椎茸めし@宮崎・宮崎駅弁当
古くからある宮崎の駅弁「椎茸めし」。日豊本線は大分以南の衰退が著しく、宮崎への交通手段としての鉄道の地位もガタ落ちして久しいのですが、宮崎の駅弁はまだまだ健在でした。
鶏ガラスープの炊き込み御飯の上に、鶏そぼろと肉厚の椎茸スライスと錦糸卵をのせただけのシンプルな構成。ただ炊き込みご飯といってもかなり薄味で、ご飯だけで食べ進むのはいかにもしんどい。
そこで付属のおかず(出し巻き、タケノコ、ミートボール、かまぼこ、ふき、高野豆腐等)が大活躍。よって実際のところは限りなく幕の内弁当に近い気がします。
また弁当の2/3くらいをご飯が占めていて、今時の駅弁にしてはかなり量が多いかと。ご飯が主体という辺りは昭和テイストをしっかり残した一品と評することも出来ようかと。また760円と今時の駅弁としてはかなり安く、それでいて依然コンビニ弁当とは明らかに一線を画した出来を維持しているのは高く評価できます。
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