大喜@御徒町 ~ とりそば
長らく湯島で営業していた「大喜」が道路拡張工事のため、蔵前橋通り沿いに移転。昭和通りと清州橋通りの中間あたり。なんと約7年ぶりの再訪。先客5、後客3。
超久しぶりの往訪なので券売機ボタン先頭の「とりそば(850円)」を注文。またランチタイムにはちゃーしゅー佃煮付きのごはんが50円と格安なので、それも付けてみました。他に純鳥そば、うめしおらーめん、醤油らーめん、納豆らーめん、つけめん等。
店は間口が狭くて奥行きが深い造り。縦長カウンターが10席。席間が狭めな上に、席の背後も狭めでちょっと難儀。卓上調味料には、醤油、酢、ラー油、一味唐辛子。水セルフ。厨房内には店主含めてオッサンが3人と接客係が一人。繁盛しているだけあって店のサイズの割にはスタッフが多め。
「とりそば」と称しているものの鶏出汁自体の自己主張はさほど強くはなく、魚介系を合わせてバランスを取ったような塩梅で、雑味のないすっきりした味わい。塩ダレもこれまた出汁をぶち壊すような妙な自己主張がなくてバランス感覚に優れ、後味もいたって良好。ほんのり生姜が香りますが、鶏そぼろから来ているのかな?
麺は細麺ストレートで柔らか目の仕上がりで正直好みからは外れていますが、スープと合わせるにはこんなもんでしょう。
具は鶏チャーシュー、鶏そぼろ、メンマ、味玉半個、白髪葱、かいわれ、岩海苔と量はともかくバリエーションが豊富。ネギを絡めて見たり、メンマを添えてみたりと、麺に合わせる具をちょくちょく変えながら食べると、最後まで飽きることなく楽しめます。
クォリティーが高いことは良く判るんですが、有名店の割りにはイマイチ再訪意欲が沸かないのは「細くて柔らかめの麺が好きじゃない」というところに尽きます。限定メニューもあれこれやっているみたいですし、太麺を選べるメニューもあるようですが・・・
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