【閉店】濱之家@根津 ~ 煮干背脂ラーメン
不忍通り沿い。千駄木二丁目交差点近く。屋号に「根津」を冠していますが根津駅から近くはなく、千駄木駅とのほぼ中間。先客ゼロ、後客7。
店内の券売機ボタン先頭の「煮干背脂ラーメン(750円)」を注文。背脂の量が通常の他に、中脂・大脂の指定ができるようですが、先方からは特に聞かれません。
ランチサービスはなく、ちゃめし付きのAランチ(900円)があるだけ。他にあっさり系の「中華そば」と激辛の「メキシコ」を用意。
店内はL字型カウンター13席。背もたれのあるしっかりした椅子がちょっと嬉しい。卓上には、ラーメン醤油、ブラックペッパー、豆板醤。厨房内にはスタッフ3人。ガラガラなうちから客を詰めて座らせようとするのはどうかと思いますが。
スープは「背脂」を強調している割には、デフォルトだと背脂の量はさほど多くなく、割とあっさりした味わい。煮干しはやりすぎにならない程度、万人受けする程度に効きが抑えられてはいますが、決して弱くはありません。おまけにかえしがきつくないので実に飲みやすい。逆にいえば濃い味が好きな人は卓上の「ラーメン醤油」で調整してくれということなのかも。
麺はサッポロ製麺の緩い縮れ麺。堅めの茹で具合で麺自体は好みですが、スープがあっさり目なだけに麺が強すぎる感じは否めず、絡みもイマイチ。スープをこってりにシフトするか、麺を並太に替えるべきでしょう。
チャーシューはやや脂身が多くてとろけ勝ちですが、旨味も残っていてまずまず。他にメンマ、岩海苔、笹切りねぎ。
現状だと「新潟県燕三条発祥の」と称するのが妥当かどうか、ちょっと微妙な気がします。
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