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2017.05.03

【展望】17年第10節鹿島戦

・埼スタチケット完売が報じられた鹿島戦。対戦相手がなんであれ大入りが見込まれるGW中の試合に、どんな時期の対戦であれ大入りが見込まれる鹿島戦を充てるって、どんだけJリーグは営業下手やねん・・・

(成績)

・リーグ戦は勝ち点18(6勝3敗)で首位浦和と勝ち点差1の3位。但し、ここまでACL組とは一つも対戦がなく、FC東京・C大阪といった上位チームとの対戦で共に負けているのが気になります。また浦和やG大阪ほど得点力がなく、得失点差が小さいのも後々響きそう。もっとも決定機自体は多く、撃っても撃っても決まらずに点が取れない感じ。昨年もそんな感じでしたが。

・さらに3敗はいずれもホームというのも「内弁慶」で知られる鹿島にしては珍妙。

・ACLでは相変わらずの内弁慶ぶりをしっかり発揮してムアントン&ブリスベンにアウェーで敗れたものの、なにせ中国勢がいないという楽なグループ。他3試合で勝ち点9を積み上げ、1試合を残してグループリーグ突破決定。最終節のホームゲームでムアントンと1位突破をかけて争う格好。

(戦力)

・昨冬のストーブリーグではFC東京と並んで大物補強に積極的と評され、「昨年世界2位」の実績と相まって優勝候補に祀り上げた方も多かったかと思います。

・具体的にはMFレオシルバ(新潟)、FWペドロ・ジュニオール(神戸)といったビッグネームに加え、長年弱点のままなぜか放置され続けたGKにクォン・スンテ(全北現代)を補強。さらにMFレアンドロ(パルメイラス)、SB三竿雄、FW金森(福岡)といったところを加えてACLに備えました。

・一方放出は少なく、MF柴崎が紆余曲折の末半ば語学留学に出かけている(苦笑)他、使い道のないGK櫛引とFW赤崎をレンタルに出した程度。ただCBファン・ソッコが契約満了となり、見合いのCBを採っていないのでCBの層だけ酷く薄くなっています。代えがいないため昌子&植田の疲労は著しいのか、特に植田は信じがたいミスをやらかしがちになっているようで。C大阪戦で山村を見失ってしまったのがその象徴。

・しかも補強した選手で期待通り働いているのはレオシルバとクォン・スンテのみ。ペドロ・ジュニオールはリーグ戦こそコンスタントにスタメン出場していますが、9節を終えて得点わずか1。神戸ではレアンドロと抜群の相性を見せて得点を量産しましたが、G大阪時代に西野監督と揉めたことに象徴されるように案外扱いづらい選手で、何かと制約が多いチーム、コレクティブなサッカーを志向するチームには向かないのかも。決定機で撃てども撃てども入らない。

・またレアンドロ別人は最近の鹿島の傾向通りまたしてもハズレくじだったようで、ほとんど出番なし。三竿雄や金森は単にJ1では実力不足なのか、これまたほとんど出番なし。

・というわけで、「大型補強」を敢行した割には選手層は大して厚くなっておらず、ターンオーバーを試みた試合で負ける試合が目立ちます。具体的にはC大阪戦と磐田戦はレオシルバがベンチスタート。ムアントン戦では土居&遠藤がベンチ、ブリスベン戦では金崎もPJも不在という結構な手抜き仕様でしっかり敗戦。リーグ戦、ACLとも結構負けていて滅茶苦茶強い印象は受けませんが、それでも悪くない順位につけている辺りが鹿島ならでは。

・これといった怪我人はいませんが、鹿島は中3日の蔚山戦&鳥栖戦と全く同じスタメンだったので続く浦和戦は若干スタメンの変更があるかもしれません。具体的には鳥栖戦出番のなかった小笠原と出番の少なかった鈴木が永木やPJに代わってスタメン出場するかも。

(戦術)

・フォーメーションは4-4-2で一貫。相変わらずボールを持って良し、持たせて良し。前目のポジションは流動的で、SBが盛んに攻撃参加してサイド攻撃を仕掛けてきますし、不用意にバイタルエリアを空けるとレオシルバがスルスルっと上がって来てミドルシュート。もっとも新潟時代はこのレオシルバの攻撃参加が仇となってカウンターを喰らう場面が頻発しましたが。

・浦和戦では鹿島は徹底してカウンター狙い。2トップ&両SHが前から積極的にプレッシャーをかけて浦和のビルドアップを制約しながら、あわよくばショートカウンターを狙い、前でボールが奪えなければしっかり引いて守備ブロックを形成(時にボランチの一方が下がって5バック気味に)。

(浦和の対応)

・大宮戦で負傷交代を余儀なくされた柏木の出場可否が最大のポイント。さらに遠藤も大宮戦で小破したとの話も。ただ共に青木&那須のスタメン起用で特段問題はないはずで、ここで無理使いした挙句数試合の離脱を余儀なくされるような愚を犯してはならないかと。

・それ以外は興梠→李の入れ替えがあるかどうか。

・昨年久しぶりに鹿島に負けただけでなく、ビッグマッチで逆転負けを喰らったため、かつての苦手イメージがまたぞろ顔を覗かせてきた感がありあり。また数年負けてなかったとはいえ内容ではボロ負けで、怪しい判定や曽ケ端の好アシストで勝ち点を拾った試合もあり、決して得意な相手ではありません。

・前からプレッシャーをかけて浦和のビルドアップを制約→無理に縦パスを入れてきたところをレオシルバがカット→すかさずPJに縦ポンという非常に判りやすく、かつ非常に効果的なカウンターを有しているだけに、焦りは禁物。仙台戦をピークに浦和の調子は下降線を辿っており、最下位に低迷する大宮にまさかの完封負けを喫した直後だけに、最悪スコアレスドローでも構わないくらいという心づもりで我慢に我慢を重ね、終盤勝負にかけるべきでしょう。

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<前節:鹿島 2-1 鳥栖>

---金崎--ペドロ---
土居--------遠藤
---シルバ--永木---
山本-昌子--植田--西
-----クォンスンテ----

(得点)28分 金崎(PK)、41分 昌子(CKからヘッド)

69分 遠藤→レアンドロ
85分 金崎→三竿健
90+2分 土居→鈴木

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