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2017.05.18

鶏だし中華そば かね壱@御徒町 ~ 豚不使用がウリ 

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 御徒町駅北口から昭和通りを渡って「多慶屋」の家具館の裏手。カラツケグレ御徒町店の跡地。先客4、後客3。昭和通りの東側は競合店も少ないせいか、そこそこ繁盛しているみたいで。

 「塩かけ」ないし「濃厚塩かけ」、「つけ麺」にお好みでトッピングをのせるという、サブウェイのオーダーメイドみたいな面倒くさい方式を採用していますが、一応定番のトッピングセットも用意されています。今回は「塩かけ(480円)」にトッピングセットA(鶏チャーシュー・炙り蒸し鶏・メンマ・Wネギ:300円)を注文。

 なお往訪時は券売機が空き巣に壊されてしまったとの貼り紙があり、口頭注文&後払いに。券売機は店内にあるのになんちゅう物騒な!

 店内は厨房前に横長カウンター9席。座席の背後がやや狭め。卓上調味料は胡椒、ブレンド魚粉、揚げエシャロット、自家製生七味、一味唐辛子。厨房内は店主と女性アシスタントの2名体制。

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 スープは豚を一切使用していないのがウリで、岩手県産の「あべ鶏」のスキガラをメインに出汁を取っているとのこと。見た目通り雑味のないクリアーかつ淡麗な味わいで鶏の旨味がしっかりと出ている一方、鶏臭さは全くありません。塩ダレも控えめにして出汁の旨味で勝負しているのは大いに結構。鶏ベースといっても「またお前か」的な一杯とは完全に一線を画しています。

 揚げネギやあられがアクセントになってはいますが、ちょっと淡白で飽きやすいのも事実。そこで別添の柚子胡椒をちょっと添えてみるのも一興。もっとも入れすぎるとせっかくの出汁の旨味が損なわれてしまうので加減が難しい。

 麺は、自家製かつやや細めのストレート麺。やや堅めの仕上がりでしたがスープとの相性は良好で、絡むも悪くありません。替え玉を頼んでいる後客がいましたが、特に量が少ない感じはせず。というか、このスープに替え玉は厳しい気がするのですが。

 鶏チャーシューと炙り蒸し鶏は共に淡白すぎてイマイチ。スープに合わせて妙な味付けを控えた結果なのかもしれませんが、鶏肉の旨味だけでなんとかなるレベルではなさげ。

 総じて悪くはないのですが、リピートするほどの惹きがあるかとなるとちょっと微妙。

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