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2017.07.28

【展望】17年第19節札幌戦

・広島・新潟と降格圏にどっぷり浸かっている相手にはなんとか競り勝てたものの、川崎・C大阪と上位チームには惨敗というある意味判りやすい状態にあるのが今の浦和。降格圏に片足突っ込みかかっている札幌相手に敗れるようだと、ACL圏入りどころかもはや「J1残留」だけが現実的な目標になってしまいます。

(成績)

・勝ち点16(4勝4分10敗)の15位。リーグ戦序盤の成績はさほど悪くはなく、これなら残留争いには無縁だろうと思われましたが、第11節から大失速してなんと第16節まで6連敗。一時は大宮に抜かれて降格圏に転げ落ちたことも。残留争いという点では非常に重要だった前節大宮戦は終盤福森のFK2発でかろうじてドローに持ち込んで最悪の結果だけは免れましたが、都倉の出場停止が響いてか内容は芳しくありませんでした。

・14位甲府以下目下残留争いを演じている5チームは揃いも揃って得点力不足に悩んでおり、その中で失点が少ない順に順位が付いています。札幌は総得点16のうち5点を取っている都倉のゴールが第9節を最後に途絶えており、それがチームの低迷に直結している格好。

・さらに天皇杯は2回戦いわきFCに対して1.5軍っぽい仕様で臨んだにも関わらず、延長戦に3点も取られて2-5の大敗。

・なぜかルヴァン杯だけは好調でグループステージA組を3位突破。但し、C大阪とのプレーオフ第1戦はホームで0-2と敗れたためか、続く第2戦は主力が出場どころか帯同すらしない「完全手抜きモード」で案の定連敗。

(戦力)

・もともと怪我人が多かった上に、昨年来の主力だったMFジュリーニョが大怪我をしてしまったので、7月になってFWジェイを獲得。とにかく空中戦に強くて磐田で得点を量産しましたが、守備を全然やらなかったり、名波監督と衝突したりと何かと使いづらい選手でもあったようで磐田はジェイとの契約を見送り、しかもコストパフォーマンスが悪いと判断されてか、その後どのクラブも手を出さないという意外な展開に。

・ジェイは浦和戦出場に向けて調整しているようですが、報道によるとコンディションは万全とは言い難い様子。そもそも半年プラプラしていたジェイがJ1でどこまでやれるのか、ふたを開けてみないと全く判りません。

・またムアントン(タイ)からチャナティップをレンタルで獲得。小柄でスピードのあるドリブラーでACLにも出ていたようですが、ロングボールがやたら多い札幌でどう使うのか皆目判りません。

・さらに前回対戦時から若干怪我人が戻ってきて、FWヘイズとWBマセード、CB菊地がスタメンに定着。ヘイズはかなりボールが持てるタイプで都倉との相性は良さそうですが、ジェイが加わった際の扱いが不明。マセードは正直J1のレベルにないので安パイ。

(戦術)

・基本的に5バック3ボランチの5-3-2で耐える時間の長いチーム。ただ専ら自陣に引き籠るわけではなく、状況なり相手なりを考えて前から追ったり、一転して引きこもったりと柔軟に対応して来ます。

・攻撃は相変わらずほぼ「戦術は都倉」。極端に言えば、ボールを奪ったら手数をかけずに都倉目がけてロングボール。放り込みの基点は福森がいる左サイド偏重。

・あとは都倉の落としたボールを相方FWなりIHなりが拾っていきなりズドーーンとか、都倉のボールキープを信じて周囲が押し上げ、サイドからのクロスを再び都倉がドッカーン!とかそんな感じ。都倉のみならず長身かつフィジカルが強いが多いのでセットプレーも大きな武器になります。ただ、そんな単純な攻撃がいつまでも通用しないのはJ1の厳しいところ。

・ただ清水戦でヘイズと2トップを組んだ際は都倉が下がり気味&サイドに流れ気味になるようで、その分サイドからいきなり都倉へ放り込む「都倉戦術」は少なくなり、むしろ縦パスで都倉に裏抜けを狙わせる形が目立ちました。「都倉戦術」がすっかり行き詰まってしまったので、バリエーションを増やしているのかもしれません。もちろんジェイが加わった際の戦術上の変化なんて試合が始まってみないと判りません。

・前回対戦時札幌は序盤守備時いつもの5-3-2ではなく、都倉の相方(菅)が後方に下がって5-3-1-1、さらには3ボランチと一体化して5-4-1でリトリート主体の守備。浦和が西川にボールを下げた時に前に出てくるくらいで、基本都倉も含めて自陣に引き籠っていました。しかしこの策はほとんど機能せず、後半はかなり積極的に前に出てくるようになって手応えを得た風なので、今回もそんな感じで来るかもしれません。

(浦和の対応)

・幸か不幸か、C大阪戦の惨状を受けてもミシャのクビは繋がったまま。

・ラファエルがイエロー累積で出場停止。ただ今のラファエルは「ほぼマゾーラ」と化していて、魅力的な一発を持ってははいるもののミシャの持ち味である前線のコンビネーションプレーの阻害要因になっている上に、守備がいたって緩慢。なんでそんなに劣化してしまったのかが不思議ですが、ラファエルの出場停止はさほどの打撃にならないと思います。

・一方、川崎戦で大怪我させられた李が全体練習に戻ってきたのは好材料。ただいきなり無理はさせられないでしょうし、札幌もセットプレーが強いのでおそらく今回もズラタンがスタメン。前目は興梠・ズラタン・武藤のユニットを組むものと予想します。

・前回対戦ではGKク・ソンユンの奮闘もあって興梠を筆頭に浦和は決定機を外しに外したのが祟り、さらにこの頃からコンディションが良くないのが表面化していて後半失速。ミスを連発した挙句、内容では楽勝にしうる試合をややこしいものにしてしまいました。そして浦和のチーム状態はその時よりも格段に悪い。

・レギュラー組が心身ともに疲弊し、既にぶっ壊れているというか、惰性で試合をやっているようにしか見えないチームをミシャが立て直す能力を持っているのか??? まさか前節からスタメンをラファエル→武藤の入れ替えだけで済ませるようなことにならないでしょうけど、前節極端に出来の悪かった柏木やDF陣をどうするのかが見ものです。普段のベンチメンバーがドン底に堕ちたチームを救う大活躍を見せてくれると良いのですが。

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<前節:大宮 2-2 札幌>

---ヘイス---菅----
--兵藤----宮澤--
早坂---荒野---マセード
-福森--河合--菊地-
-----クソンユン-----

(得点)
81分 福森
90+6分 福森

(交代)
HT 早坂→内村
73分 河合→小野
90+5分 兵藤→上原

<前回:浦和 3-2 札幌>

---菅---都倉---
--兵藤----荒野--
田中---宮澤---早坂
-福森--横山--キムミンテ-
-----クソンユン-----

(得点)
34分 兵藤(菅からの縦パスで裏抜け)
87分 福森(直接FK)

(交代)
72分 田中雄→内村(菅が左WBへ)
79分 荒野→小野
90分 早坂→上原

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