぷり。エビフライにはこれまたありあまるくらいたっぷりタルタルソースを添えて登場。結構なボリュームかつソースたっぷりの濃い味付けのため、ご飯普通盛りだとおかずのほうが余ってしまいました。特にクリームコロッケ。でもご飯を大盛りにするとどう見ても食い過ぎやし(苦笑)。

 洋食屋というよりは限りなくがっつり系食堂みたいな気もしますが、それゆえに近所の方々に支持されてそこそこ繁盛しているのでしょう。

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2017.04.13

暴雷油@本駒込 ~ コンソメスープの中華そば

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 東京メトロ南北線本駒込駅を出てすぐ。駒本小学校前交差点そば。先客ゼロ、後客2。中華料理屋っぽい屋号ですが、純然たるラーメン屋です。

 店内の券売機ボタン先頭の「醤油(780円)」を注文。他に塩、味噌、暴雷油など。暴雷油とは塩ベースの白トリュフ風味とのこと。ランチサービスなし。

 店内は厨房に向かって縦長カウンター9席、壁に向かってカウンター3席。厨房内は店主と女性スタッフ。

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 店先に「コンソメスープの中華そば」と大書されている通り、ぱっと見は古典的な醤油ラーメンですが味わいは全然違います。醤油ラーメンにしてはかなり甘いのが特徴で最初は面白いと思いましたが、その甘さが仇になってすぐに飽きてしまいました。

 麺は細めのごく緩い縮れ入り。程よい噛み応えで、スープも絡みも上々。

 具は小さめのチャーシュー、サクサクと歯応えの良いメンマ、海苔、刻みネギ。

 シンプルな構成だけに、現状では少々割高に感じられる一杯でした。

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2017.04.12

【観戦記】ACL2017・F組第4節:浦和 1-0 上海上港 ~ さぁ、オスカル。わめくがいい!さけぶがいい!(文化シヤツター、ガラガラ)

・ただでさえ真冬に逆戻りしたかのような寒さなのに、おまけに細かい雨が強風に煽られてバックスタンドは奥深くまでびしょ濡れ。サッカー観戦には極めて厳しい環境で、試合も厳しい展開になってしまいましたが、それでも浦和はなんとか上海上港(以下「上海」)をウノゼロで撃破。上海に勝ち点9で並び、かつ上海を得失点差で上回ったためにF組首位に浮上しました。

・同日ソウルがWSWに勝って残り2試合で3位ソウルとの勝ち点差が6となり、しかもソウルとの得失点差が大きいことを考えれば、浦和はこの日の勝利でグループリーグ突破がほぼ確実になったといって差し支えないでしょう。

・勝つには勝ちましたが、シュート数7対13というスタッツ通り試合内容は極めて厳しかった。決定機の数なら圧倒的に上海が上。PKストップを含めて西川と北ポストの好セーブでなんとか虎の子の一点を守り切ったと言って差し支えない勝利でした。もっともしんどい内容とはいえ勝ちは勝ち。ズルでも誤審絡みでもない勝利なので卑下する必要は全くありません。

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・興梠出場停止、関根小破を受けてラファエルと駒井をスタメンに起用したのはともかく、李→ズラタン、武藤→青木と直近の仙台戦から4人も代えたのには驚きました。仙台戦から中3日、かつACLへの向き不向きを考えたミシャなりのターンオーバーなのでしょう。ミシャはターンオーバーがとにかく下手で、やる時はえらく極端。極端に入れ替えた際には当然ながら結果も出ないという負の歴史を積み重ねてきましたが、今年になってついに合理的な範囲内での選手入れ替え法を会得したようです。

・スタメンを見た際は柏木トップ下の3-4-1-2と思いましたが、そのフォーメーションを採用したG大阪戦と違って案外柏木が右に流れがちで実際はラファエル1トップの3-4-2-1と大差なし。しかし残念ながらラファエル・ズラタン・柏木の組み合わせは全く実績がないせいか、ほとんど機能しませんでした。試合開始早々に宇賀神→ラファエルの決定機(シュートはポストを叩く)を作った以降、浦和の攻撃はほぼ沈黙。

・上海はフッキを故障で欠いたためか、上海は前回の4-3-3ではなく4-4-2っぽい布陣。布陣は多少変わったものの前から厳しくプレッシャーをかけてくる方針には変わりはなく浦和はビルドアップに四苦八苦。とにかく前3人に縦パスを入れられず、浦和の攻撃は前に出てきた上海SHの背後のスペースを利用してのサイド攻撃頼み。しかもそれも散発的で先制点に至るまで決定機どころかシュートもほとんどなかったように思います。

・前半の上海もさほど手数はありませんでしたが、浦和左サイドを攻めて2度決定機。この試合を通じてそのサイドにいる7番(ウーレイ)に苦しめられ、19分にはバイタルエリアから際どいシュートを撃たれ、34分にはウーレイにドリブルで突っかけられたことで浦和DF陣が混乱し、上がってきた右SB23番にフリーでクロスを上げられ、上げた先では11番もフリーという大惨事を招いてしまいました。しかし、ここで活躍したのが埼スタ北側のゴールポスト。

・一難を逃れた浦和。心持ち上海ペースで試合を終えようとしていた時間帯になって突如コンビネーションプレーが炸裂。前方に出てきた青木がオスカルを振り切ってエリア内のズラタンに縦パスを入れたのが肝で、ズラタン→ラファエルがDF3人に囲まれながら超狭いシュートコースにねじ込んで浦和先制。どう見てもズラタンが自分で撃ったほうがイージーなように見えましたが、どんな体勢だろうが決めきる力はラファエルのほうが上で、ズラタンはそのラファエルを信じてボールを託したのでしょう。

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・先制された上海は後半頭から前への圧力を一段と強め、浦和は押し込まれ気味に。いきなりエウケソンにバイタルエリアからシュートを撃たれ、51分には西川がクリアに失敗したことを契機にエウケソンに突っ込まれる大ピンチ。

・浦和も駒井が深い位置からドリブルで持ち上がってズラタンシュートという決定機がありましたが、その直後にウーレイにエリア内まで斬り込まれてしまい、いよいよ落城の気配濃厚。そこでミシャは機能しているとは言い難い布陣を諦めて、青木→李、ズラタン→武藤と一気に2枚替えていつもの3-4-2-1に変更。

・守り切れそうにないのでミシャは攻め合いを選択したものと解釈していましたが、結果はこれまた失敗。投入直後にラファエル→柏木→駒井の決定機を作った以降、浦和の攻撃は再び沈黙。押し込まれ続けて攻撃はカウンター頼みになっているのに、カウンターの形になりかかったところでパスミスで逆にカウンターを喰らってしまう場面が非常に多くて浦和は急激に消耗。

・さらに柏木をボランチに下げたのも良くなかった。柏木はオスカルに対峙する羽目になりましたが、柏木の守備力ではどうにもなりません。64分にはオスカルの切り返しに付いてゆけずに早々にPKを献上。このPKは西川が片手でなんとか止めて難を逃れましたが、その後もバイタルエリアでオスカルに前を向かれたらどうにもならず、阿部ですらオスカルの切り返しに付いてゆけずに転ばされる始末。逆に言えばそれまでなんとかオスカルを封じていた青木の凄さが浮き彫りに。

・2度目のPKは槙野のクリアミスから。反撃に転じようとしたところでのミス多発という、この日の後半を象徴するようなプレーで、しかも故意とは思えないが上げた手にボールが当たってハンドを取られるのは槙野にありがちなもの。ところがこのPKをオスカルはなんと宇宙開発。

・オスカル2度のPK失敗後もなんら戦局は好転せず、柏木はあっさりオスカルに振り切られて際どいシュートを浴び、ミシャがラファエル→那須で止血を試みるもその那須が右サイドでエウケソンにぶち破られて駒井のカバーでなんとか事なきを得るなど浦和は青色吐息。後半ほぼすべての時間帯で上海に殴られ続けたといってもいいくらいのやられっぷりでしたが、それでも最後までダウンは奪われずに逃げ切り勝ち。相手にフッキがいなくて本当に良かった。

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--ズラタン---ラファエル--
-----柏木-----
宇賀神-阿部-青木-駒井
-槙野--遠藤--森脇-
-----西川-----

(得点)44分 ラファエル(青木縦パス→ズラタン→ラファエル)

(交代)
59分 青木→李(柏木がボランチに下がる)
60分 ズラタン→武藤
81分 ラファエル→那須(李が1トップ、柏木がシャドー、遠藤がボランチに上がる)

・「青島ビール賞」はどう考えても数々の好セーブを見せただけでなくPKすら阻止した西川だと思いましたが、もらったのは先制点を決めたラファエル。うーん、点取らないと青島ビールはもらえないのかなぁ・・・ それにしても久しぶりに西川様々の試合。ACLなので文化シヤツター様に見せ場がないのは誠に惜しい。50分過ぎにボールを真上に蹴り上げてしまったことを機にマッチポンプ的な好セーブがありましたが、それを除けばキック精度も徐々に戻ってきたようにも見受けられました。

・西川に次ぐ功労者は両WB、特に駒井。終盤に那須が突破された先を駒井がカバーするなど、駒井が守備で見せ場を作れるようになるとは!後半の数少ない決定機を駒井が決めていれば満点の出来。右WBは関根との競争によりめちゃハイレベルになりました。

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2017.04.11

文蔵@三鷹 ~ (動物魚介系)らーめん

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 三鷹駅南口近くにある観光案内所の脇を南へ。駅から近いものの商店街から外れたやや寂しいところに立地。結構な人気店のようで、開店3分前に到着したところ先客4、さらに開店までに後客3。開店と同時にすぐに満席になり、その後も絶えず外待ちが2、3人出来ている感じでした。

 券売機はなく、卓上のメニューを見て「らーめん(650円)」を「中盛(+50円)」で注文。メニューは極端に絞り込まれていて、他に「つけめん」とトッピング増しがあるだけで、サイドメニューはご飯もの含めて一切なし。しかも前払い。注文はらーめんのほうがやや多かったかと。

 店内は厨房に向かって縦長カウンター3+5席。人気店らしく奥から詰めて着席。水セルフですが、店中ほどに給水器を置いてあるだけなのでチト面倒。店は御夫婦で切り盛りしているのかな? 女将さんの接客が手慣れていて実に心地よい。

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 スープは魚粉混じりの動物魚介。縁の魚粉が目立ちますが、ざらつき感は食べ終わりに底の方で感じる程度で、とろみはほとんどありません。節系の旨味がやや前に出ていますが総じて出汁とかえしのバランスに優れ、麺を絡めるのはもちろん、飲んでも飽きが来ません。

 麺は太めのストレート麺で、つるつるもっちりタイプ。濃い目のスープとの相性は文句なし。中盛だと若干スープから麺が顔を覗かせていますが、スープとの量的バランスはかろうじて保たれていました。麺の量は明示されていませんでしたが、中盛なら十分満足。

 チャーシューは値段相応に小さめですが、肉質はしっかりしています。他にほうれん草、海苔、メンマ。

 「青葉」の影響を受けたような、割とよくあるタイプで目新しさはありませんが、「安くてそこそこ美味い」という近隣住民に長く愛されるラーメン屋の王道をしっかり歩んでいる一杯だと思います。

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2017.04.10

【観戦記】17年なでしこ杯B組第1節:浦和L 2-1 ちふれ

・なでしこ杯初戦は昇格組のちふれASエルフェン埼玉(以下「ちふれ」)が相手。浦和は代表でGK池田、MF猶本を欠いているとはいえ、GKは平尾でもさして問題はなく、猶本も現状では代えが効かないとは言い難い選手。菅澤や長船を抜かれるよりははるかにマシな条件なので、今回は快勝が期待できると思い込んで小雨降る中駒場へ出かけましたが、残念ながらこの試合もスカッとせず。

・前半は控えめに言って塩試合。後半頭からの白木投入が効いてようやくはっきりとした浦和優勢に転じましたが、結局流れの中からは点が入らず、得点は相手GKの凡ミスとセットプレーからという前節千葉戦をなぞったような展開に。それでも完封勝ちならまだ良かったものの、終了間際に1点返されてなんだかなぁ。

・チームが成長している姿をはっきりと確認できるようになるまではまだまだ時間がかかりそうな塩梅ですが、それでも曲りなりに勝ち点は稼げており、その勝ち点がチーム成熟の時間を稼いでくれると思えばまあええかと。

・それにしても前半の試合内容はシオシオでした。ちふれは千葉よりは地力が劣るせいか押し込まれる場面こそありませんが、守備ブロックがコンパクトかつタイトなのは同じで、浦和はそれを突破できないどころか押し下げることもできないまま前半終了。

・「困った時の菅澤頼み」を封印して、ショートパスを多用しての局面打開という本来のチームコンセプトに立ち戻ろうとしていた風ですが、なにせパスミスが多くてお話にならず。朝から雨だったのが祟ってか、なんだかボールが重そうでしたが、それにしてもお粗末でした。両SBに展開しても何も起こらず、菅澤に裏抜けさせようとしてもフィード精度がイマイチな上に菅澤もスピードが卓越しているわけではないので全部失敗。

・ちふれは浦和のミスを突いてカウンターという単純な狙いですが、こちらもボールを奪ってから小人数で仕掛けるだけなのでたいして脅威にならず。

・実にシオシオな前半でしたが、先に動いたのは浦和。カップ戦は交代枠が5つもあるせいか、石原監督は後半頭から塩越→白木、筏井→長野とミシャばりの2枚替え。そして白木投入効果が絶大で試合の流れは一気に浦和に傾きました。

・長野戦の白木の出来はさっぱりで後半停滞の一因になり、千葉戦ではリード後になぜか左SHに投入されて半ば守備要員化。この扱いで奮起したのかどうか判りませんが、この日の白木は見違えるような素晴らしい出来。ボールは収まるわ、ゴリゴリとドリブルで持ち上がるわ、おまけにミドルレンジから強烈な一発を放つわ(バー直撃!)と久しぶりに「万能型FW」の片鱗を見せてくれました。昨年も出場機会が増えてブレイクしかかったはずなんですが。

・白木の活躍でようやくちふれの最終ラインが下がり、浦和が何度もセカンドボールを拾って波状攻撃を仕掛ける展開に。前半のシュート数は「たった3本だったのに対し、後半は13本もシュートを放っていますが、惜しいところでちふれ守備陣にブロックされたり、そもそも枠を捉えられなかったりして結局流れの中からは得点ならず。相手の一番硬いところをゴリ押ししてもなかなか点は入らんわなという長野戦前半と同じ感想でもあり。

・浦和の先制点はちふれGKの凡ミスから。遠藤のクロスをGKがファンブルして菅澤が押し込むというお笑い種でしたが、ちふれGKはキャッチングが怪しかったので起こるべくして起こった気も。当方もシュートを撃った後に詰めれば何かが起こるなと思いながら観戦していたくらいなので、菅澤も抜け目なく狙っていたのでしょう。

・2点目は水谷CK→長船ヘッド。

・ただこの試合で先に絶好機を掴んだのはちふれ。空きの浦和右サイドからのクロスを中央で合される場面がありましたが、ここはGK平尾が好セーブ。しかし終了間際にまたしてもがら空きの右サイドを攻められ、右サイドからのクロスを平尾が弾ききれずに中村に押し込まれて失点。

・2点リードした浦和は最後の交代枠を使った後も全く鹿島るそぶりさえなかったのが不思議で、カップ戦ゆえテスト優先で目先の勝ち点欲しさにせこいことはしないという監督の方針なのかもしれませんが、それゆえにつまらん失点を喫したような気も。

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-----菅澤-----
加藤---塩越---柴田
---水谷--筏井---
木崎-高畑--長船-遠藤
-----平尾-----

(得点)66分 菅澤、80分 長船、90分 中村(ちふれ)

HT:筏井→長野
HT:塩越→白木
64分:加藤→吉良
75分:柴田→清家
85分:遠藤→南

・代表で不在の池田、猶本に代えて平尾、水谷を起用した他、千葉戦で右SBに入った三谷に代えて遠藤をスタメンに。長野を後半頭から投入したのも遠藤同様テストの色彩が強そう。

・怪我で長期離脱していた清家がついに実戦復帰。敵陣を深く抉った切れ味鋭いドリブルは健在で、SHに置くのは真にもったいない。怪我明けなので無理使いはできないのでしょうが、本来なら2トップの一角に据えて徹底して相手DFラインの裏を狙わせるのが最良策かと。

・【今日のゆずほ】タコ焼き買ったでーーー(^_^)/ 今日はかなりはっきりした1.5~2列目仕様。正直出来は最悪。ただボールが持てるだけで気の利いたバスが出せるわけでもなく、積極的に仕掛けて相手最終ラインに脅威を与えるわけでもなく、バンバン裏抜けを狙うわけでもない。前目の選手なのに相手は全く怖くないというのはいかがなものか。交代で入った白木がゆずほに一番欠けている「体を張りまくる」プレーで見せ場を作っていただけに、ゆずほは些か心配。

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2017.04.09

都内のお花見2017

今年の桜は3月下旬に寒い日が続いたせいか、開花の知らせがあってから満開になるまで随分時間がかかっただけでなく、場所によって咲き具合もバラバラできれいに咲きそろわなかったみたいで。またそもそも靖国神社の標準木の開花・満開が東京の平均的な姿よりえらく早いんんじゃないかという疑惑がふつふつと。

Photo

ただ4/4以降は急激に都心部の気温が上がって劇的に開花が進んで、なんとか入学式シーズンにきっちり間に合わせた格好。一応今年の記録として各地の様子を残しておきます。

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六義園。天候不順の影響で、例年より上のほうがかなり寂しい。

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播磨坂

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小石川後楽園

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飛鳥山

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山谷堀公園

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上野公園

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谷中霊園

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2017.04.08

【観戦記】17年第6節:浦和 7-0 仙台 ~ 生兵法は怪我の元どころか爆死

・極端に相性が良い仙台相手のホームゲーム。今年もまた仙台を血祭りに。前半だけで興梠がハットトリックを達成しただけでなく久しぶりにKLMが揃い踏み。最後は柏木がケーキにイチゴを乗せ、さらに今季リーグ戦初の完封勝ちのおまけつきで文化シヤツター様も大満足。いやはや全くケチのつけようがない爆勝でした。

・それにしても毎回毎回渡邉監督は浦和とのアウェーゲームでやり慣れない策を弄して、その度に惨殺されるのか不思議でなりません。わざわざ伝統の4-4-2を放棄して、今年3-4-2-1に取り組み始めたばかりというだけでもかなりのハンデと目されるのに、この試合ではその3-4-2-1すら放棄してなぜか5-3-2を採用して案の定全く機能せず。

・おまけに過密日程でも何でもないのに、前節川崎戦からスタメンを3人も入れ替え。新戦術定着を最優先にここまでリーグ戦5試合とも同一スタメンでやっていたと目されるのに、なんでここでわざわざスタメンを弄るのか??? しかも抜擢した3人(藤村・蜂須賀・増嶋)が揃いも揃って何の役にも立たないありさま。普段やってないフォーメーションを採用し、しかもスタメンまで弄ってチーム熟成が進んだ浦和に対峙するなんて愚の骨頂。7-0の大差は起こるべくして起こったような気がします。

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・浦和からレンタル中の石原がこの試合は契約上出場できず、これも仙台が壮絶な戦死を遂げる一因になったのかも。今年の仙台の試合をみているとビルドアップというか縦パスの受け手として石原が文字通り孤軍奮闘中。この試合はその石原不在が響いてか、ボールを奪ってもボールの預けどころがなく、迷っているうちに、あるいは無理に繋ごうとして浦和にボールを奪回される場面が頻発。

・試合開始早々に浦和の縦パスを奪ってからリャン→奥埜で素早く攻め切った場面がありましたが、あれが2トップ採用で渡邉監督が本来やりたかったことなのでしょう。しかし、そのような形はその後全く再現できず。もっとも攻撃の形がほとんど出来ないのは今年ずっとそんな感じなので、5-3-2採用はあまり関係ないと思いますが。

・悲惨だったのは守備。立ち上がりに一発喰らいかかったのが浦和の引き締めに役だったのか、浦和は安易に縦パスを入れずにサイド主体、あるいは仙台最終ラインを脅かすような攻撃を繰り返して早々に仙台を自陣に押し込んでしまいました。仙台2トップがたいして浦和最終ラインにプレッシャーをかけてこないので、浦和はさほどビルドアップに呻吟することなく、森脇を高い位置に押し出すのに成功。そしてこれが後々効いてきます。

・仙台は川崎戦で同じような形(左サイド奥深くで石川直が小林悠に抉られ、中で合される)で2失点しましたが、この試合の失点も仙台左サイドから。左WB永戸を高い位置に出してからのクロスが仙台の数少ない攻め手になっているので、それを逆用されて永戸の裏を突かれると非常に脆い。また5-4-1ならSHがある程度サイドの面倒を見られますが、5-3-2でボランチにサイドの面倒を見させるのは、サイドチェンジを多用して3ボランチを振り回す浦和相手にはかなり辛いかと。

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・先制点は前に出てきた森脇を気にした永戸が結果的に何の役にも立たないポジションにいて、本来永戸が見るべき関根に三田が対応する羽目になったのも珍妙ですが、クロスを上げた先で興梠のマークがずれていて、慌ててなぜか蜂須賀が競る羽目になっているのが実に珍妙。ミラーシステムを採用してマンツーマンっぽく守っていればこうはならんだろうという爆笑モノ。

・2点目は関根→森脇→関根で永戸の裏を取った時点で勝負あり。柏木ならともかく、森脇から高精度の縦パスが出てくるなんて仙台は予想だにしなかったのかもしれませんが、それにしても森脇を自由にやらせすぎ。そしてたぶんこの攻撃はミシャが川崎戦を参考にして仕込んだような。

・3点目は仙台のビルドアップの迷いから来たもの。GKからのスローを受けて持ち上がった富田がボールを出す先に迷っているうちに後ろから興梠に突かれてボールロスト。おまけに富田は全力で戻らないので最終ラインの前がぽっかり空いていしまい、武藤が無人の荒野を突き進んで豪快ミドル!! 武藤はこの決定力をもっと競った試合で活かしてほしいんですが(´・ω・`)

・4点目はCB平岡がエリア内で宇賀神に後方から危険なタックルでPK。村上主審はこの試合仙台の後方からの危険なタックルに甘いように見受けられ、この場面もイエローが出なかったのが不思議。キッカーはハットトリック狙いで阿部が興梠に譲ったみたいで、興梠がGKを良く見てしっかり逆を突きました。

・前半だけで4点もの大量失点を喫した仙台は後半頭から新外国人クリスランを投入し、前がかりで絶望的な反撃を試みるも、それが奏功する前に浦和のカウンターを浴びてまたしても失点。仙台は前がかりで守備陣形が崩れに崩れているので宇賀神→武藤→李という単純極まりない攻撃でも浦和は点が取れてしまう。GKと一対一になった李が冷静に股抜き。

・6点目はなんとCKから。およそ点が入る気がしない浦和のセットプレーですが、なんか潮目が変わったのか神戸戦に続いての得点。柏木CK→阿部がすらしたボールを大岩がクリアできなかったというラッキーなゴールですが、点が入る時はこんなものなのでしょう。

・6点目を奪った後も浦和は手を緩めず、途中投入の駒井を酷使しながら何度もカウンター攻撃。仙台は前半から防戦一方で随分走らされており、しかもカウンターを喰らって自陣へ向かって逆走する場面だらけなので早々にヘロヘロになってしまい、終盤はもう戻る足が残っていません。従って浦和は二けた得点を取る可能性すらありましたが、浦和も浦和でラストパスなりシュートなりが雑になって7点目がなかなか取れず。槙野・興梠・柏木と決定機がありましたが、いずれも決まらず。

・7点目が入ったのはATになってから。途中投入の菊池が切り返してクロス→柏木ヘッド。柏木も、さらにその奥にいる武藤へのマークも外れていて、もうこの時間帯の仙台はやる気ゼロかなぁ?

・結局仙台の決定機は立ち上がりの奥埜と終了間際のクリスラン→リャン、それと57分に仙台左サイドからのクロスがエリア内でリャンに渡った場面だけかな?リャンが好調なら1点は取れたと思いますが、今年のリャンは絶不調で助かりました。

009

-----興梠-----
--武藤----李---
宇賀神-阿部-柏木-関根
-槙野--遠藤--森脇-
-----西川-----

(得点)
20分 興梠(関根クロス→興梠ヘッド)
27分 興梠(関根横パス→興梠押し込む)
29分 武藤(カウンターから豪快ミドル)
45+2分 興梠(PK)
47分 李(カウンターからGK股抜き)
65分 OWN GOAL(柏木CK→阿部すらし→大岩あわわ)
90+2分 柏木(菊池クロス→柏木ヘッド)

(交代)
42分 関根→駒井(負傷による交代)
62分 宇賀神→菊池
68分 李→青木(柏木がシャドーへ)

・ラファエルは次節上海上港戦に向けて万全を期したのか、前節に続いて今節もベンチ外。

・オナイウがリーグ戦で初めてベンチ入りし、得点差が大きく開いたのでオナイウの出番があるかと思いましたが、関根の負傷で交代枠を一つ使ったのが響いてか出番なし。もっとも関根は負傷しなくても上海上港戦を睨んで途中で駒井と代えたでしょうから、オナイウの出番はもともと限りなく想定外だったのかもしれません。でもミシャが敢えてオナイウをベンチに入れた理由をオナイウなりに咀嚼してほしいものです。

・これまで出番がなかった選手のテストという意味ではオナイウより先に機会を掴んだ菊池。終盤は駒井を酷使してのカウンター攻撃だらけになってしまったので、バランスを取って菊池は自重気味(といってもその陰で槙野が暗躍!)だったように見受けられましたが、最後の最後でついに大仕事。昨年加入の駒井も今の地位を得るまで随分時間がかかり、数々の失態を重ねてきました。菊池の道のりも楽ではないと思いますが、この大仕事が大きな一歩になることでしょう。

005

---梁---奥埜---
-----藤村-----
永戸-三田-富田-蜂須賀
-増嶋--平岡--大岩-
------関-----

(交代)
HT 藤村→クリスラン
68分 永戸→茂木
68分 蜂須賀→菅井

・便宜上3-4-1-2と記しましたが、そんな形になっている時間帯はなく、前半は完全に5-3-2。後半クリスランが入って3-4-2-1に戻した風でしたが、如何せん陣形ガタガタの前がかりなのでよく判らず。

・石原に代わってスタメン出場すると目された新外国人クリスランは依然コンディション不良なのか、ベンチスタートで後半頭から出場。最後の最後でハイボールに競り勝ってリャンに落とした場面を見ると、相手を押し込んだ状態ならクロスのターゲットとして使えるのかもしれません。でもボールを収めるのは得意ではなさそうで、石原の代役は不向きっぽい。

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2017.04.07

櫻坂@渋谷 ~ 魚出汁正油

002

 渋谷駅西口の歩道橋を渡り、日本経済大学のある坂を登ってすぐ。先客2、後客3。

 店内の券売機ボタン先頭の「魚出汁正油(750円)」を注文。ランチサービスはなかったので「ライス(50円)」を追加。他に「鶏白湯塩」「魚介出汁つけ」「味噌」など。

 店内は細長で、厨房に向かってL字型カウンター9席と壁に向かて縦長カウンター5席。椅子が床に固定されていてちょっと窮屈。また給水器が券売機横にあるだけで卓上に水ポットがないのも何かと面倒。

001

 スープは見た目通りのよくある魚粉大量混入型動物魚介系。ただ魚粉で鰹っぽい旨味を出すのに頼りすぎて下支えとなる動物系出汁が弱いせいか、この手のスープにしては珍しく物足りなさを覚えました。味が濃すぎてくどくなっているのよりはマシかもしれませんが、これはこれで難儀。

 麺は緩い縮れ入りの並太麺でつるつるした口当たり。やや柔らか目ですが、スープが弱いので相性は悪くありません。

 チャーシューは脂身が多くて崩れやすいタイプ。穂先メンマは妙な臭みが残るものもあってイマイチ。他に半熟卵半個、白髪ネギ。

 渋谷の再開発に取り残された、場末感漂う一角によく似あう一杯なのかも。

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2017.04.06

【展望】17年第6節仙台戦

(成績)

・3勝2敗(勝ち点9)の7位。札幌・大宮・柏と目先かなりしょっぱめの相手にいずれもウノゼロで勝った一方、神戸・川崎と手強い相手には良いところなく共に0-2で敗れています。勝った柏戦も柏のあんまりな決定機逸に助けられた感がありあり。また控え組中心で望んだルヴァン杯第1戦ではFC東京に0-6のタコ殴りの憂き目に。

・要するに「降格の心配はしなくてよさそうだが、上位にはとても入れそうにもない」といういつもの仙台コースを今年もしっかり歩みそうな気配。渡邉監督も今年で就任4年目ですが、良くも悪くも低位安定しています。

(戦力)

・昨オフにはGK六反(清水)、CB渡部(神戸)、FWハモン・ロペス(柏)、FWウイルソン(甲府)と主力を後ろから前からぶっこ抜かれてしまいました。

・その穴埋めにGKシュミット・ダニエル(松本からレンタルバック)、CB増嶋(柏レンタル)、WB中野(川﨑レンタル)、FW石原(浦和レンタル)、FW平山(FC東京)、FWクリスラン(ブラガ@ポルトガル)らを補強しましたが、スタメンに定着したのは石原のみ。他は法政大の新卒永戸が開幕から左WBのスタメンをがっちり確保しているのが目を惹く程度。中野と平山は早々に負傷で長期離脱。故障で出遅れたクリスランは第4節からようやく途中出場と選手の入れ替えが奏功しているとは言い難い様子。

・しかもその肝心の石原は契約上浦和戦に出られません!!! そのため1トップにはここまで出番の少なかったクリスランが出てくるものと目されます。長身FWでスピードもそこそこあるようですが、現状コンビネーションは壊滅的。

・年から年中故障しているイメージが強い金久保はなんとか試合に出られるようになりましたが、野沢がベンチにもいない理由は良く判らず。

(戦術)

・どういう風の吹き回しか、渡邉監督はこれまでほぼ一貫して4-4-2だったフォーメーションを今季3-4-2-1に変更。リーグ戦5試合全て同じスタメンで絶賛コンビネーション熟成中といったところ。仙台は過去浦和対策として付け焼刃的に3-4-2-1を採用してボコボコにされた記憶がありますが、浦和にとってみればそんな未成熟なシステムで対峙してくるほうがずっと楽。

・渡邉監督はどういうわけかポゼッションに拘りがあり、それゆえ仙台もかつてのようにカウンター一本槍、ロングボール一本槍ではありませんが、仙台がパスを繋いでボールを前に運んだところで特に何かが起こるわけではありません。石原が縦パスの受け手として孤軍奮闘しており、浦和戦に石原がいない影響は半端なさそう。

・なんとか前にボールを運んでも結局両WBからのクロス攻撃に頼りがち。しかもクロスを入れてもフィニッシャー不在という現実が重くのしかかっています。

・攻撃時はボランチが一枚下がり、左右のCBが開いて4バックになるミシャテイストを漂わせていますが、開いたCBにさほど攻撃的なタスクは与えられておらず、前にいるWBに縦パスを出して終わりみたいな。ましてや湘南みたいにカウンター時にCBまでゴール前になだれ込んでくる様子は微塵も感じられず。

・守備は素早く攻守を切り替えて高い位置から積極的にプレッシャーをかけてきます。前目でボールが奪えない時の次善策として5-4-1の守備ブロックを敷くような格好。運動量&素早い攻守の切り替えを要求されるシステムにクリスランが馴染むのかどうか。

・高い位置からプレッシャーをかけてカウンター&サイド攻撃が嵌れば面白いのですが、当然ながらここでもフィニッシュの精度に難があるとか、そもそもフィニッシュに絡みそうな頭数が足りないとかでちょっと手強い相手だと点が入る気配なし。

・神戸戦ではバイタルエリアがぽっかり空いて2失点、川崎戦では左サイドを抉られて中で合わせられて2失点と同じ失点パターンを繰り返しているのも気になります。

(浦和の対応)

・前節小破欠場したラファエルが全体練習に復帰。仙台戦(中3日)上海上港戦(中4日)FC東京戦との3連戦でローテーションを考えねばならず、興梠が上海上港戦に出場停止なことを考え合わせると、前三人はラファエル・興梠・武藤という第3節までのJリーグセットになるものと予想。

・またこの3連戦でどう見ても仙台が一番イージーな相手なので関根→駒井、柏木→青木の変更があってもおかしくありません。

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<前節:仙台 0-2 川崎>

-----石原-----
--梁-----奥埜--
永戸-三田--富田-菅井
-石川直-渡部--平岡-
------関-----

58分 菅井→蜂須賀
67分 リャンヨンギ→クリスラン
83分 奥埜→金久保

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2017.04.05

麵屋 番@川口江戸袋

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 江戸袋交番そば。川口の東外れ、足立区に近いところで、どの駅からも遠いのが困り者。先客ゼロ、後客3。数年ぶりの再訪。

 店内の券売機でボタン先頭の「ラーメン・細(720円)」を注文。塩か醤油かを聞かれたので「塩」で。ランチサービスなし。他に焦がし醤油、つけ麺、辛そば等。ラーメンは太麺もありましたが、値段が細麺よりちょっと高い(750円)という珍しい構成。

 店内はくの字型カウンター8席と4人掛けテーブル1卓。厨房にはぱっと見屈強そうな方が二人。

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 ラーメンの量と比べてややバランスが悪い、深めの丼で登場。スープは動物系ベースの魚介系といったところでしょうか。表面の脂も多めで、ほんのわずかに焦がしニンニクの香りも。それはともかく塩ダレがきつめなのが残念。麺を絡める分には少ししょっぱいかなといった程度ですが、スープを飲み進む気にはなれず。

 麺は緩い縮れ入りの細麺。細麺の割には噛み応えがあり、しかもスープも良く絡んで申し分ありません。ただ麺量が150gしかなく、スープがしょっぱいことをも考慮するとライスがあったほうが良さげ。

 具は脂身の少ないチャーシュー(以前はもうちょっとしっかりチャーシューを炙っていたかと思いますが・・・)、半熟味玉、海苔、細メンマ、ほうれん草、刻みネギ。

 昔は川口らしからぬお上品な一杯を出していたような気がしますが、月日を経て客層に合わせて判りやすい味わいにシフトしたのかなぁ?それが悪いとは思いませんが。

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2017.04.04

38 NOODLE KITCHEN@松原団地 ~ 鶏だしらーめん・塩

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 絶賛再開発中の松原団地の北端「栄小学校」の北。開店直前に到着したところ先客3、後客1。2年半ぶりの再訪。

 券売機ボタン先頭は「つけ麺」でしたが「鶏だしらーめん・塩(800円)」を中盛(+50円)で注文。前回往訪時は「並150g、中盛200gで中盛まで無料サービス」をやっていましたが、そのサービスはなくなってしまい、ランチサービスは特にありませんでした。「鶏だしらーめん」は醤油もあり。他に「まぜそば」など。往訪時は夜限定で「濃厚らーめん(10食のみ)」も提供。

 店内はL字型カウンター8席と入口近くに4人掛けテーブル席1卓。水セルフ。店は相変わらず母子で切り盛りしているようで、すっかり接客慣れしたお母さんが良い味を出しています。

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 見た目通り、混じりっけなしのあっさり目の味わい。表面の油が程よくコクを加えています。後味も良く、しかも無化調にありがちな物足りなさも特に感じませんでした。

 ウンチク書きによると「鶏ガラ、鶏足、丸鶏と、香味野菜を弱火でじんわり炊き、そこにいりこ、根昆布、サバ節等を直接入れてダシを取った」「それを一晩寝かせて余分な脂を取り除き、提供時に小鍋で温めて」のこと。わざわざ「よくあるダブルスープではありません」との断り書きも。鶏100%を強調している割には良い意味で鶏臭さがなく、万人受けする仕上がりに。ただ飲み進むにつれて塩ダレの自己主張が気になりだしたので完飲には至らず半残し。

 麺は自家製の細めストレート。全粒粉入りで若干ざらつきを感じるのはともかく、やや堅めの茹で上がりでスープに対して少々強すぎるように感じました。また中盛だと麺とスープとのバランスが崩れた感じはしませんでしたが、大盛だとちょっと無理がありそう。

 チャーシューはあっさりした鶏ムネ肉と少々脂が乗った豚バラ肉でアクセントをつけているのかな?他に茎ワカメ、刻みネギ、海苔、細メンマ。

 値上がりして割安感はなくなってしまいましたが、つけ麺で再訪の価値あり。

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2017.04.03

椎茸めし@宮崎・宮崎駅弁当

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 古くからある宮崎の駅弁「椎茸めし」。日豊本線は大分以南の衰退が著しく、宮崎への交通手段としての鉄道の地位もガタ落ちして久しいのですが、宮崎の駅弁はまだまだ健在でした。

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 鶏ガラスープの炊き込み御飯の上に、鶏そぼろと肉厚の椎茸スライスと錦糸卵をのせただけのシンプルな構成。ただ炊き込みご飯といってもかなり薄味で、ご飯だけで食べ進むのはいかにもしんどい。

 そこで付属のおかず(出し巻き、タケノコ、ミートボール、かまぼこ、ふき、高野豆腐等)が大活躍。よって実際のところは限りなく幕の内弁当に近い気がします。

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 また弁当の2/3くらいをご飯が占めていて、今時の駅弁にしてはかなり量が多いかと。ご飯が主体という辺りは昭和テイストをしっかり残した一品と評することも出来ようかと。また760円と今時の駅弁としてはかなり安く、それでいて依然コンビニ弁当とは明らかに一線を画した出来を維持しているのは高く評価できます。

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【観戦記】17年第2節:浦和L 3-2 千葉L

・正直内容は前節長野戦より後退。特に前半は目を覆いたくなるような惨状でしたが、そんな試合でも菅澤の2ゴールが効いて今季初勝利。チーム完成には道半ばどころか距離感すら掴めない状態ですが、そんな中でも早めに勝ち点3を積み上げられてひと安心。また残留争いにどっぷり浸かってしまうとチーム作りもへったくれもなくなってしまいますから序盤の勝ち点3は実に貴重。

・ついに駒場でスタメン出場の菅澤。いやはや全く格が違いました。前節対戦した横山もそうですが、やっぱり代表クラスのCFは別格の存在。ここ数年浦和と千葉の実力は似たり寄ったりで、菅澤がいるかいないかで勝敗が分かれてしまう。昨年までは結局菅澤にやられる試合の連続だったような気がしますが、今年はそれが逆に。

・最初の得点なんて垂涎モノ。長船のロングフィードを一発でトラップしてすぐさまシュートなんてなかなかでけへんやん!!菅澤ハンパない!! さすが浦和歌劇団紅組のトップスター!! そのうち背中にヒラヒラ羽根つけて埼スタの大階段で踊ってくれることでしょうヽ(^o^)丿

・菅澤は点が取れるだけでなく、ポストプレーも確実にこなせる。これだけ別格の選手がいると他の選手はどうしても菅澤を頼ってしまいがちになり、それが前節長野戦と比べて試合内容が後退した一因なのかもしれない。チーム作りの難しさをまざまざと見せつけられたような試合だったような気もします。

・前半の試合内容はとにかくお粗末。千葉の前からのプレッシャーが厳しいこともあってビルドアップがほとんど成り立たず、一度自陣深くまで攻め込まれるとなかなか押し戻せない。ボールを奪っても確実に前に繋げず、プレッシャーを受けてはびびってタッチに逃げてしまうの繰り返し。おまけに自陣深い位置でくだらないファウルを犯してしまう。30分くらいまではとりあえず菅澤に当てるくらいしか戦術らしきものは見出せませんでした。

・ところが千葉も千葉で、押し込んでいる割には決定機は掴めず。山のように得たFKもどれ一つとして決定機に至らず。千葉はなんだかんだと前半シュートゼロ。

・そんなしょっぱい試合展開の中で先制したのは浦和。筏井が直接FKをゴール左上隅に決めて先制。塩浦和も30分を過ぎると千葉のプレッシャーにも慣れたのか多少ボールが繋げるようになり、33分には左SB木崎クロス→菅澤の決定機。そして41分に菅澤の妙技が炸裂! 菅澤頼みの○サッカーもここまで見事に決まると実に痛快(苦笑)。

・千葉の攻撃がしょっぱすぎるので2点リードなら楽勝だろうと思ったのですが、後半立ち上がりに落とし穴。ロングボールへの対応を高畑が誤ったのが契機となり、いきなり小林にミドルシュートをぶちこまれて失点。GK池田はシュートを撃たれる可能性を予知してなかったかな?

・さらに53分には浦和右サイドからのハイクロスをクリアできず、ファーで深澤に合されて同点にされてしまいました。浦和は低迷期に入ってハイボールへの対応にずっと問題を抱えたままなのかも。

・後半すぐに同点に追いつかれるとは予想だにしない展開になってしまいましたが、試合内容自体は前半よりは幾分改善。長野戦前半で見られたような細かいパス回しが復活。また菅澤のポストプレーが安定していてボールが捌きやすいためか、中央突破とSBを加えたサイド攻撃のバランスが改善したあたりは長野戦より良かった気もします。特に80分くらいに木崎がエリア内突入&シュートで終わった場面は痺れました。

・といっても、全般に低調な試合の中での良かった探しに過ぎません。決定機は少なく、長野戦のようにシュートを撃ちまくる素振りもありませんでした。シュート数は8本で内5本が菅澤という判りやすい○サッカー(苦笑)。

・そして決勝点になったのは千葉の珍プレー。緩いバックパスに対してGK山根が飛び出しを躊躇。菅澤が難なく掻っ攫ってゴールというマヌケなもの。

・その直後に石原監督は加藤に代えて白木を入れ、そのまま本職FWの白木を左SHに配するという不思議な交代をしましたが、高さのある白木を入れてセットプレーに備える以上の意味はなかったのかも。千葉は終盤ロングボールをバンバン蹴ってきましたが、浦和も大過なく対応してそのまま逃げ切り。千葉のシュートはたった3本で、2点取れたのが奇跡というかなんというか。

---塩越--菅澤---
-加藤------柴田-
---猶本--筏井---
木崎-高畑--長船-三谷
-----池田-----

(得点):16分 筏井、41分 菅澤、48分 小林(千葉)、53分 深澤(千葉)、72分 菅澤

63分 筏井→水谷
73分 加藤→白木
90+2分 菅澤→吉良

・前節右SBに入っていた栗島が故障したのかベンチにもおらず、右SBに三谷を抜擢。三谷は作陽高校から2014年加入で今年4年目になりますが、スタメン出場が初めてどころか、これまでベンチにかろうじて入れるかどうかといった選手。そんな選手でも監督が代わってひょんなことから出場機会を得るというのもよくある話ですが、結果は正直厳しかった。安全運転優先で、失点に直結する決定的なミスを犯さなかったのが救いなくらい。後半いくぶん持ち直してクロスを上げる余裕もでてきましたが。

・似たような立場の左SB木崎はスタメン2試合目のせいかかなり場馴れしたみたいで。多少一対一の対応が怪しげでしたが、総じて可もなく不可もなし。どうでもいい話ですが、歳の差だと筏井と木崎より、柳田コーチと筏井のほうがはるかに近いのか・・・

・石原監督は長野戦に続いて途中から水谷を投入。筑波大所属の特別指定選手として昨年も浦和に在籍していたそうですが、昨年はベンチ入りもなし。ところが監督が代わったら一転して切り札扱い。そのあおりで、昨年ユースと掛け持ちで酷使された長野風花が目先出番を失った格好に。まぁいかにもカウンターに脆そうなチームスタイルですからボランチで猶本と風花の併用はないでしょうけど。

・【今日のゆずほ】菅澤との組み合わせだと純然たる2トップに近く、塩越だけが中盤に下がる風ではなし。相変わらずボールキープは巧みですが、FWでシュートゼロはチト寂しい。仕上げは菅澤にお任せよーーん、なのか?

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2017.04.02

【観戦記】17年第5節:神戸 1-3 浦和 ~ ネルシーニョが憑依したかのように冴えわたるミシャ采配!

・予想通りの形とはいえ前半は神戸にしっかり守り倒され、神戸の狙い通りにカウンターを喰らいかかる場面もあって苦戦。しかし後半早い時間帯にミシャが駒井ボランチ投入という奇策を発動して停滞した戦局を一気に打開。もっともボランチ駒井は過去何度か試行していますから「奇策」とまでは言いきれないかもしれませんが。

・選手交代による戦局打開はネルシーニョが最も得意とするところ。一方ミシャの選手交代は予定されていたかのような、しかも判で押したようなケースが多く、ネルシーニョのような戦術的意図を持ち、かつ相手の意表を突くような交代はおよそ期待薄と思っていただけに、「ボランチ駒井投入」という奇策を発動し、しかもそれが見事に嵌るとはビックリ!

・駒井を準備しているのが判った時、てっきりWBを代えて駒井のドリブルで対面の相手をぶち抜くことで局面打開を図るものだと思い込んでいましたが、そのドリブルを中央で縦に持ち上がる、縦への推進力を加えるほうに使うとは!

・そして駒井投入に伴いシャドーに上がった柏木が大活躍。試合結果への貢献度からいえばシャドー柏木のほうがはるかにでかいのですが、単に柏木をシャドーに上げるための選手交代であれば、これまでのテンプレミシャ采配なら武藤→青木だったはず。しかしミシャが青木ではなく駒井をチョイスしたのがミソでしょう。ボランチの一角として駒井のチョイスがありともなるとここのポジション争いは格段に厳しくなり、長澤や矢島はかなり辛い立場に。

・しかし2点リードした後の試合運びはいただけません。神戸の攻撃はカウンター頼みで先制点を取られると苦しく、セットプレーしか得点の気配がなかったので2点リードすれば楽勝だろうと思っていたのに、興梠がまさかの凡ミスでつまらない失点を喫してまたしても完封に失敗し、その後もドタバタ。幸いATになってカウンターが嵌って事なきを得ましたが、帰りの駅弁は全部興梠の奢りにしてもいいのではないかと(苦笑)。

005

・勝つには勝ちましたがしんどい試合でした。神戸は基本4-4-2ながら、守備時には右SH小林が最終ラインに下がって5-3-2、さらに田中順も右SHに下がって5-4-1っぽい格好で高めの位置に守備ブロックを敷く構え。浦和の前3人&両WBには神戸の5バックがべったりマンマーク気味に貼り付き、浦和の最終ラインなりボランチなりには神戸がしっかりプレッシャーをかけ、ボランチもパスコースを限定してビルドアップを妨害。

・予想通りの形とはいえ、浦和は前半ほとんど何もできませんでした。無理に縦パスを入れよと知れば神戸のカウンターの餌食。それゆえ攻撃はサイド頼みにならざるを得ず、そのサイドでも対面の相手をぶち抜けずに苦戦。縦ポンで神戸最終ラインの裏狙いも散見されましたがさしたる効果なし。前半の浦和の好機といえば立ち上がりに宇賀神スローイン→李→阿部のエリア内突入があったくらい。神戸のカウンター狙いにずっぽり嵌り、その精度の低さ、迫力のなさに助けられているだけという内容で前半終了。

003

・これではハーフタイムにミシャが怒り狂うのも道理。ミシャに発破をかけられて後半の浦和は停電で消えたままの電球が点いたり消えたりくらいの状態にまで戻ってはきましたが、浦和も神戸も攻めきれない状況は相変わらずで試合はちょっと塩加減。そこで飛び出したのがミシャの奇策。

・先制点は森脇→興梠が岩波に貼り付かれながらも柏木にヒールで繋いだところから。柏木は4人もの相手に囲まれながらも2回フェイントをかましてゴール!柏木に付いていたはずの峻希は柏木に言いようにやられた格好。もっともより責められるべきなのは峻希よりも、調子こいで不用意に浦和のパス回しに食いついてしまい、バイタルエリアをがら空きにしたニウトンなのかもしれませんが。

・2点目は柏木CK→遠藤ヘッド。ゾーン守備の相手に上手く後方から飛び込んだもの。上海上港戦での初ゴールはどさくさ紛れっぽかったのに対して、今回は文句なし。

・2点リードした時点でミシャは守備固めの趣旨で青木なり那須なりを入れて駒井をWBに出すものと思っていましたが、なぜか守備に不安がある駒井ボランチを継続。もっとも神戸の攻撃に迫力がないので駒井ボランチのままでも差し支えなく、セットプレー対策を兼ねてズラタン投入だけで十分と思ったのかもしれません。実際神戸のセットプレーは厄介で、藤田FK→ニウトンヘッドがポストを叩いて冷や汗をかかされました。

・ところが失点はセットプレーではなく、なんと浦和の自爆。興梠の緩いバックパスを渡邉に掻っ攫われるというマヌケ極まりないところから中坂に繋がれて失点。この失点を受けてミシャはようやく那須を投入。那須がボランチではなく遠藤がボランチに上がったのには驚きましたが、変に最終ラインを弄ったのが良くないのか神戸に傾いた流れは変えられず。AT突入直前に那須がエリア内で渡邉に交わされる大ピンチがありましたが、シュートはコロコロと枠外へ。

・もっとも自爆したのは浦和だけなく、神戸も最後にぽちっとな。自陣からのFKが直接興梠に渡ってしまう大失態。神戸はキッカー以外全員敵陣にいたのでどうしようもない。興梠は追いすがる峻希を振り切ってヒールで宇賀神へ。宇賀神が豹変したかのような絶妙なクロスを柏木に送り、柏木が角度のないところからきっちり決めてダメ押し。

・リーグ戦で神戸にアウェーで勝ったのはなんと10年ぶり。しかもその10年前は会場がユニバーだったので、ノエスタでの勝利となるとなんと2005年まで遡ります。新神戸駅からの帰路が心地いいってそりゃ記憶にないはずだわ・・・

016

-----興梠-----
--武藤----李---
宇賀神-阿部-柏木-関根
-槙野--遠藤--森脇-
-----西川-----

(得点)
61分 柏木
64分 遠藤
90+2分 柏木

(交代)
59分 武藤→駒井(柏木がシャドー、駒井がボランチへ)
68分 李→ズラタン(ズラタン1トップ、興梠がシャドーへ)
82分 関根→那須(遠藤がボランチ、那須がリベロへ)

・ラファエルが小破して、スタメンはリーグ戦では今季初のKLM。各々神戸にべったりマークに付かれて苦しみましたが、特に苦戦したのが峻希に貼り付かれた武藤。何もできないまま交代を命ぜられ、しばらくベンチでうなだれていました。

・西川の不振は深刻。キック精度がガタ落ちなのは相変わらずで、この日は飛び出してクリアできずに交わされるという今まで見たことない失態。西川の代表明けは概して良くないのですが、ここまで落ちるとは・・・

023

---渡邉--田中順--
大森--------小林
---藤田--ニウトン---
松下-渡部-岩波-高橋峻
-----キムスンギュ----

(得点)
81分 中坂

(交代)
66分 田中順→大槻
70分 大森→中坂
81分 ニウトン→高橋秀

・橋本がなぜかベンチにもおらず(闘莉王状態か!)、左SBは松下を起用。本職でもなんでもないはずですが、対面の関根に対峙して特段破綻なし。

・神戸の守備は非常に強固で前半はやや神戸ペース。それでもPJ離脱&レアンドロ長期離脱の打撃は深刻で、さらに田中順が今のところ期待外れ。とにかくカウンター時の精度&迫力がなさすぎました。神戸が真価を発揮するのはポドルスキが加わってからになるのかな?

・前でボールが収まった際にたまに峻希が攻撃参加。浦和はエリア内に入ってきた峻希への対応にかなり苦労していましたが、残念ながら好機でシュートを空振りする峻希でした。

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2017.04.01

直ちゃん@延岡 ~ チキン南蛮は延岡生まれ!

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 宮崎県発祥の鶏肉料理「チキン南蛮」。もっともチキン南蛮がポピュラーになりすぎて全国どこでも食べられるようになり、宮崎発祥であること自体あまり知られていないような気もします。

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 タルタルソースをかけた、現在一般的なタイプのチキン南蛮は宮崎市の「おぐら」が発祥と言われています。ところが、タルタルソースをかけないタイプがチキン南蛮の原型で、その発祥は延岡にある「直ちゃん」だと聞いて早速試食に出かけました。

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 店は延岡駅のすぐ近く、すっかり寂れ果てた飲食店街の一角。周辺の雰囲気や屋号から「食事もできる居酒屋」だと思い込んでいたのですが、驚いたことに純然たる食事処で飲んでいる客は皆無。夜なのに外に2人、店内に2人待ち行列が出来ており、その後も絶えず2、3人並ぶくらいの客入りでしたが、長居する客はいないのでさほど待たされることなく席に案内されました。またテイクアウトも受け付けている模様。

 メニューを見てお目当ての「チキン南蛮定食(900円)」を注文。他に「日向鶏タタキ風定食」「鶏モモ焼き定食」との3本立てですが、ほとんどの客がチキン南蛮を注文していました。

 店内はカウンター8席と4人掛けテーブル4卓、さらに店奥に小上がりといった構成。

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 タルタルソースがかかっていないので、ぱっと見はただのチキンカツ定食。実態は油で揚げた鶏のムネ肉をあっさり味の特製甘酢にさっとくぐらせたもので、当然ながら味わいはその甘酢が全面支配。この甘酢が好きかどうかが全てでしょうなぁ、恐らく。個人的にはご飯のおかずとして酢が主張するものはちょっと苦手で、割とすぐに飽きがきてしまいました。

 そこで登場するのが卓上のマスタードと柚子胡椒。これで味に変化を付けながら食べ進むのが吉。マスタードだとそれこそただのチキンカツっぽくなってしまうので、柚子胡椒のほうが好み。魚介系の出汁が効いた味噌汁が酸味をリセットするのに一役。

 鶏自体は柔らかくてサクサクっと食べられるだけに、「鶏モモ焼き定食」みたいな素材をそのまんま生かした料理のほうが美味かったかもしれんなぁという根源的な疑問をいだきつつ完食。タルタルソースなしタイプのチキン南蛮もこれはこれでありなんですが。

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