食処 渓@川口 ~ カレーまぜそば
川口駅東口から線路沿いに北へ歩いて、川口陸橋下近く。2年ぶりの往訪。先客ゼロ、後客7。相変わらず客足は良いものの、外観は色褪せたどころか汚れも目立ち、外に置いてあるメニューはすっかり日焼けして字はうっすら読めるかどうかといったところ。
また店内の券売機は相変わらず故障したままで、もう直す気もないのでしょう。後客が全く迷っている様子がないのを見ると、もはや常連さんだけで十分やってゆけると踏んでいるのかも。レギュラーメニューの中から「カレーまぜそば(800円)」を注文。完全にまぜそば推しになったようですが、「らーめん」を注文している人もいました。先払いなのも特徴。
なお「渓麺で!」と注文している後客が何人かいましたが、渓麺とは何なのか店内を見渡してもさっぱり要領を得ず。この辺も常連優先っぽい気配が。
店内は厨房沿いにL字型カウンター6席。以前あった3人掛けくらいのテーブルはなくなっていました。厨房内には店主が一人だけ。暗くて雑然とした店の雰囲気は相変わらず。刻み玉ねぎに10円募金するシステムも変わりなし。
まぜそばにしてはやや汁が多いのも相変わらず。スープが少ないラーメンといっても差し支えないほど。とりあえず天地を何度もひっくり返してせっせとマゼマゼ。
卵は好きなタイミングで割入れられるようにとの配慮か別皿で出てきます。卵は途中で投入し、しかも卵を絡めた部分と絡めない部分とで違った味わいを楽しめるよう、卵投入後はあえてまぜまぜせず。
汁が多いためか、あるいは若干とろみがあるせいか、魚粉効果も相まって味わいは和風出汁を効かせたカレーうどんに似ているかな。スパイシーさはさほど感じられず。ただ焦がしニンニクとサイコロ状のチャーシューが大量に混入しているので、食べ進むと腹にずっしり来ます。刻みネギや刻み玉ねぎもあるにはありますが箸休めには力不足なので、卓上の玉ねぎを追加投入するのも吉。
麺は浅草開化楼の縮れ入り極太麺。やや堅めで噛み応えしっかり。量は並でも300gと結構量があり、女性には多すぎかも。というか、どうしても最後はチャーシュー等が底に余りがちなので、麺の量を減らす代わりに小ライスをつけてくれたほうがありがたいのですが。
店主が神経質っぽくて店の雰囲気があんまり好きじゃないのですが、まぜそば自体は悪くありません。日替わりメニューがあるので、おいおい再訪してもいいかな。
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