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2017.06.17

【展望】17年第15節磐田戦

・代表ウィークを挟んで2週間ぶりのJリーグ再開。大半のゲームが土曜開催なのに、浦和とFC東京の主催試合だけが日曜開催。火曜日にイラクとのアウェーゲーム(といってもテヘラン開催ですが)があったばかりなので、代表組が多い両チームは試合間隔を1日多く開けたのかもしれませんが、残念なことにFC東京はとうとう代表ゼロに(苦笑)

(成績)

・勝ち点19(5勝4分5敗)の11位。昨年2ndステージで勝ち点13(2勝7分8敗)と大失速したことを思えば、ここまでの戦績は大健闘といって差し支えないでしょう。

・総失点13はボトムハーフでは最少。一方得点力は乏しく、無得点に終わった試合が7試合もあります。特に10~13節の4試合連続無得点は圧巻!逆に3得点の試合も3試合あり、嵌った時と嵌らない時の差が酷いのかもしれません。また札幌、甲府、広島相手にドローに終わるかと思えば鹿島やG大阪相手に3-0で完勝するなど、スコアだけ見ると強いのか弱いのかさっぱり判りません。

・ルヴァン杯勝ち点9(3勝3敗)のA組4位でグループリーグ敗退。最終節で一人少ない大宮に敗れてプレーオフ入りを逃したようです。

(戦力)

・昨年リーグ戦総得点37のうち14得点を叩きだしたジェイを契約満了の形で放出する一方、横浜Mとの契約が切れた中村を獲得。どういう風の吹き回しか判りませんが、昨オフに磐田はチームを根幹から変えてしまうレベルの主力中の主力選手入れ替えを敢行しました。ジェイは守備をしないとか、性格的に結構面倒だとか、使いづらい面が多々あったのかもしれませんが、高齢選手の代わりに来たのがさらに高齢な選手だというのがいやはや何とも。

・また昨年期待外れに終わったCBパパドプーロスに代えて獲得したCHムサエフが大当たりで、磐田の失点減に大きく寄与。ウズベキスタン代表だそうですが、ポーランドのGKカミンスキーといい、磐田は妙なところから良い選手を拾ってきます。

・他に新戦力ではFW川又(名古屋)とCB高橋祥(神戸)がコンスタントにスタメン出場。一方、放出した選手で昨年の主力だったのはジェイだけなので、磐田は今オフの補強で地味に選手層が厚くなっているという見方も出来ます。

・SH太田、SB山本康、CB藤田が故障中。さらに一時期待の星になりかかったMF小川がU20W杯での故障で長期離脱を余儀なくされています。

(戦術)

・基本フォーメーションは昨年以来の4-2-3-1から今季途中で3-4-2-1、さらに3-4-1-2へと大きく転換。中村の活かし方とJ2時代からの主力であるアダイウトンの使い方を巡って試行錯誤を重ねている様子が伺えます。結局アダイウトンは左WBではなく、川又と2トップを組ませるのが最適というところに落ち着いたようです。中村は純然たるトップ下ではなく、住所不定といった風。

・そして前節G大阪戦を見るとこの2トップが非常に厄介。どちらもフィジカルが強いガチムチ系FWで、対峙するCBがちょっとでも軽い対応を見せると縦ポン一発でぶち抜かれてしまいます。ただそれはDFラインが高い相手に嵌りやすいだけで、DFラインが低い相手だとたちまち行き詰まり、結局のところ中村のFK頼みになってしまうようでもあり。実に得点の半分以上がセットプレー。

・両サイドからのクロス攻撃が目立つのはJ2時代から変わっていませんが、ここはジェイを失った影響がモロに出ていて、いくらいい形を作ってもほとんど点は入りません。川又のシュートが入らないのは仕様です。

・守備時は5-3-2でリトリート主体。といってもDFラインが低いわけではなく、昨年までと違って川又が懸命に守備をこなすので、陣形もさほど間延びしません。ムサエフが控えているのでバイタルエリアがぽっかり空いてしまうこともあまりなさげ。ただ前述のように攻め手が多くはないせいか、攻めに出た時のカウンターに脆い印象。

(浦和の対応)

・昨年2ndステージ対戦時はスコアこそ1-0ながら磐田に何もさせない完勝。ただその時から磐田はフォーメーションもスタイルもだいぶ変わっていて、昨年の経験はあまり役に立たないかと。おそらく磐田が形成する5-3-2の守備ブロックを前に、浦和が一方的にボールを保持する展開になろうかと思いますが、磐田は前節G大阪戦同様浅い浦和のDFラインの裏を縦ポン一発で狙ってくるでしょうから、浦和も細心のリスクコントロールを求められます。

・代表には槙野・宇賀神・遠藤の3選手が選出。幸か不幸か火曜日のイラク戦で90分酷使されてしまった遠藤は、中4日とはいえ磐田戦はお休みにせざるを得ないでしょう。槙野と宇賀神は全く出番がなかったので、代えが効かない槙野はもちろん、宇賀神も大きくコンディションを崩していなければスタメンで出てくると思いますが。

・ラファエルは意外にも故障が長引き、今週後半になってようやく練習に全面復帰。残念ながら細かい故障離脱が多かった新潟時代の経歴そのまんまみたいですが、いきなりスタメンで無理使いするかどうか。途中投入でもなんら問題がなさげなタイプなので、あえて無理することはないと思いますが。

・前節柏戦はヨレヨレヘロヘロのチーム状態にも関わらず内容はそんなに悪くなく、ただ勝ち点1すら取れなかったのが残念といったところ。磐田戦は多少なりともリフレッシュできたでしょうから、是非とも勝ち点3を確保して欲しいものです。

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<前節:磐田 3-0 G大阪>

--アダイウトン---川又--
-----中村-----
小川-川辺-ムサエフ--櫻内
-森下--大井--高橋-
-----カミンスキー----

(得点)31分 アダイウトン、40分 川又、55分 川又

(交代)
74分 中村→松井
83分 川又→荒木
87分 高橋→宮崎

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