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2017.09.30

薫堂@御徒町 ~ アゴだし醤油ラーメン

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 御徒町駅南口を東へ出てすぐの「台東3丁目」交差点で昭和通りを越えてさらに東へ。「竹町公園」交差点を南へ下る。もはや昭和通りより清州橋通りのほうが近いところにあり、駅から近いとは言い難い立地。先客ゼロ、後客2。

 店内の券売機で基本と思しき「アゴだし醤油ラーメン(750円)」を注文。ランチサービスはなし。

 メニューは「だし醤油ラーメン」との二本立て。さらに限定15食ながら「アゴつけ麺」を用意。「アゴだし」と「だし」の違いをどこにも明示してないのはどうかと思います。カウンターにウンチク書きもなし。「アゴ」はマニアならトビウオの煮干しであることは判りますが、「だし」ま全く正体不明。

 店内はL字型のカウンター9席のみ。脚が長くて座面が小さい苦手の椅子。券売機横には紙おしぼり&エプロンなどが用意。水セルフ。厨房内にはしゅっとした兄ちゃんが二人。

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 スープは「アゴだし」を掲げるだけあって、アゴをメインとした魚介系の出汁がしっかり。かえしも控えめにして出汁を味わってもらう趣向なのかな? すっきりとした後味の良さから察するに無化調なのかもしれませんが、麺に絡ませるスープとしては悪い意味での無化調らしい物足りなさも少々。無論飲む分には何の差支えもなく、ついつい完飲してしまいましたが。

 麺は細いストレートで、日本蕎麦にも似たしなやかな仕上がり。優しいスープに合わせるにはぴったり。別皿でライムが付いてくるので、途中で絞ってみたところ魚介風味が後退して一段とマイルドというか癖のない味わいに変化。ただ元々がそんなに個性の強いスープではないので、無理に入れる必要もなさげ。

 バラ肉チャーシューは程よく脂が差し、とろっとした食感でまずまず。メンマの代わりに細かく刻んだエリンギを入れてあるのが変わっています。刻みネギもやや多め。

 好きな方向性でクオリティーも悪くはありませんが、マニア受けするほど突き抜けた個性はなし。しかも立地的に近所の方向けの店っぽいのに、ランチ需要を満たすにはちょっと淋しいという気が。半ライスサービスでも付けないと厳しい気がします。

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