ろく月@浅草橋 ~ 豚白湯らーめん
総武線浅草橋駅東口を出て駅前の通りを北上。柳橋2丁目交差点を西入る。台東育英小学校の南。約3年ぶりの再訪。先客1、後客8。
店内の券売機で基本と思しき「豚白湯らーめん(680円)」と「半ライス(100円)」を注文。ランチサービスなし。メニューは絞り込まれていて、平日夜限定で「濃厚鶏白湯味噌」を出しているのが目に付いたくらい。以前は券売機に「麺硬めの注文は受けない。柔らか目のみ可」との旨の張り紙がありましたが、それはなくなっていました。
店内は厨房に向かって縦長カウンター8席と入口近くに4人掛けテーブル1卓。水セルフ。卓上には胡椒、白ごま、柚子胡椒、替玉用のタレ。厨房内には2人いましたが、一人は修業を初めてまもない感じ。
化学調味料不使用の豚骨スープがこの店の売り。豚骨のコクと旨味に溢れているのに豚骨臭は全くなく、クリーミーに仕上がっています。ただ前回よりかえしとのバランスを変えたのか、ややしょっぱめになってしまったのは残念。以前はやや甘ったるい嫌いがありますが、それが嫌味には感じず、豚骨の旨味がフルに生かされていたと思ったのですが・・・
麺も以前の菅野製麺所から三河屋製麺に変わっていましたが方向性に変化はなく、細いストレート麺。デフォルトでもやや硬めで相変わらず歯ごたえが良く、しかもスープに対する違和感もありません。やはり量は少ないので、ほとんどの客が替え玉(100円)を追加していましたが、個人的にはスープがしょっぱくなってしまったので半ライスが正解かと。
チャーシューは厚みがあり、肉の旨みもまずまず。丸大豆醤油で程よく煮込まれているのでご飯のおかずに最適。他に大ぶりのメンマ、海苔、そして刻み青ネギが多め。
安くてそこそこ美味い一杯を出し、地元の方々の根強い支持を受けて長続きするラーメン店の王道を歩んではいますが、どうやら個人的な好みの方向からちょっとずれてしまったのが残念。
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