ごろごろ野菜の揚げだしうどん@丸亀製麺
丸亀製麺の季節限定メニュー「ごろごろ野菜の揚げだしうどん・大(720円)」を試食。並だと620円。先に麺だけもらって、レジ脇のIHヒーターで温められた具材を後乗せする、いつもの季節限定モノのオペレーション。
「ごろごろ野菜」といっても大根・にんじん・里芋といった根菜がメインなので、全くインスタ映えしない非常に地味なビジュアル。ししとうと柚子皮、そして自分で乗せた刻みネギがわずかに彩りを添えるだけ。
見た目は限りなくげんちんうどんですが、「ごろごろ野菜」はただの煮物ではありません。根菜類と鶏肉を出汁で一度煮て、味を染み込ませてから衣をつけて揚げ、仕上げにもう一度煮込むという手間をかけています。特に鶏肉ははっきりと揚げ物の形を留めていますし、根菜類も「揚げ」の工程が加わっているので、単なる煮物にはない心持ちこってりした味わいが楽しめます。煮込み加減というか味加減はやや浅め。
なお「かけ」と「ぶっかけ」が選べるようですが店からは特に何も聞かれず、「かけ」で登場。寒い季節に熱々ほかほかホクホクの根菜を活かすには当然「かけ」の一択でしょうが、惜しむらくは揚げだしのほうの「だし」とうどん本体のだしの相性があまり良くないのか、だしの旨味が減殺されているような気がします。
もっともそれは些細な話で、丸亀製麺の季節限定モノとしては会心作でしょう。
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