鴨天丼@てんや
「てんや」が10月20日から期間限定で売り出した「鴨天丼(723円+税=780円)」を早速試食。「てんや」は魚介類や野菜が定番の天丼にあえて肉類を合わせる「肉天丼シリーズ」というのを昨年から始めているようで、「鴨天丼」もその一環。過去に発売された「Wハンバーグ天丼」や「ローストビーフ天丼」ほどのゲテモノ感はありません。「てんや」は客が中高年齢だらけで若年層が極端に弱いのを気にしていて、「肉天丼シリーズ」はその打開策のようです。
乗っているのは合鴨ですが、合鴨ロースと合鴨つくねを合わせ盛りにして変化をつけたのがポイント。特に合鴨ロースはスモークされているのでまるでハムみたいな味わい。タレが少々甘ったるいので、いんげんが良い箸休めになります。アクセントに柚子皮が少々。
「カモネギ」ということで長ネギと銀杏のかき揚げも乗っていますが、これは「てんや」にありがちなべっちょりとした仕上がりでイマイチ。銀杏は個人的には(大葉やパクチーには遠く及びませんが)かなり苦手な地雷系食材ですが、ここのは臭くなくてセーフ。
「肉天丼シリーズ」としては初登場の鴨天丼。試作的色彩が強い割には悪くない出来だと思いますが、「てんや」の通弊である食後の胃もたれ感は鴨天丼も避けられないみたいで。
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