不来方じゃじゃめん@盛岡
盛岡駅から開運橋を渡って、盛岡随一の繁華街「大通り」内。当初予定していた店が一向に開店する気配がなかったので近隣のこちらへ転進した次第。約4年ぶりの再訪で先客2、後客1。
ビルの地下1階の飲食店街にありますが、どの店も活気がなくて一見さんにはハードルが高そうな立地。でもそれなりに長持ちしているので固定客が付いているのでしょう。
入口近くに小さな券売機を設置。店内に貼り出されたメニューを見て番号を入力する方式ですが、メニューがやたら多いので店員の案内がないと食券の買い方が判りにくくて、一見さんはまごつくでしょうなぁ・・・せめて店外にメニューを出しておくべきかと。もっともシンプルな「じゃじゃめん(550円)」を注文。前回来た時は400円だったので随分値上がりしていますが、値上げしたところで絶対水準が安いのがじゃじゃめんの良いところ。
なお「チャーシューじゃじゃめん」が店の売り物で、後は中辛・激辛等々辛いものにも力を入れている感じ。
店内は4人掛けテーブルが1卓あるだけで、後は大小のカウンターが壁際&厨房沿いにずらりと20席強。卓上には酢とラー油、にんにく、しょうが。そして食後の卵スープ「ちーたんたん」用の卵。
じゃじゃめんの難点はファストフードの割りに出来上がりに時間がかかること。注文を受けてから生麺を茹で始めるので致し方ないのですが・・・
またそれ以上に今の世にあっては全くインスタ映えしないのがじゃじゃめん最大の難点(苦笑)。肉味噌、きゅうり、ねぎなどをぐちゃぐちゃにかき混ぜ、さらに卓上の酢とラー油、にんにく、しょうがを適宜投入して、さらにまぜまぜ。肉味噌が均一に麺に行き渡るようにぐちゃっぐちゃにかき混ぜて食べるのがおいしく食べるコツ。
麺は平打ちのうどんみたいな感じですが、一般的なうどんよりは柔らかくて水気が多いのが好き嫌いが分かれるかも。また大盛にしなくてもそこそこ量があり、それでいて味が濃厚なので飽きやすいかも。ゆえにラー油等は最初からドバドバ入れずに、ちょっとずつ入れて味わいの変化を楽しむのが吉。また飽きて来た頃にはきゅうりが箸休めとして救いの神に。
じゃじゃめんは盛岡冷麺と違って盛岡に来ないと食べられないので旅の楽しみにはなりますが、個人的にはやわやわの麺がちょっと苦手。この店は特に柔らかいように感じました。
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