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2017.05.11

【TV観戦記】ACL2017・F組第6節:ソウル 1-0 浦和 ~ 負けて優勝、負けて首位突破。これが浦和スタイル(苦笑)

・既にグループリーグ突破は決定済み。しかも主力に疲労が蓄積して直近のリーグ戦で連敗したためか、ACL最終節アウェーソウル戦にはレギュラー組はほとんど帯同すらせず、ミシャは久しぶりに大胆にターンオーバーを仕掛けました。といっても完全に新戦力のテストと割り切ったわけでもなく、ズラタン・李・駒井・青木とACLには何度も出ている面子を活用し、これまで出場機会がなかった面子でスタメンに起用されたのはGK榎本とCB田村、怪我明けのMF高木のみ。

・いわば新戦力をテストしながら、グループリーグ首位突破をもそこそこ意識したようなスタメン構成で試合に臨んだ模様。一方ソウルに若手主体の構成だったようで、正直双方ぐだぐだの試合だったと思いますが、前半よりしょっぱかった浦和にパスミスが多発して案の定カウンターを喰らって失点。後半幾分盛り返したもののやはり決定機は遠く、それどころかカウンターで追加点を取られてもおかしくない場面が2、3度あって内容では点差以上の完敗。

・しかし同日WSWが上海上港を終盤突き放して勝ったため、浦和のF組首位通過が決定!!! いやはや、これでこそ浦和(苦笑)。

・ということで、結果的には何も問題もありませんでしたが、ミシャの「大胆なターンオーバー」はだいたい碌なことがないことを今回またしても実証。もっともかつては天皇杯でJ2クラブ相手にコロコロ負けたり、ナビスコ杯で本来お得意様のはずの新潟に虐殺されたりしたことを思えば、ACLでウノゼロの負けならめっちゃ進歩したような気もしますが(自嘲)。

・とにかく前半はパスが繋がらなかった。これだけパスが繋がらず、パスの精度も悪ければ意図も噛み合わず、しかも渡ったと思えばいとも簡単にボールロストしているようでは試合になりません。縦パスが入らないとか、大きなサイドチェンジができないとか、そういう戦術以前の問題。ボールの奪われ方が良くないのは守備にも波及して、自陣で随分FKを与えてしまいました。

・ところがソウルもソウルでミスが多くて流れの中からはなかなか決定機を掴めませんでしたが、38分高木のパスミスに乗じたカウンターでついに先制。浦和は前半終了間際にズラタン→菊池→李で惜しい場面を作ったのみ。

・先制したソウルが後半5-4-1の陣形で引いたことも相まってか、浦和はボール支配率こそ上がりましたが依然として決定機は掴めず。50分にはエリア内での壁パスで崩されてヒヤッとするもGK榎本がセーブ。

・そこでミシャは菊池に代えて矢島を投入し、矢島をボランチ、駒井を右WBに配するという勝負手を放ちました。これは一定の効果があり、特に矢島が入ったことで浦和らしいピッチを広く使った攻撃が見られるようになると同時に右サイド攻撃が一段と活性化。しかもソウルの運動量が落ちて球際で浦和が優勢になりセカンドボールも拾えるようになりしましたが、それでも決定機は遠かったかと。槙野や矢島のミドルシュートはいずれも枠外。高木のループシュートが惜しかったくらいか。

・ミシャは終盤に梅崎、さらにATになってオナイウを投入したものの、ほとんど効果なし。

・押してはいるけれども決定機が掴めない浦和に対して、ソウルはカウンターの決定機が2、3度ありましたが浦和DF陣の奮戦、さらに信じがたいシュートミスもあって追加点ならず。双方消化試合らしい、最後まで締まらない内容で試合終了。

・浦和はF組を首位通過したため、ラウンド16はH組2位の済州との対戦が決定。済州はG大阪をボコボコにしただけでなく、Kリーグでも現在首位と好調。H組1位とはいえ中国リーグで不振の江蘇のほうが組みやすかったのでは?との意見も散見されますが、ACLはやってみないと判りませんからなぁ・・・

-----ズラタン-----
--高木-----李--
宇賀神-青木-駒井-菊池
-槙野--那須--田村-
-----榎本-----

(得点)38分 ユン スンウォン

(交代)
56分 菊池→矢島(矢島がボランチ、駒井が右WBへ)
78分 田村→梅崎(梅崎が左WB、宇賀神が右CBへ)
90+1分 青木→オナイウ

・結果は出なかったけれども新戦力に収穫があったなら結構ですが、残念ながらこれといった収穫はなし。普段ベンチ外のメンバーがベンチに入れるだけの材料をミシャに見せられませんでした。これでは天皇杯まで出番は来ないと思います。

・怪我明けの高木をいきなりスタメン、しかも90分使ったのは驚きで、それだけミシャの期待も大きいのでしょうが、残念ながら収穫は90分できたということだけ。出来は昨年ルヴァン杯を機にブレイクする以前の姿に戻ってしまったかのよう。同じく怪我明けの梅崎も終盤投入されましたが、こちらはまさしく出ただけ。

・森脇がくだらない言い争いの末にリーグ戦2試合出場停止となったので、その代役として田村の出来を注視したものの、正直ベンチ入りはかなり遠い、加賀よりさらに遠いと思われる出来に終始。パスなりクロスなりに多くを期待できないだけならまだしも、失点場面の対応が稚拙で背後に大穴を開けてしまったのはいかにも辛い。

・終盤やむを得ず宇賀神が右CBに配転されましたが、その宇賀神のほうが田村よりはるかにミシャスタイルっぽい右CBの動きをしていて、しかも駒井とそれなりに連携が取れていたのが驚き。おそらくこれがこの試合最大の収穫でしょう。

・榎本はソウルに露骨にプレッシャーをかけられ、致命傷になりかねないパスミスもありました。もっとも榎本の足元不安以上に周囲との連携が悪くて、プレッシャーをかけられた榎本のパスコースを作ってやるような動きが出来ていないほうが痛いのかも。

・菊池はWSW戦で大差が付いた状況で途中投入されたにも関わらず消極的なプレーぶりに終始してがっかりさせられましたが、この日は積極的な縦への仕掛けが何度か見られ、前半唯一と言っても良い光明を放っていました。

・菊池に代わって投入された矢島。広範囲にパスを散らせるので、ミシャスタイルで使いどころがないわけではないのですが、ただそれだけといった印象。悪くいえば「走らない柏木」状態。途中投入された若手が1点ビハインドで攻守に走り回るわけではなく、特に守備に緩い場面が散見されたのはいただけません。ミシャがベンチ入り機会が増えてきた長澤ではなくベンチ入りもままならない矢島を選択したのが不思議ですが。

・駒井ボランチは正直失敗。駒井はパサーではなく、ドリブルである程度前に持ち上がれるのが持ち味。駒井を経由しなくてもボールが回せる状態なら、あと一押しという趣旨で駒井ボランチはありなのですが、この日のようにボールが満足に回らない状態で、ボール回しのハブみたいな柏木っぽい役回りを駒井に求めるのは酷に過ぎました。もっともそれ以上に相方の青木が大不振に陥ってしまい、終盤カウンターを誘発しまくったのには参りましたが。

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