福丸@幡ヶ谷 ~ 鴨だし醤油ラーメン
京王新線幡ヶ谷駅を南側へ出て甲州街道を西へ。幡ヶ谷駅と笹塚駅のほぼ中間に位置。先客ゼロ、後客1。
店外のメニューや店内の券売機ボタンを見て基本と思しき「鴨だし醤油ラーメン(800円)」を注文。他に鴨×魚介つけ麺、鴨白湯ラーメン、鴨辛つけ麺等。ランチサービスなし。
店内は厨房に向かってL字型カウンター10席と、店奥にカウンター2席。背面にもカウンターらしきものが設置されていますが、椅子は置かれておらず、現在は荷物置き場と化しています。厨房内には店主一人だけ。卓上には胡椒と唐辛子。
スープは鴨100%で取った出汁が売り物。表面の鴨油が多めでちょっとオイリーですが、最初は鴨の旨味がぐっと伝わってきます。ただキッコーゴ丸大豆醤油とやらの自己主張が案外強くて、飲み進むにつれてせっかくの鴨出汁の旨味を減殺しているようにも思え、ちょっと残念。
麺は並太ストレート。硬くはないものの歯応えが思いの外しっかりしており、かつスープの絡み具合・相性共に良好。
豚肩ロースの低温調理チャーシューはまずまずながら、鴨そぼろはすぐにぐだぐだ、ばらばらになってスープの底に沈殿してしまい、具として用をなしていません。他に細切りのメンマ、白髪ネギ、かいわれ。
悪くはないのですが、鴨に拘っているせいか少々高く、しかもその値段に見合ったプラスアルファがあるとも思えず。立地も良くないので、このままでは開店後のラヲタ需要が一巡した後地元のリピーターを掴まえるのに難儀しそうな気がします。
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